先ほどはスキー板を束ねるスキーバンドの良いアイテムを紹介しましたが、今度はストック(現在ではスキーポール)の紹介です。
そもそもファンスキーを選んだ理由は「絶望的な下手くそでも足を揃えて連続ターンができちゃう」ことでしたが、
圧倒的な小ささで保管場所・積載場所が苦にならないという理由もあります。
で、スキーポールも折り畳むことができればそれに越したことは無いのです。
そして購入したのが伸縮機能搭載で最短93cmまでサイズを小さくすることができるキザキ。
その便利さをレビューさせていただいております。
どうぞご覧ください。ちなみに私の身長は172cmでございます。
ストック?スキーポール?違いは?
まず、20年前の2000年頃は確かに「ストック」と呼んでいました。
ストックはドイツ語が元になっている単語です。
で、2020年付近より英語の「スキーポール」と呼ぶようになりました。
アメリカやイギリスだとスキーポールでしょうけど、ドイツだと今でもストックのはず。っていうか日本でスキーポールという言葉を流行らせた人は誰???おそらくスポーツメーカーにお勤めの人なんでしょうがグローバルスタンダード(世界基準)はどっちなんだろう・・・。
ただ、日本だと30代後半以降の人はストック、30代後半未満の人はポールなのでしょう。
ファンスキーでもスキーポールは必要?
ファンスキーが流行っていた2000年くらいの時は、「スキー」と名は付くもののファンスキーヤーはストック無しが普通でした。
今もそうかもしれませんがファンスキーは「下手な人が足を揃えて上手に連続ターンができちゃうスキー板」というよりかは、「飛んだり跳ねたりトリックを決めて、トリックスターにオレはなるっ!という人が好むスキー板」です。
そんなアクティブに動く際にストックは邪魔以外の何者でもありません。
ただ、スキーがヘタな人にとっては死活問題。リフト待ちの時です。
どんな人でもストックを持っている状態でリフト待ちしていて、先頭が空いたらストックを雪面に突き刺して抵抗を利用して身体を前に押し出して移動しますよね。
スノボでしたら片足ケンケンで移動できますけど、スキーでストックが無い場合は逆はの字でエッジを利用してスケーティングしていくことに。広い場所ならともかく狭いリフト待ちエリアでは非常に面倒臭い。それがスキー初心者なら尚更キツイ。
よって私みたいな下手な人は例え短いファンスキー板であってもスキーポールは必需品です。
スキーポールを買う
スキーウェアのジャケットと、スキーパンツ、ファンスキー、が揃いまして、
それに合うストックを選びたい。結果、エメラルドグリーンかイエローか。
とりあえず近くのスポーツショップへ。
LEKI(ドイツ)のスキーポールはグリップが握りやすくて。(握り込んだ際の指のポジションがしっくりきました。)
ただ、欲しい色がありません。
で、石井スポーツ札幌店へ。
買いました。スキーポールとスキーブーツ。
リアエントリー式ブーツは異次元の履きやすさ ← 記事です。
イエローのスキーポールを選択しました。(ただ、2021年4月の今でもエメラルドグリーンのスキーポールもいいなぁと思ってマス)
キザキの伸縮スキーポールKPAH-IC04
購入したのはキザキというメーカーのKPAH-IC04というスキーポール。
価格は12,000円で素材はアルミ+カーボン。
最大の特徴は、伸縮式スキーポールということ。
最大130cm、最小96cm
シーズンオフや積載の際には小さくなって非常にコンパクト。
シャフトにはSTRAWBERRY FIELDの文字が。(ストロベリーフィールド)
メイド・イン・ジャパン。
日本クォリティーのスキーポールです。
色はイエローというよりかは、蛍光イエローのグリーン寄り。
スキーポールの取扱説明書。ちなみに1年保証付き。
スキーポールの部分名称。
チップには保護キャップが被さっています。
チップ部分のアップ。アイスバーンにも引っかかりやすいように先端はギザギザ。
輪っかのことを、バスケットリングと呼びます。
リングはネジのように回転させて引っ張ることにより、
脱着することが可能です。この状態であればトレッキング・登山の際のポールとして利用できるとのこと(ソースは石井スポーツ女性店員)
カムレバー。こちらでアッパーシャフトとローシャフトを固定しています。これはロック状態。
ロック解除した状態。
アッパーシャフトを引っ張り出すと横にメモリが。
例えば身長が150cmなら15のメモリの位置に合わせることで、ポールを突いた際に丁度腕の角度が90度くらいになります。
で、謎のスポンジ。
何用でしょう??
グリップ。握りやすさと握った際の指の収まり具合が大切。
ストラップを通すとこんな感じ。
ちなみにストラップはサイズを変えることが可能。
スキーポール一本の重さは253g。フルカーボンならもっと軽いのですが値段が高い・・・。ただこれでも十分軽いです。
とは言っても、素人でスキーポールの使い方もなっていない(笑)
とりあえずカラーコーディネートは正解だったと思います。
スキーポールのまとめ
¥ 9,800
キザキの伸縮スキーポール。こちらはカーボンになります。