2022年の6月におかわり納車した2009年式のソニカR_4WD(64,000km)ですが、
納車直後から「ハンドルのブレ」が酷いんです。
オイルの量をチェックしたら
まさかの入れ過ぎ!
手稲高校前の中古車屋の適当整備、やってくれたなこの野郎!
結局、ハンドルのブレはそこそこ満足レベルまでは解消できたのですが、そこまでの道のりは長かった・・・。
で、
オイル消費(オイル上がり)が発生。
なんでやねん。
では、レビューをお読みください。
目次でございます。
step
1納車時からハンドルのブレ
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2オイルの入れ過ぎ
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3ジェームスでオイル上抜き
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4ダイハツでタイミングチェーンのゆるみ点検
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5エンジン内部が汚い
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6ワコーズのエンジンフラッシングオイル
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7ワコーズのRECS
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8高級オイル、ロイヤルパープルHMX導入
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9オーマイガー、オイル消費発生
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10ダイハツのKFエンジンは欠陥
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11オイル上がり、対策。
納車時オイルが入り過ぎていたのでジェームスで抜く。適当な中古車屋に注意。
納車直後からハンドルブレがありました。
アイドリング中も走行中もステアリングがブレブレです。振動です。
0km/h ~ 60km/h で 常時ハンドルがブルブル。
手稲高校前の中古車屋のスタッフは「エンジンマウントかもしれません。お安く交換しますよ」と言っていたが、工賃を問い合わせたが一向に返事がない。まったく適当な会社ですな。
ついでにエンジンが温まっていない状態だと「カタカタカタカタ」とタペット音も発生しております・・・。
エンジン内部の汚れにより円回転に乱れが生じている場合も考えられるので、遅効性のエンジンフラッシング剤ワコーズ・Eクリーンプラスをエンジンに添加してみましょう。
というか、その前に「元々オイルがどれくらい入っているか」を確かめなければなりません。もしFULLに入っていたら内容量100mlだとしても入れるべきではありません。
黄色いリングのオイルレベルゲージで確認です。
あれ?
なんかおかしいぞ??
はっ?
オイル入れ過ぎじゃねーか!!
あの中古車屋め、やってくれやがったな!?
で、オイルキャップを除いてエンジン内部を見てみると
汚い!これで64,000km。
こちらは3,000km毎にオイル交換をしていた初代ソニカの144,220kmのエンジン内部。
2代目ソニカのオイルキャップ裏を拭いてみると粒々の固形物が・・・。ロクにオイル管理をやっていなかった証拠ですね。
で、結局「うーん、エンジンが汚いのはヤダ!」ということで我慢できずこの状態でワコーズEクリーンプラスを投入。
ついでに、ワコーズのフューエルワンも添加。
エンジンの回転数は抑えて速度は出さず、ゆっくり300kmほど走行。(もったいない使い方)
ちなみにこの後30kmほど走行して納車後1回目の
実燃費計測(2022年7月)
336.3km÷26.01ℓ
=12.9km/L
最悪ですな。
(グレードR、駆動方式4WD)
なぜオイルの入れ過ぎはダメなの?
オイルはエンジン内部の「潤滑」と「温度調節」に必要な「重要な部品」です。
オイルがなんらかの異常で減った場合は「チェックランプ」が点灯しますが、オイルを入れ過ぎた状態では点灯しません。
オイルを入れ過ぎた場合、
オイルパンに溜まっている水面ならぬオイル面が「上昇」します。すると回転しているクランクと「接触」してしまい余計な「エンジン振動」に繋がります。またオイル面の上の空間が減ることによっても「エンジン振動」が発生してしまうとか。
また「接触」とは優しくオイルに触れているわけではなく高速回転しているクランクと激しくぶつかっています。で、その衝撃で「気泡」が立つらしく、オイルポンプでその気泡を吸ってしまうと「油圧異常」「油温異常」「潤滑不良」を引き起こすみたいです。
で、最終的には「異常」で「さらなる異常」を引き起こして「燃焼室にオイルが大量に侵入してしまった場合」に、高圧縮の煽りをピストンのコンロッドが受けてしまいコンロッドが折れる・曲がる(オイルハンマー現象)→シリンダー等エンジン内部に修復不能な異常が発生→エンジン終了。
とにかく、オイルを入れ過ぎると「悪いこと」しか発生しません。絶対にNGなんです。
オイルの入れ過ぎは100害あって1利なし、ということですね。
ジェームスで入れ過ぎオイルを抜いてもらう。
あの中古車屋めぇ~!!
と恨んでいても仕方ない。オイルを抜かなきゃなりません。
調べてみたら「オイル入れ過ぎ」で「ハンドルがブレる」ケースも実際にあるみたい。
ただ、オイルはオイルパンのドレンボルトを抜けばオイルは抜けますがドバドバ全部出てきちゃう。
しかも以下の写真のようにリフトアップしなきゃダメ。(今は無き太平ダイナコ店の紅一点スタッフと初代ソニカ)
どうすればいいの??
で、
よくよく調べてみるとオイルレベルゲージを引っこ抜き、その穴からチューブをオイルパン底まで差し込んでオイルを吸い上げるという「上抜き」という方法があることを突き止める。(上の写真は逆に「下抜き」と言うらしい。)
早速、自作のポンプを作って試すも、
穴のフチの空間も密閉してシュコシュコしてみましたが吸引力が全く足りないため吸い出せず。
オイルは温かいとサラサラになりますけど単なるチューブを入れると溶けちゃうため「低温状態」でトライしたのも悪かったのかしら。
ネットで調べてみたところ、トヨタ系列のカー用品ショップ「ジェームス」であればオイル抜きをしてもらえることが判明。
しかも上抜きです。
さっそくジェームス琴似店へ。カウンターで事情を説明して受付。
作業スタッフがさっそく上抜きマシーンでどんどんオイルを吸い上げてくれました。エアーのチカラはすごいなぁ。
で、担当していただいたこちらのスタッフさん。クルマに詳しくて事情を説明すると優しい対応。ありがとうございます。
スタッフさんに「オイルレベルゲージの中間地点でお願いします」とオーダーしました。
基本的にレベルゲージのHiとLowの間にオイルがあれば機械的になんら問題はありません。
ソニカの場合は説明書にオイルフィルター込みで2.9ℓとあり、Hiの位置が2.9ℓとなります。
で、抜けたオイルが1.2リットル。
一説では、HiとLowの間は1リットルらしい。よって500mlは許容範囲だとして、Eクリーンプラスの100ml考慮後の残600mlは明らかに入れ過ぎという事実が判明しました。オイルジョッキで計って注入していたらこんな間違いは絶対に有り得ません。
大方、手稲高校前の中古車屋のスタッフがオイル缶のオイルが余っていたから「入れちまえ」というような幼稚な動機なのでしょうな。
と言うか、↑ 300km程度しか走行していないオイルが真っ黒け!
遅延性のEクリーンプラスのフラッシングとはいえエンジン内部が汚れまくっている証拠になりました・・・。ヤバいなぁ。
※通常Eクリーンプラスは次回のオイル交換まで入れっぱなし。私は3,000kmで交換するのでその1/10のたった300kmでこんなに汚れが落ちるとは・・・。
オイルを適量に戻した結果、
劇的ではありませんがハンドルブレが多少解消されました。効果あり。
が、
1,400 ~ 21,00rpm くらいでアクセルON・OFFをすると、ハンドルがブルブル震えているのが残っている。
うーむ、どうしたものか・・・。
ダイハツでタイミングチェーンの点検・調節
個人的に、「タイミングチェーンはエンジンが汚れまくっていると伸びやすい」と聞いたことがあるため、タイミングチェーンのゆるみを点検したほうがいいのかしら?
ちなみに整備手帳にはタイミングチェーンの点検方法が掲載されております。
ということで、岩見沢店のダイハツまでドライブ。
若いメカニックさんが点検の状況をスマホで撮影してくれており、「とりあえず異常がある点灯パターンではないので、伸び・ゆるみについては大丈夫ですよ。安心してくださいメガネちゃんさん。」とのこと。
それはそれで良かったのですが、うーむ。どうしよう(笑)
ワコーズのエンジンフラッシングオイルE355でエンジン内部を丸洗い
とりあえず、現状は
- オイル入れ過ぎが発覚
- Eクリーンプラスを添加
- たった300kmのオイルがものすごく汚れていた。
- オイルを抜いて正常値に戻す
- 全体的にハンドルのブレは解消されるも、
- 特定の回転数域でブレが残る
- タイミングチェーンのゆるみは無い
という感じから、
特にたった300kmのオイルがまっくろけなのが非常に気になります。
「ハンドルブレの解消うんぬんの前に、エンジンの丸洗い(フラッシング洗浄)ってヤツをやらないとダメかも・・・。」と判断。
調べてみるとジェームスでも可能みたい。よってネットですぐ整備予約を取りました。
フラッシング用のオイルがワコーズから販売されております。
- エンジンフラッシングオイル3ℓ E355
- エンジンフラッシングオイル ウォータードレーンプラス3ℓ E785
どちらも十分強力らしいのですがE785には水分除去成分が配合。
ただ汚れがひどそうなエンジンにはよりフラッシングに特化したE355の方が良いらしい。よってE355を使用しました。
リフトアップされるソニカ。ジェームス琴似店では無料のコーヒーが飲めます。作業を見守りながらコーヒーブレイクをしていると、
「メガネちゃんさん、ちょっと来てもらってもよろしいですか?」とあの有能スタッフさんに呼ばれてしまいました・・・。
以下の画像は私の2代目ソニカのウラ側です。
エンジンの一番下の部品がオイルパンといってオイルが溜まっている部分なのですが、そのオイルを抜こうとする場合はドレンボルトを緩めて外すことでオイルが排出される仕組み。
スタッフさん「ドレンボルトをきつく締めすぎてネジ山が潰れて緩くなっているみたいなんですよね。よって下抜きではなく上抜きで作業を進めますね。」とのこと。
あの中古車屋~!!
どうやらダイハツの「KFエンジン」のオイルパンは素人が安易にボルトを締めるとネジ山がすぐ潰れてしまう気難しい性質なのだそう。
中古車屋の素人整備ということか・・・。
トルクレンチを使う際もメーカーに校正に出して正しい数値で使っていない場合や、外したドレンボルトを清掃しないで取り付けるなどでも簡単につぶれるらしいです。
その辺を分かっているプロの整備士さんはそもそもトルクレンチに頼らず長年の勘とフィーリングで手締めするみたい。
話を戻しまして、このようにフラッシングの前にオイルを上抜きで全部抜いちゃいます。
上抜きオイルマシーン作業中の簡単な動画。タンク内にオイルがドバドバ注入されているのがお分かりいただけますでしょうか。
で、無事フラッシングしていただきまして、
追加オイルはモービルスーパーの5w-30の普通グレード。もちろんオイルフィルターも交換しました。
そしてそのままEクリーンプラスを再度添加します。
エンジンフラッシングオイルでガッツリ洗浄しましたが、それでもまだ油断できません。よって添加。
フラッシングを試した結果、
全域でさらにハンドルブレが解消されたのを確認。
うーん、オイル管理が悪いと本当にエンジンが変に振動しちゃうんだなと実感。
フラッシングはやったほうがいい作業だなと痛感。(ただ、新車時から3,000km毎にオイル交換をしている車体であるなら、たまのEクリーンプラスだけでも十分ですね。)
が、
1,400 ~ 21,00rpm くらいでアクセルON・OFFをすると、ハンドルがブルブル震えているのがまだ多少残っている感じです。
そもそもアクセルを開けて回転を上げたあと、タコメーターの針は下がりますがその下がり方にワンクッションあって突っかかりみたいなものがあるんですよね。おかしい。
うーむ。
エンジンの圧縮抜けで登らない?幌実峠の坂
話はちょっと脱線しまして母の希望で札幌の街並みとラベンダーが見れる「幌見峠(ほろみとうげ)」に行ってきました。
この峠には札幌でぶっちぎりNo.1の急こう配が存在します。
20%の11度。
道路標識で「この先10%の勾配」とあれば、
「100M進んだら元の位置より10M高い場所になります」という意味らしい。
10%の傾斜角度は約6度。
20%の11度だと、100M進むと元の位置より20M高い場所・・・。
10M進むと2Mづつ高くなっていると考えるとクレイジーさがお分かりいただけるかと(笑)
で、初代ソニカでココを走行したことはなかったのですが、私と母で140kgでこのポイントを2代目ソニカで通過したら、
Bレンジアクセル全開で高回転まで回しているのに時速20km/hしか速度が出ず「登れないんじゃ!?」とハラハラしました。
で、その現象を2023年1月に思い返すと、
「シリンダーからの圧縮抜けだったのかなぁ?」と思う反面、
その後に発覚した「Bレンジが、たまに入らない病」で、ずっと「Sレンジ」で頑張っていたのかもしれないとも考えております。
余談でした。今は1月なので雪が解けたらちゃんとBレンジに入っていることを確認してもう一度実験してみようと思います。
中古車を買う際は、
- ギアをゆっくり入れた場合と、
- ギアを素早く入れた場合の
2通りを試し、しっかりギアチェンジされているかインジゲーターの点灯を確認しましょう!!
※ 追記 2023年11月
2023年の夏にラジエーター交換でダイハツ新琴似店に入庫させて戻ってきた際、「Bレンジが、たまに入らない病」が完全に直っておりました。素早くBレンジに入れた場合でも、ゆっくりBレンジに入れた場合でもしっかりとBに入ります♪
おそらくメカニックさんが気付いて「しれっ」と直してくれたと思われる。ありがたや。
タイヤ館でワコーズのRECSでエンジン洗浄、そしてスーパーフォアビークルシナジー添加
話を戻します。
作業の現状を確認しますと、
- オイル入れ過ぎが発覚
- Eクリーンプラスを添加
- たった300kmのオイルがものすごく汚れていた。
- オイルを抜いて正常値に戻す
- 全体的にハンドルのブレは解消されるも、
- 特定の回転数域でブレが残る
- タイミングチェーンのゆるみは無い
という感じから、
- ワコーズのエンジンフラッシング
- さらに全体的にブレは軽減
- 特定の回転数でのブレが少し残る
- タコメーターの針の戻りに少し突っかかりがある
という感じに。
当初に比べると本当にブレは少なくなるも、完全には少し遠いですね。おしい。
先ほどもチラっと出てきましたが、圧縮について。
エンジンの燃焼室に「空気」と「燃料」が入り込んだタイミングでピストンが上がり「混合気」が圧縮されて、そのタイミングでプラグが発火してドカン爆発し圧力が発生して、結果タイヤが回ります。
燃焼室で発生した圧縮、それが逃げていたらパワーダウン。混合気が抜けていたら?爆発後に抜けていたら?
とりあえず圧縮は空気だから圧縮されるわけで、固形物だと圧縮されません。固形物があるだけ正常な圧縮の邪魔になるらしい。
距離を走行したエンジンの燃焼室には、燃料の燃えカスだったり侵入したオイルのカーボンスラッジだったりと固形物が付着していくのが通常で、正常な圧縮の妨げになっています。
その妨げによって、エンジン内部の回転運動がイビツになっている可能性・・・。
ワコーズのRECS(レックス)は、燃焼室のカーボンスラッジをはぎ取る効果がある作業です。
で、ジェームスでは残念ながら施工していないためタイヤ館・手稲店にてRECSを行ってきました。
RECS施工後は200kmくらい洗浄効果が持続するらしいです。私は墓参りも兼ねて300km走行しました。
で、ジェームスでオイルとフィルター交換です。今回はスーパーフォアビークルシナジーも添加します。ついでにエアコンガスのクリーニングも行いました。
スーパーフォアビークルシナジーは、Eクリーンプラスのようにエンジン内部をクリーンにする効果に追加して、摩擦を低減させたりタペット音の発生を抑えたりするオイル添加剤になりまして、「オイル漏れを発生させていないエンジン」にはドンピシャリな添加剤。エンジン音が静かになります♪
今回使用したオイルは、ジェームスの標準ピットメニューでは最高級のモービルワン。
RECSによりオイルが真っ黒です。
RECSを試した結果、
「あとはエンジンマウントさえ交換すれば中古車としてはまずまずなのでは?」というレベルにまで達しました。アイドリング・走行時共にブレはかなり軽減されました。
RECSにハンドルブレ軽減効果があったというよりは、エンジン内部・燃焼室の汚れはブレに直結する可能性があるということなのでしょうね。
あと、エンジンが冷えている状態でのタペット音がわずかに減音したようにも感じられます。スーパーフォアビークルシナジーの効果でしょう。
が、2,100rpmくらいで定速走行していると周期的な周波数なのかエンジンがブルル・ブルルと震えます。わずかな振動ですがずっと発生。
元々、4気筒よりも振動が多い3気筒エンジンですが、
ピストンピンのクリアランスorクランクシャフトのクリアランスが広がったためバランスが崩れているためか、
この先で説明しますがKFエンジンの持病であるピストンのオイルリング固着によりピストン運動のバランスが崩れたかのいずれかですね。
そうそう、ドレンボルトのネジ山潰れが嫌だったのでダイハツにてオイルパンを発注しました。ついでにスチールホイールも。
オイルパンの型番は12101-B2025です。
但し、写真を見ていただければお分かりいただけますが、オイルパンの交換には排気管の一部である「エキゾーストパイプの脱着」の必要があるんですよね・・・。
ダイハツに頼むとその分余計な工賃が発生しちゃう・・・。うーむ、今度にしようかしら。
こちらが新品のオイルパン。
横からの図。ドレンボルトも当然新品です。
ボルト拡大図。
内部からボルトの位置を確認。
初期型のKFエンジンのドレンボルトは短いのですが、対策品?になってからこのように長くなりました。
高級オイル・ロイヤルパープルHMX導入
全体的には満足するほどブレは収まりました。
後日にアップする予定ですが自分でエンジンマウントの交換も行いましたし、スロットルバルブクリーナーやISCバルブの清掃なども行ってトルク感というかダイレクト感を正常値に戻すことに成功しています。
ただ、エンジン回転数を上げた後、針の戻りに引っ掛かりがあるのは完全に治らず。2,100rpmでの振動もどうしたものか。
ネットで調べてみたら、オイルを普段とは違うオイルに交換するとフィーリングが変わるとのこと。
そこで白羽の矢が立ったのがロイヤルパープル。略してロイパです。
3本取り寄せました。1本946ml。よってソニカでは3本でOK。
価格は1本2,200円で、何本買っても送料は400円でした。
3本×2,200円+400円=7,000円
愛知県のプロケーブルというお店。https://procable.jp/engineoil
ロイヤルパープルには3種類ありまして、
- HPS:オイルにじみの無いエンジンならこれ。圧倒的な静粛性と洗浄能力
- HMX:オイルにじみのある過走行エンジンを労わるならこれ。静かでゴムの劣化をふやかしオイル漏れを抑制。そして洗浄能力
- XPR:サーキット走行会の全開ドライブにどうぞ。勝利に貢献します。最強の滑らかさ。
よって、2代目ソニカには特にオイル漏れなどはないけれど、エンジンが汚れまくっていたので疲弊しているのかしら?とねぎらいの意味を込めてHMXを購入しました。粘度はソニカの規定オイル粘度と同じ5w-30です。
ちなみにHMXの75,000MILESとは75,000マイル(=120,000km)という意味です。
ロイヤルパープルの特徴
いろいろ調べてみた内容をまとめると以下のようになります。大方正しいかと。
ロイヤルパープルにはシナーレック成分が入っており、
- 従来のオイルに比べ油膜が強い(金属面から落ちにくい)
- 油膜が強い割には厚みが薄いためフリクションロスが少ない
- マイクロポリッシング効果で金属表面が非常に滑らかになる
よって、エンジン内部の摩擦が抑えられる分、モーターのように静かにエンジンが回り、さらにちょっぴり燃費も良くなるという効果があります。
また、ロイヤルパープル自体にエンジン洗浄能力があり、エンジン内部のスラッジカーボン(オイルが汚れで黒色化、さらに劣化して固着化した固形物)を溶かして丸洗いしてくれます。
洗浄能力が高いため初回は3,000kmでオイル交換。オイルフィルターも一緒に交換するのが推奨されています。よってロイヤルパープルの真価は2回目のオイル交換時に発揮されるみたい。
さらにHMXでは、
以下でも登場しますが「モービルスーパー 2000 High Mileage(ハイマイレージ)」と同じように、硬化したバルブステムシールのゴムを柔らかくふやかす成分が入っており、オイル漏れ(オイル下がり)の症状を軽減することが可能です。
ロイヤルパープル(HMX)を使用した人のコメント
120,000kmも走行していなくても、オイル漏れが発生していなくても、私のように「エンジンをただ労わりたい」という理由からHMXを愛用している人が多いです。
もちろんオイル消費が発生している人もHMXを利用しています。
- フル加速をずっと行っている時だけオイルが減ります。硬化したシールを化学的に活性化しているためか入れた後は本当にオイル消費が穏やかになった。
- いろいろ試した中では、マフラーからの白煙には最も効果あり。
- 純正オイルと比べて、エンジンフィーリングがよく本当にスムーズに回ります。
- 20万kmに近いコペンに入れたらエンジンノイズが激減しました。
- 2〜3回目の交換以降からエンジンが綺麗に回る節があります。ナゾ仕様ですね。
- 柔らかいオイルは軽く回るが摺動音(しゅうどうおん)が大きく、硬いオイルは静粛性があるけど鈍い。ロイヤルパープルは静かで軽い不思議なオイル。
- サラサラしているのにPAOベースオイルのために粘性があるのが特徴。さらにPAOなので加水分解しずらいので安心。
- 日本では超マイナーなネームバリューですが、アメリカ本国では超メジャーなオイルメーカー。
- HMXで十分回転フィーリングの良さが実感できます。HPS・XPRまでは不要なんじゃないか。
- エンジンを一度高回転で回した直後に、回転フィールを確かめると明らかに軽く回る感じがします。時々高回転まで引っ張るのが良いかと。
- 高回転に回した後の回転フィールの良さは確かに。一定速度の低回転走法ではモーターフィールは感じ取れずらいかも。ただ洗浄効果に問題はありません。
とのこと。
とりあえず交換は今すぐではなく、もうしばらくしたら交換予定です。
KFエンジンの持病オイル消費が発生。ワコーズのエンジンパワーシールドを購入
作業の現状~
- オイル入れ過ぎが発覚
- Eクリーンプラスを添加
- たった300kmのオイルがものすごく汚れていた。
- オイルを抜いて正常値に戻す
- 全体的にハンドルのブレは解消されるも、
- 特定の回転数域でブレが残る
- タイミングチェーンのゆるみは無い
という感じから、
- ワコーズのエンジンフラッシング
- さらに全体的にブレは軽減
- 特定の回転数でのブレが少し残る
- タコメーターの針の戻りに少し突っかかりがある
という感じになり、
- ワコーズのRECS
- ハンドルのブレ、ほぼほぼ軽減。OK。
- 特定回転数でのブレがまだ多少気になるかも
- エンジンフィーリングを変えるため、ロイヤルパープルを購入(交換はまだ)
と、落ち着きました。
あとはロイパに交換してどうなるか、と。
で、
ある日、ボンネットを開けてプラグの状態を確認したついでに、
ふとオイルレベルゲージが目に入りましておもむろに引き抜いてみたところ・・・、
オイル消費じゃねーかっ!!
オイル減っとる~!!
パ二パニパニック♪(スリムクラブ)
え、よく見たらマフラーから白煙が上がっとりますがなぁ~。
結論から申しますと、
ダイハツのソニカを含めた
KFエンジンの欠陥による白煙・オイル消費ということです。
聞いてないよ~!!と、
ソニカの中心で叫ぶ。
(だいじょうぶだぁの志村けんなら、ここで「言ってないよ」と言うのがお約束。石野陽子との夫婦コント面白かったなぁ)
原因はピストンの欠陥・オイルリングの固着
この欠陥のタチの悪いところは、たとえ3,000km毎にオイルを交換していても症状が発生してしまう可能性があるというところでしょうか。
オイル管理の悪いKFエンジンのソニカ・タント・ミラ・ムーヴ・アトレーではほぼ100%症状が発生・・・。
ちなみに私の初代ソニカでは白煙までは発生していなかったように記憶しております。車体が良かったからかしら?
では欠陥の説明をする前に、エンジンの構造を簡単に理解していただくことが大前提なのでしばしお付き合いください。
以下はKFエンジン(ターボ)です。エンジンを大きく分解すると、
上から
- ヘッドカバー
- シリンダーヘッド
- シリンダーブロック
- オイルパン
となります。
シリンダーブロックには、
シリンダーという筒(黄色部)が存在しており、
クランクシャフト(青色部)と繋がっている
ピストン(紫色部)が上下に動きます。
シリンダーの上部が燃焼室(赤色部)で、空気とガソリンがドカンと爆発するところです。
クランクシャフトとピストンをリアルに描いたのが以下の図です。
クランクシャフトの中心軸から外にズレた箇所にピストンの根本(コンロッド)が固定されており、回転するとピストンの頭の傾きは水平を保ったまま上下、代わりにピストンの棒(コンロッド)が角度を付いて動く仕組みです。
50ccの原付バイクだとピストンは1個だけ。普通自動車は4個。軽自動車はたまに4個ですがほとんどの場合はソニカも含めて3個です。
それぞれ3個の燃焼室で連続的に爆発してクランクシャフトがスムーズに回ります。
クランクシャフトの回転力を利用してトランスミッション経由でタイヤが回ったり、エアコンコンプレッサーやエンジン内の冷却水を循環させるためのウォーターポンプが回ります。あとはシリンダーヘッド内のカムシャフトの回転にも利用。
そのピストン単体は以下の通りです。
ピストンヘッドがあり、ヘッドにはピストンリング1・2・オイルリングの3本が取り付けられて、ピストンピンをはめ込む穴が空いています。
ピストンヘッドとピストンピンを使って接続されるのが棒部分のコンロッドです。コンロッドの下側はクランクシャフトと接続するため分解可能。輪っか部分はメタルと言ってコンロッドがクランクシャフトとの摩耗で削れるのを代わりに防ぐ部品です。過走行エンジンだとだいたいメタルは削れちゃっております。
で、マフラーから白煙が上がる理由ですが、燃焼室にオイルが侵入してしまうことが原因。オイルが燃えると白煙が出ます。
え?エンジン内はオイルに満たされているから「オイルが燃える」のは普通だろ?と?
まぁオイルが燃えるのは正解です。トヨタの科学力を持ってしても内燃エンジンではオイルはどうしても燃焼室に漏れちゃいます。よってオイルが燃えます。
ただし、オイルの漏れは微々たるものであり普通はマフラーから白煙なんて上がらないんですよ。
普通は燃焼室にオイルが豪快に入ることはありません。そのようにエンジンは精密に設計されているんです。(ただ極微量は漏れるが白煙なんて出ないレベル)
燃焼室にオイルが漏れるパターンは2通り
- オイル下がり(さがり)
- オイル上がり(あがり)
①バルブのバルブステムシールというゴムは燃焼室へのオイル侵入を防ぐ部品です。が、何分にもゴムなので経年劣化で縮み硬化します。すると隙間が出来てオイルが下に垂れて燃焼室に。これがオイル下がり。
②ピストンの3本のリングにカーボンスラッジが溜まり固着、シリンダー側面のオイル管理に異常が発生。燃焼室にオイルが上方向にどんどん侵入してしまう。これがオイル上がり。
①はどのメーカーのどのガソリンエンジン車でも発生する「ただの経年劣化」ですが、②については「欠陥」です。整備手帳通りのオイル交換サイクルでも異常が発生するケースがありますから・・・。
ダイハツは、
このKFエンジンについて
「リコール」としませんでした。
「延長保証」のみ。
※ 現在2023年の1月ですが、ソニカ中古車は前期も後期もすべて「保証期間は終了」しています。逃げたなダイハツめ。
②の状態のピストンの写真が以下です。
(写真は、茨城県の瀬谷(せや)モータースさんのwebサイトから引用しております。以下にリンクあります。)
ソニカは3気筒エンジンなので3本ピストンがありますが、オイル上がりが発生しているソニカのピストンは全てこの状態になってるらしい・・・。
ピストンの3本のリングすべてがカーボンスラッジで固着、正常に働いていません。
特にシリンダー側面のオイル管理を担っている上から3本目の「オイルリング」が酷い。これでは燃焼室にオイルが上がり放題です。マフラーから白煙が出るのもうなずけます。
ダイハツからはKFエンジン用に「対策ピストンキット」がリリースされています。
それ以外に、シリンダーブロック&ピストンASSY&クランクシャフトの「ショートブロックセット」も64,000円でリリース。
- ピストンキットのみであれば部品&工賃15万~、
- ショートブロックセットであれば部品&工賃20万円~
となるみたいです。(詳しくは瀬谷(せや)モータースさんへお問合せをお願いします。リンクは以下に)
ダイハツのディーラーでは自分のメーカーから部品が出ているのに「やりたがりません」。時間が掛かり過ぎてディーラーでは割に合わない。よってリビルトエンジン載せ替えを薦められるケースがほとんど。工賃込みで30万円とか・・・。うーむ。あくどい。
関東にお住まいのソニカユーザーさんは、茨城県の「瀬谷(せや)モータース」さんで修理してもらいましょう。
ピストンキットのみ交換でも効果は絶大でオイル漏れは止まります。
ただ、金属摩耗でクリアランス増加による異音発生を考慮するとクランクシャフト側も多少なりとも摩耗している可能性がゼロではないワケで、ピストンキットのみだとクランクシャフトの摩耗はそのまま。よってクリアランス増加による異音や振動が残る可能性が。
新品クランクシャフトが入っているショートブロックセットへの交換がベストっぽいのかなぁ。。オイル管理が酷いKFエンジンだった場合は尚更ですし・・・。
そうそう、対策されたショートブロック内にはオイルを噴射する噴射装置・オイルジェットが追加されており、オイル固着をより改善しています。
ショートブロックセットの方が良さそう・・・。
工賃の差5万円。
6年乗るなら5万÷6=1年12,000円 ( 1ヵ月1,000円 ) これを安いと取るか高いと取るか。
瀬谷(せや)モータースさん公式WEBサイトのお問合せページはこちら。
〒311-0105 茨城県那珂市菅谷658-30
定休日: 日曜祝祭日及び第2・第4土曜日
( 札幌でKFエンジンのピストンキット交換orショートブロックセット交換をやっている工場ってどこにあるねん・・・。 )
ついでに蛇足。
ワコーズのフューエルワンやRECSで取れる燃焼室のカーボンスラッジ(カーボンデポジット)は、
以下の図の青枠部分。主に吸気バルブに付いたスラッジ・ピストンヘッドのスラッジ・燃焼室の壁面のスラッジらしい。
ちなみに、薬剤の進入経路が吸気バルブ側なので排気バルブ側のスラッジは少し落ちづらいらしい。(完全に除去したい場合はエンジン下ろしてオーバーホールですね)
オイル消費・オイル上がりの白煙対策
とりあえず、パニックです。
ロイヤルパープルのHMXは、5W-30ですが結構シャバシャバオイルらしい。
シャバシャバならオイル漏れが悪化するのでは?そもそもオイル上がりには利かないだろうし。なんかロイパがもったいない。
とりあえず、オイル下がりの可能性を祈ってみるか?
ではどうする?粘度の高い10W-30か、10W-40のオイルにするか?
とりあえずオートバックスに行ってみよう。
- モービル1 5w-30 3ℓ 5,880円
- モービルスーパーK-Consept (軽コンセプト)3ℓ 5w-30 4,280円
- モービルスーパー2000 High Mileage(ハイマイレージ)3ℓ 5w-30 4,180円
これか!?ハイマイレージか?
ハイマイレージの効能
シールコンディショナー効果でオイル下がりを防ぎます。
硬化して縮小したバルブステムシール(ゴム)を「柔らかくしてふやかす」ことで、空いた隙間を埋めオイルを止めます。
で、なんとなくモービルスーパー2000ハイマイレージ 5w-30を購入。
100円ショップで軽量カップを購入し、500mℓを追加で入れました。
とりあえずオイルレベルゲージで中間地点より少し上くらいまで回復。一安心。
ただ、もう3,000kmを走行しているためそもそもオイル交換をしないといけなかったワケで(後手後手・・・)
オイル交換は自分で行おうとは思っていましたが、外の作業はもうキツイ2022年12月29日の北海道。
オイル持ち込みで対応してくれるのは「オートバックス」だけのよう。
ピット前の休憩所で見ていましたがあんなにピットスペースがあるってのにスタッフ同士の「段取り」が見ていて悪すぎる。
で、ネットでは「オイル上抜きに対応」と書いていたが、受付では一切聞かれなかった。
あれ?と思ってソニカの作業を見ていたら若造スタッフがおもむろにリフトアップさせてドレンボルトを緩めようとしてる!?「ちょっと待てー!!」と慌ててピットになだれ込む。
「ドレンボルトのネジ穴に難があるのでオイルは上抜きにしてください」と若造に伝える。
おいおいオートバックスの受付対応ハッキリ言って評価暴落です。言わなかった私も悪いですがジェームスなら「上抜きにしますか?下抜きでも大丈夫ですか?」と受付のお姉ちゃんでも聞いてきてくれるのに。
もうココのオートバックスでのオイル交換は無いな。
思えば20年前のミラTR-XXもジェームスの琴似店で作業してもらってたっけ。友達のお兄ちゃんがスタッフとして働いていたな。縁があるなジェームス。
ソニカはオイルフィルター込み交換だと2.9ℓ。
ロイヤルパープル1本は、946ml。3本で約2.8ℓ。
念のため4本持っていきましたが、3本消費でオイルのレベルゲージは以下の通りです。
(残った1本はオイル継ぎ足し用として車載しています。)
で、現在2023年1月23日
ロイヤルパープルにオイル交換してから、約500kmを走行。
オイルのレベルゲージはこんな感じ。
減ってませんね。ただマフラーの白煙は止まらず・・・。
オイルの汚れが確認できました。
2023年3月18日
減ってませんね♪私のソニカちゃんのオイル消費の原因はどうやら「オイル上がり」ではなく「オイル下がり」だったようです。
ロイヤルパープルの成分は硬化したバルブステムシール(オイル下がりの原因)などのパッキンゴムを柔らかく戻す効果があるので、それが効いた模様。
白煙も収まっています。(レベルゲージに付着しているオイルが確実に汚く濃くなっていました・・・)
↓に後ほど出てくる「エンジンパワーシールド」については、こうなると意味が無いように思えますが「圧縮の回復」という機能があるため、残り1,500kmを走行し71,000kmになったら再度ロイヤルパープルへオイル交換しますがその際に一緒に投入する予定です。
その後、74,000kmになったら「プロステージS」の5w-30に交換と行きたいところですが、ステムシールのことを考えると、「ロイヤルパープルHMX」か「モービルスーパー2000ハイマイレージ」といった「ゴム柔らか成分入り」が必須なのかしら・・・。プロステージSの5w-40でも良いのですがオイルが硬い分、燃費がどうしても落ちますし。
ただ、最初に使った「モービルスーパー2000ハイマイレージ」が2.5リットル残っているんですよね。71,000kmになったらロイパではなくモービルの残りとEクリーンプラスで最終的な洗浄(途中オイル消費が始まったらパワーシールドを「半分」追加)、74,000kmでプロステージSの5w-30(オイル消費が始まったらパワーシールドを「もう半分」追加)
ロイヤルパープルに交換したことで、
エンジンはより静かになった感じです。
ただ、妙に回りやすくなったようなフィーリングもあります。ディーゼルエンジンのようなトルクフルな走りが割と好きなためちょっと踏み込むとグイーンと回転が上がるような感覚が・・・。
しかしながら、
「タコメーターの針、アクセルオフしたときの針の戻りが初期ソニカと比べて引っ掛かりっぽいもの」があったのがすっかり無くなりました。
シナーレックによる超滑らかなモーターフィーリング&洗浄効果による改善でしょうか。
以下はその動画。(分かりづらくてスミマセン)
アクセルを吹かした後、スムーズに回転が下がります。(ただ気になるのは下がりきった回転数でピタっと一定になるのではなく100rpmほど回転数が上がること。)
ロイヤルパープルHMXにもモービルスーパー2000HMのようなバルブステムシールを柔らかくふやかす能力はあるはずなんですが、アイドリング時からの白煙が止まらないということは、オイル下がりではなくオイル上がりということなのかしら?
一般的には、
- アイドリング時の白煙はオイル下がり
- アクセルを開けてエンジンを回した時の白煙はオイル上がり
と良く言いますが「絶対」ではないんですよね。車種・個体によって症状は様々。
ということは、やっぱりオイル上がり?最低でも15万円~のピストンキット交換?
うーむ、お腹が痛くなってきた・・・。
冬はマフラーからケムリっぽいのがで出ます。
気温が低いと人の息が白くなるの理由は、息に含まれた「細かい水蒸気」が急激に冷やされてしまい「大きい粒」に変形するため「煙っぽい」というか「雲っぽく」見える。
エンジンも液体のガソリンが爆発していますからマフラーから出る排気ガス内には水蒸気が存在します。
水蒸気は空気中ですぐ消えるし、無臭です。
- すぐ消えない
- なんか臭い
のであれば、それは水蒸気ではなくオイルが燃えたことによる「白煙」です。
で、
私の2代目ソニカはアイドリング時から明らかに「くさい」んですよね・・・。
とりあえず、ワコーズのエンジンパワーシールドを購入しました。まだ入れていません。
オイル下がり・オイル上がりを防いでくれる添加剤で「安心と実績」のあるオイル添加剤。まず白煙は止まるらしい。
さらに圧縮を正常値にちょっぴり戻す効果もあります。致せり尽くせりなアイテムです。
ちなみになぜかジェームスで購入すると他店よりも500円ほど安く買えます。なんでだろう?
で、最強クイックリフレッシュ。
パワーシールドは、オイル漏れのみに対応(ついで程度に圧縮がちょっぴり上がる)
クイックリフレッシュは、オイル漏れ+ノイズ低減+圧縮が正常値方向に大きく回復
圧縮が良くなるためパワー・トルクが復活するという定番添加剤がクイックリフレッシュ。高いですけどね・・・。
エンジンパワーシールドもクイックリフレッシュもそうですが、オイル漏れ防止剤というのはオイルが硬くなる添加剤です。硬くなることで漏れずらくする。(硬くなるタイミングはそれぞれらしいですが)
よって、添加剤に頼らずとも規定オイルよりも硬いオイルに交換することでオイル漏れを防ぐという方法が昔から存在します。(しかもこの方法だと掛かるお金はオイル代だけ。添加剤代は掛からないからこのやり方のほうが安上がり)
ソニカの規定オイル粘度は、
5w-30
粘度表示の意味ですが、
右側:オイルが絶えれる寒さと粘度の高さ(winter=冬のwです)
左側:オイルが100度の時の粘度の高さ(オイルは熱くなるとサラサラになりやすい)
ソニカの標準は5wマイナス25度。札幌ではマイナス25度はオーバースペック。10wのマイナス20度でも良い。
W値も高くなると低温時の粘度が硬くなる。(つまりエンジン始動直後のアイドリング時の白煙対策)
高温時の粘度。ソニカの標準は30。ここは一段高い(硬い)40にしたいところ。
よって、ソニカなら以下のどちらかですね。
- 5w-40(始動時普通:熱くなっても硬い)
- 10w-40(始動時も硬い:熱くなっても硬い)
アイドリングから白煙が出ているなら10w-40か。
ただ、粘度が硬い=抵抗が増える=燃費が悪くなる、これは避けられません。
とりあえず今後の予定としては、残り2,500kmをロイヤルパープルでキッチリ走ります。パワーシールドはまだ入れません。
次回のオイル交換もロイヤルパープルを予定。交換後しばらくフィーリングを試したのち、パワーシールドを投入して白煙が止まるかどうかを確認したいです。
その際の燃費の改善or悪化具合もチェック。
(実際にHPSにパワーシールドを入れている人がいるから大丈夫でしょう。ん?ということはHMXじゃなくても良いということか!?)
次々回のオイル交換では、おそらくワコーズ・プロステージSの10w-40を試します。硬いオイルで漏れ防止の実験です。パワーシールドは入れません。で、燃費をチェック。
(しばらくはエンジンパワーシールド効果が持続するみたいですが)
こちらがワコーズのオイル、プロステージSです。値段的にはロイヤルパープルと同じですね。
- 4リットル:8,800円
- 1リットル:2,200円
春になったら自分でオイル交換。
エネオスから販売されているオイルチェンジャー4リットル:7,128円
4リットルオイル処理パック:328円
オイルフィルターレンチ、ソニカは65径:1,510円
3リットルのオイルジョッキ:677円
個人ベースならオイルじょうごは使い捨てで十分。328円
ちなみに2023年1月の実燃費。
4WD
平均気温マイナス5度あたり。
25.01リットル給油
走行距離は339.6km
実燃費計測(2023年1月)
339.6km÷25.01ℓ=
13.5km/L
第一回の実燃費は夏場で12.9、今は真冬で13.5ですから次の夏は普通に14を超えそうです。
で、今年2本目のフューエルワンを投入です。
今年2023年の正月にジェームスでは、ワコーズ・添加剤福袋が限定販売されておりまして、
内容は、
- フューエルワン×2本
- フューエルツー×1本
- ボックスティッシュ×1
- ペン×1
- 貯金箱×1
----------------------------
合計 4,500円
現在フューエルワンは店頭価格2,300円(ネット価格2,160円)のためどう考えてもお買い得でしたので購入しましたの♪
今回のハンドルブレについては、
- オイルの入れ過ぎ
- エンジン内部の汚れ
が原因でしたが、
その他の原因として考えられるポイントは、
まず、イグニッションコイルの故障による点火不良。
そして、スパークプラグの不良(点火プラグの不良)
爆発が正常に行われないと、エンジンは変に振動してしまいます。それがハンドルに伝わる場合も。
タイヤの片減り摩耗による振動・タイヤバランス(重り)のズレ
タイヤホイールアライメントのズレによる振動、などが考えられます。(以下はタイヤ館で調節してもらった図)
- エンジンオイル適量
- エンジンフラッシング施工
- RECS施工
- エンジンマウント交換
これらを施工してもハンドルの振動・ブレが収まらない場合は、紹介したポイントを疑うべきかと。
特にスパークプラグについては私も勘違いしておりました。
イリジウムプラグの10万キロは軽自動車ではムリなのです。( 軽自動車は普通車と比べてエンジン回転数が高いため )
またプラグの点火に必要な電気を流すイグニッションコイルにしても無交換80,000km付近に達している場合は、プラグ3本と一緒にイグニッションコイルもNGK製辺りに交換してください。(中華製の激安品はオススメしません)(個人的には50,000kmで交換しちゃっても良いと感じます)
オイル消費・オイル上がり、中古車屋に注意。
個人の中古車屋に多いですが、故障車を安く仕入れて、故障を隠して高く売る、というフラチな悪行三昧を繰り返す中古車屋が意外と多いです。
不調なエンジンを復活させる添加剤、ワコーズのクイックリフレッシュを投入して一時的に正常なエンジンに近づける。
保証期間を距離 1,000km~3,000kmに設定。
そのまま「故障を隠して」ユーザーに販売、納車。
3,000kmで保証が切れる。ユーザーはディーラー等でオイル交換を実施。
オイルを抜く=添加剤が抜ける、よってエンジンが抱えていた故障が表面に出てくる。(振動・オイル消費・オイル上がり・オイル下がり・パワーダウン・トルクダウン・燃費悪化)
ユーザーからしてみれば、
「買ったばかりなのに故障した」
が、
悪徳中古車屋・販売店は、
「故障?当たり前だろ。保証は切れているからオレは知らねーよ。勝手に有料で直せば?」
※⑦については、ダイハツの「欠陥エンジン」のKF型にてオイル上がりが発生した場合。
中古車のリスク・修理コストを回避する方法
中古車屋が、
- 不調なエンジンを隠している
- 不調を一時的にごまかすオイル添加剤を加えて納車する
これらについて、
購入側である私たちユーザーには確かめる術はありません。
個人中古車屋だから隠している、ディーラーの中古車は隠していない、と言った線引も絶対ではありません。
中古車は様々な故障リスクを受け入れなきゃ買えません。
そのリスクに対して、販売店は「保証」という「安心」を付けて購入ハードルを下げるわけですが、
その「保証」が切れてしばらくすると「故障が表面化」してくるという最悪のシナリオ。
修理代はもちろん自分が100%負担することに・・・。
困りましたね。
では、どうするか?
納車後にすぐオイルを抜きましょう。
抜くことにより、
「オイル消費エンジンをつかまされた」としても、
修理代100%自分持ちというリスクを回避することに繋がります。
具体的には以下の通りです。
- 納車後すぐRECS施工&フューエルワンで燃焼室のクリーニング
- RECSのお約束、施工後は200km走行させる。
- 200km走行後、エンジンフラッシングオイルでエンジン丸洗い(オイル&フィルター交換込み)
- 保証距離に到達するまで100km毎に白煙チェック
※ 1~4まで大体25,000円くらいかと。
そもそも「オイル添加剤」を「抜く」だけなら、単にオイルを抜けば良いだけです。
ただし「エンジン不調」を「添加剤」でごまかしている可能性のあるエンジンの内部はどうでしょう?キレイでしょうか?汚いでしょうか?
走行距離が短くても長くても「中古車購入」であれば「クリーニング」は鉄則。クリーニングの最終形態がエンジンをバラシて清掃する「オーバーホール」。
しかしオーバーホールはエンジンを下ろして時間を掛ける作業なので工賃がとても高い・・・。軽自動車でも10万円オーバーは当たり前。
そこでエンジンをバラさないクリーニングとして以下の2点が可能です。
- 燃焼室のクリーニング
- エンジン内のオイルが触れる全ての箇所をクリーニング(エンジン丸洗い・フラッシング)
2つの作業で工賃含めて25,000円程度でございます。(丸洗い後の新しいオイルとフィルター代込み)
第一に、ワコーズ・RECS施工です。燃焼室内に溜まってしまう燃えカス・カーボンを除去することで圧縮を正常値に戻し、結果として正常な圧縮に戻るため新車時の燃費・パワー・トルク・エンジンのスムーズさ・静粛性に近づけることが可能。
RECS施工が終了したらすぐにワコーズ・フューエルワン(ガソリンの添加剤)を燃料タンクに1本入れましょう。フューエルワンも燃焼室をクリーンにする効果があるのでRECSとの組み合わせは効果倍増。
第二に、施工後、200km走行させます。RECS効果は施工作業を終了させてから200km程度まで持続します。よって200kmに到達するまでそのまま普通に走行してください。
第三に、エンジン丸洗いです。ワコーズ・エンジンフラッシングオイルを使用して丸洗い。
丸洗い作業の順番は、まずエンジンのオイルを全て抜く、フラッシングオイルを注入、20分程度アイドリングさせて洗浄、フラッシングオイルを抜く、新しいオイルを注入してフィルターも交換、という流れです。
まず最初にエンジンのオイルを抜くワケですが、ここでようやく「オイル添加剤が入っている(かもしれない)オイル」を抜くことになります。
RECSの200km走行後はすぐにオイル&フィルター交換しなければなりませんが、それだとせっかく新しいオイルとフィルターに交換しても次の作業の「エンジン丸洗い」ですぐまたオイルを抜いちゃうことになり非常にもったいない。よって丸洗いまではオイルを抜かないというワケです。
ちなみに、新しく注入するオイルは普通の安いグレードのオイルで十分ですが、「オイル漏れ防止剤配合オイル」というのも市場には出回っています。間違ってもこの手のオイルは入れないでください。「オイル添加剤が入っている(かもしれない)オイル」を抜いた意味が無くなりますので(笑)
第四に、100km毎に、白煙チェック&オイルレベルゲージチェックをすれば良いでしょう。
オイル添加剤が入っていた場合、オイルを抜いてもしばらくは効果が持続してしまいます。
よって100km毎にエンジンを掛け白煙チェックをしましょう。
- エンジンを掛ける。
- ATシフトノブは P(パーキング)のまま。
- アイドリング状態にてマフラーから白煙が出ていないか確認
- アクセルペダルを煽ってマフラーから白煙が出ていないか確認
※一般的には、アイドリング時に白煙が出るなら「オイル下がり」の疑いアリ、アクセルを踏んで高回転に回した際に白煙が出るなら「オイル上がり」の疑いアリ。
ただ、症状はクルマの個体によりマチマチです。
また、「時々」で結構ですので普段よりもアクセルを多めに踏んで「高回転」までエンジンを回すことを頭に入れておいて下さい。時々、高速道路を時速100km/hで1~3区間を走るのも良いでしょう。
(負荷を掛けても白煙が出ない・オイルが消費されないことを確認する作業として)
-------------------
-------------------
で、
販売店保証の規定走行距離を迎える前に「白煙」が出てきたらしめたもの。
堂々と販売店に「マフラーから白煙が常に出てきているんですが、保証期間内なので修理してもらえますか?」と言って修理を催促しましょう。
その際には「RECS施工とエンジン丸洗いをしたこと」は伏せておきましょう。正直に販売店に言ってしまうと「あぁ、それが原因ですので保証の範囲外です」と断られる可能性があるからです。
また、
販売店が「修理します」と言いながら実は「オイル添加剤を再び注入」でごまかす最強最悪な可能性があります。
それを回避するためには
「以前購入した中古車でエンジンの不調で修理を頼んだらすぐまた不調になって結局エンジンをバラさずオイル添加剤でごまかされていたという経験があるので、エンジンがバラされているタイミングで車体全体が入るように1枚写真を撮影して欲しいのと、実際に交換に使用した部品も1枚写真をお願いします。データでも印刷した紙でも構いませんので。あと交換した部品も見せてください。」
と伝えて販売店に「了承させる」という手もありますし、
「修理するということは【同じ故障は発生しない】ということですよね?白煙の修理の場合、オイル下がりならバルブステムシールの交換で、オイル上がりの場合ならピストンとシリンダーブロックの交換で白煙は確実に止まりますが、それらの部品交換をせずに【エンジン添加剤でごまかされるケース】も多々あるみたいですから、【白煙のトラブル】に限って保証の経過期間をゼロに戻して対応してもらえますか?つまり納車時に3,000kmの保証で今回1,500kmに白煙が上がりましたよね?白煙トラブル以外の保証は残り1,500kmで構いませんので、白煙のみの再発保証として3,000kmを保証し直してもらいたいんですよ。無理な話ではないですよね?ちゃんと修理・部品交換していただいた場合は3,000kmで白煙再発はあり得ませんから。」
と、販売店に「了承させる」という手もあります。
ま、後者については「契約・購入」の前に詰めておいたほうが良いかもしれません。(特に欠陥のダイハツKFエンジンであれば)
あと、
人が良い人・気の弱い人の場合、
・エンジンオイル
・CVTオイル
・ブレーキオイル
・冷却水
これらを販売店に「納車時に交換しておきますよー」と言われてしまうと「鵜呑み」にして信じてしまうこともあります。
が、これも危険。
個人的には私は信じません。(今回の件で信じなくなった)
「交換しときますよー」と販売店に言われたとしても、
「本当か?交換すると言って交換しないんじゃ?それどころか欠陥KFエンジンで白煙バリバリなのをオイル添加剤を入れて不調をごまかしているんじゃなかろうか?」と疑って、
納車後すぐに、
- RECS
- エンジン丸洗い
- オイル交換・フィルター交換
を行います。
それで保証期間内に「欠陥(白煙)」が表面化されれば「販売店に保証で修理せよ!」と言うことができますし、
「表面化されなかった=KFエンジンの欠陥はまだ見受けられない」のであればそれで良し。
いたって健全で安心です。どちらに転んでも大きく損をすることがありません。
もし、「交換しときますよー」と販売店の言葉を鵜呑みにして、
保証期間が過ぎてしまったところに「欠陥」が表面に現れたら泣きを見るのは100%自分ですから。
人を疑うのはあまり良いことではありませんが、ここは心を鬼にして。
オイル消費・白煙を止めない事による二次被害とは?
あと、まったくの余談になりますが、
触媒(しょくばい)という部品があります。
新品では50,000円くらいです。
エンジンから出る排気ガスはそのまま大気中に放出してしまうと環境に激烈に悪いため、
「排出ガス浄化触媒」という部品で排気ガスを浄化させてから放出しています。
エンジン---触媒---マフラー---排気ガス
で、排気ガスはエンジンの燃焼室にて「空気とガソリン」が燃えた後のモノを指すワケですが、
オイル上がりを発生させているエンジンではオイルが燃えちゃって排気ガスは余計に汚れています・・・。
察しの良い方であれば、何を伝えたいかおわかりいただけるかと。
ついでに
O2センサー(オーツーセンサー)という部品があります。
排気ガス中の「酸素の濃度」を測定する部品です。
エンジン---フロントO2センサー---触媒---リアO2センサー---マフラー
モノが燃えるには酸素が必要です。そして密閉空間で「きれい」に燃えた場合は酸素は残りません。これが普通です。
逆に酸素が残っていた場合は問題があります。だからO2センサーで酸素を測定して燃焼不具合をチェックするわけです。
燃焼室では「空気」と「ガソリン」が燃えるわけですが、
ガソリンが1に対して、
空気が14.7
この割合が一番効率よくキレイにサッパリ燃えてくれる割合とのこと。この燃焼状態での排気ガス、O2センサーでは酸素がほぼゼロの「0.01~0.03」を示します。
聞いたことがないでしょうか?「気温が温かいと燃費が良いけど、気温が下がると燃費が悪化するんだよね」という話を。
空気は冷えると「密度」が「高まる」性質です。同じ入れ物に空気を入れたとしても夏は100入るが冬だと120入る。イメージ的にはこんな感じです。
で1:14.7が通常の割合なのに、14.7→例えば16.0みたいになり、1:16.0で燃焼させたら、空気(酸素)が残ってしまう。その残った酸素をO2センサーがキャッチして、「まずいな、酸素が残ってる。ということは燃料が足りてないということか。インジェクターさんもっと燃料を多めに噴射してください」という司令が出ます。よって冬は燃費が悪いんです。この感覚は常夏の沖縄県民の皆さんには伝わりづらいのかしら(笑)
言いたいことは「O2センサー」は「燃費」に「直結」する部品ということです。
オイルが燃えて余計に汚い排気ガスをO2センサーは浴び続けるんです。
察しの良い方であれば、何を伝えたいかおわかりいただけるかと。
白煙が出たら、高額修理でもエンジンパワーシルドでも良いので「できるだけ早く」止めてください。
100害あって1利なし。それが白煙です。
燃費に影響ある部品
・点火プラグとイグニッションコイル
・シリンダーの圧縮抜け
・O2センサー(フロント/リア)
・バッテリー(端子の締め付けがゆるいとオルタネータが余計に仕事をしてしまう場合がある)
・タイヤの空気圧の低下
ハンドルブレのまとめ
¥ 2,160
ワコーズのフューエルワン。給油口から入れるだけで燃焼室のカーボンスラッジ固形物を除去してくれて、圧縮を正常値に戻します。燃費・振動改善に効果あり。
ソニカの場合は満タン給油した後に1本まるごと入れてください。初めて試す場合は2回連続の投与が公式アナウンスで紹介されています。その後は給油2回に1回のペースで添加すればバッチリですね。
ワコーズのeクリーンプラス100ml。エンジン内の様々な箇所にオイルが硬質化したスラッジが溜まります。スラッジは回転運動の妨げになり不快な振動の原因や燃費悪化に繋がります。
eクリーンプラスはエンジンオイルに混ぜることでスラッジを「ゆっくり」優しく溶かしてエンジンを洗浄してくれるオイル添加剤になります。さらにエンジンノイズ・タペット音が低減する成分配合。
添加後のオイル交換時は、必ずオイルフィルターも交換してくださいね。
オイルキャップを外して注入するだけですが、エンジン内部の金属が明らかな茶色に変色しているのであれば先に以下のエンジンフラッシングオイルを施工してください。
¥ 3,300
ワコーズのエンジンフラッシングオイル3リットル E355。使い方はオイルを全て抜いてから全量の3リットルを投入。その後20分程度アイドリングさせるだけです。
注意するのがエンジンは吹かさないこと。アイドリング程度の回転数に耐えられるだけのオイル粘度なので、吹かしてしまうとエンジン内部が摩耗する危険があります。
アイドリングが終了したらオイル交換+オイルフィルター交換をして完了です。
フラッシングオイルを抜く際は上抜きで全て抜いてください。下抜きの場合はフラッシングオイルが多少残るため入れるオイルは5w-40/10w-40の硬いオイルにするか、または5w-30の標準粘度オイルにエンジンパワーシールドなどオイルを固くするオイル添加剤を入れましょう。
¥ 3,980
ワコーズのスーパーフォアビークルシナジー 270ml。eクリーンプラスと比べるとエンジン内部クリーン機能は弱め、エンジンノイズ低減機能はより高いのがポイント。
さらに可変バルブの作動不良を防止したり、エンジン焼き付け防止能力があります。
オイル漏れ・オイル消費が無い状態で「エンジンノイズをさらに小さくできたらなぁ」という場合にドンピシャなオイル添加剤です。
公式にはオイル3リッター以上に1本270mlを添加、ソニカの場合は2.9リットルですが私は全量投入して使いました。
eクリーンプラスは次回オイル交換時にオイルフィルター交換は絶対ですが、こちらはフィルター無交換でもOKです。
¥ 3,980
ワコーズのエンジンパワーシールド 280ml。マフラーから白煙が上がっていませんか?白煙はオイルが燃焼室に漏れてしまって燃えている証拠です。
添加することで可変的にオイルが柔らかい状態・硬い状態と変化し続け、オイル漏れを抑制し白煙を止めるのがエンジンパワーシールドです。(ダイラタント流体効果)
経年劣化のオイル下がりはもちろん、ピストン・シリンダートラブルのオイル上がりにも対応するスグレモノ。ついで程度のレベルですが圧縮も回復します。
エンジンオイルキャップを外して入れるだけなので工具は不要です。(本来はオイルジョッキにオイルと一緒に混ぜ混ぜしてから入れるものですが、15分くらい走行した温かいエンジンであれば直接注入に問題なしだとか。注入後は5分ほどアイドリングさせて馴染ませましょう。念のため3回に分けて注入するのが安心でしょうか。)
¥ 5,800
ワコーズのクイックリフレッシュ 300ml。過走行車向けのオイル添加剤になります。
どんなエンジンでも10万キロも走行すればシリンダーやピストンのクリアランスが広がってしまい圧縮抜けに伴うパワーダウン・トルクダウンが発生します。
クイックリフレッシュはエンジンパワーシールドと同じく「ダイラタント流体効果」を持っていますが、より圧縮を回復させることがメインのオイル添加剤になります。
オイル上がり・オイル下がりのオイル漏れ・オイル消費に対応、油膜を厚くしてエンジン保護の能力もあるのはエンジンパワーシールドと一緒。
「エンジンパワーシールドでオイル漏れは治ったけどパワー・トルクが出ていない感じがするんだよね。どうしたものか。」や、
「オイル漏れ・オイル消費はないけど、なぜかパワー・トルクが出ていない感じがする。」と悩んでいる場合にぜひお試しあれ。原因の切り分けにも使えます。
¥ 3,500
モービルスーパー2000ハイマイレージ 3リットル 10w-30。過走行車用オイルになります。
60,000kmを迎えたエンジンではバルブステムシールからのオイル下がりによりオイルが燃えてマフラーから白煙が出ます。
このハイマイレージは、経年劣化で硬化縮小したシール(ゴム)をふやかしてオイル漏れを防ぐ成分が配合されているオイルです。
※ロイヤルパープルHMX 5w-30は変なサイトから購入するとニセモノを掴まされる恐れあり。
愛知県のプロケーブルというお店が安心でしょう。https://procable.jp/engineoil
1本2,200円 ( 946ml )で、何本買っても送料は400円でした。
3本×2,200円+400円=7,000円
¥ 2,200
ワコーズのプロステージSシリーズのエンジンオイル。硬めの10w-40の1リットル缶です。
ソニカの標準粘度は5w-30ですが、オイル消費が発生したソニカであれば硬いオイルによる漏れ防止効果を狙って次々回のオイル交換で試します。
硬いオイルでオイル消費が防げるなら余計にオイル添加剤を買う必要が無くなりますし。
ソニカはフィルター込み交換だとオイルは2.9リットル必要。そのため3缶購入すると100mlが余りますが車載してオイル消費が発生した際に継ぎ足す予定です。
※4リットル缶もあるのですが、1.1リットルも余ってしまいますし(次回交換までに劣化が心配)、車載するにも缶が大きくて嵩張るので邪魔に。よって1リットル缶がベストかと。
¥ 5,500
上抜きでオイルを抜くことができる「手動」オイルチェンジャーになります。立て筒タイプよりも丸型タイプの方が邪魔にならないみたいですね。
オイルを抜く前には3分程度アイドリングさせてオイルを柔らかくして、オイルキャップを外して、オイルレベルゲージの穴にチューブを差し込んでオイルを抜きましょう。
特にオイルキャップを外しておかないと全く吸い取れないので注意。
¥ 1,800
「電動」のオイルポンプになります。ポンプ自体が電動ではなくポンプを回すためにマキタなどで発売されている電動インパクトドライバ(六角)を利用する画期的なアイテムです。
ただし、ホースは自分で用意する必要があります。内径15mmのホースがハマります。ソニカのオイルレベルゲージ穴は外径7mmホースまで対応。
よって内径15mm→→→内径6mm/5mmといったホースを変換する異形コネクタをホームセンターなどで探しましょう。
また本体内部にはグリスが塗られているため吸い取ったオイルが汚れます。抜いたオイルの再注入はオススメしません。
※バッ直で電源を取る電動ポンプもアマゾンで販売中ですが中華製でポンプ内に漏れが発生するトラブルが報告されているためオススメしません。
¥ 380
オイル処理ボックスになります。他製品は外側がダンボールですがこちらは厚紙です。この方が捨てる際に嵩張らなくてありがたい。
ソニカのオイルは2.9リットルでこちらは4.5リットル対応。丁度3リットル対応のBOXは販売されていないんですよね・・・。
¥ 980
オイルフィルターを外すための専用工具です。使用するためには9.5mmのラチェットレンチが必要になります。
オイルフィルターを外す際は1.5のペットボトルを半分に切ったものを利用すると垂れてくる残りオイルをキャッチすることが可能です。Googleで調べてみてください。
¥ 24,800
安心のメイドインジャパン。TONE(トネ)製です。工具界の最高峰はKTC(京都機械工具)なのですが高すぎる(笑)
9.5mmのラチェットレンチに、通常レンチ、延長エクステンションバー(7.5cm/15cm/30cm)、ソケット各種セットが付いたBOXセットになります。
私は1本のラチェットレンチ、1個の10mmソケットから始まって以降バラバラで購入しており大変後悔しております(笑)買うなら絶対にBOXセットをオススメします。
¥ 4,800
こちらはトネのディープソケットのセット。ソニカにもあるのですがボルトの頭が長い場合だと通常のソケットだと回せないのです。ディープ(深い)ソケットが必要になります。
上記のセット内容には含まれていないのでこれだけ別途で購入してください。バラバラにならないためのソケットホルダー付き。
¥ 3,980
とりあえずラチェットレンチと必要最低限のソケットを安く済ませたい!のであればこちらのトネのセットをどうぞ。9.5mmです。バラバラにならないためのソケットホルダー付きです。
ただ、延長エクステンションバーを別途購入で接続しておかないとラチェットレンチが回りに当たって回せないことが多々あるのでやはりエクステンションバーもセット内容に含まれているBOXセットをオススメしたいですね(笑)
¥ 780
トネの差込角9.5mmに対応したラチェットレンチのエクステンションバー150mmです。通常の整備はこれで十分。
¥ 1,300
トネの差込角9.5mmに対応したラチェットレンチのエクステンションバー300mmです。プラグ交換の際はこの長さが必要です。
¥ 498
オイルジョッキも良いのですが、1リットル缶で補充するのであればジョッキを通さず、オイル缶→ジョウゴ→オイル注入としたほうが良いでしょう。
例えばeクリーンプラスを一緒に入れるなら、100均で計量カップを買ってきて先に200mlをカップ内に注ぎ、2缶2,000mlを入れ、200mlを抜いた1缶(800ml)を入れ、eクリーンプラス100mlを入れる。最後にカラになった缶にカップの200mlを戻して缶のキャップを回して閉じれば保管も問題なし、という寸法です。
¥ 330
個人ベースのオイル交換では、使い捨てジョウゴで良いかと。
5枚入りです。
¥ 800
オイルジョッキ4リットル。ソニカは2.9リットルなので3リットルジョッキでも良いのですが、3リットルジョッキにオイルを3リットル入れると傾けづらくなってしまいますので4リットルがオススメです。
¥ 980
ダイハツ純正のオイルフィルター。
安くて安心の純正品になります。(純正互換品となっているのは中国製なのでオススメしません。)
PIAAなどの高級オイルフィルターも良いのですが、eクリーンプラスを使用した場合フィルターは必ず交換だったり、フラッシングオイルだったりRECSだったりと寿命が1回で終わるケースがいろいろあります。そんな時は最低限の品質が守られていて安い純正オイルフィルターが丁度いいです。
使用済みのオイルフィルターは車検や点検整備の際に工場に処分してもらいましょう。
¥ 4,300
NGK製(日本特殊陶業(にほんとくしゅとうぎょう))のルテニウムを使用した両面タイプの点火プラグの最高峰、プレミアムRX (LKR7ARX-P)3本セット。
ちなみにプレミアムRXのひとつ下のグレードのイリジウムMAXは3本価格が300円安いだけなのでプレミアムRXを購入した方がお得です。
軽自動車は60,000kmで交換してください。
ラチェットレンチと300mmエクステンションバー、専用の六角16mmプラグレンチソケットがあれば小学生でも交換できますのでご自分でトライしてみてはいかがでしょうか?
締め付けは、手締めで回し切った後にレンチで1/2回転(180度回す)。またはトルクレンチがあればソニカの場合は15~20Nmです。
¥ 23,800
NGK製のイグニッションコイル U5170 3本セット。
イグニッションコイルはバッテリーの12ボルトを数万ボルトにまで引き上げて点火プラグをスパークさせるという実はとんでもない部品でして日々消耗しています。
長く使うと点火不良で燃費悪化・アイドリング不調・エンジンの振動・パワーダウン・トルクダウンなど悪いことばかり。
プレミアムRXと同じで60,000kmで交換してしまうのが良いかと。
交換はとても簡単で、ソニカの場合は10mmソケットでボルトを外し、コネクタを外して付け替えるだけです。
20,000円~25,000円くらいがちゃんとした製品で、3本_10,000円前後で購入できるものは中国製なのでオススメしません。
¥ 1,800
世界最高峰の工具ブランド・京都機械工具( KTC )のプラグレンチソケット。です。差込角9.5mmの六角ソケット16mm。
プラグ交換にはプラグレンチソケットが必要になります。
安いトネ製もあるんですが中のマグネットが取れるという報告があったので確実なKTC製をオススメ。
¥ 19,800
世界最高峰の日本の工具メーカーKTCのデジタル式トルクレンチ。
通常のトルクレンチは合わせたいトルクにメモリを合わせるのが一苦労ですが、こちらはトルクを設定すれば設定したトルクが掛かったところで「ピー」っと音で知らせてくれます。とても便利!!
対応トルクは12~60Nmですのでプラグ交換やエンジンヘッドカバー開けなどにピッタリです。
¥ 28,000
世界最高峰、日本のKTCが作るトルクレンチ。
対応トルクは5~25Nmになります。点火プラグ・エンジンヘッドカバーにどうぞ。
測定機器は安物はダメです。中華製なんてもってのほか。一生使えてアフターフォローも万全のKTCをオススメします。
デジタルではないトルクレンチは、使い終わったら「最小トルク」にダイヤルを戻すのを忘れないでください。忘れると数値が狂います。