2017年8月6日(土)、札幌は25℃の快晴。pcx ( JF56 ) をレンタルして札幌・支笏湖・苫小牧・白老ツーリングを実施。(*^^*)
実際に乗ったPCXは予想と違うものでした。硬すぎて痛い。JF28の柔らかい純正サスペンションに交換したい。;゚ロ゚)
※ ページ下に3代目PCX_JF81の新フレームについての記事リンクがあります。
目次でございます。
PCXインプレッションの目次
レンタルバイク・PCXで北海道ツーリング
バイクでツーリングは初めての経験です。
神奈川で仕事し始めて原付購入したけど、その後辞めて札幌まで持ってきたという経緯。
で、今回のツーリングコースは以下の通り。片道 約100km 往復で 約200km
- 札幌南区
- 国道453号線
- 支笏湖
- 道道141号線
- 苫小牧36号線
- 白老町・宝竜
帰りは道道117で恵庭に寄って札幌ゴール。
で、125cc小型免許は取得したけど肝心のバイクがありません。友人は昔400ccに乗っていましたが現在はクルマのみ。
よって試乗も兼ねてバイクをレンタルすることに。レンタルバイク札幌店 ( 元・陸王 ) のホームページでPCXをネット予約。
当日、札幌は晴天快晴でじっとしていると暑いくらいの気温です ( 25~26℃ )、日差しが暑い。
用意されていたPCX125cc、友人は川崎のスポーツバイク・ニンジャ250cc。ちなみに彼は久しぶりのクラッチ操作がキツイと言ってました。
PCXは2017年製の新型でJF56です。
で、支笏湖に到着。
札幌は刺さるような日差しだったのに、札幌圏を外れた途端に曇りで日光が遮られるばかりか、森に入ったので回りの気温が一気に下がる。非常に寒くて辛かった。
極めつけは、支笏湖から白老までは霧雨ときたもんだ。晴れ+日差しを意識し過ぎた簡易ツーリングウェア ( シャツ2枚+ジャージ生地ライダースジャケット+作業用手袋、という装備 ) にかなり苦しめられた。正直、ツーリングをなめてました。反省。
しかし、友人はシャツ1枚にパーカー。グローブナシだったので私の苦しみの比ではなかったと思う。人間ナビゲーション役お疲れ様でした。
支笏湖の休憩所で休むと共に、動画を撮影してみました。下にYouTubeの埋め込みがありますのでお急ぎでなければご覧ください。( 注意:スゲー!というレベルでは無いです。)
以下、動画の一部を静止画にした写真画像を6枚並べました。
ちなみに帰り道15:30頃だと水面が太陽の光でとてもキラキラしている支笏湖に向かって走る格好となり、それは言葉では言い表せないくらい神秘的な世界でした。ラッキーでした。
そういう風景・景色に遭遇できると、ツーリングは格段に楽しくなりますねぇ。白老・苫小牧から札幌方面に向かうこのコースとこの時間、オススメです!!
こちらがPCX動画になります。
PCXの気流
風の巻き込み具合・足元
フロントカウルに走行風が当たると、後ろに流れる気流が中に巻き込まれることはなく、カウル幅の外側を綺麗に流れていきます。ただデニムの裾が外側の気流に引っかかりバタバタします。
PCXの乗り方は、
- 足を普通に置く乗り方
- 足を前方に伸ばした乗り方
の2通りますが、その両方でバタバタ走るよバタコさん。
寒かったので正直、自転車に乗るときに使っていた裾バンドが欲しかった。あと、足を伸ばして乗ったほうが足首の寒さが和らいでいたような気がします。ちょっと不思議。変に風が強かったことも影響していたのかな??
あと、N-MAXだと問題ないですが、PCXで足を伸ばすとステップから豪快に足がはみ出す欠点について。平均時速 60km/h のツーリングでは風圧で足が持っていかれる等の不都合はなく、全く問題ありませんでした。安心してください。
また、裾から進入した走行風がパンツまで入り込むということもありません。私みたいにバタバタが気になる人はタイトで生地の厚いライダースパンツを履くか裾バンドを。最悪輪ゴムでも良いかも。
標準ショートスクリーンは疲れる
私の身長は172cmです。参考にしてください。
標準のショートスクリーンだと、風圧は胸に直撃して上下左右に飛散し身体が非常に疲れます。実際に疲れました。
あと、頭を低く下げたポジションを取ると確かに風が背中を抜けていくので楽ですがその姿勢が疲れる。素人にはおすすめできない(笑)
純正ロングスクリーンで楽になる
よって、ホンダ純正オプションのロングスクリーンは絶対に装着すべきアイテム。取り付けた人のブログを読んでみると 「 ツーリングが楽になった 」という意見が大多数。
また、ダウンフォースの発生によりフロントタイヤを下に押さえつられることにより安定性も得られて走行が楽になるとのこと。そしてなんと横風に煽られることも無いそうです。さすが純正というところか。
一緒に、防風ナックルガードも付けたら完璧です。
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ツーリングが楽になる純正ロングシールド
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純正シールドで冬は防寒に夏は虫よけに大活躍。ヘルメットに当たる風はそのままですが、胸に受ける風圧は激減します。ツーリングがとても快適になります。
あと、サイドバイザーを付けるともっと風の巻き込みが抑えら得るそうですが、横幅がボリューミーになりますねぇ・・・。格好を取るか、防風を取るか。
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PCX2代目用・サイドバイザー
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時速60km/hでのヘルメットの静粛性
私のように普段から原付しか乗らない人にとって、時速60km/hの風圧は結構大きいです。取り分けヘルメットは重要。
ヤンキーマンガの世界だとノーヘルでビュンビュン飛ばしてますが、まずありえない。少なくても絶対に快適ではない(笑)
神奈川県のレッドバロンで購入したスマートディオを札幌に乗って帰ってきた時のヘルメットは半坊でした。ゴーグルがアクセントに付いたやつ。それはそれはツライ旅でした。顔は薄汚れますし。目に砂入るし。強風が吹いたら耳当て部分が風を巻き込んでうるさいし。
で、こっちに帰ってきてからヤマハブランドのゼニス製ジェットヘルメットを購入。時速30km/hでも快適性が全く違う。「 これがヘルメットの防風効果か・・・ 」と驚いたものです。
で、ヘルメットのシールドジョイント部分が欠けてしまい現在の安物ヘルメット・リード工業のジェットを買ったのですが・・・。 「 なんか、うるさくない? 」
ちなみにこちらはゼニス製のジェットヘルメット。違い、わかりますか?
透明な部分をシールドと呼びますが、問題はシールドの取り付け位置。
- ヘルメットの外周よりもはみ出ているのが安物
- ヘルメットの外周の高さに合わせて設計されているのが良品
無論、余計な風の巻き込みが発生しないのは、後者です。私の持っている安物の場合、時速60km/hだと結構うるさくて快適とは言い難いものでした。
また、シールドのジョイント部分の形状も重要。安物の場合は巻き込みが発生して当たり前の形状です。穴開いてますし。対して、良品は余計な穴は開いておらずデコボコもありません。開閉のギミックは全てシールドの内側で完結されているため、より風の巻き込みによる騒音を低減しています。
原付から125ccにステップアップされた方はヘルメットの新調をオススメします。良品のジェットタイプなら視界が広くて初心者にも大変オススメ。
ですが、万が一の貰い事故などで転倒した際のことを考えると、アゴまできちんとガードしてくれるフルフェイスがオススメらしい。風の騒音も一番少ないらしい。
ただ、被り辛いのが難点ですが、アゴの部分がガバっと開くシステムタイプのフルフェイスなら問題ナシです。
メットインスペースについて
私が持っていたリード工業のジェットヘルメットはシート下に収納可能でした。
バイク返却時にバイク屋のオヤジに聞いたのですが、基本PCXのメットインスペースはジェットヘルメットであればある程度大きいサイズでも入るように設計されているとのこと。ただし、フルフェイスについてはスペース的に入るメットもあれば、入らない場合もありマチマチとのこと。
ただ、フルフェイスでもアゴ部分が開閉するシステムタイプであれば、アゴ部分を多少開閉することで結構入るとのこと。
入らない場合は、GIVIなどの汎用リアボックスケースを付ければ問題は解決ですが、オヤジは実体験からバイクのキーがそのまま使える純正のトップボックス35Lワン・キー・システムタイプが便利で良いよと言ってました。
カギを選ぶ煩わしさが無いし、ボックス自体の脱着が超カンタンで子供でも出来るからねと言ってました。
35Lという大きさは、例えばゴツいオフロードヘルメットすら余裕で入る大きさで、普通のフルフェイスは問題無く入りますがメットと小物を入れたらイッパイイッパイ。キャンプツーリングを頻繁に行う人の場合は半用品の45Lのトップケースの方が実用性あると思う。後、リフレクター ( 反射板 ) が付いていないので安全を考えて別途購入して付ける必要がありますね純正は。
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ゼニス・サンバイザー内蔵ジェット
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初心者におすすめ!風の巻き込み騒音が少ないシールド形状は当たり前。視界が広くてツーリングに最適。
さらにワンタッチで使用可能なサンバイザーが内蔵されているため日差しが眩しくても安心です。
これはLサイズ。Mサイズもあります。
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片手でチンガード開閉可能な革命フルフェイス
アゴ部分がワンタッチでガバっと上に持ち上がり、ジェットヘルメットのように簡単に被ることが可能なフルフェイス・ヘルメット。
空力エアロダイナミクスデザインで風切り音が出ません。静音設計で快適なツーリングを約束します。
さらに、スピーカー収納スペースもありインカムの快適性アップ。メガネスリットも採用。サンバイザーも装備しています。
色:パールホワイト、黒、グレー、つけ消し黒、ワインレッド。
サイズは1つ上のサイズを買いましょう。
PCXの実燃費
今回のツーリングの走行距離は、209.6km となりました。意外と走ったなという感想です。
で、出発前に給油口を開けてギリギリまで入っていたレギュラーガソリン位置まで同じように給油。
そのレギュラー数量は、3.76リットル
209.6 ÷ 3.76 = 55.7km
実燃費が50kmを超えたなどのネット記事を読んだことはありましたが、本当に50kmを超えるとは思ってませんでした。スゴイ。
また、安全運転は当然ですが、特に低燃費運転はしていません。山道に入ったら割りとアクセルを開けてスピードも出しましたし、札幌に戻ってきた時に市街地のノロノロ走行もしてますし、盤渓・円山・宮の沢の坂道なども下りたり登ったり。
その結果で実燃費55kmは本当にビックリ。燃費いいね、PCX。
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フューエルワン 300ml
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ガソリンは酸化するとガム状に変化して点火系を汚していきます。燃費にも悪影響。フューエルワンは従来の添加剤では落ちなかったガム汚れを洗浄することができる老舗ワコーズ特製の燃料添加剤です。
私は軽自動車ソニカと原付スクーターで試しています。原付なら確実にリミッターまでビンビンになります。
原付にフューエルワンを入れてみた のページはこちらです。
PCXの乗り心地
※ 注意!!
スポーツバイク乗りライダーと、安い原付スクーターしか乗ったことが無い人や原付すら乗ったことの無い人が言う「 乗り心地が良い 」は全く違う。
主にスポーツバイク乗りライダーが言う「 乗り心地が良い 」とは、コーナーリングや高速域で「 足回りが硬いのでハネ無くて安定してスポーツ走行ができる 」という意味の「 乗り心地が良い 」であり、
私のように、50cc原付しか乗ったことが無い普通の人が言う「 乗り心地が良い 」とは、法定速度内で「 足回りが柔らかいのでギャップのショックを良く吸収してくれて疲れ知らずな走行ができる 」という意味の「 乗り心地が良い 」です。
以下で説明する「 乗り心地が良い 」とは、足回りが柔らかいを意味します。
サスペンションが硬くて、腰が痛い
ツーリング前に、レンタルしたPCXの走行距離を調べたところ 3,000km でした。サスペンションもこなれた時期かと。しかし・・・。
硬い!!!!!!
硬いよっ!!!!!!
PCXを、遅い速度・速い速度の両方で走行チェックしたのですが、ショックの振動が腰に響いて正直、疲れました・・・。
ケツや太ももは普段から鍛えているので問題無かったのですが、腰がやられるという結果に。
シートが固いという意見もありますが、個人的には「 そんなに固いか? 」という感想です。根本的にサスが硬い方が問題だと感じました。
一般道ほど路面にギャップが存在しないサーキットコースを走るならこの硬い足回りのセッティングで構わないし、タンデム走行ばっかりする人にも喜ばれると思う。
しかし・・・、
PCXはスポーツバイクではない
PCXは燃費が良く14インチホイールで長距離も楽々で走れちゃうだけの、ただの125ccのスクーターだ。
PCXのカタログでも 「 スポーツ・スクーター 」 とか 「 レーシング・マシン 」とか書いてませんし、 「 スポーティー 」 とすら書いてません。
加速やコーナリングといった生粋にスポーツを楽しむバイクでは決して無い。そんなバイクにこのサスペンションは明らかにやり過ぎだ。酷すぎる硬すぎる足回り。
乗り心地が硬い原因と言えば、
- スプリング自体のレートが高くて硬い
- ダンパーの減衰力が高すぎる
この2点の組み合わせに起因するものですが、ホンダさん本当に見直して欲しい。もっと初期衝撃を柔らかくいなすレートの低いスプリングと減衰力を少し落としたダンバーが必要な気がする。
あくまで、時速60kmで快適に走行できるコンフォートセッティングにしてほしい。もしくはそれ用のサスペンションキットを求む。
ダンパーが抜けると柔らかい乗り心地
レンタルバイクを返却して家に帰って、すぐに普段乗っている原付に乗ってみたらスゴイ楽ちん。乗り心地が良い。なんだこれ?と思って原因を追究したところ、座っただけでサスがググっと深く沈み込んでいることに気付いた。
走行距離はすでに約20,000km、ダンパーが確実に抜けている。とにかくフワフワな乗り心地の状態であることには間違いない。
硬いPCXに乗って初めて気付いたフワフワ感。スポーツ走行には絶望的に向かない。
ビヨンビヨンのお釣りが発生する状態
↓
高速走行でギャップを踏む
↓
反動で車体がとても跳ねる
↓
ライダーは車体から跳ね飛ばされる
↓
極めて危険。
しかし、ゆっくりした速度で走るのであればデコボコをいなしてくれる柔らかい乗り心地を与えてくれている状態とも言える。
とりあえず、普段から柔らかい足回りのバイクに乗っている人にはPCXはツライと思う。 ( N-MAXも似た様な固さらしい )
その反面、普段からスーパースポーツなどガチガチな足回りのスポーツバイクに乗っている人は「 え?PCXそんなに硬くないよ?普通だよ? 」と思うのだと思う。
来年の春頃、PCXの購入を検討していますが足回りは絶対に変更する予定。じゃなきゃ買えません。
コンフォートサスペンションが無い
で、調べてみたんですが、私のように標準サスペンションが硬くてどうにかしたい人向け、衝撃を柔らかく吸収してくれることを売りとしたサスペンションが販売されていない・・・。純正ダンパーが抜けるのを待つしかないのか・・・。
どこのメーカーでも構いません。ホンダ純正でも構いませんので、今の標準サスペンションがハイスピードでコーナーを攻めまくる用のスポーツサスペンションとするならば、法定速度内用のゆったりツーリング向け乗り心地重視のコンフォートサスペンションを開発・販売してくれるのを強く望みます。
で、さらに調べてみたらあった・・・!!
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初代JF28の前期は柔らかいセッティング
諦めきれずネット記事を漁っていたら、初代JF28から2代目JF56に乗り換えた人のレポートを発見。
まとめると、初代の前期モデルのサスペンションは柔らかかった、ということ。
型式 | 前/後 | 足の硬さ | |
---|---|---|---|
初代 | JF28 | 前期 | 柔らかい |
後期 | 硬くなった | ||
2代目 | JF56 | 前期 |
これは希望が見えてきました。
で、サスペンションを硬くした理由については、JF28後期よりeSPエンジンを採用するにあたりフレームのサブフレームを ( なぜか ) 取っ払ったことが原因のような気がします。
初代後期でサブフレームを取っ払らう
↓
フレームしなり発生で乗り味は柔らかくなった
↓
サスペンションは元から柔らか
↓
このままだと超フワフワになってしまう
↓
苦肉の策としてサスペンションを硬くした?
とは言え、フレームの貧弱感は感じなかったんですよね。
PCXとN-MAXの最大の違いはアンダーボーンフレーム形状の違い。
簡単に言うと2台ともアンダーボーンフレーム構造なんですが、eSPエンジンを搭載し始めてからサブフレームを削除したPCXに対して、削除してないどころか骨太サブフレーム ( トンネル構造 ) のN-MAX。
誰が考えても剛性が高いのはN-MAXです。が、実際に今回乗ったPCXでの感想としては、 「 特に車体のブレ・フニャフニャ感・剛性不足は感じられなかった。十分じゃんPCX。 」という結果に。
まぁ、こればっかりはN-MAXも試乗してみなければわからないのですが、とりあえずPCXの剛性、全く問題ナシと判断しました。
足裏の振動
ついでに、乗り心地関連情報。
足を普通に置く乗り方と、伸ばして乗る乗り方。
走行中に感じる足裏の振動が強いのは足を伸ばして乗った方です。普通に足を置く乗り方だと振動はありますが気になるほどでもありません。
風の風圧などではなく、タイヤが路面を転がる振動をフロントフォークが吸収しきれていなということでしょうか?
シートの感想
ちまたでは、硬い硬いと大騒ぎしておりますが、私的には普通でちゃんとコシのあるしっかりしたシートという感想です。
シートが硬いのではなく、足回りが硬すぎる。
で、初代のFJ28型PCXのシートにはバックレスト代わりのコブがありました。で、今回借りた2代目FJ56型にはコブがありません。正直 「 え、走行中にズレない?大丈夫なの?? 」 と心配していたのですが、
全く問題ナシ。
わりとしっかりお尻を包み込んでサポートしてくれるため踏ん張りが効きます。嬉しい誤算でした。
また、2代目からはタンデム部分のシート幅が増えて、後ろに乗る人の環境は改善されているそうです。
PCXの加速
友人がレンタルしたニンジャ250ccはスポーツバイク。対してPCXは125ccのスクーター。
信号待ちからの加速競争をしてみたら、あっ!?っと言う間に置いてかれました。
とは言ってもサーキットでレースしているワケではない。普段使いを考えると通勤の信号待ちからの加速具合は必要十分で、先頭をリードしてスピードの流れを作ることが簡単にできます。
さらに、今回は寒さのあまり当初計画していた帰り道の恵庭入りは見送り、その分早く札幌に帰ってきたので盤渓・宮の沢・円山などと言った坂道を登ってみましたが、グイグイ余裕で登れます。60km/hより上も出せます。そりゃ、250ccほどのパワーは無いですけどね。
少なくても原付は、フルスロットルで回しても20 ~ 30km/h くらいしか出なかった。それに比べれば超優秀。
私は、スピードや加速に興味がありません。
原付50ccを乗っているときも普通に時速30km/hで左端をノロノロ走ってますし、クルマに乗っているときも時速50~60km/hを維持して走っているような人です。
よって、
- スピード・加速に興味がある人
- スポーツバイク経験者
これらの人とはPCXの感想がまるっきり違うことをご理解いただければ幸いです。
私のように、
- バイクは原付50ccスクーターしか乗ったことがない
- ミッションバイクを乗ったことが無い
という人に向けて、PCXの速さの感想をまとめるなら、
- 時速60~70km/hまではスムーズに加速。遅くないですよ。
- 信号ダッシュでも普通のクルマなら置いていけます。
- 時速60km/h走行は本当に静かで快適。
- 坂道でも時速60km/hまではグイグイ登ります。
また、大きい排気量のバイクと一緒にツーリングを考えている人に対してのアドバイスとしては、250cc ~
1,500ccのライダーが本気の加速をしなければ、PCX125で一緒にツーリングに出掛けても全く問題ありません。安心してください。
あと、静か。私のスマートディオ50ccだと 30km/h でもちょっとうるさく感じますが、PCX125ccだと60km/h出していてもエンジンが静か。50ccと125ccはこうも違うのか?と驚かされた。
アイドリングストップや14インチホイールなどについて
アイドリングストップは優秀!
また、アイドリングストップは本当に楽で良いです。信号待ちのエンジンの振動がピタっと止むのは肉体的にも楽です。N-MAXにはPCXには装備されていないABSがありますが、N-MAXにはアイドリングストップがありません。
数年後のモデルチェンジで恐らく2台とも2つ揃った状態になるとは思いますが、現状では私はABSではなくアイドリングストップを選択します。それぐらい良かった。
14インチホイールの効果について
PCXの14インチホイールのジャイロ効果による直進安定性については良くわかりませんでした(笑)また、普段は原付の10インチ、PCX14インチによる衝撃の吸収具合ですが、スゲーという感想は一切ありません。理由は乗り心地でも説明させていただいたのですが、原付のサスはビヨンビヨン、対してPCXのサスはカッチカチだったのでフェアな比較が無理なんです・・・。
ただ、個人的な感想として時速20km/hくらいまでなら路面のデコボコが伝わりにくいと感じたのは14インチのPCX。間隔的なわずかな差ですが・・・。で、時速30km/hでマンホールの段差を越えた際のガツンという衝撃はどっちもどっちという感想。どれだけ硬いんだPCXのサスは・・・。
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¥900
PCX14インチホイールの簡単ドレスアップ
色は、ゴールド・レッド・ブルー・シルバー・グリーンの5色。
サイドスタンド、いいね。
そうそう、私は50cc原付スクーターしか乗ったことがありません。
このブログでも紹介しているホンダのスマートディオ。彼にはセンタースタンドしかないのです。で、初めてサイドスタンドを使いましたがとっても便利ですねぇ。足のかかとでサっと出して、畳むのもサッと出来てその手軽さとタッチ感にいたく感動しました。
サイドスタンドの豆知識
風や地震に強いのは、センタースタンドよりもサイドスタンドらしい。
白バイのミッションバイクの例ですが、阪神大震災の際にセンタースタンドで停めていた白バイは軒並み倒れていたのに対して、サイドスタンドでギアを1速に入れて停めていたバイクはまったく倒れていなかったとのことです。
メーターについて
2代目になって、アナログメーターはそのままですが針がメーターの外側から指すタイプとなり、メーター中央には念願?の時計表示が付きました。
時計はやっぱりあったほうが便利でした。
ただ、個人的には初代のメーターの表側からちゃんと針が表示されているタイプのほうがデザイン的に好きですね。視覚的にも今何キロ出ているのかがパッと見で分かりますし。慣れの問題だと思いますが。
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¥23,000
初代JF28用・LEDメーターパネル
送料無料
一眼の切り替えでタコメーター表示も可能。初代純正メーターにはない時計・温度計・電圧計表示。
メーターのカラーリングもボタン一つで白・赤・青の3色で好みの色に変更することが可能で光度調整も可能です。
ハンドリングについて
ハンドルの高さについては、丁度良いと思う。
ハンドルが低いと上半身の重さを腕で支える前傾姿勢となりツーリングだと疲れる。実際にNinja250をレンタルした友人は、返却する時にはすでに腕がダルくて大変そうでしたから。
ただ、普段は10インチの原付から、PCXの14インチのホイールだと 「 わお。小回りがちょっとし難い・・・。 」 としみじみ感じました。意外でした。
とは言っても、すり抜けとかは問題ないんです。問題なのは時速10km/h以下のヨチヨチ移動の時だけなので。ということは、スポーツバイクの17インチだと結構大変なんじゃないのか?と思った。
冬はグリップヒーター
原付の時速30km/hでも秋・冬の走行は手が凍えるというのに、60km/hになるととんでもない。今回のような夏でも寒いケースに遭遇することもある北海道ではグリップヒーターは是非付けたい防寒アイテム。
純正はグリップ半周タイプで暖かさ3段階調節、バッテリーの電圧が低い時は自動カットという仕様。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
¥9,800
ホンダ純正グリップヒーター
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
¥2,500
半用品の店・バイクパーツセンターのヒーター
送料無料
2代目PCXで北海道ツーリング
3代目PCXのツーリングインプレッション!乗り心地は硬かった!!
N-MAX ABS ( 2017モデル ) のツーリングレビュー。意外とソフトな乗り心地。
トリシティ125で北海道ツーリング
バーグマン400で北海道ツーリング。スクリーンが珠にキズ
NC750X-DCTは最高峰のオートマバイクでした。
T-MAX560 TECH MAXのクルーズコントロールは便利。
Gold Wing tour 1800 DCTは最強の長距離ツーリングバイクでした。
レブル1100DCTはとても軽い取り回しとGW1800を凌ぐ加速が魅力。
RSタイチのレインスーツ
SHOEIのジェットヘルメット
次回のブログは今回のツーリング目的である白老のカフェと、レンタルバイクの借り方についてご紹介する予定です。乞うご期待。
カフェ宝竜の白老牛カレー。ツーリングめし最高でした のページはこちら