2020年9月6日(日曜日)
毎年恒例、北海道カレーツーリングに行ってきました。
大型自動二輪AT限定免許を取得してから迎えた初めての夏ツーリング。
本来であればホンダのゴールドウィング1800をレンタルする予定でしたが、
125ccしか乗ったことがないのに、いきなり超大型クルーザーでツーリングはやり過ぎと思い、
正統派ビッグスクーターの生き残りであるスズキ・バーグマン400を選択しました。
モノサス&柔らかいシートによるソフトな乗り心地、
太いタイヤによる直進安定性で高速道路もバッチリ、
フル加速性能は今回同行したホンダ・レブル250とほぼ同等ときたもんだ。
欠点なし・非の打ち所がないバーグマンに一つだけ残念な部分、
それがウィンドウスクリーンだったとは予想だにしていなかったです・・・。
目次でございます。
Rental819新千歳空港店でバーグマン400をレンタル
新千歳空港店のレンタルバイクラインアップ
いつもツーリングに同行してくれる友人が、
「 乗りたいバイクが新千歳空港店でしかレンタルされていない 」と言ったため千歳店へ。
ちなみに、ホンダ・レブル250の2020年式です。( この2020年式というのがポイント )
まぁ、確かに札幌店・札幌白石店のバイクラインアップよりも魅力的な車種が新千歳空港には豊富です。
以下はAT免許で乗れるレンタルバイク表ですが、大きいバイクが多いのが特徴。
ホンダのお家芸・DCT( デュアル・クラッチ・トランスミッション )のゴールドウィング / NC750X / X-ADVの三車種が試せるのは十分魅力です
が、教習でお世話になったビッグスクーターのSUZUKIスカイウェイブ400・650を正統派とするなら、バーグマン400を試さなくてどうするの?という自問自答と葛藤。
結果、私はバーグマン400をチョイスしました。2BL-DU11A
札幌店 | 札幌白石店 | 新千歳空港店 |
---|---|---|
X-MAX250 | ゴールドウィング | ゴールドウィング |
PCX125 | NC750X | NC750X |
N-MAX125 | バーグマン200 | X-ADV |
トリシティ125 | PCX125 | T-MAX560 |
ジョルノ | N-MAX125 | バーグマン400 |
JOG | GP125i | フォルツァ250 |
- | クロスカブ110 | - |
- | スーパーカブ110 | - |
- | ディオ110 | - |
- | ダンク | - |
※ 本来であれば、250ccのフォルツァをレンタルするべきだったのですが、
プリロード設定を最弱に設定しても乗り心地が鬼のように硬いとのこと。
PCX2代目と3代目をレンタルツーリングした際、ハード過ぎる乗り心地で腰が悲鳴を上げましたがフォルツァはそれと同じくらいと予想。同じホンダですし。
よってフォルツァ250はスルーしてバーグマン400となりました。
新千歳空港店の外観
2020年9月6日時点では、グーグルマップは草原しかありません(笑)
しかし、実際にRental819新千歳空港店に到着してみると回りはレンタカー屋の敷地だらけという状況。
で、カンバンを見つけました。
お店の外観はこんな感じです。1階建ての室内はログハウス風な木のぬくもり。( 木の香りが苦手な人にはツライかも )
ちなみに、お客様駐車場は無料です。( 空港まで無料の送迎ハイエースあり )
トイレが綺麗でした。( ただ水回りの設計を失敗したらしく手を洗う場所が遠い )
バーグマン400のレンタル料金
毎年8時間レンタルをしています。
バーグマン400はP-4クラスに該当するため、
8時間:13,600円のレンタル料金でした。( 車両保険はオプションで3,500円 )
で、書類の下側を見てみたら、
え?
北海道のレンタルバイク店なのに、
静岡県の企業がオーナーなの!?
( 田方自動車学校? )
注意!ガソリンスタンドが遠い
レンタルバイクはガソリン満タン返しが普通です。
しかし、新千歳空港店の回りにはガソリンスタンドがありません。
一番近くて3.6kmも離れています。( 私は下側のモダ石油で給油しました )
注意しておきましょう。
ちなみに面倒であれば、お店で給油することも可能。
レギュラー190円です。
バーグマン400は13Lタンクなので、
仮に13L入れるなら、
13L × @190 = 2,470円 ですね。
今回のツーリングコースについて
去年までは札幌スタートでしたが、諸事情により今年は新千歳空港スタート。
( 総走行距離は187km )
千歳スタート → 恵庭 → 支笏湖(撮影) → 苫小牧 → 白老の宝竜カレー
帰りは、
苫小牧 → 厚真 → 沼ノ端 ~ 厚真( 高速道路 )→ 厚真 ~ 沼ノ端( 下の道 )→ 千歳ゴール
という試乗ツーリングコースの設定となりました。
で、支笏湖に到着。
撮影スポットで撮影です。
バーグマン400と、レブル250
レブル250が大ヒットしているらしい。( マニュアルバイクなので私には乗ることができません・・・ )
ただ、このレブル。タコメーターが付いていないんです。
レブリミッターは付いているのかしら??( じゃないと簡単にオーバーレブしてエンジンがお釈迦になるはず )
冒頭で2020年式にこだわっていましたが、その理由がこれ。
アシストクラッチでクラッチレバーが恐ろしく軽い。
マニュアルバイク乗りの人はツーリングの後半にクラッチ操作が億劫になってしまうみたいですが、これだと楽々とのこと。
( ただ軽すぎて最初戸惑った友人はしょっぱなにエンストしてました(笑) )
バーグマン400のスペックについて
バーグマン400のスペックは以下の通り。
PCX125・バーグマン200・NC750Xと比較してみました。
スペック | PCX125 | バーグマン200 | バーグマン400 | NC750X |
---|---|---|---|---|
重量kg | 130kg | 163kg | 215kg | 231kg |
トルクkgfm | 1.2/8500 | 1.6/6000 | 3.7/4800 | 6.9/4750 |
馬力ps | 12/8500 | 18/8000 | 31/6300 | 54/6250 |
トルクウェイトレシオ | 108 | 101 | 58 | 33 |
Fタイヤ | 100/80-14 | 110/90-13 | 120/70-15 | 120/70-17 |
Rタイヤ | 120/70-14 | 130/70-12 | 150/70-13 | 160/60-17 |
サスペンション | ツイン | ツイン | モノ | モノ |
シート高 | 74.5cm | 73.5cm | 75.5cm | 80cm |
8hレンタル料 | 5,700円 | 11,500円 | 14,100円 | 14,100円 |
私の体重は56kg。PCX125の信号待ちからの加速は必要十分であり余裕で先頭をリードできておりました。
トルクウェイトレシオで比べるとバーグマン400はその2倍加速が良いことに。
実際に走らせた感想は下部でまとめてます。乞うご期待。
バーグマン400の足つきについて
バーグマンのシート高は75.5cm
私の身長は、172cm
長ぐつの底は、1.5cm程度
教習でこそ片足停車ですが、スクーターしか経験していない私のようなライダーが街中デビューすると両足停車がとても安心できます。
そんな私がバーグマン400で両足を着けようとすると、あらベッタリ。足つきは問題ありません。
また、足つきの良さを支えているのはこのステップボードのくぼみ形状です。
ちょうど足を降ろす位置がカットシェイプされているので、股を余計に開く必要が無いんです!なかなかアジな真似をしてくれるニクイ仕様です。
ただ、私の腕力・脚力が無いだけかもしれませんが、停車中フラついた場合は両足着き状態でも215kgの重量を感じてしまいます。
このバーグマン400、恐らく女性だとは思うのですが左右の車体側面に転倒キズが生々しく残ってました。背の低い女性の方は幸いバーグマン400のシート前方はとても柔らかく沈み込みますので停車時は前方に腰をずらして足つき余裕を稼ぐのを忘れずに。
バーグマン400のメットインスペースについて
こちらがバーグマン400のシート。
シートをフルオープンした状態。もう少し開いてくれると便利かなぁ。
( ちなみにダンパーでオープン状態を保持しています。 )
シート裏には、二人乗りタンデム走行の際はリアタイヤの空気圧を変えてねと注意書き。ただ一緒にリアサスのプリロードも強めに変更する必要があるのは言うまでもないでしょうか。
( タイヤ銘柄はダンロップのスクートスマートG )
肝心のシート下メットインスペースはこのような感じ。収納としては十分です。
( 小さいボディバッグ・ユニクロの秋用ジャケット・ワークマンプラスの防風パンツ・折りたためるゴム長靴・ショートグローブ が一度に入ります。ギューギューにしたらさらに入る。)
車載工具ケースが固着されています。
プリロード設定の工具はこちら。
で、メットは入るのか?という疑問ですが、
新調したジェット型ヘルメット、SHOEI ジェイクルーズ2( J-Cruise II )のMサイズを試してみましょう。
シールドを前方にこのように入れます。
問題なく入りました。2個はムリです(笑)
フルフェイスヘルメットも問題ないかと。( ただシート裏ギリギリっぽい )
バーグマン400の、その他ボディチェック
デジタルメーターが流行ってきておりますが、バーグマン400は昔ながらのアナログ2眼メーター。個人的に好きです。
キーを捻るとオープニングで針が降りきれるギミック付き。エコ運転ランプも付いてます。
キルスイッチで切るとライトは点灯状態になります。エンジンは普段はキーでOFFにしましょう。
大型二輪AT教習のスラロームや一本橋、波状路をクリアできたのはこのグリップエンド( バーエンド )のおかげです。
グリップヒーターが付いていないのは少々残念。
ヘッドライトのパッシングボタンがあるのには驚いた。
ビッグスクーターの象徴?かもしれないサイドブレーキ。実際に使うのは初めてです。
教習車だったスカイウェイブ400と650には無かった。
下に押し込むとロック。さらに押し込むと解除。
収納は左右に一つづつありました。
銀色の部分がボタンになっています。
右側のポケット奥にはシガーソケットが。ETCは標準装備ではありません。
足元センターには、
給油口があります。( 冷却水の投入口も )
13リットルタンク。
燃費レビューは下部にて。
キーシリンダー。スマートキーではありません。
バーグマン400のステップボード
ビッグスクーターらしく余裕のあるステップボード。
足のサイズは27cmです。
足を下に降ろしたポジションは問題ありません。ステップ横にはみ出ることもナシ。
N-MAX125では気になったボディ形状。すねの横が痛くなったものです。
ただし、バーグマン400だと滑らかに処理されているので、
密着させても痛くありません。Goodです。
足を前方に伸ばした場合、
問題なく届きました。ちょっぴりハミ出る。
で、シェイプカットによる足つきの良さは前に説明した通りです。
ただし、パッセンジャー用の足置きグリップ。
実際に足を奥と、シェイプカット部分に干渉してしまう・・・。
バーグマン400のタイヤとABSブレーキ
駆動系プーリーケース
一部カーボン調のマフラー
アイドリング時の排気音は個人的にもう少し静かなら好み。普通のライダーさんからしてみるとごく普通の音量かと。
ブレーキフルードタンク:フロント
ブレーキフルードタンク:リア
バーグマン400のブレーキはフロント・リア共に油圧制御のディスクブレーキ。
両輪ABS仕様になっています。
フロントブレーキキャリパー
フロントタイヤのサイズは、120/70-15
リアブレーキキャリパー
リアタイヤのサイズは、150/70-13
リアタイヤ、
太いです。軽自動車のタイヤとほぼ同じ。
バーグマン400のテールライト
横に長い形状ですが、センター部分がシェイプされて左右独立感を演出。
ブレーキランプ点灯状態。
ウィンカーランプ点灯状態
バーグマン400のヘッドライトとスクリーン
LEDヘッドライトを採用したキリっとしたデザイン。
ウィンドウスクリーンの下部には整流効果を高めるための穴が開いています。
スクリーンは薄くスモーク。
スクリーンの高さは、
ライダーの首元の高さ。
バーグマン400のギャラリー写真
以下は動画から抜粋した写真になります。
モデル身長:172cm・体重56kg 購入を検討されている方はどうぞ参考にしてください。
YouTube動画:1分25秒
バーグマン400の加速性能について
時速60km/hからのフル加速だと、
3秒後に時速80km/h、( N-maxだと4秒。)
さらに3秒で時速100km/hに到達。
個人的には空間を切り裂くというか瞬間移動というかそんな感じ。125ccとは明らかに加速力のパンチが違う。
パッセンジャーに何も言わずにフル加速したら、一瞬で落車ですかね(笑)
ついでに信号待ちから、レブル250のフル加速にずっと付いていくことが可能です。( ほぼ同等でした )
スペック | レブル250 | バーグマン400 |
---|---|---|
重量kg | 170kg | 215kg |
トルクkgfm | 2.2/7750 | 3.7/4800 |
馬力ps | 26/9500 | 31/6300 |
トルクウェイトレシオ | 77 | 58 |
Fタイヤ | 130/90-16 | 120/70-15 |
Rタイヤ | 150/80-16 | 150/70-13 |
サスペンション | ツイン | モノ |
シート高 | 69cm | 75.5cm |
8hレンタル料 | 11,500円 | 14,100円 |
数値的にはトルクウェイトレシオで有利、加速力で有利な13インチのバーグマン400の方が出だしから速いはずなのですが、実際にヨーイドンしたらレブル250と同等。
その理由としては、やはりプーリー&ベルトよりもクラッチ&ミッションのほうが加速にパンチがあるということなのかしら・・・?
バーグマン400の乗り心地について
まず、タイヤ。
ミシュラン製のタイヤは乗り心地が良いらしい。ただバーグマン400の純正タイヤはブリジストンのスクートスマート。
で、
- 太い=安定・乗り心地
- 厚み=乗り心地
100/80-14なら、太さは100mm ( 10cm )
厚みは100mm×80%=80mm ( 8cm )
バーグマン400はタイヤスペックから見た場合、125ccスクーターと比較すると「乗り心地は良い」と言えるかと。
タイヤスペック | PCX2 | PCX3 | N-MAX | バーグマン400 | NC750X |
---|---|---|---|---|---|
Fタイヤ | 90/90-14 | 100/80-14 | 100/70-13 | 120/70-15 | 120/70-17 |
F厚み | 8.1cm | 8cm | 7cm | 8.4cm | 8.4cm |
Rタイヤ | 100/90-14 | 120/70-14 | 130/70-13 | 150/70-13 | 160/60-17 |
R厚み | 9cm | 8.4cm | 9.1cm | 10.5cm | 9.6cm |
で、シートですがバックレストの調節はできません。
バックレスト部分は硬めです。
ちなみに教習車スカイウェイブ650はできました。
大型自動二輪AT免許、取得しました ← 記事です。
シートのバックレストと座面はドットの型押し形状です。
座面は全体的に柔らかいのですが、バックレストに腰を付けて座るとお尻の下の方がバックレストに乗っかるためすこし固めっぽい乗り心地となります。
逆に、前方部分は本当に柔らかい。でもちゃんとコシもある感じ。
ギャップを踏んだ場合、車体はタイヤ→サス→ボディフレームを伝わってライダーの身体に衝撃が走りますが
その際にフロント側に座っていると身体への衝撃は皆無で快適でした。これには驚いた。シートって重要なのね。
で、
バイクの乗り心地を決定付ける大事な部品、サスペンション。
レンタルしたバーグマン400は、走行距離が16,000kmでした。
ダンパーは程よくこなれている頃です。
バーグマン400のリアサスペンションは、
リンク式のモノショック・サスペンションです。
物理的な仕組みにより、一般的にツインショックよりも乗り心地と走行性能が向上するとのこと。
車体の下側に設置されているので、目で確認するには
ワイヤーロック用の穴から覗くことに。
で、バーグマン400のモノサスには、
7段階のプリロード調節が可能なアジャスターが付いています。
私は結局、4のまま走りました。
乗り心地が良かったためです。
( 16,000kmも走っているのでサスの̚カドはすっかり取れているのかマンホールなどギャップを60km/hで踏んでもガツンと衝撃はきません。PCXは2代目も3代目も本当にガツンガツンときて不快そのものでしたが、それと比較してこのバーグマン400は快適そのもの。タイヤの太さ・厚みも関係しているのでしょう。 )
( 恐らく1にしたらバックレストに腰を密着させた状態でギャップを踏んでも衝撃は感じないと思われます。 )
スズキのお客様センターに問い合わせたところ、工場出荷時は中間の4に設定されているとのことでした。
一般的に中間のセッティング(4)でちょうど良いと感じるライダーの体重は60~75kgの人です。
私のように60kg以下の人にとっては、4では固過ぎます。よってプリロード調整で弱設定の1~3にする必要があるワケです。
逆に体重が100kgとかの人であれば、強設定の5~7に設定変更します。
注意したいのが、背が低いけど体重がある人かと。
ソフト設定にするとバネに余裕が生まれて、ライダーが乗り込むとより車体が沈みやすくなります。
車体が沈むと足つきが良くなります。
体重が50kgの人ならソフトで良いのですが、100kgの人が足つきのためにソフトにしてギャップを踏んでしまうと
体重が重い分勢い良く車体が沈み、その後勢いよくバネが戻ります。シートから上空へ発射。
もちろんダンパーによってバネの戻りの勢いをある程度抑制してくれていますが。想像するとちょっと恐ろしい。
バーグマン400のプリロード調整は車体の下で行います。
プラスチックのフタがあります。
フタを空けるとプリロードアジャスターが顔を出します。
それぞれの矢印の方向に回すことで、ハード・ソフトにセッティングすることが可能です。
ちなみに、純粋なバイク屋ではないRental819店( 新千歳空港店 )では、プリロード設定を事前に調節してくれません。( ダメでした。)
純粋なバイク屋がやっているRental819店( 札幌店・札幌白石店 )だと、おそらくやってくれるかと。
バーグマン400のデメリット、ウィンドウスクリーン問題
バーグマン400のウィンドウ スクリーンの高さは、ライダーの首当たりです。
ショートスクリーンと比べると長くて高いですが、ロングスクリーンと比べると短く低い。
すると走行風は首元の少し上を通過します。
で、バーグマン400で時速45km/hまでなら問題はありませんが、
時速60km/hで、うるさくなるとは思ってもみませんでした。
時速80km/hでは、かなりのストレス。
ぼうぅーーーー!!
走行風のシュミレーションとしては以下の感じです。
スピードを出すと空気の壁にぶつかります。
ただし、それぞれのラインだと壁の抵抗は小さい( 小さい矢印 )
速度を上げることにより、下側の空気がスクリーンにより押し上げられ、
結果的に大きい風がジェットヘルメットの弱点エリアに直撃してしまい非常にうるさい。ジェイクルーズ2でも。
( 風が一番騒音に対して弱いシールド側面下にぶつかる。一番整流が乱れやすいうるさくなりやすい部分に直撃するもんだから余計にうるさい。よって、ジェットではなくフルフェイスであればこのスクリーンの走行風ストレスは無いと思います。 )
バーグマン200も同じですね・・・。
前傾姿勢で頭を少しだけ低くしてスクリーンの影に隠れると信じられないくらい静かになる。( そもそも中途半端な高さとは言えスクリーンのおかげでPCXやN-MAXのように胸に風が当たりません。頭を下げてスクリーンの影に隠れればそりゃ静かです。 )
SHOEIのジェットヘルメット J-CruiseⅡを買いました ← 記事です。
フォルツァの可動式ウィンドスクリーンで高さを最高に設定すると、当たる位置がヘルメットの上部なので恐らく静かだと思う。
そうそう、風の抵抗と言えばフロントカウルのこの部分が秀逸でした。
実際に走行すると、手に空気がぶつかりません。驚きました。
私は身体が冷えちゃうとすぐにトイレに行ってしまう体質なのですが、結果的にはウィンドウスクリーンによって胸に当たる走行風の抑制と、フロントカウル形状による手に当たる走行風の抑制により体温低下を防げました。トイレの回数は劇的に減りました。
( ちなみに今回は小雨に結構やられて気温は低かったことを付け加えておきます。 )
ちなみに、ウィンドウスクリーンのバイクに乗るなら
ティッシュか雑巾の用意が必要。
スクリーンに虫が当たったらしく虫の液が。
その後、小雨が降ってしまい・・・。
帰りに2りんかん札幌店に寄って、マットカラー用のメットクリーナーを買いました。
バーグマン400で高速道路100km/h走行してみた
帰りは友人の提案により無料の高速道路を試して来ました。
苫小牧の端っこ、沼ノ端から高速道路に進入できます。
結果としては中途半端なスクリーンによる走行風のうるささを抜きにして、
車体の剛性的にはバーグマン400の連続100km/h走行・100km/h巡行は余裕です。
頭を少し低くしてスクリーンの影に隠れれば全く問題なし。
ただし、エンジンはうるさいかなと思いました。
60km/h = 4000rpm
70km/h = 4500rpm
80km/h = 5000rpm
90km/h = 5500rpm
100km/h = 6300rpm
ただ、流石にちゃんとしたライディングジャケットじゃないと危ない。私は腕にアジャスターの付いているレインスーツでしたが、100km/hの世界ではバタ付きます。ハッキリ言って恐怖を覚えた。
さらにエルボーガード・ニーガード・背中の脊柱ガード・胸ガードパッドなども絶対必要。今思うと、なんと無謀なことをしたのか。ちょっと怖くなった。
それでも目線の高さ辺りまであるロングスクリーンがあれば恐怖の原因のメットに響く走行風がシャットアウトされるため100km/h巡行でもがんばれるかと。前傾姿勢で常時スクリーンの影に入るのは疲れますから。
バーグマン400を購入しようとしている人で高速道路も使うという人は必ずオプションのロングスクリーンを買いましょう。
バーグマン400の実燃費
今回の走行距離は、187.4km
給油量は、6.28リットル
よって、
187.4km ÷ 6.28ℓ = 実燃費 29.8km/ℓ
割とスピードのアベレージは高かったと思うのですが、約30km/ℓの高燃費。驚きました。
バーグマン400は燃費が良い。
旅の目的である白老町の宝竜( ほうりゅう )。
牛すじ煮込みカレーと、ハンバーガーのセット。
大変美味しかったです~♪
ライダーに行って欲しいお店・宝竜 ← 記事です。
で、返却時にスクーターのベルト&プーリーとは異なるオートマバイクを発見。
デュアル・クラッチ・トランスミッション( 略してDCT )のATバイクであるNC750Xを発見。( DCTモデルではなくマニュアルモデルでしたが。 )
マニュアルバイクが一切乗れない大型二輪AT限定免許の私にとっては、750ccのATバイクは夢のような存在(笑)
試しに足つき確認のため近くにいたスタッフさんに
「 またがってみてもいいですか? 」と尋ねたところ、
「 いいですよ 」と。
メールで事前確認した際、「ご予約を頂いていない車両の状態を事前に確認する等の対応もいた
おいおい、レンタル819新千歳空港店の対応はどうなってるの???
で、またがってみてビックリ!!
「 足、届いてる!? 」
驚いた原因は、
先月にホンダドリーム札幌店に行った時に以下の写真のNC750Xにまたがってみた経験があったから。
その時は確かにつま先立ちになってしまい、「 うーん、両足状態でつま先立ちはちょっと不安だなぁ 」と。
それが、このレンタルされているNC750Xだと問題なくペタっと足が付く。
なんだこれ????
走行距離が嵩んでサスが縮んだ?タイヤが減ってる?プリロードが最弱だったのか?
すべてはナゾに包まれる( たけしの挑戦状 )
NC750X-DCTの歴史
2014年に、NC700Xからバージョンアップ。その際にローダウンモデルも併売。
2016年に、デュアルベンディングバルブ化(フロントサス)、7段プリロード機能追加(リアサス)、ウィンドスクリーンを大きく・サイドカウルを小さく
2018年に、すべてローダウン仕様( 80cm )、トラクションコントロール( セレクタブル トルク コントロール )標準装備
2代目PCXで北海道ツーリング
3代目PCXのツーリングインプレッション!乗り心地は硬かった!!
N-MAX ABS ( 2017モデル ) のツーリングレビュー。意外とソフトな乗り心地。
トリシティ125で北海道ツーリング
バーグマン400で北海道ツーリング。スクリーンが珠にキズ
NC750X-DCTは最高峰のオートマバイクでした。
T-MAX560 TECH MAXのクルーズコントロールは便利。
Gold Wing tour 1800 DCTは最強の長距離ツーリングバイクでした。
レブル1100DCTはとても軽い取り回しとGW1800を凌ぐ加速が魅力。
RSタイチのレインスーツ
SHOEIのジェットヘルメット