汗冷えしない乾きやすいシャツ。ファイントラックのスキーのためのドライレイヤーウォーム。

スキーウェア一式を買い替えたワケですが、

インナーも新調しており、前回は長袖のモンベル・EXPスーパーメリノウールを紹介しました。

で、今回紹介するもう一つのインナー。それが「ドライレイヤー・ウォーム」です。

1.地肌にドライレイヤー、

2.その上に重ねるスーパーメリノウール。

この組み合わせ、最強です。

ではレビューをご覧ください。

 

汗冷えしないドライレイヤー

ドライレイヤーを語る前に、毎度おなじみスキーの着る物について。

地肌にインナー、

↓

次にミドルレイヤー（レイヤー2）、

↓

最後にアウターです。（気温が高い春スキーの時期になると、上下スーツにネクタイで滑るツワモノもいるみたいですが普通は３枚です（笑））

 

 

地肌にドライレイヤー！

ドライレイヤーはインナーの前に着ます。（ドライレイヤーも種類で言えばインナーですけどね。）

つまり「地肌にドライレイヤー」です。

 

ドライレイヤーの冬用商品、ドライレイヤーウォームの特徴は以下の３点

 

驚くのが吸水性能。表面でスッと水の玉が消えていき、触るとサラサラという驚愕の素材。

吸水された水分はそのまま外側の生地に効果的に分散されて空気中に放出されていきます。

よって濡れない生地というよりは、地肌に濡れを感じさせない生地であり、濡れた水分が今までの肌着とは雲泥の差で空気中にみるみる内に放出されていく生地というのが正しい説明。

つまり「汗冷えしない」のです。

冬用のドライレイヤーはその生地に「暖かみ」を感じる一工夫を追加したものです。夏用だと「温かみ」は省かれます。

 

 

 

 

汗対策にドライレイヤー、保温対策にスーパーメリノウールという組み合わせ

さてさて、前回インナーとしてモンベル・EXPスーパーメリノウールのインナーシャツを購入しました。

モンベル・EXPスーパーメリノウールは最高！　←　記事です。

ひつじの毛であるスーパーメリノウール。

その特徴は、

 

 

というモノでした。冬山スキーにはピッタリの素材なのです。

では、ドライレイヤーとメリノウールはどちらが優れているのか？という問題。

以下は私が実際にゲレンデで、ドライレイヤーのみ、メリノウールのみ、その両方という３パターンで滑ってみて感じた性能表です。

 

北海道・朝里川温泉スキー場

 

ドライレイヤーだけだと、ハッキリ言って寒い。肌のサラサラ感は快適ですが保温性能が足りなすぎ。風を引いちゃう。

スーパーメリノウールだけだと、特に不満はない。確かに汗で濡れてしまうが汗冷え感はそんなにない。

その両方だと、ドライレイヤーは薄いので着ぶくれはせず、肌のサラサラ感が心地よい。メリノウールで保温・保湿もバッチリ。で、汗をかいているハズなのに濡れた感じが段違いで少ない。新しい快適感を発見。

 

適材適所、そもそも得意・不得意の性能が双方にあります。

冬用のシャツというのは厚みがあるため重ね着するとゴワついてしまうのが難点。その点、ドライレイヤーの薄さは驚異的です。

さらに脅威なのはその吸水性・ドライ性能が異次元レベル。今までの化学繊維で織られた生地とはまるで性能のケタが違う。

さすがはメイドインジャパン。

 

 

ドライレイヤーウォームシャツをチェック

ドライレイヤーを製造販売しているのは、「株式会社ファイントラック」です。日本の会社です。

• 夏用クール
• オールシーズン・ベーシック
• 冬用ウォーム

と、３種類ありますがクールタイプはタンクトップなので着る人を選ぶ感じ。よって夏用はベーシック、冬用はウォームと考えるのが良いでしょう。

ベーシックにも長袖があるので、夏山登山・富士山登頂にも利用可能。

 

東京の方にはファイントラックのショップがあるらしいのですが、札幌にはありません。よってネットで購入しました。

袋から出したドライレイヤーウォーム。

冬用のドライレイヤーウォームは、低温下での体温維持をもっとも重視したシリーズです。かさ高ニットメッシュ構造によって着用時に空気を保持しやすく、レイヤリング時の保温性を高めます。寒い季節やウォータースポーツに適しています。

優れた耐久撥水性を備え、肌に直接着用することで、濡れを肌から離すドライレイヤーです。余計な体力消耗や低体温症などのリスクだけではなく、汗の嫌な臭いやベタつきなどの不快感も軽減します。

サイズ表はこちら。

私は172cmの63kgで、

Ｍサイズを購入しました。

ポリエステル・90%

ポリウレタン・7%

複合繊維・3%

耐久撥水加工

全体はこのような感じ。

生地のアップ。冬用のドライレイヤーですが密度は少ないのがわかります。

光にかざすとスケスケです。

重量は100gを切っています。95g。

Ｍサイズの袖の長さ。もう２センチほど長かったらベストかしら。

173cmでＭサイズだと首回りが少々キツメかしら。

 

ドライレイヤーウォームパンツをチェック

シャツだけではなく、パンツも購入。

パンツについてはウォームはありません。ベーシックのみです。

私のウェストは、82cmですが

サイズはＭサイズを購入。

ポリエステル：94%

ポリウレタン：6%

全体写真はこんな感じ。

素材のアップ

透け感はこのような感じ。

重量は31g

履いてみるとサラサラな感じがとてもGood。

 

試着した全体写真。購入サイズの目安にどうぞ。

172cmの63kg

ファイントラック

ドライレイヤーのＭサイズパンツ（ 丁度良い ）

 

モンベル

スーパーメリノウールのＬサイズパンツ（大きかったので使っていない）

ファイントラック

ドライレイヤー・ベーシック・シャツのＭサイズ

ドライレイヤー・ウォーム・シャツのＭサイズ（ベーシックシャツの上に重ねる）

（ 首回りが少々狭い。狭いのが苦手な人（普段はVネック好きな人）はＬにすべき ）

 

ファイントラックのドライレイヤーシャツとパンツの上に、

モンベルのEXPスーパーメリノウールシャツとタイツ。ともにＬサイズ（ 丁度良い ）

 

実際にドライレイヤーで滑ってみる。汗のかき具合は？

 

¥ 5,980

男性用のドライレイヤー・ウォームシャツです。

サイズは、S・M・Ｌ・ＸＬ

 

¥ 5,500

こちらは女性用のドライレイヤー・ウォームになります。

 

¥ 5,500

男性用のタイツになります。下半身もよく汗をかいてしまう方にどうぞ。私はそんなに下半身は汗をかかないのか、ドライレイヤーのパンツだけでＯＫでした。（メリノウールタイツははいています）

 

¥ 5,000

女性用のタイツになります。

 

¥ 3,800

男性用のドライレイヤー・ウォームパンツ。すごい快適です。スポーツではなく真夏の普段使いでも使えます。おすすめ！

パンツに冬用はありません。オールシーズンのベーシックのみです。

サイズは、S・M・Ｌ・ＸＬ・ＸＸＬ

 

¥ 3,300

女性用のショーツになります。色はブラックとホワイトの２色。

ショーツに冬用はありません。オールシーズンのベーシックのみです。

 

¥ 2,980

女性用にはベーシックタイプのショーツも。

ショーツに冬用はありません。オールシーズンのベーシックのみです。

 

¥ 3,980

女性用の真夏用クールショーツもあります。

 

¥ 4,980

男性用のクールタイプもあります。