どうも。軽自動車ソニカ乗りのメガネちゃんです。
前のページでは、Z4 20i Msport の記事を書きました。
続いて、友人が試乗したX4 M40i の後ろの乗り心地などをレビューしていきます。
結論から言うと、Mシリーズ以外のM40iだったりMsportに関しては
近年の新型車から乗り心地が向上している、乗り心地を重要視した設計をBMWは行っているのではないだろうか?
と、思わせるほど乗り心地が良いです。
目次でございます。
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1X4は、クーペスタイルのSUV
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2X4 M40i は走り屋グレード
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3価格は、9,800,000 円
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4乗り心地は快適そのもの
X4 M40i のエクステリア外観
さっぽろファクトリーのBMW大試乗会。
私はZ4 Msportの試乗を終えて、
友人はアルピナXD3の試乗を終えました。
私の次のお目当てであるX1はまだ現場に運ばれてきていないため待ち時間が発生。
そこで友人がX4 M40iを試乗することになったので、ついでに私は後席に座らせてもらいました。
えー、価格は ¥ 9,800,000 だそうです。くわばら くわばら・・・。
LEDヘッドライト
2010年頃からお馴染みのヘッドライト形状。Cの文字っぽい部分がポジションランプ。
ちなみに安全のためのデイライト仕様で点灯させるとこのような感じ。
下のフロントグリルに収まっているのはフォグライト。
こちらもBMWのアイデンティティ、キドニーグリル。キンキラキンのメッキではないのがまた上品。
なんども指摘されているようにタテ線の後ろ、斜めに走っているフレームが丸出しでカッコ悪いというかデザイン的に残念。
その点、Z4ではメッシュ調にデザインを変更することで上手く隠すことに成功してマス。こちらはメッキ。
サイドミラー
X4のサイドミラーにはウィンカーが無いように見えますが、点灯させるとこの通り。
ACCセンサー
アダプティブ( レーダー )クルーズコントロールのセンサーがフロントガラスの上、ルームミラーの後ろに設定されています。
続いて、X4 M40iのサイドビュー。( 運転しているのはスタッフさんです。)
ドアハンドル
今更感が強いですが、鍵穴って無いんですね。現場では気づかなかったです。
それとも、取っ手の楕円部分をずらすと出てくるのかしら?
エア・ブリーザー
これはただの飾りではなく、フロントのタイヤハウスに巻き込まれる乱気流に対して抜け道を作って抑制する部品。
空気抵抗が小さくなることで燃費に貢献します。見た目もクール。
Z4にもエア・ブリーザーが装備されていました。
ホイールは21インチ
フロント: 245 / 40 R21
リア:275 / 35 R21
泣く子はギャン泣きしそうな乗り心地、低扁平率の薄っぺらい21インチ。しかし驚きの乗り心地。
ホイールとディスクブレーキローターにMバッジが。青いローターはさり気ないオシャレでステキかと。
クーペスタイルSUV
このX4はお尻がクーペスタイル。滑らかなRで美しくテールゲートまで流れたデザイン。
対して、同じボディサイズのX3は正統派SUVらしい絶壁?なテールデザイン。一目瞭然。
ただし見ていただくとお分かりいただけるかと存じますがX4はスタイルを優先しているため、屋根が潰れて低くなっています。荷室スペースが減っちゃうのが玉に瑕。
よって、
実用性なら、奇数系のX1・X3・X5・X7。
従来のゴツゴツしい荒ぶるSUVデザインが欲しい人も奇数。
対して、
オシャレなデザインが良いなら、偶数のX2・X4・X6・X8を勧めたい。
色気のあるイタリア車メーカー・アルファロメオのステルヴィオに負けてはならないという人にはぜひともX4を。
↓ ステルヴィオ
↓ マツダ・CX-7
※ 個人的に意外とキレイなデザインをしていると思ってます。燃費悪いですけど。
ちなみに、BMWはSUVのXシリーズだけではなくセダンシリーズにも偶数系があり4枚ドアだけどクーペ風のグランクーペがあります。やっぱりオシャレです。
クーペ風といえば、メルセデスベンツの4枚ドアのCLクラスも同じです。↓はCLA。お尻がクーペ風。
怪しさと上品さを兼ね備えているテールライトデザインは個人的にはとても好き。
※ ↓ ちなみにこちらは新型Aクラス。今までハッチバックしかありませんでしたがセダンモデルが2019年に誕生。後席の広さが気になるところですが・・・。
話を戻しましょう。
X4 M40iのリアビュー。
トランク部分が短く、リアウィンドウが緩やかに伸びているのがクーペスタイル。
バックドアを開けると荷室スペースはこんな感じ。やはりクーペスタイルだと屋根が低いので荷物をたくさん積むことは苦手。
シャークフィンアンテナ。
走行中の気流を抑制するディフューザー?が付いているのもクーペモデルならでは。
マフラー
マフラーもX3とは異なります。というかM40iだからかしら?
テールライトデザイン
X3の大きいモノとは異なり、横長のテールライトになります。
X4エンブレムと、
Mマークエンブレム
BMWエンブレムの違い
よく見てみると、フロントのエンブレムの銀枠と、
リアの銀枠の太さが違いました。
X4 M40i のインテリア・内装
ダッシュボード
ダッシュボードの素材はソフトパッドだったか、スウェード調の生地っぽかったのか。ちょっと忘れてしまいましたが高級感はありました。
インパネ周りカーナビ等
ではi-driveのカーナビやエアコンスイッチなどについて。
Z4と同じく、横長のカーナビゲーション。ディスプレイにタッチしても反応するのかしら?少なくともiDriveコマンダーでは操作可能。
ハザードスイッチの下にある、クルマのマークのスイッチはなんだろう??自動駐車アシスト?
CDの挿入口。オーディオスイッチ。もちろんBluetooth接続にも対応しています。
デュアルエアコンスイッチ。シートヒーター付き。
Mマークのパネルかしら?
ステアリング
M40iのステアリング。
Mバッジ
ステアリング中央は、お馴染みのソフトパッド仕様。
ACC調節スイッチ。もちろん全車速追従型。
ちなみにメルセデスの場合だと、ダイヤルだけではなくタッチパッドも埋め混んでいたりします。C200の試乗で実際に試しましたがすこぶる使いやすかったです。( 新型Aクラスにもオプションで設定されていたりします。)
ワイヤレス通話などのスイッチ。
パドルシフトも付いてました。
アクセルペダルはオルガン式。
シフトノブとi-Driveコマンダー。エンジン特性を変更するスポーツ・コンフォート・エコプロスイッチも。
BMWは膝ウラが伸びるシートがステキ。最近はメルセデスも真似してます。
スピードメーター
フル液晶で表示されます。ただし、メーターの丸い部分線はそのままなので、ナビの画面をメーターにドーンと表示させることはできなかったような。
ヘッドライトスイッチ
ヘッドライトのダイヤルと、液晶メーターの光量調整ダイヤルはわかるのですが、
フォグランプスイッチらしきものが2つあるのはなぜ?前後っていうことかしら?
Pボタンに至ってはなんのボタンなのかしら・・・?
サンルーフ
これはX4 M40iの試乗中の車内ですが、妙に明るいですね。
その理由はサンルーフ。
しかも後席まであるロングタイプ。
サンルーフと言うとジワジワくる頭部の暑さがありますが、
X4はガラス自体がUVカットは当たり前ですけど、遮熱タイプをつかっているせいなのかそれとも遮熱の品質が向上したおかげなのか頭部の暑さを感じませんでした。
ガラス自体も進化しているんですねぇ。何はともあれ、車内が明るくて清々しい気分。
スポーツ走行にサンルーフは向かないというのは物理の法則で正しいことです。
が、M40iというスポーツモデルだとしてもSUVに乗って本気で峠のコーナーを攻める、サーキットを全開走行するっていう人はこの世に何人いるのか?と。
予算が許すならサンルーフはアリです。
ちなみに車内がもっと明るくなる白っぽいベージュの内装もあります。
後席用エアコン
後席用にエアコンの送風口があるだけではなく、ちゃんと温度設定も独立して可能です。
リアシートのシートヒーターも付いております。
後席のドアトリム
ソフトパッド生地にアルミっぽい素材とツヤのある木目パネルのセンスがとてもステキです。
しかも、青い線はLEDでほんのり光ります。
ドアの上には読書用?の飛行機っぽい照明が。
X4 M40iを試乗した感想
で、友人が運転。私は後席で試乗です。
スポーツマフラーらしく低音の迫力のある音はずっとしていたような。
ただ、ボディ自体の静粛性が高いのかマフラー音はダイレクトには聴こえてこないのでやかましいという印象はありません。
昔試乗したポロGTIのほうがうるさいように感じました。
※ ただ、いつでも大人しく静かにジェントルに乗りたい人には向きません。フェラーリほどじゃありませんがアクセルを吹かせば車外の人は煩く感じてしまう。その場合はM40iではなく普通のX4に乗りましょう。
風切り音やロードノイズは皆無っぽかったです。静粛性能はやはり高級車らしく素晴らしい。
後席の乗り心地については、マンホールや歩道から駐車場に入る際に21インチホイールがウソのように嫌な突き上げ感を感じません。良く足が動いている証拠。
また大型のSUVに有りがちな、ハンドルを戻したあとやデコボコを乗り上げた後などに発生するボディの横揺れのお釣りがありません。すごい好印象でした。
( この後に試乗したX1にはお釣りがありました。 )
ただ、それが元から乗り心地が良さそうなX4のベーシックグレードなら話がわかるのですが、Msportのさらに上、M40i というスポーツグレードの21インチで実現しているところがさすがBMWだなぁ、と。
以下は試乗コースが短いので物足りなかったですが、ストレートでのフルスロットル動画になります。音をお楽しみください。
X4 M40iのまとめ
X4に乗る前に、Z4のMsportを乗りました。
z4のMsportは通常18インチなのですが、Z4 M40iが履いている19インチを何故か装着されていたZ4のMsportです。
乗り心地はさぞ硬いだろうと思っていたら、しっとり上品。
そして、このX4 M40i 21インチの乗り心地の良さです。同じく上品。
ちょっと昔までは、BMWで乗り心地を考えるなら「 Msport系は絶対に買ってはいけない 」というお約束がネットで良く見かけました。
私は軽自動車のソニカとうACC搭載の小さいクルマに乗っているので、BMWなら1シリーズに興味津津なのですが
初代1シリーズ E87( 2004 ~ 2011年 )はベーシックグレードで既に固く、Msportだとデコボコのないサーキットなら良いけど一般道では地獄、高速道路の継ぎ目の突き上げがヒドイという情報がありましたが、
それが2代目1シリーズ F20( 2011年 ~ )にモデルチェンジしたところ、あのガツガツの突き上げ感はなんだったのかというほど乗り心地がかなりコンフォート方向に修正されました。
ボディ剛性とボディバランスに、サーキット走行でも対応できるくらいの足回りセッティングを付け加えることで「 駆け抜ける喜び 」を表現していたところを、アルピナのような「 世界最速のロイヤルサルーン 」 という方向でクルマを開発、だから最近のBMWのスポーツモデルはスポーツモデルであっても一般道などにおける乗り心地が破綻しなくなり、結果としてスポーツなのにコンフォートという良い印象が生まれたのかしら?と、個人的には思うワケです。
Msport や M40i など、M系のグレードは乗り心地が悪いというのは既に過去のこと。
逆にガチガチでサーキット走行がすぐにできるBMWが欲しいと考えているなら、Mシリーズということでしょうか。
¥15,800
安心の日本製、電動空気入れ
電動工具の世界的メーカー、日本のマキタ。そのマキタが作る電動の空気入れです。
バッテリと、充電器と、ケースのセットがMP100DSHになります。
- 空気入れ本体 MP100DZ
- バッテリー BL1015
- 充電器 DC10SA
手動の空気入れポンプやシガープラグの電動空気入れは不具合多発で使えません( 大自工業メルテック・大橋産業BAL )
その点、世界に誇るメイドインジャパン総合電動工具メーカーマキタの電動空気入れは品質が違います。
確かに価格は高いのですがマキタブランドの故障率の低さで何年間でも確実に空気を入れることができることを考えるとお買い得です。( マキタのインパクトレンチに使われている電池とは仕様が異なります )
バッテリーは、タイヤの空気が全く入っていない状態から2本分充填できます。よって元から空気がある程度入っている夏タイヤ←→冬タイヤ交換時の注入であればバッテリー切れの心配はありません。