個人的に乗っているのが原付Dioで、昨年に取った免許が小型AT限定免許。
なので、バイクレーサーが使うようなレーシング・グローブでも良いのですが、50cc ~ 125ccスクーター辺りで使えるグローブを集めました。
当然、値段も比較的・安いものを紹介しています。(゚∀゚)ノ
目次でございます。
おすすめバイク・グローブ特集!
夏用バイクグローブの、選び方
商品説明の前に少しだけ夏用グローブの、
- サイズの選び方
- グローブの形
- 素材について
- 機能について
を初心者向けに説明します。熟練ライダーさんはスルーしていただいても構いません。
グローブとは?
バイク・スクーター用のグローブとは、ただの手袋ではありません。
万が一の事故の際に手を保護してくれる安全装備であると共に、走行中に受ける風圧で手の温度が低下して動きが鈍くなりブレーキレバーやクラッチの操作ミスを予防して確実なライディングを保つための防風バイク用品。
よって、夏で暑いからという理由で素手で運転するのは絶対ダメ!同じくスピードが出ないからといって原付きの素手走行も止めましょう。
プロテクション( プロテクタ )付きのグローブは手をぶつけた際やモノが飛んできた場合に効果的に保護してくれます。
夏用バイクグローブは、どれを買えば良い?
ヘルメットに比べると、材質・デザイン・用途・季節と判断基準が多く困ってしまうのがグローブ。残念ながらオールマイティーなものはありません。
夏用と春秋冬用の2つを揃えるのが普通。
冬のグローブは耐寒性能が何よりも重要視されますが、夏専用グローブの場合は「 涼しさ 」が基準になるとは言え「 手の暑さ 」は走行風と相まって意外と我慢できます。( 冬の寒さは我慢できない )よって通気性能を第一に考えて購入しても良いですし見た目がオシャレ・カッコイイなどといったデザイン優先で購入しても構いません。
近くのバイク屋で同一モデルの試着をしてフィッティングとサイズを確認することが出来ればあとはネットで安く購入する方法もありますが、実物を試せない場合はネットのレビューを参考にして購入します。
このページでは比較的安価で買いやすいおすすめ夏用グローブを10個用意しました。原付スクーター・小型125cc・中型の人には満足していただけるかと思います。
グローブの素材は蒸れ知らずのメッシュ素材。運転に支障のないグーパーの握りやすいもの、そこに転倒事故の際に手を着いてもグローブが簡単に脱げないように手首にマジックテープのベルトやベルクロが付いていて、かつナックルガードで手や指のダメージを最小限・安全に考慮したグローブも。
プロのレースでも使われるような耐摩耗性や耐破断製、緩衝性など特別ハイスペックで優れたサーキット仕様のグローブは高価でオーバースペックになりがちなので今回は外しています。
お気に入りのグローブで快適なライディング・ツーリングを楽しみましょう!
サイズの選び方のポイント
安全に関わるアイテムなので、当然、ジャストフィットしたほうが良いです。
掌がきつい・痛い・ゆるいといったグローブをガマンして使い続けるのはダメ。
ただ、メーカーによってサイズ・ジャンルがマチマチだったりするため、ネットで購入する場合は「 実際に購入した人の製品レビュー 」を確認しましょう。
「 ひとつ大きいサイズを購入するほうが良いかもしれません 」といったアドバイスが投稿されてますから。
また3D立体縫製の履きやすいグローブなどもあります。
サイズの目安
グローブメーカー各社によってバラバラ・曖昧・違いがあるので目安として見てください。
外周(手回り・手囲み)と、
手長で目安のグローブサイズを確認することが可能です。
外周 | 手長 | |
---|---|---|
S | 22cm | 17cm |
M | 23cm | 18cm |
L | 24cm | 19cm |
XL | 25cm | 20cm |
XXL | 26cm | 21cm |
3XL | 27cm | 22cm |
4XL | 28cm | 23cm |
手のサイズの測り方
外周と、手長の測り方は以下の通りです。
手回りの測り方
手の平の外周を測るだけ。
メーカーによって、
- 水平で測る
- 少しななめの状態で測る
の2通りが。
ラフアンドロード、デイトナは水平。
ゴールドウィンは斜め。
コミネは不明。
全日本バイクグローブ協会みたいな組織が統一するように働きかけてくれないかしら。消費者は混乱しちゃう。
ちなみにメジャーが無ければヒモなどを手に巻いて、その長さを定規で測りましょう。
手長の測り方
下の写真のように、中指の先端から手首までを計測します。
以下で紹介する商品には、見やすいようにサイズ表を個別に乗せております。
また手回りはどちらかについても乗せています( コミネは除く )
プロテクション・ナックルガードについて
握りこぶしを作った際に、こぶしの先端・手の甲をガードしてくれるプラスチック製のプロテクターが付いているものがあります。
そのことをプロテクションやナックルガードなどと呼ばれており万が一の事故の際を考えると付いていたほうが良いです。
ただ、スーパーに買い物に行く場合や、走行する道路が見晴らしの良い一本道だったり、子供やクルマや自転車が飛び出してくることがほとんど無い道、といった場合なら ガード無しのグローブでも問題ないかと。
握った際のかさばり感や分厚さを軽減できる3D立体縫製で作られているグローブもあります。
グローブ形状の種類は2つ
- ショート・タイプ
- ロング・タイプ
ショートタイプ
ショートタイプは手首までのグローブ。もっぱら夏用のメッシュグローブに良く見られます。
原付や125ccクラスまでならこのタイプで十分です。脱ぎやすい、履きやすいので普段使いにぴったり。服とのコーディネートもしやすいですし。
ショートタイプでも、リスト部分にマジックテープ式のベルト調節が可能なものがほとんど。
ロング・タイプ
バイクレーサーが履いているのがこのロングタイプ。丈が手首を越えており、手首からヒジの1/3以上が隠れます。
風の巻き込みを完全に防ぐ目的で長く作られています。一般ライダーはアウターやジャケットの袖から冷たい空気が入ってこないように冬用のグローブとして良く使います。夏のロングツーリングにも効果的。
ただ、脱着が面倒だったり、アウターとの組み合わせを考慮したりする必要がありますね。
オフロード用グローブについてはここでは割愛します。
グローブの素材と耐久性について
大きく分けて、
- 人工レザー含む、革グローブ
- ポリエステル・ナイロンなどの、化学繊維グローブ
に分かれます。手に馴染む感じはどちらも同じ。
フィッティング性能はむしろメーカーの計算された縫製技術に寄ります。こればっかりはお値段とトレードオフの関係で高級品になればなるほどジャストフィットしますし、品質が良いので耐久性が良く長持ちします。
手のひら側は、衝撃を吸収する素材やグリップを握るため滑り止め加工をしているものがほとんどですが作業手袋にあるような毛羽立った皮 ( 牛・豚 ) が人気。
個人的にはスクーターにも合うカジュアルっぽい革手袋がステキ。
グローブ内部の換気・ベンチレーション
夏に重要な機能が換気能力。グローブの中が蒸れてしまうと気分も下がります。メッシュ素材を利用しているグローブで通気性の良いものを選びたい。ただし、メッシュ・通気性が良いということは水が浸透しやすいということ。
濡れて気持ち悪いフィーリングを避けたい、濡れるのがイヤなのであれば防水仕様のレイングローブを常備しておきたいところで、ネオプレーン素材はあえて雨が浸透して中まで濡れる仕組みですが内部温度が下がりにくく、スキューバーダイビングスーツのような肌触りで快適なライディングが可能というモデルもあります。
ゴアテックスという素材だと撥水性能は良いですが、結局継ぎ目から濡れ出して中が気持ち悪くなりますから。
また、革グローブでも通気口のパンチング加工が施されたタイプもあります。
春・秋・冬では、逆にメッシュでは通気性が良過ぎるため冷えてしまうので使えません。よって冬季用のグローブを別途購入しておく必要があります。暖かさがまるで違います。
安いグローブは生地が薄い?
生地に厚さが必要なライダーは、荒っぽいライディングをする人、高速道路でのツーリングが主体の人、レース関係者のいずれかです。
通勤・通学で原付・125ccを運転するような人は生地が薄くてもOK。生地の厚さを優先して考慮する必要はありません。クラッチレバーが存在せず、握り動作の少ないスクーターであれば尚更です。
安価な、夏用バイクグローブ
サバゲー用のグローブも使える
¥1,480
安価なサバゲー用グローブ。
フルフィンガー タクティカルグローブ ( 左右セット ) です
グローブはリストフラップと甲の部分の2箇所をベルクロで調節することが出来ます。ナックル部分には保護パッドがあり衝撃を緩衝、手の平側はラバー素材の滑り止め加工付き。
サイズは、M・L・XL
色は、ブラック・タン・グリーンの3色
自転車から原付スクーター、サバゲーまでつかえるグローブ。
¥1,680
3色カラーのグローブ。
サバゲー/バイク/サイクリング/登山/バイクなどスポーツ/アウトドアに幅広く使えるグローブ。
ナックルガード付き
サイズは、M・L・XL
色は、グリーン・タン ( ベージュ )・ブラックの3色。
原付スクーターに使える、夏用グローブ
ゴムパッド付きグローブ。タッチパネル対応
¥1,650
サイクリング用ですが、原付にも利用可能。
自転車レースなどで使われる、自転車用のグローブです。
手のひらへの負担を軽減するため、SBRパッド( スチレン ブタジエン ラバーゴム )を採用。車体の揺れからくるハンドルグリップの振動や衝撃を緩和してくれます。
ライクラ素材( ストレッチ素材 )を採用しておりグリップを握った際のフィッティングも良好。また、人差し指と親指でスマホ操作が可能。タッチパネル対応しています。
生地自体は薄く作られているため完全に夏用です。またナックルガードもありませんし、丈も短いので時速30km/h制限の原付スクーター向けとしてどうぞ。
デザインが大胆、色使いも大胆でバイクウェアとして気分が上がるグローブです。
サイズは、手周りS(17-19cm)・M(19-21cm)・L(21-23cm)・XL(23-25cm)
色は、グリーン・シルバー・ブルーの3色。
雨用の、レイングローブ
雨天時のレイン・グローブ GK-753
¥1,300
雨用のバイクグローブになります。
レインアイテムとして、防水・撥水のバイク手袋があります。しかし高価な割に雨が染み込んで中がグジョグジョ、手の温度も低下して不快な思いをします。
バイク用品メーカーのコミネは防水・撥水の機能ではなく濡れても手が冷えないという斜め上の商品を開発。それがネオプレーン・グローブ。
雨の撥水はしません。防水でもありません。濡れます。しかし濡れても不快に感じない素材と、濡れても温度が下がらない機能。あえて濡れることにより快適なフィッティングと温度保持が可能です。
不思議なグローブとは正にこのグローブのこと。
雨天の走行ではグリップが滑ります。よって手のひら側にはゴムグリップ。
普段はバイク・スクーターのシート下や、カバンのポケットやに忍ばせておき、雨が降ったときにだけ使うという使い方が性能・品質を長く保つ秘訣です。
ただし、濡れる感触がどうしても嫌という人にはオススメしません。一度お試しで購入されてみることをオススメします。安いですし。
サイズは、XS・S・M・L・XL・2XL・3XL
色は、イエロー・レッド・ブラックの3色。
革素材の、夏用バイクグローブ
山羊革グローブ RR8518
¥2,500
ラフアンドロード、夏用の羊革のグローブ。
バイク用品メーカーのラフアンドロード。
革手袋ライダーのための夏用ゴートスキン・グローブ( ヤギの革 )で、手のひらに通気口が開いています。また親指と人差し指はスマホ操作対応。さり気ないロゴも好印象。
※人間の手は、手のひら側が一番発汗します。よって手のひら側にパンチが開いているのは理に適っています。
内部の生地にはクールマックスを使用。素早く汗を吸収、吸収した汗は溜め込まずに素早く蒸発させます。よって蒸れ知らずでサラサラ感を保つ仕組みです。
手の甲に全面パンチング加工されている革手袋は確かに涼しいですが天気と時間帯により涼し過ぎて手が冷えてしまう。
その点、内側に通気口 + 内部をドライ素材という組み合わせを採用したRR8518は3シーズン使えるグローブとなり重宝します。
ヤギの革自体は高級とうわけではありませんが牛などの革と比べてソフトで柔らかいのが特徴です。バイクグローブ用としてゴートスキンは好まれて使われております。
サイズは、以下の表を参考にしてみてください。
色は、黒のみになります。
履き心地・履きやすさがポイントですが、
さらなる涼しい革手袋が欲しいという人はは以下をどうぞ。
ナックルガード無し、全面パンチング革グローブ GSM16606
¥6,800
革手袋、全面パンチで涼しいゴートスキン
バイク用品メーカーの老舗、ゴールドウィン。
価格が先程のラフアンドロードと比べると3倍高いですが、その分丁寧な縫製であり納得する高品質。
革はゴートスキンを採用。スマホ対応でベルト(マジックテープ)で締めることも可能です。
最大の特徴は手の甲側の全面パンチング加工( 手のひら側に穴はありません )。内側の生地は汗でベトつかないように考慮されたものが採用されており脱ぎやすくなっています。
サイズは、M・L・O(LL)
色は、ブラック・ブラウンの2色です。
ナックルガードは付いていません。
高速走行をするのでナックルガード付きの革手袋が欲しいという人は以下をどうぞ。
ナックルガード付き、革グローブ HBG-030
¥4,500
しなやかで耐久性もあるレザーグローブ。
バイク用品メーカーのデイトナ。
ナックルガードと、ベルト付き(マジックテープ)のにゴートスキングローブ。スマホ操作対応。
通気を良くする為のパンチング加工が甲側の全面に施されており、夏の昼間でも涼しく使えます。( 手のひら側には穴ナシ )
サイズは、サイズ表を確認してみてください。
色は、ブラック・ブラウンの2色です。
バイク用、メッシュグローブ
ゴールドウィン、シンプルなメッシュグローブ GSM16613
¥3,880
ゴツゴツさが苦手な人にオススメしたい。
商品名は、スーパーフィット・グローブと言います。
プラスチックやゴムのプロテクションは付いておらず、その代わりに少しだけ厚目の生地が指・甲に縫われています。手首はベルト調節可能で閉められます。
親指・人差し指はスマホタッチ可能。夏用グローブなのでメッシュ素材です。
サイズは、WM・WL・S・M・L・O
色は、8色。
コミネ、プロテクト・メッシュグローブ GK-183
¥3,800
プロテクタ内蔵タイプ。メッシュグローブ
コミネの夏用バイクグローブ。
3D立体縫製で握りやすいのが特徴。内蔵プロテクタはナックル部分と指部分。
もちろんスマホ対応。ベルト調節も可能です。
サイズは、XS・S・M・L・XL・2XL・3XL
色は、ブラック・レッド・イエロー・グレーの4種。
コミネ、ナックルガード付きメッシュグローブ GK-219
¥ 4,300
色は、イエロー・グレー・レッドの3色
一番のポイントは、握り込んだ際のナックルガードの当たりがソフトなこと。
さらに、縫い目が指先に無いので快適です。本当にオススメです。
以下リンク先にアクセスしましたら、「 GK-219 + 好みのサイズ 」で再検索してくださいね。
ナックルガード付き。
そのナックルガードの当たりが柔らかく握り込んでも痛くありません。
スマホタッチ対応。
指を包む生地。よって以下のような縫製の縫い目がツメに当たることがありません。
普段Mサイズであれば2XLが丁度良い。
コミネ、カーボンプロテクタグローブ GK-224
¥8,800
本格的なバイクグローブ。
コミネのグローブの中でもゴツカッコいいタイプの夏用メッシュグローブ。ベルト調節可能。
指先にメッシュ、ナックルガードの手前には走行風の導入口が。
指先はスマホ対応。手のひらにメッシュ、指には通気口。また、ハンドルからの振動を抑制する手のひらクッションも完備。
このGK-224も3D立体縫製で握りやすい。
サイズは、XS・S・M・L・XL・2XL・3XL
色は、ブラック・レッド・ホワイトの3種類
ワークマン・プラス
¥ 2,900
番外編ですが、ワークマンプラスにもナックルガード付きレザーグローブが販売されています。
お住まいの近くに店舗があれば一度ご覧ください。色はブラウン(キャメル)の1色のみでした。黒は無いのかしら?
冬用ウインターグローブについて
バイク用品は現在「 電熱ヒート式 」が盛り上がっています。
小型バッテリー・モバイルバッテリーを忍ばせて暖かくするタイプや、
バイクのバッテリーに直接接続して使うタイプもあります。
電熱式の特徴は、なんといっても温かいこと。
冬用のジャケット・グローブについては以下の画像をクリック。