2016の夏あたりから、ゆるい坂でバックで駐車する際にエンストしそうになる現象が発生。
2017の夏あたりから、朝イチのアイドリングが高くなる現象が発生。
スロットルボディの清掃が必要。;゚ロ゚)
アイドリング回転数が高い原因
アイドリングの不調は昨年から
9年目のダイハツの軽自動車、ソニカRSリミテッド 2WD
新車購入時、レーダークルーズコントロールを11万円で装備した私メガネちゃんのマイカーです。
で、走行距離はもうすぐ120,000km
で、アイドリングの不調は昨年2016年の夏あたりから。
ゆるい坂になっている駐車場にバックから停める際に、アイドリングがガクっと息継ぎしてエンスト手前で回転が戻る現象が発生していました。
特に幹線道路の信号待ちなどでは発生せず、ゆるい坂でのみ発生するような感じ。
ただ、アイドリングの回転数については異常に高いなどといった症状は出ていなかったのですが・・・、
朝のアイドリングが1,400回転に
で、今年2017年の夏の朝。
エンジンを掛けたあと、
「 車内が、なんかうるさい? 」
と思ってタコメーターを見てみると
1,400 r/min !?
;゚ロ゚) オォォーーー!!
通常の回転数は、700r/min ほどですので倍になってました・・・。
グーグル先生に聞いてみたところ、
スロットルボディの汚れが原因とのこと。
原因はスロットルボディの汚れ
アイドリングが不調となる症状は、2種類。
- 細かく回転が上がったり下がったりを繰り返すハンチング
- 最初だけアイドリングが高いだけ
で、原因は2つともスロットルボディの汚れが原因。
スロットルボディというのは、エンジンの燃焼室に空気を適量を送り込む部品。内部には弁( スロットルバルブ )が閉じたり開いたりします。
で、ガソリンが燃えて排気される汚れた空気がきれいにマフラー一直線に流れて行けば良いのですが、構造的に極少量がスロットルボディ側に押し戻される。そのため少しづつ汚れが付着してしまい、適量に空気が送り込めなくなって、アイドリングが不調になってしまうという流れです。
清掃のやり方も2種類で、
- スロットルバルブの弁の手前をクリーニング液をしみ込ませた布で汚れを拭き取る。
- クリーニング液を弁にまで直接吹きかけて軽くブラッシング。
1の場合は、清掃後にエンジンが不調になる確率は極めて低い。まずはこれを試して様子を見たい。
2の場合は、クリーニング液が内部・燃焼室に入り込むため、エンジンになんらかのトラブルが発生する可能性がある。施工は業者に任せるのが吉。
特に2の場合は、副代理店など普通の会社が自動車メーカーの看板を購入してやってるディーラーの場合、施工前に「 問題が発生しても知りませんよ?それでも良いならやりますよ? 」的な決断を迫られます。
また、正規ディーラーも進んでやりたくない作業ではあります。
個人的には、安心の添加剤メーカーである和光ケミカル社のワコーズブランドの取扱施工店に任せるのが良いのではないかと。
- スロットルバルブクリーナーの洗浄液でスロットルボディ・バルブを洗浄作業してもらってからの、
- レックス ( RECS ) で、燃焼室・吸気通路などに付着した汚れ・カーボンの徹底除去
- オイル・オイルフィルター交換
- 最後はガソリン給油のついでに自分でフューエル1を入れて、燃焼室の洗浄の仕上げ
工賃は、大体 15,000円くらい。
スロットルボディ・バルブの洗浄は見た目が簡単そうで、簡単そうなものに5,000円ほど取られるのが痛いんですけど、自分でやるのはちょっと敷居が高い。
素人が手を出してエンジンが不調になるくらいだったら、何十回も何百回もスロットルボディ・バルブの清掃を行ってきた専門ショップに任せるのが良いと思うのは私だけ??
札幌から一番近いワコーズ施工ショップは、
ピットオフ岩見沢店
住所:岩見沢市大和二条6丁目3番地
電話:0126-35-1391
岩見沢か、微妙に遠いね・・・。
¥4,500
エンジン機能の回復剤
クイック リフレッシュは、エンジン内部を回復( リフレッシュ )させてくれるオイル添加剤。容量は300mL
特に100,000km以上走行している過走行車のエンジンに対して、オイル漏れ等のトラブル改善、潤滑性の回復、タペットノイズ(カタカタ音)の改善というスペシャルブレンド。使うと実際にエンジンノイズが減少して静かな車内が取り戻せます。
- 圧縮圧力の回復やノイズの低減
- オイル上がりやオイル下がりの抑制
- 摩耗部分、密封性や潤滑性を回復
- 各部シール部位のオイルにじみ防止
- メカニカルノイズの増大を防ぐ
使用方法:エンジンオイル容量の5% ~ 10%を注入します。
軽自動車ソニカの場合はオイルは2.9リットルなので、2.9リットル×10%=0.29リットル。よってオイルは2.61リットル、クイックリフレッシュは0.29リットルの比率でオイルジョッキで混ぜ合わせてから注入しましょう。( 0.29リットルならいっそのこと0.3の一本そのまま投入しても良いのでは?)
注入の際は、効果を持続させるためにオイルフィルターも忘れずに交換。
使った人の感想
平成14年式アコードにオイル交換と同時に注入したところ、それまで聞こえていた朝の走り出しの軽いカリカリ音が消えました。燃費や加速性能の変化は実感できませんが、延命には役に立つのかもしれません。
168,000km走行のハイエース(ガソリン2.7ℓ)に使用しました。エンジン音が体感できるくらい静かになりました。オイルに混ぜるだけでこの性能とは中々かと思います。値段は高いですが良い買い物でした。
※個人的に100,000kmオーバーのクルマでエンジン振動が気になる場合、エンジンマウントゴムを交換するのが一番ですが工賃が高い。よってマウント交換の前にクイックリフレッシュで振動低減を狙ってみるのも良い使い方かと思います。
エンジンノイズの原因はほぼ部品の摩耗によるものなので根本から解決するにはエンジンをバラバラに分解メンテナンス(オーバーホール)する必要がありましたが作業工賃は10万円~15万円前後掛、別途部品代も掛かりますし作業日数も必要です。
それらを考えると、エンジンオイル交換時に一緒に混ぜて入れるだけで静粛性を取り戻すことができるという手軽さは大きなポイント。オイル交換2回に1回、または3回に1回程度のスパンで定期投入するリピーターも多いです。
日本車は世界トップレベルの壊れにくさを誇っていますので10万キロ前後の中古車はゴロゴロしていますが、そんな中古車に対しても有効です。
ディーゼルエンジンにもOK。
10万kmを超えた・迎えた車両なら試してみる価値は十分にあります。その際は下準備としてeクリーンプラスでフラッシングしてから使いましょう。
eクリーンプラスを使ってみた ← 記事です。