スキーブーツでは歩きにくい？履いたまま自由に歩けるフットウォーカーが便利です。

スキーブーツを20年ぶりに買い換えました。

こんな履きやすいスキーブーツを私は知らないノルディカHF90R ← 記事です。

 

で、気になったアイテムがフットウォーカー。

駐車場からセンターハウスまで歩く際に、ブーツの底にはめるだけですこぶる歩きやすくなってしまうという夢のような歩行サポートアイテム。

実際に試してみたところ、「なるほど」と海よりも深く納得しました。

ではレビューをご覧ください。

 

スキーブーツの悩み、歩きづらい

スノーボードを３回で卒業した私ですが、スノボの良いところは「ブーツが歩きやすい」ということでしょうか。

以下は裸足の「あし」ですが、歩くときに指の関節が曲がるで歩きやすくなります。スノボのブーツもそこそこやわらかいので歩きやすい。そして着地の際にはかかとの丸みも必要です。

しかし、プラスチックのガッチガチのスキーブーツだとこうはいきません。曲がらないので歩きづらい。

 

スキーブーツは歩きづらいもの。

そんなスキーブーツでも歩きやすくしたいと開発されたのがフットウォーカーです。

 

 

フットウォーカーの特徴、歩きやすくなる。

はい。買ってきました。

Foot Walker ( フットウォーカー )

フリーサイズ

4,290円

 

まずは装着した状態をご覧ください。

人が歩きやすくなるためのポイントは「指を曲げる」ことです。

しかしスキーブーツには柔軟性が無いので一切曲げることができません。

フットウォーカーとは、「あとづけ」で「円弧」を描いた「下駄（げた）」を履かせることで、「指曲げ」の役割を果たすことで結果歩きやすくなるアイテムです。

 

私のスキーブーツのサイズは27.5cmですが、その全長は31.5cm（315mm）になります。

フットウォーカーはベルト部分のネジ穴調節にて、

263mm ～ 323mm までのスキーブーツに対応します。

 

ケースの説明を見てみましょう。

• 引き手の採用で、グラブのままでも簡単に装着OK。
• フリーサイズ対応。
• グリップの強い深いブロック形状ソール。
• 歩きやすい船底型のラウンド形状。

箱から取り出したフットウォーカー。

地面側にはゴツゴツとしたタイヤのようなブロックパターンが。

横から見た写真。

ソールがボコボコしているのが分かります。

やわらかいシリコンゴムのような感触ですので、このように畳んでポケットに収納することも可能です。（ その際は小さいビニール袋があれば汚れませんね ）

ではさっそく装着してみましょう。

まずはプラスドライバーを用意します。ベルト調整穴にねじ込まれているネジを外しましょう。

はい、ネジとナットが外れました。

続いて、分解したフロントソールをブーツフロントに装着させます。

装着しました。

続いてリアソールをブーツリアに合わせます。

はい、合わせました。

その状態で、ベルト穴を適正位置に合わせた際にぴったりあうネジ穴を見つけてください。（ フットウォーカーは伸縮性がありますので、ちょっぴりだけ引っ張った状態で合う穴を選ぶのがコツ ）

穴の見当を付けたら前後ソールをブーツから外してネジ止めします。

そして、

フロントを引っかけてから、リア側の引手ヒモを持ちながらペコンとはめれば装着完成です。簡単～。

フロント部分を真横から見ますと、つま先側に傾斜が付けられているのが分かります。

この傾斜が「指の曲げ」の代わりを果たします。

同じくかかと側にも傾斜が付いております。この傾斜で「かかとの丸み」の代わりを実現させています。

左側：非装着、右側：装着

 

 

実際にスキー場で使ってみた感想

で、2021年3月12日

北海道・朝里川温泉スキー場でフットウォーカーを試してみました。

駐車場の雪はまだ溶けておらずそのままブーツでセンターハウスまで歩いてもプラスチックのソールが削れることはありませんが、とりあえずフットウォーカーを装着。

で、感想ですが雪の上でも歩きやすいのは事実です。非装着ではビンディングに合わせる部分が直角のため雪に埋まりやすい。フットウォーカーを装着しても先が尖っていることには変わりがないため埋まることは埋まるのですが、非装着ほど深くは刺さりません。

何よりソールのブロックパターンがあるおかげで普通のシューズを履いているような足裏の感覚。

で、圧雪部分をあるくと本領発揮。歩きやすいことこの上ない（ シューズで移動するのに比べるとぎくしゃく感は多少はあります ）

で、センターハウスの床では「絶対あったほうが楽」と感じました。尖った部分で平で滑りやすい床を歩くとガツンガツンぶつかって削れるしうるさいし疲れるしの３拍子ですが、ラウンドフォルムのおかげで静かに歩け、滑り知らずで安心安全歩き易い。

「フットウォーカー」とはよく言ったものだなぁと関心しました。

 

フットウォーカーのまとめ

 

¥ 3,500

色は、4色

駐車場からセンターハウスまで遠い場合や、センターハウス内を気軽に歩きまわりたい場合に有効です。