中古車屋で利益を出すのは営業マンにほかなりません。
そんな彼ら営業スタッフの一日を事務スタッフの目線から見てみましょう。
そして気になるのは給料の額だが・・・。
;゚ロ゚) フザケルナ!!
目次でございます。
中古車屋ディーラーの営業マンの給料はいくら?の目次
中古車屋の営業スタッフの特徴
地方の、中小企業の中古車屋の営業スタッフはいい加減な性格をした人が多いです。
いろいろな職種を体験しているやさぐれスタッフとでも申しましょうか。
ワンマンプレーに走る自分勝手な人もいます。
事務社員を人と思わない人種も多い。
あとは、気象の荒い人も気分屋の人も多いかも。
元ヤンキーや、遊び人率も高いです。
当然ですが、
社長も似たような感じです。
まぁ、高学歴な人、4大卒などはほぼ居ない。
特に私は、いい加減な人が基本的にキライでしたねぇ。
中古車屋の営業スタッフの一日
8:00 オープン前の清掃
↓
8:30 洗車(10時くらいまで)
↓
8:50 朝礼・打ち合わせ・一服
↓
9:00 オープン
↓
その後は、
車検のためユーザー宅まで代車で引き取り、工場への引渡し、
修理工場へ修理車を取りにいく、
提携ショップに車のカーナビの取り付けの依頼、
オークション会場から仕入れた車の点検・清掃・美装の磨き上げ、
カーセンサーなどのネット検索サイト用の写真撮影と内容入力
などなど。
また、
登録業務の一貫で警察所に車庫照明の提出・取り出し、
市役所に住民票の代理入手など
移動に時間が掛かります。
↓
12:00
昼食、と行きたいところですが大抵はお客さんと商談をしている場合が多いため時間通りの食事はまずムリです。
これは中古車屋に限ったことではありません。
特に繁忙期・決算期は毎日昼食を夕方に食べるなどは当たり前。
同じくタイヤ交換のシーズンも同様です。
↓
13:00
午後も似たようなものですが、商品車の写真撮影を優先します。日が落ちたらできませんから。
営業スタッフで、一番時間が掛かるのは、
お客さんとの商談です。
一日のスケジュールを壊すのも商談。
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外で展示車を何台も見た後、
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店内に入って見積書の作成、
↓
値引などで何度も印刷し直して、
↓
そして雑談。
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1時間は平気で掛かりますし2時間とうのもザラにあります。
相手に買う気がない場合でもセールストークを行い粗相のない対応をしなければなりません。
2時間掛かって実りナシも普通です。
あとは電話対応。
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ユーザーからの問い合わせ・質問、
クレーム対応、
工場の車検状況の電話確認、
得意先の営業担当者との会話、
カーセンサー担当者との会話、
他店舗のセールススタッフとの情報交換
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などなど。
↓
18:00
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ユーザーが帰宅している場合が多くなるため、
車検整備入庫のご案内の電話
ハガキ作成、
来店者への後追い電話、
日報の作成、
メール問い合わせの返信メール
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などなど。
月の目標台数ノルマが達成している営業マンであれば、18:00になったらぱぱっと展示車にカギをつけ始め終了と共に帰宅しますが、
台数が達成していないと、とても帰りづらいという地獄の状況。
店長クラスになると、
日々の営業活動をデータに起こす作業や、
週間の営業会議のための数値化と資料作りに忙殺されていたりします。
そんな中で、社長や役員との打ち合わせもあるんですから休まる時がありません。
あと、新潟・長野・東北・北海道では冬は雪が降るので、
7:00にサービス出社して、11:00頃まで除雪作業です。その間、一切ほかの仕事ができません。
それが、毎日続きます。雪国では、クルマの営業はやらないほうが良い。
で、
社長は社長室でゴルフを見たり、ゴルフの素振りをしたり、新聞読んだりとのん気なものです。
で、
「 店長をやってみてはくれないか? 」と社員に頼み込んで、店長になってもらっておきながら、結果が出ないとすぐに電話したり呼び出したりして、
「 チャンスをやったんだ。ガタガタ言うな!台数足りないのはなんでかを聞いているんだ!! 」
もうちょっと言い方ってものがあるだろうに。っていうか頼んでおいてなんだその言い草は!?
まぁ、思ったことはスグにやっちゃわないと気が済まないってのが小金持ちの性分だから、計画性があるようで無いのが地方の中小企業の社長。
地方の中古車屋の社長はこんな感じです。
中小企業で、本気で社員のことを考えていない社長の行動としては、
社長自身の羽振りが良くなる
↓
社長の家族の生活が向上する
↓
子供を良い私立大や、留学をさせるようになる
↓
側近の、役員の給与待遇の向上を図る
↓
ヒラ社員はそのまま使い捨て
会社の存続には、興味があるが、
社員のがんばりなどには一切無関心。
ボーナスカットもサクサクやれちゃう。
営業は暇な日は本当にヒマ
商品仕入れの補充もバッチリ、
オークション会場への車の移動を終わりました、
洗車もポリッシャーの磨き上げまでオールクリア、
新車の発注作業も滞りなく、
後追い案件は特に無い、
店舗の掃除もOK、
駐車場の線引きも完了、
プライスボードへのセールストーク案内も終わり、
会議資料も完了、
展示車の並べ替えも寸分の狂い無く・・・。
ただ、お客が来ない・・・。
こんな日もあります。営業だもの。ミツオ(笑)
さらに、社長や役員がいないときはひたすら雑談の嵐。
ずっと机に座って他愛も無い話に和気藹々としています。特に雨の日や、土日祝だけど天気が良すぎる場合や熱すぎる場合。
お客さんって、休日が天気良いとみんな郊外に遊びに行きますからね。中古車屋なんかには誰も来ません。
特別販売会場でのイベント販売
他店舗と一緒になって中古車販売を行う合同展示会イベント。
これは結構売れるんですよね。上記で説明しました通り天気に左右される確立は非常に高いのですが・・・。
まず、
台数を決めます。イベントへの出品はタダではありません。一台辺り1万円から3万円ほど取られますからね。
あと、多く出品すればするほど、主催者へ支払う台辺り出品料が割引されます。
そして、どのクルマを出品するのか?売れる見込みの車で勝負しないとまずマイナスで終わりるので。
よって、台数が決まって車種も決まったら営業スタッフは気合を込めて清掃と磨き上げ施工を始めます。
それが終われば専用のプライスボードにそれなりの金額や条件を提示して会場に送り出します。
ですが天気に恵まれなかった場合はほとんど売れません。
他社も同じです。場所も関係します。
会場内部と外部の場合、寒いもしくは暑過ぎる場合は会場内部のほうが成約率が高くなります。
その場合は入口に近ければ近いほど良いです。
逆に、天気が良く過ごし易い場合は外会場での成約率が高まります。
営業マンとしては貴重な1日を使うわけですから一台でも多く売りたいところですが天気ばかりはどうにもなりません。
神頼みです。oh-,my God!!
中古車屋の営業マンの給料
営業マンの給料ですが、
税金対策のため、基本給はとても低いです。これは営業に限ってではないですが・・・。
上積みされるのは、
- 役職手当
- 家族手当
- 交通費
- 奨励手当て(ノルマ達成金)
- 保険獲得手当て
- ローン獲得手当て
- 残業手当
くらいです。
特に、ノルマが達成されていないと一番デカイ奨励金手当てがプラスされません。
地方の中古車屋の場合なら手取り13万円などはザラでしょう。
あ、求人広告の20万~とう給料表示にダマされてはいけません。あれは総支給の額であり手取りじゃございません。
しかもマックスの金額は、たとえ経験者・役職者だったとしてもムリ。
クルマの営業結果というものは実に経営者側の都合の良いシステムになっておりまして、
1月~6月の前半は繁忙期でポイントも成績も比較的良く夏のボーナスも多いのですが、
その反面、
7月~12月は全く売れません。
トータルで、ゼロと言っても良いでしょう。
経営者なら話は別ですが、クルマの営業はちょっと割りに合わないと思います。
普通の給料を貰うにはやはり売らなければなりません。台数を。
私が勤めていたところでは、
手当て無しのヒラ営業マンは、たとえ40代でも台数を達成できないと、12万とか13万とか普通でした。
ノルマを大きく更新した場合は30万などの場合もありますけど1年通じてみてみるとプラマイゼロですよ。やっぱり。
成績が悪いと、生活できませんので自ら辞めざるを得ないところが厳しい。
で、 「 オレの生活が苦しいのは、客がクルマを買わねーのが原因だ!!チクショウ、客のヤツめ・・・。 」
と、客を逆恨み。
で、過大広告ではありませんが、過大トークや他メーカーの悪口や陥れるような情報を織り交ぜて、客を粘着して離しません。
って、どうです?こんなお店でクルマ買いたいと思いますか??
で、社内も殺伐した空気です。もともと気分屋やいい加減な人の吹き溜まりが地方中古自動車屋ですから、それはひどい。汚い言葉遣いも平気で飛び交う。
あと、交通費もケチくさい社長。
2017年11月だとレギュラー130円~140円。それを就業規則の給与規定で、レギュラー価格を100円に設定していたり、逆にクルマの燃費を一律13kmにしているもんだから、交通費に関してはクルマ通勤している人は皆自腹を切ってます。
営業マンなんて営業車は自分のマイカーだ。ガソリン代はもちろん、オイル交換代・フィルターエレメント代・任意保険料だって社員負担だ。ハッキリ言って頭がおかしいレベル。
メーカー直結の100%子会社の正規ディーラーでは13万とかはさすがにない。とは言っても、
これは法人の北海道スズキ販売の人に聞いた話ですが、スズキに入社して出向した社員などは、一年で大半辞めていくらしいです。
まぁ、トヨタなども同じですが。
大卒もったいない。
3年も立てば同期入社は片手ほどらしいです。。。
他のページでも同じこと書きましたが、最後に、クルマ屋の営業スタッフの方々へ
あなたが思っているよりも、社長は金を儲けています。どれだけ儲けているのかは社長と役員と経理しか知り得ません。
ですが、週休1日程度で08:00~20:00まで働いて、休日でもユーザーのお願いで出社したり、しかしボーナスは1ヶ月・2ヶ月ごとき、手取りの給料も21万程度、販売台数を達成できなかったら13万っていう中古車屋の営業スタッフ、騙されるな!!
1~2年は業務内容を全て吸収して、独立しろ!!古物商の免許を取得しろ!!
え?夏のボーナスが60万だったからもう少し頑張る?いやいや、あなた毎年頑張れるの?頑張れない、頑張ってもダメな年だってあるでしょう。
え?こないだメロン一個貰ったから?え?いつも気に掛けてくれている?あなた相当のお人好しですね。
しかも60万っていうのは社長からしてみたらハシタガネですよ?
「 あいつにこれだけやりゃ、またがんばるんだろ。たったこれだけでまたウン百万稼いで働いてくれるなら安すぎるよなぁ~。悪い気はしているよ?だって子供の大学費用やベンツの代金、オレの家族の海外旅行代金や1本10万円のゴルフクラブだって稼いでもらっているんだもん。はっはっは。 」
と本気で笑っているんですよ?。
で、朝礼とかでは、「 私は社員を大事にします!給料を上げてあげたい! 」などと、心にも無いプライス0円の言葉でオレ社員大事にしてるぜアピールをしてきます。
副代理店ディーラーや中古車屋に5年もいるのはムダとしか言いようが無い。独立しろ!!
以前居た会社では、めちゃくちゃいい加減な社員(任意保険や自賠責保険の誰でも出来る契約更新を平気で何十回もミスる。搬送車を酒飲んで運転して事故って本人病院送り、搬送車の修理代がアップするようずるがしこく保険会社とやり取りして小銭を稼ぐなど。もちろん高卒。で、人の親ってんだから信じられない)が、その後仲間と2人で中古自動車屋を開業して、成功してメシ食ってます。
中古車屋の社長は仕切りが低い。
絶対、合わせて読んだほうが良い
私が以前勤めていた中古車屋データ
会社名:○○○○○○
形態:仕入会社/修理修整備会社/販売会社/損保会社
(↑なぜ別々かというと、それぞれの会社から役員報酬を得るため。一社50万として一月の給料が200万円です。上手いやり方だと思う。)
場所:大阪から下の地方
店舗数:5店舗以下
整備工場:あり
取り扱い車種:昔はビップカー、スポーツカーなど利益率の高い中古車が専門。現在は某メーカーの看板を付け加盟したため、コンパクトカー小型車の新車、新古車、未登録車。中古車も軽自動車とコンパクトのみ。
従業員数:40人
役員数:社内5人、社外4人
資本金:3000万等
売上:トータル40億
経常利益:トータル1000万以下
店舗の商品車数:トータル90台
¥15,800
安心の日本製、電動空気入れ
電動工具の世界的メーカー、日本のマキタ。そのマキタが作る電動の空気入れです。
バッテリと、充電器と、ケースのセットがMP100DSHになります。
- 空気入れ本体 MP100DZ
- バッテリー BL1015
- 充電器 DC10SA
手動の空気入れポンプやシガープラグの電動空気入れは不具合多発で使えません( 大自工業メルテック・大橋産業BAL )
その点、世界に誇るメイドインジャパン総合電動工具メーカーマキタの電動空気入れは品質が違います。
確かに価格は高いのですがマキタブランドの故障率の低さで何年間でも確実に空気を入れることができることを考えるとお買い得です。
バッテリーの持ちですが、タイヤの空気が全く入っていない状態から2本分充填できます。よって元から空気がある程度入っている夏タイヤ←→冬タイヤ交換時の注入であればバッテリー切れの心配はありません。