先日、新型・4代目スイフトスポーツの適当な雑誌記事についてブログで言及しました。;゚ロ゚)
で、
本日、2017.10.18 実際にZC33Sの6速マニュアルを試乗してきました。
走りについては、ポロBlueGTと遜色無し。良く出来たクルマでしたね。(*^^*)
目次でございます。
4代目・新型スイフトスポーツターボ試乗も目次
スズキアリーナ平岡店でスイフトスポーツを試乗する。
やってきました。
スズキアリーナ平岡店。
川平慈英・博多華丸タイプの顔立ちがステキな林常務は今日も元気でした。
ただ、社員の若返りがなっていないのでこの先が心配な店でもあります(笑)
ちなみに、この店での試乗体験は以下の通り。
で、
こちらが4代目1400ccスイフトスポーツターボ。
スイフトは4代目でようやくターボ化しました。
ターボモデルは他に、1000cc6ATモデルのRStがあります。
グレード | 2WD価格 | シフト |
---|---|---|
XG | 134万 | 5MT/CVT |
XL | 146万 | 5MT/CVT |
RS | 159万 | 5MT |
RSt( ターボ ) | 170万 | 6AT |
スポーツ( ターボ ) | 183/190 | 6MT/6AT |
ハイブリッドML | 162万 | CVT |
ハイブリッドRS | 169万 | CVT |
ハイブリッドSG | 166万 | 5速SCT |
ハイブリッドSL | 194万 | 5速SCT |
ついでに、
ハイブリッドモデルの中でSG・SLは、
フォルクスワーゲンのようなデュアルクラッチではなく、シングルクラッチAGS( 5速SCT )を採用していますが、変速ショックはタクシーのシフトチェンジを彷彿とさせるシロモノ。子供は酔う。買わないほうが無難。
その点、ホンダのフィットハイブリッドはデュアルクラッチです。乗り比べをオススメします。
スイフトスポーツターボのエクステリア
運転席のドアを開けると、Bピラーの下側にコーションプレートが貼られてありました。
エンジンルームではないんですね。スイフトだけかな??
試乗車の車体番号はZC33S-100502
SUZUKI MOTOR CORPORATION JAPAN
TYPE CBA-ZC33S
CHASSIS NO. ZC33S-100502
ENGINE K14C
COLOR ZFT C12 VBRM
安全性の問題でフロントの尖ったデザインはできなくなりました。
先端が平坦なデザインが多くなってきましたね・・・。
4代目スイフトのボンネットはわずかに湾曲しています。
一緒に天井も湾曲していたら、RX-7みたいでさらにカッコイイのに。パクリはダメですけど。
標準でフォグランプ付きます。
ヘッドライトはプロジェクター型。スッキリしてて良いです。
カーボン調のフロントスポイラー。雰囲気を大事にされたい方は良いのでは。
サイドスカートもカーボン調です。
日本車ではスバルのXVがこのような六角形ホイールデザインを採用して、さっそくスズキも真似てます。
タイヤサイズは、195/45R17。スイフトも17インチを履く時代になったのか。
タイヤメーカーはドイツのコンチネンタルでした。
195/45R17 の タイヤ価格 ( 2017年10月現在 )
メーカー | 銘柄 | 1本価格 |
---|---|---|
インドATR | Economist ATR-K | 6,290 円 |
中国ナンカン | AS-1 | 7,120 円 |
中国ナンカン | NS-2R | 9,340 円 |
トーヨータイヤ | ナノエナジー3 PLUS | 10,190 円 |
ダンロップ | ルマン5 | 13,100 円 |
ヨコハマ | Sドライバー | 13,400 円 |
ブリジストン | ポテンザアドレナリンRE003 | 17,700 円 |
タイヤの空気圧。
フロントが、2.3
リアが、2.1
という前後別々の空気圧を設定していました。
軽自動車ではほとんど4本同じ空気圧ですけど、普通車は違うのが当たり前?それとも特定モデルだけの仕様なのかな??
SRS 53R0ってなんだろう?
スイフトスポーツターボのエンジンルーム。
エンジンカバーは当たり前になってきましたね。
ボンネット裏のエンジンメンテナンス情報
項目 | 内容 |
---|---|
アイドル回転速度 | 700rpm |
点火時期 | 5 BTDC無調整式 |
プラグ | NGK ILZKR7D8 |
オイル交換 | 1年または1万km |
指定オイル | スズイエクスターF |
フィルタ交換 | 1万km |
冷却水LLC | 7年15万km、以降4年7万km |
指定LLC | スーパーロングライフクーラント ( 青 ) |
バリバリ峠などを走っている場合はシビアコンディション。オイルも冷却水もサイクルは短めで。
ラジエーターキャップの圧力は1.1でした。
リアドアハンドルは上にあります。
正直、とても開けづらい・・・。
スイフトスポーツターボのリアデザイン。
テールライト形状は、ポロやBMW1シリーズのインスパイア。
デュアルマフラー2本出し。
アンダースポイラーもカーボン調で。
水夫とスポーツターボのロゴエンブレム。
気になったのが、このルーフ・アンテナ。
なんでこんなヘンテコでハンパなデザインを採用したのか??
すべては謎に包まれている。
スイフトスポーツターボのインテリア
では、続いてインテリアを見て行きましょう。
このステアリングの太さ、握りやすさは秀逸と思いました。
ぜひ握って感触をお楽しみください。
ちなみに、テレスコピック&チルトステアリングです ( 当然ですが )
スイフトスポーツターボはオプションを付けなければ何も付いていないようなモデルです。
流行の自働ブレーキも素のままだとナシ・・・。
一応、普通のクルコンだけは付いています。
スイフトは、10万円上乗せで、
- レーダークルーズ (40~100km/hまで)
- デュアルセンサーブレーキサポート
- 車線逸脱警報機能
- ふらつき警報機能
- 先行車発進お知らせ機能
- 誤発進抑制機能 (ATモデル)
- 運転席センターアームレスト
- SRSカーテンエアバッグ
- フロントシートSRSサイドエアバッグ
- ハイビームアシスト機能
- リヤシートベルトフォースリミッター
- リヤシートベルトプリテンショナー
が、付いてきます。
私のダイハツ・ソニカのレーダークルーズが単品オプション11万円だったことを考えると、これはもう破格のバーゲンプライスと言って良いでしょう。
さらにもう8万円上乗せで、
アラウンドビューモニターのカメラが付けれます。
フロントカメラも付いてきますから、豪雪地帯の見通しの悪いT字路では効果を発揮しますし、
もちろん上空から見渡したような映像で車庫入れ駐車は簡単になると思いますが・・・、
肝心のモニターは別途です。
さらにプラス10万上乗せになります・・・。汚い売り方だ。
スイフトスポーツターボは標準でオーディオレス。
なので、意味が無いオーディオコントロールスイッチ。
スポーツ車に特有のゼロ針が下向きのタコメーターとスピードメーター。
タコメーターは赤バックカラーなので、レッドゾーンが確認しづらい!!なんでこの色を選択したんだ!?
スピードメーターについては260km/hまでのスケールはやり過ぎですが、200km/h表示までなら許せる性能を秘めています。下部の走行インプレッションをどうぞご覧ください。
で、メーターの中央にあるマルチインフォメーションディスプレイ。
燃費計や平均時速、走行時間、ブースト圧メーター、オイル温度メーターの表示は使う人が多いので良しとしますが、
パワートルク表示メーター、アクセルブレーキ操作グラフ、Gモーショングラフと履歴。
これらは、サーキット走行後や峠をドライブしたあとに、素人が自由にデーターを取り出して、ナビの走行データーとクロスオーバーさせて走行解析することができないのであれば全くと言っていいほど意味が無い。
せいぜい素人ドライバーが、街中や峠の片隅で 「 おぉ、すげー! 」と助手席の友達とワチャワチャして盛り上がって終わるのが関の山。
走行解析ナビゲーションシステムを導入すべき。
エンジンスターターボタン。
で、その下には・・・、
ESP解除OFFスイッチ
横滑り制御と、トラクションコントロールをOFFにするためのものですが、特に冬道で滑って発進できない場合にトラコンOFFにするために使うものです。
サーキットや峠のスポーツ走行を除いて、夏場でOFFにする必要はありません。
アルミペダル?アルミ調?
一応、フットレスト付きです。
レカロシートではありません。
スズキの純正セミバケットシートになります。
シートリフター付き。
シートレール位置調整ハンドル。
太ももを横Gからサポートしてくれます。
さらに、腰も思ったよりサポートしてくれる形状でした。ステキです。
ただし、
坐骨の部分の座面は柔らか過ぎとは言わないが、もう少し硬いほうが良いと思う。
私は172cmの56kgで痩せ型です。
で、運転中はそこそこタイトに感じました。
よって、ふくよかなボディをお持ちの方だと、正直せまいと思う。
わき腹部分もガッチリとサポートしてくれます。
標準だと、助手席にシートヒーターすら付かない。
変なコストカットはやめてほしい。
スイフトスポーツターボの6速マニュアルシフトノブ。
試乗を終えてバックで駐車しようとしているのに何度もエンストさせたのは6速に入っていたから(笑)
ショートストロークでカコン・カコン入るシフトフィーリングは良かったです。
エアコン調整ダイヤル。
っていうか、
MOOD,OFF,外気内気,ACのボタン同士が離れているのは正直操作しづらい。
USB充電ポートもコストカット。
パワーウィンドウスイッチ
メッキドアノブ
で、
後席に座ってみました。
助手席は実際に座る人の位置です。
膝下がガッツリ座面ナシっていうのは、コンパクトの宿命でしょうか。
足回りのスペースについては問題ありませんでした。
後席の、ヘッドクリアランスについてはギリギリ許容範囲。4cmほど。
頭が天井に直撃するプリウスに比べたら全然マシ。
女性や子供ならまず問題ありません。
ラゲッジスペースは底がある程度深いです。
スペアタイヤはありません。鉄板むき出し。パンク修理キットが収まっていました。
スイフトスポーツターボの走行インプレッション
では、試乗に出掛けます。
常務に 「 ぶつけたら買ってね 」 と釘を刺されます。
こちらがスマートキー。イモビライザー機能は当然ですね。
試乗コースは
いつもの平岡 ~ 厚別 30R を2週。
スペック表
スイフトスポーツ/ポロブルーGT
項目 | スイフトスポーツ | ポロ ブルーGT |
---|---|---|
過給器 | ターボ | ターボ |
エンジン | 直4-1.4 | 直4-1.4 |
馬力ps | 140/5500 | 150/50-60 |
トルクkgm | 23/25-35 | 25/15-35 |
ミッション | 6MT/6AT | 7速DCT(AT) |
重量kg | 970 | 1,200 |
価格 | 183万 / 190万 | 新280 / 中130万~ |
燃費 | 16km | 21km |
静粛性能
お店を左折して、前半の直線を走ります。
走り出して気付いたのは、静かさ。
2,500rpmで最大トルク23を迎えるのですが、それ以前からトルクで走る感覚です。よって低速の街乗りでも実に走りやすい。
エンジンは低回転になるので静かというのもありますが、遮音材も各所に使われているんだなと思うほど、外からの騒音は割とシャットアウトされてました。
スイフトハイブリッドRSとはエライ違いだ。
ただ、やっぱりその分ロードノイズは目立つワケでして。
ロードノイズに特化した静穏処理を施したら最高だと思います。
乗り心地が良い
続いて、
乗り心地が良い。
ハイブリッドRSに乗ったとき、
スタッドレスタイヤで15インチなのに 「 なんだこのバタバタ感は!? 」と憤慨しそうになったものですが、
スイフトスポーツターボは195/45の17インチというタイヤの薄さにも関わらず、ハイブリッドRSよりも明らかにマンホールのデコボコのいなし方が違います。
ポロはもちろん、BMW X1に試乗したときのような意外な乗り心地の良さと同類のモノを感じました。凄いぞスイフトスポーツターボ。
まぁ、お金の掛かっている他社のショックアブソーバーですからね。 ( アメリカ・テネコ社製。銘柄モンロー )
突き上げ感もソフトな方です。
とりあえず女性や子供が酔ってしまうようなマジで足の硬い乗り心地ではありません。許容範囲だと思います ( ただ普通の人にとっては硬いと思いますが )
スバル・インプレッサAWDのような路面の追従性とまでは行きませんが、良い感触に好印象です。
ドイツ車を見習ったかのような乗り心地です。
加速フィーリング
ポロBlueGT並に矢のようにかっ飛んで行きます。
シートに体が押し付けられる感覚は久しぶり。
130ps/23トルクの本領発揮。
もうね、必要十分です。
エンジンを引っ張っても、ヒステリーなエンジン音は皆無。
出来が良い。
面白くてもう1周回ってしまいました(笑)
ただ、コンパクトカーと言っても
この走行性能をフルに引き出して楽しもうとするなら、公道はムリです。
素直に、月に1回のサーキットで限界走行を楽しむほうがとても気持ち良くドライブできると思います。
マニュアルは気が散ってしまう
久しぶりにマニュアルをドライブしたわけですが、
街中ドライブだとマニュアル操作で気が散ってしまいました。横から急に飛び出てきたクルマにヒットしそうになる。
普段ソニカに乗っているときにはありえないこと。
慣れだと思うのですが、MTはシフト操作があるので、ATよりも運転に集中できないのは確かなこと。
サーキットで対向車もなく信号も無い状況では、これほど楽しいシフト操作は無いと思いますが、
実際問題、普段の生活の足に利用するクルマとしては、マニュアルって必要あるのか?と疑問に思う。
いまだに営業車がマニュアルという会社はたくさんあると思いますが、社員を消耗させてどうするんだ?と、常日頃から思ってマス。
その点から、
スイフトスポーツの6ATモデルは非常に価値のある設定だな、とも思う。 ( ポロとポロブルーGTは元々オートマ、GTIだけマニュアル・オートマ両方選べる )
メーカー名 | 今まで、試乗したクルマ |
---|---|
トヨタ | エスティマ、ロングスライドシート |
トヨタ | トヨタ・パッソ |
マツダ | ロードスター 4代目 |
マツダ | デミオ 4代目 XD |
マツダ | CX-5 初代 MC後 XD |
マツダ | マツダ3 セダンXD |
日産 | リーフ 2代目 |
日産 | ノートEパワー 初代 |
ダイハツ | コペン・ローブ 2代目 |
ダイハツ | 4代目タントカスタム |
ダイハツ | ソニカ・RSリミテッド |
ダイハツ | タフト |
三菱 | エクリプスクロス・ディーゼル |
三菱 | アウトランダーPHEV・後期 |
スズキ | ハスラー 初代 MC後 |
スズキ | クロスビー 初代 |
スズキ | スイフトスポーツ 4代目 |
スズキ | スイフトRSt 4代目 |
スズキ | スイフト 4代目ハイブリッドRS |
スズキ | ワゴンR 6代目スティングレー |
フォルクスワーゲン | ポロ 6代目コンフォート |
フォルクスワーゲン | ゴルフ 7代目・R |
フォルクスワーゲン | ティグアン・R-Line 2代目 |
フォルクスワーゲン | カラベル T6 ミニバン |
BMW | X1 初代 |
BMW | X4 M40i |
BMW | Z4 Msport |
メルセデスベンツ | ベンツEクラス 5代目 |
メルセデスベンツ | ベンツGLE 初代 |
メルセデスベンツ | W205_C200 AMGライン |
メルセデスベンツ | A250 4MATIC |
メルセデスベンツ | GLC 220d AMGライン |
ポルシェ | カイエン・ターボ 初代 |
ランドローバー | ディスカバリー3 |
ランドローバー | レンジローバー・イヴォークHSEダイナミック |
フィアット | チンクエチェント500X_Cross Plus |
知恵袋 | 初めてドイツ車に乗ったときの衝撃 |
知恵袋 | BMWってなんですか?初めてのBMW |
知恵袋 | 中嶋悟さん、新型NSXに試乗 |
知恵袋 | Sエネチャージ、ハイブリッドでない |
5回目。1番わかりやすいユーザー車検 | |
125ccの免許を取りました! 全13話 | |
自分で撮った写真で、免許更新! | |
持ち込みオイル交換はどっちが安い?オートバックスvsジェームス | |
◆札幌モーターショー2024 | |
リベラーラ帯広店で試乗した話 |
130psの23トルクの980kgで、出だし軽やか・街乗りで静か・加速は文句なし。
欧州車のように乗り心地が良く女性子供も我慢できるレベル。
シート座面はもっと硬くていい。
結局、加速の鋭さ滑らかさ・静粛性・乗り心地はポロブルーGTの方が良かったワケではありますが、
トータルでスズキもこんなに良いクルマ作れるんだ!?というのが正直な感想です。目からウロコとは正にこのこと。
そのくらい良かった。是非とも試乗をオススメします!
ポロのGTIには劣りますが、ポロブルーGTを買おうとしている人の価格妥協案として最適だと思いました。
逆に、
スイフトのベーシックモデル(ハイブリッドRS)のただ硬いだけの足、乗ればわかる安いヤツを確信犯でスズキが製造していることが判明したようなもので、ベーシックモデルだからこそ真面目に製造してよ!と酷く残念に思う。
今回試乗したのは6速マニュアルですが、6ATモデル ( パドルシフト付き ) も販売中で、
見た目が速そうで中身も速いクルマが欲しい、でもマニュアル操作は面倒、AT限定免許だしっていう人には打ってつけな1台が、4代目スイフトスポーツターボの6速ATモデル。
加速の楽しさにハマると思います。
しかし、
30代の私は既に 「 誰よりも速く走りたい 」 「 何人たりともオレの前は走らせねぇ 」 という気持ちはありません。アイルトン・セナが亡くなったときからF1を見なくなり、クルマ自体は好きですが、いつでもスピード出してかっ飛ばすということがただ疲れるだけになってしまった。
よって、ポロ・ブルーGTでもなく、
ノーマル・ポロかな・・・。
項目 | 4代目スポーツ | ポロ トレンドライン | 4代目RSt |
---|---|---|---|
過給器 | ターボ | ターボ | ターボ |
エンジン | 直4-1.4 | 直4-1.2 | 直4-1.0 |
馬力ps | 140/5500 | 90/44-54 | 102/5500 |
トルクkgm | 23/25-35 | 16/14-35 | 15/17-45 |
ミッション | 6MT/6AT | 7速DCT(AT) | 6速AT |
重量kg | 970 | 1,130 | 930 |
価格 | 183/190 | 新200/中70~ | 170万 |
燃費 | 16km | 22km | 20km |
わたし的には、スポーツと比較すると、90psの16トルクの7速DSGターボという内容こそは数値的に劣っているが、実際に試乗してみるとスペックからは考えられないほど良く出来たクルマが、ノーマル・ポロ。
この5代目ポロが日本で発売された2009年当時、国産で太刀打ちできるコンパクトカーは1台も無かった。(2017年の今でも一部の国産コンパクトの特別グレードを除けば太刀打ちできていないですが・・・。)
その理由は以下の通りでして、
- 街乗りも高速道路も軽やかで余裕
- エンジンはとても静か
- 静粛性能が高くて車内も静か
- ベタ踏みすると十分速い
- 直進安定性が高い
- 高級車のようなドッシリ感
- 剛性の高いボディ
- シャキっと硬いが、なぜか乗り心地の良いドイツ車らしい足回り
と、申し分ないノーマル・ポロを選びます。
ポロには4WDが無く、FFのみですが、
新車であれば、標準装備でレーダークルーズコントロール ( なんと全車速追従型 ) も付いてて、自働ブレーキも付いてますし、
中古車として考えても、国産コンパクトベーシックモデルを遥かに凌駕している出来の良すぎるクルマでありながら、中古車価格が70万円から購入できるのは、ハッキリ言ってお得過ぎ。
( 中古の場合、初期型にレーダークルーズ・自働ブレーキは付いておりません。あしからず。 )
( ポロを購入するのであれば、NAの1,400ccは避けて、ターボの1,200ccを買いましょう。 )
スイフトの、6AT限定の1,000ccターボRStのスペックでも恐らく不満は無いと思うのですが、
新品のRSt 170万
中古ポロ 70万
---------------
価格差 100万
を、考えるとRStを買う理由が無い(笑)
ついでに言うなら、
毎晩のように峠で走るワケではない、普段は普通に大人しく走ってるが、たまの遠出ドライブでワインディングロードをかっ飛ばしたいんだよね、そして、
前を走っている遅いクルマをサクっと追い抜ける瞬発力も欲しい、でも
サイフと相談してみたところクルマ購入の初期費用はどうしても抑えなければならないという状況の人は、ポロかポロブルーGTの中古車をオススメします。安いので。
逆に、
ゴリゴリにサーキットと峠で走る用に購入するならスイフト・スポーツを。メンテナンス費用・部品代が安いので。
あと、
家族のコトを考えるなら、スイフトスポーツの6速オートマか、7速DSGのポロ・ポロブルーGTを。マニュアル変速時の慣性は酔う原因になりますから。
帰り道に見かけた現行型スカイライン。
すっかり大人セダンになっていてひどくカッコイイと思ってしまった。
ZC型ZD型に利用できます。