記事上 共通・夏サマー

スマホの写真で!免許更新。
自分で撮影した写真で、印象の良い免許証。
かんたん!ヘッドライト磨き
ポリッシャーで簡単ヘッドライト磨き
2024年「もちこみ」オイル交換の工賃。ジェームス・オートバックス
ジェームスとオートバックスのオイル持ち込み交換工賃。
男の化粧水、コーセー雪肌精
男の化粧水、コーセー雪肌精

両方_B_両方_タイトル下_600-300

本文、ここから

本文スタート

ソニカ 点検・整備

焦げ臭いニオイでARDオルタネーター故障。アクセルONで電圧が下がる症状のトラブル。

2019年12月2日

リビルド品のオルタネーターの価格と工賃について

メガネちゃん
あ...ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
日帰り温泉に出かけたと思ったら、
静かな湖畔の森の影でクルマが故障していた
何を言っているのかわからねーと思うがオレも何をされたのかわからなかった…
タイヤのパンクだとか燃料切れだとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねえ
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…
姉さん
やれやれだぜ(笑)

 

今時ポルナレフで始まりましたが、

2019.11.24

コゲ臭いニオイ異音という前兆があり、

オルタネーターが故障しました。

山の中で。( 130,000km )

初めてのレッカー、

初めての搬送車の真ん中の席、

そして初めてのオルタネーター交換。

新品だと軽でも50,000円。よって安いリビルト品を購入してみました。ARD製で9,800円。

--------------------

2020.12.30

年の瀬に、コゲ臭いニオイと共に、

アクセルペダルを踏んでも回転が鈍く、

13V~12Vを節操なく行ったり来たり。

14Vが見られない。

バッテリーが充電しづらくなりました。

( 135,000km )

寿命1年と1ヶ月・・・。

たったの5,000kmしか持ちませんでした。

ARDが憎い・・・。

------------

で、不幸はつづく。

その後、オルタネーターを交換したのですが、

2日ほどは14.4で安定していたのに

アクセルONで電圧が低下するという現象が発生。

12.8Vまで下がるのは良いですが、

ず~っと

下がりっぱなし

上昇せず。( しばらーく音沙汰なしで思い出したかのように14.4に戻るけどまたすぐにずーっと沈む )

 

充電制御車はバッテリーを消耗しやすいから、

もしやバッテリー!?

しかし、

イグニッションコイルと

プラグを交換したら、

復活しましたー!!

--------------------

と思ったら、

交換したその次の日にまた長~く12.8Vに低下し続ける現象が発生。

ちょっと待て、

なんで1日目は治っていたんだ?

っていうか、

オルタネーター交換したときも

1日目

調子よかったって

偶然か?

 

 

・・・・・、

 

 

ECUリセットか!?

 

 

step
1
新車で購入して、130,000kmでご臨終。

step
2
山の中で停車

step
3
レッカー移動

step
4
ARDの普通オルタネーターを購入

step
5
ソニカ復活

step
6
1年と1ヶ月で寿命( 135,000km )

step
7
たった5,000kmで故障

step
8
ARDの低抵抗・高出力オルタネーター発注

step
9
実はリビルド品だった。

step
10
ネットで調べると、外国製の部品を使っており寿命は長くてもたったの2年で壊れる品質

step
11
キャンセルしました。

step
12
キャンセル料:3,000円。返送料はこちら持ち1,300円

step
13
ダイハツディーラーでリビルド発注&交換(保証付き・交換工賃も補償)

step
14
ARDの安いオルタネーターは、常時使用ではなく、スペアタイヤのような感覚で緊急用に車載しておくのがベストな使い方ですね。

step
15
ダイハツでオルタネーター交換

step
16
14.4V~13.6Vで正常になったよ。

step
17
14.4V~12.8Vで下がりすぎに。

step
18
アクセルONで電圧低下、OFFで上昇

step
19
で、12.8Vで下がりっぱなしに。上昇せず。

step
20
イグニッションコイルとプラグを交換

step
21
治らず( スタッフ談 )

step
22
充電制御車の特有な電圧変動

step
23
よって現在のクルマで電圧が下がるのは当たり前

step
24
原因は5回上がったバッテリーなのか?

step
25
それともエンジンコンピューター?

step
26
ソニカを引き取りに

step
27
え、治ってる!?

step
28
電圧下がりっぱなしの原因は、135,000kmで一度も交換していなかったイグニッションコイルとプラグでした

step
29
そのまま、バイパスを30kmほど走行してテスト

step
30
ヒーターパワーが上がっている

step
31
トルクが分厚くなって別エンジン?という感じに

step
32
停車時の振動が減りました。快適です。

step
33
で、次の日に下がりっぱなし・・・。

step
34
今まで5回上がってしまったバッテリーのせいかしら?

step
35
ちょっと待て。何か引っかかる・・・。

step
36
オルタネーター交換したときは2日くらい調子が良かった

step
37
コイルとプラグ交換して初日は調子が良かった

step
38
交換作業で共通しているのは、ECUリセット!?

 

 

オルタネーター故障、山の中で。

2019.11.24(日)その日は友人と北海道・苫小牧市の横にある虎杖浜(こじょうはま)温泉に日帰りで行く予定でした。

苫小牧市は漫画アニメ・パトレイバーの女性主人公:泉野明(いずみ のあ)の出身地です。実際に苫小牧の観光協会には苫小牧専用のパトレイバーグッズが販売中(笑)

朝の10:30に札幌中央区で友人をピックアップして支笏湖経由で虎杖浜を目指します。

で、今思えば朝からちょっとした異変があった。

リモコンエンジンスターターでクルマを暖気させておいて、乗り込む際にエンジンルームから何らかの異音がしていた。

しばらく乗っていれば消えるだろうとそのまま出発。

途中で何かコゲ臭いニオイが車内にうっすら広がるも友人を乗せてそのまま南を目指して走り出しました。

 

エンジンに負荷のかかる山道を走行しているときに大きな異変は突然やってきた。

山道で止まらなくて良かった。不幸中の幸い。

異常発生。メーターランプ点灯

スターウォーズシリーズの会話をしている際、何気にメーターに目をやると

エアバッグとバッテリーの警告灯が点灯している?ABSランプも点灯しだした。

メーターランプ点灯

はっ!?

っと、焦りだしたのも束の間、どんどん車体に不具合が発生していった。

パワステが重くなり、

エアコンが切れ、

ナビが消える。

カーナビの画面が消える

たまらず路肩に寄せて停車。

支笏湖警察派出所の前でソニカ故障

アイドリング状態は保っているものの、

メーターがひょいひょい動き、

いろんなランプがちかちか点灯・点滅

その後、エンスト。

再始動は・・・、できません。( 回してもセルがかかりません。)

 

呆然。

エンストした場所は奇しくも支笏湖派出所前(笑)

 

2007年に新車で購入して、130,000km

もともとソニカに付いていたオルタネーター、なかなかの高品質だったということでしょうか。今までありがとう。

札幌の南、支笏湖の横でオルタネーターが故障。

故障の原因は、オルタネーター

メーターの異変からパワステが重くなった瞬間に頭によぎったことがあった。

それはスバル・レガシーで里帰り中にオルタネーターが故障したドライバーさんのブログとその内容だった。

症状がまったく同じなの。

だからパワステが重くなった瞬間に、「 やばいオルタネーターか? 」と。

エアコンが切れてナビが消えた瞬間に、疑問は確信に変わった

そのレガシーのドライバーさんの場合は地方で発生。さらにディーラーや工場はでオルタネーターを用意していることはまず無い。

よってオートバックスだかイエローハットによってバッテリーを2個購入。

駐車場や路肩でバッテリーを丸ごと交換。使い捨て乾電池のように使って事なきを得たとか。

ただ、私の場合は湖畔の横。

こんなとこにカーショップがあったら逆に怖い(笑)

支笏湖付近にはなにもありません。

 

あいおいの、レッカーロードサービス

あいおいのレッカーサービスを使ってみた。

こんな時に役立つ?のが任意保険に付帯されているロードサービス。

あいおいの保険証書を引っ張り出してチェックしてみるとロードサービスに〇印。入ってて良かったロードサービス。

それじゃ早速電話しようとしたら「0120」から始まるフリーダイヤル・・・。

私のスマホは格安スマホのSNSのsimであり、通話番号付きsimではない。

そのためNTTの「050PLUS」という今は懐かしいPHS(ピッチ)の050からの番号なんですけど、フリーダイヤルに発信できないんですよね・・・。

よって友人のドコモ契約のiPhoneを借りて連絡しました。

レッカーが来るまで支笏湖観光

 

クルマに積んでいる保険証書にはフリーダイヤルしかなかったのですが、

あいおいのホームページには、IP電話用の番号が記載されています。(2021.01.17 現在)

通話料は発生しますけどね。

0276-90-8850

 

 

さて、レッカー車が到着するまで暇なので支笏湖(しこつこ)観光です。

ここのパーキングは有料駐車場。路駐してまで駐車料金を払いたくないのかなぁ?と駐車場スタッフに思われて警察に通報されるのもシャクなので「 故障でレッカー待ちです 」と一言伝えておきました。

ちなみに支笏湖派出所には警官はおらず電話機のみでした。

支笏湖観光センター

冬の支笏湖

思えば、湖のほとりまで来たことがなかった。

波が無いだけでこんなにも静寂に包まれるものなのか。

ちょっと感動しました。

ほとりの横にすぐホテル。

早朝に散歩したら気持ちが良いのだろうなぁ。泊まりたい。

静かな湖畔のホテル

夏にはスワンボートに乗れるらしい。

で、レッカー屋から「到着しました」との連絡が。

急いでクルマに戻ります。

症状を説明したら「おそらくオルタネーターですね。」と。

日立製のケータイリチウムイオンバッテリーでジャンプをかまして、

苫小牧のレッカー屋さん到着

搬送車に載せます。

ソニカが搬送車でレッカー

札幌まで引き返します。

レッカー車に、同乗が可能かどうかは重要

で、私も知らなかったレッカー車あるある。

街中でレッカー移動であれば、クルマはレッカー、ドライバーはバス・地下鉄・タクシーで帰宅可能です。

では、今回のように山の中でクルマが停車してしまったらどうなるか?

「 え?そりゃレッカー車の助手席に乗るんでしょ? 」

正解です。ただし、

保険会社に寄ります。

 

あいおいや、ソニー損保の場合だとレッカーの際、レッカー車に同乗が可能です。2人まで。

他の保険会社は同乗を認めておりません。注意してください。

 

で、

レッカーの手配とレンタカーの手配が同時に行われました。

翌日の午前中に15日間無料の代車がトヨタレンタカーより到着。

札幌トヨタレンタカーより代車のパッソ

パッソの試乗レビューはこちら

 

リビルド品オルタネーターの選び方

オルタネーターの選び方。

自宅に無事帰って来れました。苫小牧のレッカー屋さんに感謝。

で、まずやるべきは交換するオルタネーターの購入です。

ちなみにダイハツに確認してみたところ、

  • 新品 50,000円
  • リビルト 23,100円
  • 交換工賃 14,850円

とのこと。軽自動車なのに新品のオルタネーターは可愛くない値段。

で、リビルド品にしたって2万円はちょっと高い。

よってネットで購入して持ち込み交換とすることに。

 

ソニカ・リビルド品・オルタネーターで検索してみたところ、

以下の会社がヒット。ARDというリビルド・ショップ。

ARDのリビルド・オルタネーター

他のリビルド品を売っている業者との最大の違いは、

ちゃんとホームページにリビルド品ができるまでの過程が表示されていること。

サンドブラストでサビを落としたボディに、

各種検査して合格した部品を組み込む。

部品一つ一つに規定を設けてすり減ったり弱ったりして規定数値に届かない部品はすべて交換しているという仕事っぷり。

で、1年・1万キロ保証付き。

もうね、ここに決定。

点検で安心オルタネーター

軽自動車・ソニカ用のリビルトオルタネーターは、

送料込み価格:11,100円(税込)

軽自動車用のオルタネーターは10,000円ほど。

3日後、午前中にダイハツ東店に向けてソニカをレッカー移動してもらいます。

二次レッカーと言ってこれも保険で賄われます。

ダイハツ札幌東店へレッカー移動。

その日の午後に、千葉県よりリビルトオルタネーターが届きました。

届いたオルタネーター

さすがにサンドブラストを掛けているだけあって、外装はピカピカです。

リビルトオルタネーター。

ARDリビルトオルタネーター。

サンドブラストでピカピカ

滑車までピカピカ

滑車部分も新品交換。

中身のコイルはさすがに汚れてますが、ホコリなどの汚れはありません。

コイルは使いまわしです。

端子部分もキレイ。

オルタネーターの電極コネクター

大きさはこのくらいです。

基本的にリビルト品は、故障した部品を送り返すのが決まりです。

ただ、ソニカの純正オルタネーターはいろんなクルマで使われているらしく、

コア(部品)の返却は必要ありませんと注意メモが入っておりました。

コアの返却

で、夕方にダイハツまで届けに。雪で真っ白。

ダイハツ東店に届けます。

ダイハツ東店に到着。

ダイハツ東店に到着

部品を届けただけなのに、コーヒーでおもてなしされました。ありがとう。

 

で、家に帰ってきてネットショッピング

電圧計です。

 

電圧計をアマゾンで購入。

 

オルタネーターは電気を発電する部品

クルマはエンジンとガソリンで動くことは誰でも知っていることですが、

常時オルタネーターで発電していないとエンジンは動き続けることができないことはあまり知られていません。

 

エンジンが動き続けるには、

  • ガソリン(燃料
  • オルタネーター(電気

この2つが必要。

 

で、バッテリーが弱ってくると電圧が下がりますが、

オルタネーターが弱ってくるとやっぱり電圧が下がるらしい。

 

しかし、電圧計があればその異常に気付くことが可能です。

異常に気づいたらバッテリーの電力が空っぽになる前にリビルト品のオルタネーター( 整備済み中古 ・5,000円~15,000円&工賃は15,000円くらいが相場 )を用意して早々に交換してしまいましょう。

8万キロ以上の走行距離があるクルマにお乗りになっている場合は悪いことは言いませんので電圧計を購入して、

シガープラグに接続して

  • アクセサリーON状態
  • エンジン始動でパーキング状態
  • 車を走らせている状態

の電圧を確認するクセをつけましょう。

( 通常は13ボルト前後みたいです。それが異常になると12・11・10・9と下がって不安定になるようです。※ ただし、下部で説明していますが現在のクルマは充電制御車なので電圧の上下変動は当たり前。

 

今回注文したのが以下の商品。

メイドインチャイナですけど他の電圧計のように評価に「 ★1( 星が一つだけの最低評価 )」が少なかったのでこれにしました。

 

13.2V ~ 14.8V であれば正常みたい。

また、

  • エンジンを切った状態
  • エンジンが動いている状態

では、数値が異なります。

電圧計の数値でオルタネーターの不具合が分かる。

12.8V~14.8Vの表示で、走行中に行ったり来たりしていれば正常です。下記表の14.8Vは電圧高すぎ、12.8Vの電圧低すぎはあまり気にしなくてもいいです。

 

 

追記 2023.04.07

バッテリーから流れる電気は12Vで、オルタネーターから発電される電気は14Vらしい。で、電気は電圧が高いところから低いところに流れるらしい。

で、電気の発電はオルタネーターですが、車で使う電気は「バッテリー→車」の時もあれば「オルタネーター→車」という場合もある。並列接続らしい。

ということは、

オルタ → バッテリー&車 という「2箇所同時に流す」こともあるんでしょうね。

走行中にECUが「ん?バッテリーは満タンだな。オルタネーターで発電し続けたらもったいない。オルタネーターの発電を切ろう。」と命令を送ったら「バッテリー→車」となり、電圧計の表示は当然12V~13V。だってバッテリーから電気が送られてきてるんだもの。電圧計が12V~13Vを表示している場合は「あぁ電気はバッテリーの電気を使っているんだな」ということに。

で、電圧計が14V台を表示している場合は、「あぁ、電気はオルタネータから直できているのか。ついでにバッテリーを充電させているらしい」ということに。

ただ、バッテリーから良く電気を供給させる=バッテリーを今まで異常に酷使させる、ということになるためバッテリーの劣化は従来よりも早いらしい。

電圧計が11Vに下がった場合、

  • オルタネーターの故障
  • オルタのB端子の異常
  • イグニッションコイル/プラグの故障
  • バッテリーの劣化

が考えられる。

 

 

で、届きました。

電圧計を購入

 

一緒に購入したのは、車内ヒューズボックスから電源を取ってソケットを増やすためのエーモンの配線です。

純正ソケットに3連ソケットを接続して電装品を使っていますがソケットが足りなくなりましたので。

ちなみに3連ソケットのタコ足を考えましたが、

私の環境では容量オーバーになるのでダメ。( シートヒーターとか負荷が大きいものを使っているので )

運転席シートヒーター ← 記事です。

 

きのこ的な形。

重さは25グラム

このピョコンと生えているのは、車内の温度を測るセンサーです。

車内の温度を測るセンサー

上の表示:車内温度計

下の表示:電圧計

 

 

オルタネーター交換後、ソニカ復活

届けた翌日の夕方に交換作業、そして無事オルタネーターの交換が終了した連絡が入りました。山田さんありがとうございました。

 

で、連絡の入った翌日の午後にパッソに乗ってダイハツまでソニカを迎えに行きました。

オルタネーターの交換完了。

 

復活したソニカ。(ARD製のオルタネーターへ交換)

ソニカ復活。

129,625km まだまだ走れます。

が、エンジンかCVTのスムーズさが無くなってきている感じがあるんですよね・・・。うーむ。一度点検に出したほうがいいかしら・・・?

※ 結果的にエンジンであり、原因イグニッションコイルとプラグの劣化でした。交換後は激変(下部で説明しています)。プラグは説明書に10万キロ交換とありましたが欧州車と同じでプラグもイグニッションも5万キロで交換するほうが良いのかも。性能をフルに発揮したいのであれば。

 

追記 2023.04.07

イリジウムプラグの「10万キロ」というのは「普通乗用車」の場合です。エンジン回転数の大きい軽自動車だと「5万キロ」とNGKプラグでも公式にコメントしています。

003.ハンドルのブレ原因とKFエンジンオイル消費・オイル上がり・白煙対策(おかわりソニカ) ← の、下部の方で図と共に説明してます。よかったら御覧ください。

 

 

インフォメーションディスプレイの点灯具合

 

 

で、

電圧計を装着。

ソニカの場合はエンジン掛けて通常14.4Vでした。

ヘッドライトを付けると13.5くらいまで一旦下がって、すぐに14.4Vに戻ります。

14.4V安定します。(2023.04.07、単にオルタから発電して車とバッテリーに流している正常な動作)

電圧計、ちゃんと動きました。

エンジンを切って、アクセサリー状態の場合は12.6~12.8くらい。(2023.04.07 そりゃそうだ。エンジン切れてオルタが回らないんだからバッテリーの電気を流してるんだもの。この数値は当たり前。)

オルタネーターエンジンOFFアクセサリー状態の電圧計

ただ、弱点としては液晶表示部分が大きいため、となりのソケット穴に干渉してしまうこと。隣に入れられません・・・。盲点だった。シングル延長ソケット買わないと・・・。

ただし、でっぱりが邪魔

あとは携帯用バッテリージャンプのリチウム電池があれば完璧。

携帯用バッテリージャンプ

 

ARDのリビルドオルタネーター、故障する前兆が現れる。

2018.10.28、パナソニックカオスバッテリーに交換

 

2019.11.28、ARD 普通オルタネーターに交換 130,000km

 

↓ 1年後 135,000km

 

2020.12.12、バッテリーチェックランプ、充電MAXがLV5のところLV2~LV3になる

バッテリーチェッカー

正常な場合はこんな感じ↓

panasonic バッテリーチェッカーlifewinkの動画

 

2020.12.30、夜、外はマイナス17℃

チェックランプLV2

30分走行しても回復せず。

車内にコゲ臭いニオイが発生。

その瞬間に悪い記憶が甦る。

「まずい、オルタネーターだ・・・」

 

アクセルの踏み込みに対して、エンジンの回転が付いてこない・・・。

なんとか帰宅。

バッテリーはLV2のまま。

 

↓ 翌日

 

2020.12.31

朝、リモコンエンジンスターターでエンジンON、15分後自動停止、これをあと2回繰り返す。

気温はマイナス5℃LV5まで回復。寒すぎるとバッテリー充電が正しく行われないと判断。

出かけてみると普通に走るが、

コゲ臭いニオイは継続中。

 

↓ 3日後

 

2021.01.04

朝、出かける。

エンジンは掛かり走行できたが、コゲ臭いニオイはエアコン送風口から送られてくる・・・。

もうじき寿命を迎えることには間違いない。

 

 

オルタネーターの交換が急がれる。

 

ARDの、低抵抗・高出力オルタネーターを見つけた。

前回と違うのは、クルマがまだ動くということ。

まぁ完全に壊れて動かなくなったら、また保険のロードサービスを使ってダイハツまでレッカーしてもらえば良いだけなんですけどね。

今後の展開としては、

① サクッと、ARDリビルド品オルタネーターを発注、

② ダイハツに交換作業の予約、

③ 予約日にソニカでGo!!

となります。

 

ということで、ARDのホームページへ。

すると普通のオルタネーターではなく、発電量が大きい&発電抵抗が小さいので低燃費という低抵抗・高出力オルタネーターというのを発見。

ARDの普通のリビルトオルタネーター

後付けのシートヒーター・カーナビ・前後ドライブレコーダー・真夏のエアコンなど発電が忙しいクルマに強化オルタネーター。

迷いもなくポチリ。29,800円

ついでにメールで質問をしてみる。

「壊れる前兆が現れたらオルタネーターを送ってもらえるんですか?交換後、前兆の現れたオルタネーターを送ればいいんですか?」

するとこんな返答が返ってきた。

「電話対応はしていません。メールフォームにまずは連絡を。その後まずはオルタネーターをこちらに送ってください。その後チェックして問題が確認されれば替わりのオルタネーターを発送します」

うーん、先に送ってくれないらしい・・・。

メールフォームだけっていうのも緊急性に欠けるし、先に送らないといけないのがどうにもユーザーに優しくない。

しかも、低抵抗・高出力オルタネーターのページには「リビルド」という文字は無かったので「新品」かと思ったらまさかの「リビルド品」でした・・・。

 

うーん。

だったらディーラーで新品を50,000円で買った方が安心だねぇ・・・。

 

さらに気になってgoogle先生に「ARDオルタネーター」を検索して調べて見たら、

品質がよろしくない。

普通リビルド・オルタネーターはもちろん、

低抵抗・高出力リビルド・オルタネーターも・・・。

どうやら、肝心要の部品であるICボルテージレギュレーター安い海外品を使っているらしいのです。

取り付けて800kmで逝かれるケースも・・・。

だいたい、2年で壊れるみたいです。( google調べ )

 

実際に私は、

1年・ 5,000km で壊れた実績が(笑)

 

よって、2年で壊れるというのは信憑性が高い。

 

 

ARDのオルタネーター、返品

ダイハツディーラーでオルタネーターを発注すると以下の通り。

・新品:50,000円

・リビルド:23,800円

・交換工賃:14,800円

製品保証がついています。期間内に不具合が発生した場合は部品代交換工賃無料で交換できます。

 

ダイハツで取り寄せたオルタネーターの場合、オルタネーター自体の保証ももちろんありますし、保証期間内の交換の場合は工賃も発生しません。

ところが、ARDで購入したオルタネーターをダイハツに持ち込んで取り付けてすぐに壊れた場合、ARDによってオルタネーターの保証はされるけど工賃は再度発生しちゃう。しかもまず送らないといけないから取り外し工賃、交換品が届いたら取り付け工賃・・・。工賃が倍掛かります・・・。

 

うーん。

 

とりあえず返品しよう。

クロネコで発送済みになったから、届いたらそのまま着払いで里帰り。

ARDに確認したら以下の通り。

-------------------

ご注文のキャンセル(受注番号:**********)に関しまして、

まずはお受け取りいただいた商品を、恐れ入りますが送料お客様ご負担にてご返送ください。

戻していただいた商品を確認次第、キャンセル・ご返金の手続きを進めさせていただきます。

ご返金に関しまして、大変恐縮ではございますが、すでに発送済みの商品に関しましてはキャンセル料が発生してしまいます。

また、当社からお送りした際の送料分はご返金いたしかねますので、あらかじめご了承くださいますようお願いいたします。

商品代金   28,600円

キャンセル料 - 3,000円

(内訳

 ・梱包資材

 ・事務手数料

 ・返品商品の点検料

 ・等..)

振込手数料          - 220円

【ご返金】  25,380円

ご返金は、銀行振込にて対応させていただきますので、お手数ですがご返金先の振込口座をご連絡くださいますようお願いいたします。

-------------------

とのこと。

寿命が短いオルタネーターを使って、余計に取り付け工賃をいたずらに発生させるくらいなら、

キャンセル料3,000円は安いもんです。

 

 

 

ARDのオルタネーターは、

純正オルタネーターが壊れることを見越して、非常用としてトランクに積んでおく「補助オルタネーター」としてなら購入してもよろしいかと。安いですし。

故障 → とりあえず工場か自分でARDを取り付け → その間にちゃんとしたオルタネーターを発注 → 届き次第交換。(ARDくん、信用ガタ落ちやなぁ~)

 

で、

2021.01.06 にブツが届きました。

ARD低抵抗・高出力リビルトオルタネーター

ARD強化オルタネータ

そのまま千葉県に送り返しました。

ARDオルタネータを返品。

ちなみに、

2021.01.07 にクロネコヤマトで返送手続きのため

配送センターまでこのソニカで自走しましたが、

10分ぐらいの走行ではなにも起こりません。

 

そのうち、

送風口からコゲ臭いニオイが漂ってきます。

電圧も13~14が通常なのですが、12~13を行ったり来たり。ごくたまに14。

異常な状況であることは間違いない。

(2023.04.07 焦げのニオイは異常。ただし電圧の数値だけみるなら普通です(笑))

 

アクセルを踏んでもタコメーターの針の上昇が明らかに鈍い

 

ただ、エンジンチェックランプの点灯はありません

(点灯するのは本当に虫の息状態になった時です。片道切符のバンザイアタック状態)

 

負荷を掛けないためヒーターは当然OFFにして、

ナビの電源もOFF、

シートヒーターもOFFにします。

さすがに夕方からはヘッドライトをONにしましたが。

 

ボンネットを開けてエンジンルームのオルタネーターの上あたりを嗅いでみると、コゲのニオイが漂います。

 

プラスチックが溶けたような??

ラジエーターホースからの冷却水の漏れ?

それともエンジンのオイル漏れで排気管に滴り落ちて蒸発した臭い?

ヒーターコア?サーモスタットが正常に機能していない?

社外品のブロアモーター?

 

 

地元の整備工場は最悪だった。

2021.01.07

クロネコヤマトでオルタネーターの返送手続きを行って、

そのまま地元の整備工場に行きました。

 

オルタネーターの疑いを説明したところ、

「オルタネーターの電圧チェックしますか?3,800円かかりますけど」

「いや、壊れているのが分かりきっているんでリビルト品で交換してもらえますか?」

「部品屋が休みなので明日連絡します」

さて、おいくらでやってもらえるのかしら。

 

2021.01.08

お昼になっても連絡がこない。

仕方なくこちらから連絡。すると受付のばあさんが出る。

「昨日オルタネーターの件で見積をお願いしたメガネちゃんなのですが、見積もりでましたでしょうか?」

「そうですよねー、部品屋から連絡がこないんですよー」

心の中で、来ないじゃなくて自ら連絡しろ!!と呟く。

「確認とってもらえますか?こちらもクルマが無いと困るんで(←嫌味の感じは極力抑えてサラリと言う)」

「わかりました。」

 

で、1時間後ようやく電話が掛かってきたと思ったら、

「リビルト品と工賃で48,000円です」

 

おいおい!!

ディーラーより高いってなんなのさ?

まぁ、同族経営の整備会社ならこんなものか。ディーラー価格より高いのは仕方ないこと。

まだ街のこじんまりとしたガレージショップ型の整備工場のほうが安くやってくれるなぁ。でもこの整備工場以外に近場に無いしなぁ。

 

「新品ですとね、60,000円です」

 

聞いてねーよ(笑)

 

丁重にお断り。

 

 

ダイハツで、リビルドオルタネーターに交換

2021.01.08

ダイハツ東店に連絡。

「以前作業をお願いした山田スタッフはいらっしゃいますか?」

「あいにく会議をしております」

「では、担当営業になっている新村さんはいらっしゃいますか?」

「申し訳ありません。既に退職しております」

「・・・・」

とりあえず、症状を話して分かる人から連絡をいただくことに。

 

20分後、連絡が入る。(田舎の整備工場とは違うね。レスポンス速い。)

山田さんでした。以下の症状を説明。

 

・交換して1年しか経過していない

・交換して5,000kmしか走行していない

・電圧が普段なら13~14なのに、12~13と落ちている

・以前故障した時と同じコゲ臭いニオイが発生

・アクセルを踏むと、エンジンの回転が鈍かったり上がらなかったり

 

「なるほど。オルタネーターの可能性が高いですね。ただしイグニッションコイルとプラグの可能性もありますので見てみましょう。」

「とりあえず保険使ってレッカー移動でダイハツに運んでしまっても構いませんか?」

「はい、大丈夫ですよ。お待ちしております。」

 

続いて、あいおいのロードサービスに電話。

(フリーダイヤルだと050から発信できず。ただし、IP用の電話番号が新たに用意されていて助かる。)

「エンジンは掛かりますし、遅い速度であれば走行できるのですがエンジンが止まりそうです。オルタネーターの故障だと思うのですがダイハツの工場までレッカー移動お願いできますか?」

「かしこまりました。代車特約で15日間レンタカーの貸し出しが可能ですがいかが致しましょうか?」

「お願いします。駐車場の問題で軽自動車がありがたいです。できればターボ車で。」

「かしこまりました。ではレッカー業者とレンタカー業者に手配しますね。」

「宜しくお願いします」

 

20分後、オリックスレンタカーから連絡が入る。

「すみません、軽自動車はあるのですがターボ車を取り扱っていなくて。」

「ではNAで構いませんよ。おねがいします。」

 

30分後、レッカー屋さん札幌総輪の合田さんが到着。

ソニカがダイハツへドナドナされる。

札幌総輪さんにダイハツまでレッカー移動されるソニカ

 

2時間30分後、代車が届く。

試乗速報│新型ワゴンRの代車が来たのでレビュー ← 記事です。

 

スズキ・ワゴンR ハイブリッドFX 4WD

ワゴンRの代車が届く。(レンタカー)

 

過去に、同世代のスティングレーターボにも試乗しています。画像クリックで見れます。

試乗速報|スズキ・6代目ワゴンRスティングレー

 

 

翌日、ダイハツの山田さんから連絡が入る。

山田さん「オルタネーターの電圧をうちの測定器で測定してみたところ、数値的には異常ではなかったんですよね。」

山田さん「ただ、確かにメガネちゃんさんが言う通り、室内に取り付けてある電圧計では12Vまで下がっているのは私も確認しました。」

メガネちゃん「うーん、なんとも言えないですね。測定器的にはOKだとしても焦げ臭いニオイはあるんですよね。前回は焦げ臭いということがあった後にオルタネーターが死亡して山でレッカーされましたし、私はオルタネーターが怪しいかなと思っているので・・・、」

メガネちゃん「ダイハツのリビルト品を発注して取り付けちゃってください!」

山田さん「わかりました。部品センターから取り寄せ次第、取り付け作業を行いましてチェック後にまたお電話差し上げますね。」

メガネちゃん「宜しくお願いします。」

 

3日後、ダイハツの山田さんから連絡が入る。

山田さん「安定しました。やっぱりオルタネーターだったみたいです。」

メガネちゃん「そうですか。よかったー。やはり安い外国製部品を使った再生オルタネーター品質に難アリみたいですね。5,000km程度で壊れるとは・・・。」

メガネちゃん「代金は前に話した通りですか?」

山田さん「そうですね。部品代23,900円と工賃14,980円で38,880円と消費税になります。」

メガネちゃん「ちなみにですが・・・。」

山田さん「はい、なんでしょうか?」

メガネちゃん「エンジンマウントの交換っていくらかかりますか?来年クルマ乗り換える予定も考えているんですが手放さないかもしれないんです。13万5千kmなのでいい加減交換しておこうかなと思いまして。」

山田さん「なるほど。3つ全部交換しますか?」

メガネちゃん「いや、室内側はそんなに劣化でボロボロにならないらしいので、運転席側と助手席側の2か所でお願いします。」

山田さん「部品代が一つ6,000円の工賃が一か所9,000円くらいになりますね。」

メガネちゃん「(意外と安いのね。6万7万は掛かるものだと勘違いしていた)」

メガネちゃん「それではお願いしてもよろしいですか?オルタネーター交換してもらったばっかりで手間を掛けさせてしまいますが・・・。」

山田さん「お気になさらずに。全く問題ありませんよ。では発注して作業して交換しますね。チェックが終わり次第またご連絡させていただきます。」

メガネちゃん「すみません、宜しくお願いします。」

 

 

電圧低下、治りませんでした

2021年1月23日

ダイハツまでワゴンRで行って、

そのままソニカを引き取ってきました。

 

交換したダイハツ印?のリビルドオルタネーター

交換したソニカのオルタネーター

 

久しぶりに乗るソニカですが、安い軽自動車にはない芯のあるドッシリ感に「これこれ♪」と喜びます。

そして明らかに焦げ臭かった臭いもなくなりました。(やはりオルタネーターが悪かったことがこれで証明される。)

ただ、

「エンジンマウント代えたのに、振動変わらず?」という残念な点が。( ただこれについては、13万キロ無交換のプラグとイグニッションコイルを交換すればエンジンの振動が結構無くなるという情報があるので深く考えず )

 

そして一番の問題は、

 

2日後、

2021年1月25日

 

え!!電圧下がりだしたよ!!

12.8V!?

そうです。しばらく走った後に電圧計を確認したら、

14.4V → 12.8V に。ガーン。治ってませんがな・・・。

電圧がずっと下がりっぱなしになるトラブル再発

 

で、自分なりに症状をまとめました。

・エンジンを掛けた直後は下がっており、そのうち14.4Vに安定する。

・アクセルを踏むと12.8Vまで落ち込む。

・アクセルを離すと14.4Vまで上昇する。

・ファンを回して中ぐらいの風の強さだと12.8Vを維持する。

・ヒーターのファンを最大回転にすると14.4Vを維持する。

・で、一番の問題は12.8Vに「下がりっぱなし」

で、極たまにしか上昇しないこと。

 

 

アクセルONで電圧が下がって、

アクセルOFFで電圧が上がる。

もう、パニック。

(2023.04.07 数値だけ見るなら、たまに14Vは正常。アクセルONで電圧下がるのも正常、アクセルOFFで電圧上がる(発電しだす)のも当たり前。)

 

 

NGKイグニッションコイルとNGKプラグに交換

家で調べる。

エアコン不具合から電圧がおかしくなっているのであれば、ヒューズボックス内のリレースイッチ3個が怪しい?7割くらいエアコン不具合の犯人はリレースイッチ。
電圧がおかしくなった際、ラジエーターの電動ファンを交換で完治した。
社外のブロアモーターも怪しいが、ブロアモーターの制御をしている部品ブロアレジスターも怪しい
燃料を燃やす際、イグニッションコイルが電気を食いプラグにスパークを発生させるが、イグニッションコイルが故障して正常な電気を飛ばせないのであれば電圧異常が考えられる

 

で、山田さんが言っていたのを思い出す。

「 13万キロでイグニッションコイルとプラグを変えていないなら正常に点火しないため電圧に悪さをしている可能性もあります 」と。

 

はい。

NGKイグニッションコイルU5170を3本

NGKプレミアムRXプラグLKR7ARX-Pを3本

購入!!

※ この時に新しい知識をGETしました。
エンジンの振動はエンジンマウントが抑える。しかしプラグの燃焼で正しく爆発できないことで余計にエンジンが振動してしまう。イグニッションコイルとプラグを新品交換してスムーズな爆発に戻すことが必要、と知る。10万kmオーバーの 過走行車の振動対策としては、「エンジンマウント交換」「イグニッションコイル&プラグ交換」をセットで行わなければダメみたい。

 

 

山田さん、私にはもう原因がわかりません。

「とりあえず、イグニッションコイルプラグの新品を買いましたので交換してもらえますか?」

「はい、わかりました。代車も手配しておきますので2月5日にお越しください」

「あと、前回プラグホールが汚れていたと聞きました。よってエンジンヘッドカバー(タペットカバー)のパッキンも交換してもらっても良いですか?プラグがかぶっちゃうのはダメですから。」

「かしこまりました。一緒に手配しておきますね。」

 

 

2021年2月5日

仕事でクライアントさんと打ち合わせ。で、帰りに直でそのままダイハツへ行ってソニカを預けてきました。

代車は1,000kmのミライースでした。

代車のミライース

で、部品を預けました。

NGKのイグニッションコイル

ソニカにNGKイグニッションコイルU5170を3本購入

新品のNGKイグニッションコイルに交換

NGKのプラグ

ソニカの交換用NGKプレミアムRX 購入したソニカ用LKR7ARX-Pを3本

 

 

それでも治らない。充電制御車とバッテリーの関係

2021年2月13日

一週間後、山田さんから電話が入る。

「コイルとプラグとパッキンの交換が終了したのですが、12.8Vまでの電圧落ち込みは治りませんでした

「電圧落ち込みは」という部分がワナ。結局「充電制御車」なので14.4から → 12.8Vへの落ち込みやその逆は必ずある。つまりまったく問題ないのです。

 

「うーん、困りましたね。それは。」

「2006年くらい、ソニカが発売された辺りから燃費を良くするために電圧が変動するような仕組みになったんですよね。よってこれくらいの低下(14.4 → 12.8と12.8→14.4 )はどうやら問題なしということなんです。」

(そんな仕組みがあるのか・・・。知らなかった。)でも、今までは下がっても13.6Vだったんですよ。なんででしょうね・・・」

「とりあえず今工場に同年代のムーヴが入ってますので、こちらにメガネちゃんさんの電圧計を付けて同じようにアクセルオンで電圧低下・アクセルオフで電圧上昇になるのか調べてみます。」

「はい。すみません。お願いします。」

 

 

で、パソコンで調べてみる。

バッテリーの電圧の歴史を。

昔は、オルタネーターが常時14.4Vをバリバリ発電していました。
現代は、それだと燃費が悪くなるため、アクセルオフで発電・電気負荷が大きいと発電それ以外は発電しない(アクセルオンでは発電しない。オンした場合は単にバッテリーの電気がイグニッションに流れてスパークして電気を消費)という「充電の制御」をする「充電制御車」が世にあふれ出しました。よって電圧の上がり下がりは当たり前であり故障ではない。
充電制御車バッテリーの負担が大きい。昔の車ならまだ良かったが充電制御車でチョイノリをしたら確実にバッテリーの寿命が縮まるらしい。一日1時間くらい走っているなら問題はないらしい。

 

なるほど。

充電を制御して燃費を良くするシステム。

それが充電制御車であり、ソニカも該当するのか。

アクセルONで電圧が下がるのは異常ではないのね。

山田さんはこのことを言っていたのか。

でもなんで下がっても13.6Vだったのに、12.8Vに降下したのか。やっぱりどこか壊れている?汚れている?今までが変だったのかしら?

 

夕方、

仕事でダイハツの近くを通ったのちょっと寄ってみる。

で、山田さんと話す。

山田「やはりムーヴでも同じ電圧の上げ下げがありました。」

メガネ「ということは上げ下げは充電制御車だから、異常は無いということでしょうか?」

山田「そういうことになりますね・・・。」

メガネ「ただ腑に落ちないのは、今まで下がっても13.6Vだったのがなぜ12.8Vまで下がるようになってしまったのかですよね・・・。何か原因があるからこそ14.4~13.6だったのが、14.4~12.8まで下がったんですから・・・。」

 

 

ネットで調べる。

  • 走行距離3万キロのスイフトで、アクセルONで電圧低下、アクセルOFFで電圧上昇、ファンを最大で回すと14Vを維持っていう症状
  • 同様の症状のアルファードは、バッテリーターミナルなどきちんと締めなおしたら14Vに安定した
  • 充電制御車はバッテリーの劣化が大きいらしく、新しくてもバッテリー上がりを数回やっている場合は新品交換で回復

 

うーん確かにパナソニックのカオスバッテリー、購入して2年も経っていないけどバッテリー上がり5回くらいやってるかも・・・。

 

バッテリーか!?

バッテリーなのか!?

 

すぐにアマゾンにて、パナソニック・カオス バッテリーN-60B19L/C7 を購入。( 2021年2月18日に到着予定 )

ついでにエーモンの8855のバッテリーターミナルも一緒に購入しようとしましたが、微妙に高かったためイエローハットで買うことに。

 

バッテリーターミナルが腐食やサビが原因で、正常に電圧電流を流せなくなっているのも現実にあるみたい。そのためバッテリーだけではなくバッテリーターミナルの交換も必要かと。

 

 

 

ヒューズやリレーの故障を疑う

 

エンジンルームとグローブボックス奥の2か所にヒューズボックスがあり、リレースイッチやヒューズに異常があるかもしれない。

ラジエーター電動ファン、ブロアレジスターの電装品が悪さをしているかもしれない。

うーむ、とりあえずまずはバッテリー交換。

 

電圧下がりっぱなしが、治ってるよ!!

2021年2月14日

ソニカを引き取りに行ってきました。

ミライースとはここでお別れ。

  • イグニッションコイル交換
  • スパークプラグ交換
  • ヘッドカバーパッキン交換

以上の作業代金をカードでお支払い。

 

ちなみにヘッドカバーパッキンはパッキンが17,000円の工賃が8,000円の計25,000円です。プラグ交換の際にプラグホールがオイルで汚れている場合は要交換ですね。

 

135,000kmを耐え抜いたイグニッションコイルとプラグとヘッドカバーとパッキン

プラグホールを密閉するゴムシリコンに汚れ プラグホール側に汚れ。オイル?

新品のプラグ 135,000km走行したプラグ

ヘッドカバー・プラグホールからのオイル漏れ エンジンヘッドカバー交換 エンジンヘッドカバーのパッキン交換 新しいエンジンヘッドカバー(カムカバー・タペットカバー)

 

「電圧が下がる現象はそのままです。」

 

「わかりました。私はバッテリーが何か怪しいかもと思ったのでネットでバッテリー注文したので交換して様子を見てみます。ありがとうございました。」

 

で、1週間ぶりにソニカの運転。

やっぱりドッシリしていていいなぁ、と惚れ直す(笑)

 

で、走り出して、

 

電圧安定してるよ!!

 

ヒーターMAXにしなくてもアクセルONで14.4V!!

下がらないよ!!

治ってるっしょ!?

 

・・・・、

 

で、

ダイハツを出てから結局30kmほどバイパスなどをロング走行テスト。

( 普段1度に30kmは走りません。良いとこ10km程度 )

 

で、

アクセルONで、12.8Vに電圧が下がる病が発症・・・。

 

 

ただし、

前回までのように12.8Vで下がりっぱなしということはありません!!

ちゃんとしばらくしたら14.4Vに上昇して安定してくれます!!

 

 

そうか、山田さんが言っていたのは「電圧が下がる現象はそのままです。」でしたが、

下がりっぱなしは治っていますが、

充電制御車なのでやっぱり下がるときは下がります。

この特性を加味して「電圧が下がる現象はそのままです。」って仰っていたのか!!

なるほどね。理解しました。

こちらとしては「下がりっぱなし」が解消されたのでハッピーです!!

問題ナッシング!!

ありがとう!!山田さんと整備スタッフの人。

 

 

電圧低下の原因は、イグニッションコイルと点火プラグだった。

走り出すと14.4Vを維持。

で、たまにアクセルONで電圧が12.8Vまで下がったままですがしばらくすると14.4Vをまで上昇したあと普通に維持します。よしよし。

今までのように12.8Vに下がりっぱなしということは無くなりました。

ということは電圧下がりっぱなしの原因135,000kmで1度も交換していない

  • イグニッションコイル
  • 点火プラグ

が原因とあいなりました。

 

で、その2つを交換したらフィーリングが激変!!

大げさに言うと「 1,500ccのエンジンにでも載せ替えたの? 」というくらいに下からのトルクがキチンと出るように。

今まではアクセルを軽くグッと踏んだだけでエンジンがグォーンと3・4・5千回転まで回っちゃう感じでしたが、交換後は踏んでも針が跳ね上がるようなことはなく、グイグイモリモリジワジワ上がっていきます。

そうですね、ディーゼル車のような感じです。本当にエンジンが別物になった感じ。

 

で、

バイパスを60km/hACCで少し流しただけで平均燃費が19kmをマーク。

50km/hで流したら20kmを超えました。

まぁクルマの燃費計の表示なんで、距離÷給油量の実燃費ではありませんが、今までは16kmとかだったので燃費はどうかわかりませんが点火系は確実にリフレッシュできて本来の性能を取り戻したようです。

 

今回の電圧降下事件「充電制御車」という存在とその仕組みについて学べた一件でした。

 

新品バッテリー( panasonic カオス )をアマゾンでポチってしまいましたが5,000円程度ですし、そもそも5回くらいバッテリー上がりをやっちゃってますから。ちょうど良いでしょう。

そうでなくても、今時のクルマは充電制御車でバッテリーの消耗が激しいとのこと。良い機会と思ってます。

 

そして、「イグニッションコイル」と「プラグ」を交換したら、エンジンの振動が減りました♪

エンジンマウント交換の直後に信号待ちで右ひじをドアのひじ掛けに乗せると「ブルブルブル」と震えていたのですが、

イグニッションコイルとプラグを交換した後だと微かに「ブ・・ブ・・・」という感じに。

 

過走行車振動対策は、以下3点ですね。

  1. エンジンマウント
  2. イグニッションコイル
  3. 点火プラグ

 

で、代車でワゴンRの新車ミライースの新車をずーっと乗っていて、ソニカに戻ったワケですが、

本当にソニカは「ドッシリ安定」していて運転しやすいのなんのって(笑)

同じ軽自動車とは正直思えません。

少し大げさですがフォルクスワーゲン・ポロと、日本のコンパクトカーくらいの「差」を感じちゃう。

 

クタクタでヘタリまくりの足回りを一切変えていないのにこの状態ですから、春にフロント・リアのダンパー交換を行ったらどうなることやら。

「背が低い」っていうのはレースという場だけではなく、普段の運転の際にも必要な「クルマの性能」だったんだと思い知らされました。

ミライースも背が低いのですが、もう運転する感覚が全く違います。ソニカを選んでよかった。

 

あとは、新品のバッテリーが届いたら交換でバッチリだな~。

 

オーマイガー。次の日、電圧下がりっぱなし・・・。

2021年2月16日

今日は午後からクライアントさんのところに仕事の打ち合わせのためソニカで出発。

しばらく暖かかったので雪は溶けアスファルトが見えて大変走りやすかったのですが、

なんか12.8Vが続いているような・・・。

昨日のように、落ち込んでもすぐに14.4Vに戻っていないような。安定していないような・・・。

 

クライアントさんの団体の駐車場にソニカを止めて3時間ほど打ち合わせ。

で、

帰りにソニカを走らせたワケですが、

割方、12.8Vですよ。

電圧低下、再来・・・。

 

 

ちょっと待て、「 ECUリセット 」したら復調していないか?

「 うーん、ダイハツのリビルトオルタネーターを交換したときは2日ほど調子が良かったのになー。 」

「 イグニッションコイルとプラグを交換して1日経ったら調子が悪くなるって何なの?? 」

 

 

・・・・・・・・・。

 

 

 

2回の部品交換で、

 

直後は、

 

電圧が安定した。

 

では、2回の交換作業で共通しているのってなんだ?

 

 

 

 

 

 

ECUのリセットか!?

 

 

 

 

 

だとしたら納得ができます。

なんで「 最初だけ 」調子が良いのか。

 

エンジン・コントロール・ユニット( 通称:コンピューター )は、電気を使っている部品の制御をしている部品。

各種センサーの情報を集積して、各部品に電気信号を送って制御します。

 

例えば、ドライバーのアクセル踏み方のクセを学習して燃費の良い走りを自動制御していたり、

各種部品が汚れ・劣化で性能が落ちてきたらその現在のクルマの状況を把握して最良な走行ができるよう自動制御していたり( のハズ。)

 

ゆえに、部品交換を行い物理的に性能が向上した場合、

交換前のクルマの状態の自動制御学習を忘れさせて、

交換後のクルマの状態を学習させていくために

コンピューターをリセットするのが常識です。

 

  • 中古車で前オーナのアクセルワークのクセを治したい
  • スロットルバルブを清掃した、交換した
  • ISCVを清掃した
  • アイドリングの不安定を治したい
  • エアクリーナーを交換した
  • O2センサーを交換した
  • バキュームセンサーを交換した

上記の作業を行った場合、無論コンピューターのリセットを行います。

 

そして、

  • オルタネーター交換
  • イグニッションコイル交換
  • プラグ交換

この3点の場合もリセットです。

 

私の電圧低下の現象が回復したのは、

2回とも、初日です。

 

リセット

コンピューターは、様々な部品が新品状態として学習を開始

悪い部品があってもすぐに走りに影響されない。学習しきれていないため。

走行している間に、様々な部品の状況を学習していく初日

どこかのセンサー部品の異常をどんどんコンピューターに送信

部品の異常をコンピューターが学習

2日目、コンピューターが何とか走らせようと自動制御を開始

それが電圧の下がりっぱなしの原因(?)

 

少なくとも、

ダイハツで部品交換された直後は、ナビの設定が初期に戻っていたので「 ECUリセット 」をしたのは間違いない。

 

とりあえず、

  • 何の部品が悪いのか
  • どこのセンサーが情報を送っているのか

は、現状ではわかりませんが明後日に新品バッテリーが届きます。

今装着しているバッテリーは5回バッテリー上がりをさせてしまったくたびれたバッテリー。

センサーうんぬんの話の前に、単にバッテリーが電流・電圧・容量の異常状態になって弱っていたりオルタネーターからの給電を受け入れることが困難な状況になってしまっただけであるなら、バッテリーを交換して復活するはず。

 

ただし、それならなぜ初日だけ回復しているのか?が説明できない。

バッテリーの電流電圧を察知するセンサーがソニカに備わっているなら話は別なのですが。最初は問題なしと送信していたが、走行距離が延びる度に「バッテリーやばい」「バッテリー弱い」と発信され続け、蓄積されて最後は電圧低下の自動制御。

 

とりあえず、

明日は

エンジンルーム内ヒューズボックスの左上 青15Aを30秒くらい抜いてリセットして、

  1. 電圧が、12.8Vに8割方低下しっぱなしになるのか、
  2. 電圧が、14.4Vを9割方維持するのか

を試してみたいと思います。

予想は、後者とみたり。

 

とりあえずヒューズリセット、治りませんでした

2021年2月17日

バッテリーマイナス端子外しリセットは、工具がないです(笑)

とりあえず、

ヒューズ外しリセット、を行います。

 

まずは、エアフィルター交換です。

前回交換:120,000km

モノタロウ

今回交換:135,000km

ブリッツBLITZの純正交換タイプ高性能エアフィルター

ソニカの交換用エアフィルターブリッツ

水洗いはできません。

5,000km走行ごとに、取り外してエアーでホコリを吹き飛ばしてください。( エアーはパソコンのエアダスターでも良いかと )

ブリッツ、パワーエアフィルター

青いメッシュ。装着します。

純正交換タイプ

こちらが15,000km走行したモノタロウの800円エアフィルター。元がホワイトだと汚れが分かりやすい。

うーん、安物を15,000km毎に交換したほうがいいのかな。汚れるのは結局同じだし・・・。うーむ。

モノタロウのエアフィルター

 

で、ヒューズリセットを行いました。

ソニカのヒューズリセット 30秒くらい外しました

 

結果は、

治りませんでした。

30秒外してヒューズリセット。

 

最初の15分くらいはアクセルOFFにすると、12.8Vからスパンッ!!と14.4Vに切り替わりましたが、その後はゆっくり今まで通り滑らかに12.8から14.4。

で、アクセルON時はずーっと12.8V

 

うーん、やはりバッテリーマイナス端子外しのリセットでないとだめか。

 

走行テスト。12.8Vで充電は問題ナシ。

 

心配なのは、

 

12.8Vに下がる

バッテリーが充電されない

バッテリー残量を使い切る

バッテリー上がり

レッカー移動

 

という、最悪のシナリオ。

 

 

 

で、

レッカー覚悟でロング走行テストを行いました。

 

走行条件

走行コース:国道337( 札幌北区太平~石狩~手稲~小樽 )

走行速度:ACCで時速50km/h固定

エアコン:OFF

送風温度:25度オートモード

電装品:

  • カーナビON
  • ヘッドライトON
  • フォグライトON
  • 後付けシートヒーターON
  • ブルートゥースレシーバーON
  • スマホUSB充電ON
  • 電圧計ON

 

テスト走行距離:45km

気温:マイナス1度

信号待ち停止時間:約5分

-------------------------------------

今回337号線を走行して、

往復で信号は20個あるかないかくらい。

とにかく信号と信号の距離が長くて、運よく信号に捕まらないときもありました。

 

で、正味信号停止時間は5分程度。

よって、ほかはすべて走行中

その走行中のほとんどが12.8Vでした。

 

信号待ちで停止している間は14.4V

アクセルを踏みだすと12.8Vに下がります。

走行中でもたまに14.4Vにまで上がることがありますが、

全部合わせても2分もありません。

 

こんな感じで、フルマラソンの距離にニアピンな45kmを問題なく走行できてしまいました。

 

私の仮説では、

今まで14.4Vで安定、下がっても13.6V。よって14.4Vが発電中。

12.8Vでは発電されていない。

12.8V表示がずっと続くとバッテリーが上がる。

 

だったのですが、この仮説は間違っていることが証明された結果となりました。

だって、バッテリー上がりの片鱗(オルタネーターが壊れて発電ゼロ状態のあの恐怖のフィーリング)が一切でないんですもの。

 

 

とりあえず、

明日、新品バッテリーが届きますので

交換して14.4Vで安定するならそれでよし。

交換しても12.8Vで安定?しているなら、面倒だからそれはそれでよし。

 

 

 

ただ、

バッテリーのマイナス端子側についているバッテリーカレントセンサーという板状の部品は、それこそ充電制御に重要なパーツらしい。

それは10年で交換すべきものらしいので、ダイハツで交換してもらうかもしれません。

 

 

アクセサリーソケットの電圧計

勘違いです。

そもそも購入した電圧計は、

「 バッテリーの電圧 」を調べるものであり、

「オルタネーターの発電状況」を調べるものではありません。

(2023.04.07 いや、ソケットの電圧計は車に入ってくる電圧を調べるものです。バッテリーから供給とかオルタから供給とか「発生ポイント」はどうでもいい。)

  • オルタネーターがちゃんと発電しているのか?
  • オルタネーターからエンジン(イグニッションコイル)にちゃんと電圧・電流が流れているか?
  • その電圧・電流は正常値なのか?

 

オルタネーターの発電状況を調べるには、

オルタネーターのB端子(バッテリー端子)というところにクランプメーターというテスターを触れさせて、30A以上なら問題ないとのこと。

 

現在のクルマ(充電制御車)はオルタネーターが「止まったり・動いたり」を繰り返し「発電する・発電しない」が繰り返されます。それが充電制御車の特徴。

基本的に、バッテリーが十分満タンに近い状態になると、エンジンコンピューターが「満タンだから発電は止めて。無駄になるから。」とオルタネーターに信号を飛ばします。そしてバッテリーの電力がガッツリ減ってきたら「減ってきたから発電を再開して」と信号を飛ばします。

「減ってきたから発電を再開」の信号を受けたオルタネーターですが、信号を受けたらずっと発電するワケではありません。

  1. アクセルONでは発電しません。電圧は下がります(バッテリーから電気を使います)
  2. アクセルOFFの状態、アイドリング状態で極力発電しようとします。電圧は高まります(オルタネーターで発電中)

加速中に発電しない理由はエンジンの「抵抗」が増えるから。オルタネーターはエンジンのクランクシャフトの回転力を利用して回ります。アクセル踏んで燃料を噴射して点火してピストン爆発でクランクシャフトがクルンと回転し駆動力がCVTを通してタイヤに伝わって加速。

この時にクランクシャフトの回転力をオルタネーターが発電に利用しちゃうと回転力に抵抗が発生。タイヤへの駆動力が減り加速効率が悪くなる。抵抗が増えると燃費に悪いのです。

よって、アクセルオフの状態やアイドリング状態で極力発電しようとします。

2023.04.07 エアコンのコンプレッサーはクランクの回転力をファンベルトがコンプレッサーのプーリーに伝えますが、マグネットクラッチOFFだとプーリーは単に回転するだけで燃費が良い、ONならプーリーの回転力を利用して動く=抵抗が増える→燃費が悪い。オルタネーターの場合はどうなるんだろう?オルタネーターはプーリーが回転すると内部のローターコイルがつられて回転、ローターコイルの外側に固定されているステーターコイルとの間の磁力が抵抗になって電気が発生。オルタネーターにはコンプレッサーのようなマグネットクラッチがあるのかしら?それとも電流の制御でローターコイルが回らなくなるから抵抗ゼロで駆動力のロスが無いのかしら?)

 

ただ正直よくわからないんですよね。

例えばエンジンのクランクシャフトの回転力を利用して回るものは、

  1. オルタネーター
  2. ウォーターポンプ
  3. エアコンコンプレッサー

の3つがあります。それぞれプーリーという滑車があり、クランクプーリーとそれぞれのプーリーがゴムベルトで繋がっており回転力を伝えています。

ウォーターポンプについては、プーリーを介して常にポンプを回すことによってエンジンを冷やすための冷却水をエンジンのウォータージャケットに運び続けます。ポンプを止める場合はエンジンを切るしかありません。常にポンプを回す=クランクシャフトの回転力を常に利用しているため、常にエンジンの抵抗となっています。

エアコンのコンプレッサーについては、エアコンをONにするとコンプレッサー内の電磁石が動きコンプレッサー内の回転軸とエアコンプーリーが直結します(抵抗が発生します)。OFFにすると電磁石の直結が外れてエアコンプーリーだけなんの抵抗もなくクルクル回るだけになります。エアコンONでエンジンの抵抗になり、エアコンOFFで抵抗はなくなり燃費は良くなる。

で、問題のオルタネーター。

オルタネーターはウォーターポンプみたいなもので、オルタネーターのプーリーと内側コイルは最初から一つの軸で直結されてます。外側の固定コイルと内側回転コイルの間にブラシという部品がバネで圧着されてこすれて発電しています。(こすれている部分が抵抗?)でもオルタネーターにはエアコンのコンプレッサーのような電磁石でブラシの圧着を切り離すという機能が無いように思います。だからいつでも抵抗のハズなのに、「発電しない」だから「抵抗がない」だから「燃費が上がる」というのがどうにも理解できないんですよね。

スリップリングという部品とブラシという部品がどうやら繋がっているみたいで、スリップリングに電気信号ONを与えることで、発電される。内部コイルの回転は発電中に重くなる?これが抵抗になる?で、スリップリングにOFF信号が届くと発電は止まる。止まっている最中は内部コイルの回転は軽くなる?

どこのページでも、「発電が止まることで燃費が良くなる」しか書いておらず、「クランクシャフトの回転力に対してどのような物理的な抵抗があるのか」をきちんと説明していないんですよね。

 

うーむ。

 

※ で、2022年に前期型FFソニカRS-Lから、後期型4WDソニカ R に乗り換えました。 ← 記事です

 

 

価格:1,200円

温度センサーがあるので上が車内の温度、下が電圧です。

 

安心の日立製 価格:25,000円

苫小牧のレッカー屋さんが使っていたものと同タイプ。中華性は不具合が多いので使えないそうです。少し高いがずっと使えてますよとのこと。

アドセンス 8個 mix

固定ページの試乗一覧(クルマ)

 

試乗速報、試乗したクルマ一覧表

 
 
ダイハツ DAIHATSU
試乗速報|コペンローブ
試乗速報|ダイハツ・ソニカ
試乗速報|ダイハツ・4代目タント
試乗速報|ダイハツ・ロッキー
試乗速報|番外編、静かな軽自動車はこれだ
試乗速報|ダイハツ・タフトG
スズキ SUZUKI
試乗速報|スズキ・6代目ワゴンRスティングレー
試乗速報|スズキ・ハスラー
試乗速報|スズキ・クロスビー
試乗速報|スズキ・4代目スイフトハイブリッドRS
試乗速報|スズキ・4代目スイフトRSt
試乗速報|スズキ・4代目スイフトスポーツターボ
スズキ・ワゴンR ハイブリッドFX 4WD
ジムニーは後日アップ。
ソリオは後日アップ。
マツダ MAZDA
試乗速報|マツダ・4代目ロードスター
試乗速報|マツダ・4代目デミオXDディーゼルターボ(マツダ2)
試乗速報|マツダ・2代目CX-5
試乗速報|マツダ・4代目アクセラ(マツダ3)
日産 NISSAN
試乗速報|日産・ノートe-power
試乗速報|日産・2代目リーフ
試乗速報|日産・スカイライン(西部警察)
初代リーフは後日アップ。
ミツビシ MITSUBISHI
試乗速報|三菱・エクリプスクロスターボ
試乗速報|三菱・アウトランダーPHEVマイナー後
ホンダ Powered by HONDA
試乗速報|ホンダ・2代目NSXと中嶋悟
試乗速報|ホンダ・初代NSX
スバル SUBARU
試乗速報|スバル・フォレスター・ゲレンデタクシー
ますだおかだスバルBRZ スバル・2代目GD系インプレッサWRX
インプレッサアネシス試乗
2代目スバルステラを試乗。CVTで静か。
トヨタ TOYOTA
試乗速報|トヨタ・パッソ
メルセデス・ベンツ Mercedes-Benz
試乗速報|メルセデスベンツ・5代目E200W213
試乗速報|メルセデスベンツ・初代W166GLE-350d
試乗速報|メルセデスベンツ・4代目W205-C200-AMGライン
試乗速報|メルセデスベンツ・4代目W177-A250
試乗速報|メルセデスベンツ・初代X253-GLC200d
試乗速報|メルセデスベンツ・雪上試乗会
試乗速報|メルセデスベンツ・リベラーラ AMG CLA45
.
BMW Bayerische Motoren Werke AG
試乗速報|BMWってどんなクルマ?
試乗速報|BMW・初代X1
試乗速報|BMW・2代目G02-X4-M40i
試乗速報|BMW・3代目G29-Z4 20iMスポーツ
試乗速報|BMW・大試乗会(アルピナ)
アルファ ロメオ Alfa Romeo
試乗速報|アルファロメオ・4C
フィアット FIAT
試乗速報|フィアット・500X
ランドローバー Land Rover ( Tata Motors )
試乗速報|ランドローバー・ディスカバリー3
試乗速報|レンジローバー・イヴォークディーゼル
試乗速報、レンジローバーヴェラールD180_RダイナミックSを試乗
ジャガー JAGUAR ( Tata Motors )
ジャガーI-PACE(アイペイス)
ポルシェ PORSCHE ( VW )
試乗速報|ポルシェ・初代カイエンターボ
フォルクスワーゲン Volks Wagen
試乗速報|フォルクスワーゲン・6代目ゴルフ
試乗速報|フォルクスワーゲン・6代目ゴルフで高速道路
試乗速報|フォルクスワーゲン・6代目ポロ
試乗速報|フォルクスワーゲン・2代目ティグアンRライン
試乗速報|フォルクスワーゲン・カラベル
役立つ情報など
試乗速報|中古車のメーター改ざんについて
試乗速報|静かなコンパクトカーはどれ?
2024年_持ち込みオイル交換工賃いくら?ジェームスvsオートバックス
2024年札幌モーターショー
リベラーラ帯広店で試乗

(おかわりソニカ)サムネイル一覧

 

メガネちゃん
おかわりソニカ 記事一覧です。

おかわりソニカ_001 前期型RSリミテッドFFから後期型R-4WDに乗り換えました。

おかわりソニカ_002 ソニカのパーツを移植。

おかわりソニカ_003 ハンドルブレはエンジンフラッシングとRECSで解決

.

(タイヤ交換)工具一覧

 
エーモン・タイヤストッパーV588
マサダ・油圧パンダジャッキMSJ-850
マキタ・インパクトレンチTW285D
プロオート・トルクレンチTR-403PW
マキタ・電動空気入れMP180DZ
マキタ・DC18RC分解清掃
エマーソン・ジャッキヘルパーEM-234
エーモン・エアゲージ空気チェッカーA58
KTC・ホイールナットソケットTBP4903
SK11・ツールキャリーバッグPRO_STC-M
ジェームスとオートバックスのオイル持ち込み交換工賃。

-ソニカ, 点検・整備
-, ,