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パソコン・周辺機器

腱鞘炎対策にオススメなキーボード。リアルフォースR2SA-JP3-BK

2021年5月15日

リアルフォースR2SA-JP3-BK

メガネちゃん
右手の薬指腱鞘炎なのです。
姉さん
ゴムカップという点では「メンブレン式」と同じだけど、スムーズで繋ぎ目の無いソフトな押し心地なのよねっ!
本当にオススメです。オール30グラム

私は、以前にとある会社の経理担当なんてものをしておりまして、会社の取引ブツの量が膨大でして、数字打ちまくりでした。

それがたたって右手の薬指が腱鞘炎になりました。

で、現在フリーで活動しているのですが文字を多く打ち込むと古傷が痛み出します。

以前より腱鞘炎対策として人間工学デザインのマウスを使っていましたが、キーボードもそろそろ考えなくてはと思っていました。

そこで以前よりウワサに名高い東プレ社のリアルフォースというキーボードを購入することに。

キーを打鍵・押し込んだ重さが45グラムと30グラムで迷いましたが、30グラムを購入して大正解でした。

ただ、軽すぎるが故のちょっとしたデメリットもありますが、メリットの方が大きいので大丈夫。

では実際に購入したR2SA-JP3-BKの製品レビューをご覧ください。

写真たくさんあります。

目次でございます。

今まで使っていたマイクロソフト製キーボード

今まで使っていたマイクロソフトキーボード

以下は私の作業机

SONYのワイヤレスイヤフォンWF1000XM3

FostexのUSB-DAC HP-A3

BOSEのアンプ付きスピーカーCompanion 2 Series III

SanDiskの3.2Gen2 対応 SDSSDE61-1T00

腱鞘炎対策のマウス

などが商売道具の一旦ですが、リアルフォース・R2SA-JP3-BKに買い替える前まで使っていたキーボードがコチラです。

作業机とマイクロソフトキーボード

マイクロソフトのマルチメディア対応型キーボード。

  • ショートカットキー
  • 曲送りキー
  • マイドキュメントキー
  • 写真キー
  • ミュージックキー
  • メールキー
  • 音量キー
  • 拡大縮小レバー

などが盛りだくさん。

 

10年使用中のマイクロソフトキーボード

Microsoft :Digital Media Pro Keyboard の KC-0405 というモデルらしい。

MS PART No. X809749-001

Microsoft Digital Media Pro Keyboard KC-0405

作業中はもちろん音楽をかけています。私はiPhoneなのでプレーヤーはiTunesになります。

このキーボードの良いところは、プレーヤーをバックグラウンドで走らせている間もキーボードのショートカットキーで曲送りができることでした。

キーボードのショートカットボタン

ただ、欠点なのはメンブレン式のキーボードなのです。

ゴムカップ内のボッチが基盤に接触して入力される仕組みなのですが、下まで押し込むとベッコンとなります。

これが常人・健常な人の指なら何ら問題ありませんが、腱鞘炎の人には疲れる・痛む原因に。

メンブレン式キーボードの欠点

腱鞘炎対策のキーボード、東プレ・リアルフォース

腱鞘炎対策に静電容量無接点キーボードの特徴

そこで!

登場するのが今回購入したキーボードです。

東プレという会社の電子機器部が開発・製造・販売しているリアルフォースシリーズ

その仕組みは以下の通り。ゴムのチカラで押し戻しするのはメンブレン式と同じですが、下部のバネの「 縮む量 」に対して入力するしないを決定しています。

これを静電容量無接点式(せいでんようりょうむせってんしき)キーボードと呼びます。

以下の図では3段階ですが、通常リアルフォースでは1段階のみ。APC機能に対応しているタイプのみ3段階制御が可能です。

 

静電容量無接点式キーボードの仕組みと説明

 

私は最初、「 バネがあるからソフトな押し心地なんだな 」と思っていたのですが、どうやらバネはただのセンサーの類であり押し心地に影響する部品ではないらしい。

つまり「ゴムカップの柔らかさ」とその構造との「組み合わせ」によってソフトな押し心地を実現しているみたいなのです。

でもバネはバネなのでその影響も少なからずあるはずですが、開発者のお話などがネット上に無いんですよね。残念。

 

リアルフォースキーボードの選び方

リアルフォースキーボードの選び方とコツ

リアルフォースのキーボードはいろいろ種類があります。

  1. フルキーボードorテンキーレス
  2. ブラックカラーorアイボリーカラー
  3. APC機能アリor機能ナシ
  4. 30gまたは45gまたは55gまたはミックス
  5. 静音タイプorノーマルタイプ
  6. 日本のPC用or英語圏のPC用

フルキーボードとテンキーレスどちらを選ぶ?

フルキーボードとテンキーレス、どちらを選ぶ?

特に入力量が少ない人は、テンキーレスで良いです。

また、普段からテンキーの付いていないノートパソコンを使用している人は、キー配列上部の数字に打ち慣れているのでテンキーレスを選択しても構いません。

逆に、

職場で経理担当な人は当然フルキーボード。入力文字が多いブロガーの人もテンキー付きが良いでしょう。またテンキーで入力すると「半角入力」で打たさりますので普段から数字は半角入力している人がフルキーボードを選べば変換の手間が省けます。

普段から入力数が少ないのであれば、オススメしたいのはコンパクトなテンキーレスキーボード。やっぱり邪魔にならないので。

 

ブラックとアイボリー、どちらを選ぶ?

集中したい人はブラックのキーボードを。

デスク上を広く見せたい人も黒ですね。

あと、仕事で伝票をたくさん触る人の場合キートップが汚れやすくなってしまうのでやっぱりブラック。

汚れが目立っても構わない、気分的に明るいアイボリー色が良いという人はアイボリーをどうぞ。作業机と回りとのカラーコーディネートも大切。

アイボリー色のリアルフォース ブラックカラーのリアルフォース アイボリーリアルフォースのキー ブラックリアルフォースのキー

アイボリーだとキートップの文字の視認性が良い(見やすい)のが特徴です。

ホワイトリアルフォースのキートップの視認性

ブラックだと正直見づらい。ブラインドタッチが基本。

ブラックリアルフォースの視認性 普段は見えるが、

ブラックだと日の当たり具合で以下の様にキートップがまったく見えなくなることがあります。照明は真上から照らしたい。

光の反射でキートップが見えづらくなってしまう

 

リアルフォースはキートップだけバラ売りしています。

レッド・水色・グリーン・オレンジ・イエロー・むらさき、の6パターン。見ずらいキーだけキートップを取り換えるのも良いでしょう。

 

APC機能アリと機能ナシ、どちらを選ぶ?

APC機能アリだと、入力反応の深さを3パターン任意にいつでも変更可能です。

  • 1.5mm
  • 2.2mm
  • 3.0mm

特に腱鞘炎対策やサクサク入力したいという人は、1.5mmがオススメです。たった1.5mmキーが沈むことで即入力となりますので余計なチカラが本当に要りません。

逆に、

腱鞘炎じゃない人、そんなにお金を出したくない人、普通のキーボードよりもサクサクであればそれで良い人などは、APC機能が無くてもまったく困りません。

※APC機能付きタイプを選ぶと、漏れなく「キースペーサー」が付いてきます。これを装着するとキートップの押し込み量が短くなります。2mm短くなるスペーサー、3mm短くなるスペーサーがあります。下部でスペーサーを紹介していますのでよかったらご覧ください。

 

30g、45g、55g、またはミックス、どれを選ぶ?

ゴムカップには、4パターンの硬さが存在します。

  • 30g
  • 45g
  • 55g
  • 30/45/55のミックス

腱鞘炎の人は最も軽くて押し込みのチカラが少なくて済む「30グラム」を選びましょう、っていうか30g一択です。ブロガーの人も30グラムが良いでしょう。

腱鞘炎ではない普通の人でしたら、「45グラム」を選んでおけば間違いなし。

シッカリした打鍵感覚が欲しいなぁ、という人であれば「55グラム」です。ただ長ーい文章を入力し続ける人にはあまりオススメはしません。ゲーマーの人向けでしょうか。また30グラムだとちょっと重量を掛けただけで入力されてしまいますので、キートップに指を置く時間が長い人は55グラムをオススメします。

ミックスタイプは5本の指がそれぞれカバーしているキーエリアで重さが変わります。人差し指・中指・親指は55グラム、薬指は45グラム、小指は30グラムです。

 

静音タイプとノーマルタイプ、どちらを選ぶ?

まず、音が鳴るのが重要と考える人は、リアルフォースの静電容量無接点式キーボードではなく、カチャカチャ音が鳴ってくれるメカニカルキーボードを買いましょう。

私個人的には音が静かなほうがより集中できます。よってオススメしたいのは静音タイプです。静かなので。

以下に静音タイプ「打ち込み動画」を設置していますので是非見ていただきたいのですが、その際の音は実際に聞こえる音よりも甲高いです。

静音タイプはまったく音が出ないわけではありません。キー一個一個入力する音は発生します。ただその音が柔らかくてソフトなのです。で、動画に収録される音はなぜだか実際よりも甲高いんですよね。うーむ。

特に大きく価格に差があるワケではないので選べるなら静音を選んだほうが恐らく幸せになるでしょう。

少しでも安く買いたい!というのであればノーマルタイプでもまったく構いません。メカニカルに比べたら全然静かですから。

※APC機能付きタイプに付いてくる「キースペーサー」を装着すると、音が1/2くらいに減少します。(キースペーサーは防音のアイテムではありませんが二次的効果として静音に貢献します)

 

日本語PC用と英語圏PC用、どちらを選ぶ?

これはもう迷う必要はないですね。

日本語のWindows OSを使用しているならそりゃ「日本語」に対応しているリアルフォースを買いましょう(笑)

 

リアルフォースを買いました。R2SA-JP3-BK

リアルフォースを買いました。

以前、ヨドバシグループ傘下に加わった「石井スポーツ」リアエントリー式のスキーブーツを購入した際に溜まっていたゴールドポイントがあったので、札幌のヨドバシカメラにやって来ました。

そこで購入したのは、

  • フルキーボード
  • ブラック
  • APC機能あり
  • 30グラム
  • 静音タイプ
  • 日本語対応

の、R2SA-JP3-BKです。

札幌のヨドバシカメラで購入

はい、購入してきました。

リアルフォースの箱

R2SA-JP3-BKの特徴

リアルフォースの特徴

では、R2SA-JP3-BKの特徴を紹介していきます。

ブラック・APC機能・静音仕様・日本語キーボード

主な特徴は、パッケージ裏に記載されており、

パッケージ裏のキーボード特徴について

静電容量無接点方式スイッチ

東プレスイッチは独自の構造により極上なキータッチを実現。キーパンチャー、プログラマー、ライターなどの入力業務のプロの方々に選ばれている製品です。また無接点方式によりチャタリング(二重入力)を防止し誤入力を減らします。

極上のキータッチ

ステップスカルプチャー

人間が作業しやすいデザイン(人間工学=エルゴノミクス)。各列のキーキャップは段差のあるステップスカルプチャー構造によりキーが入力しやすく、長時間の文章入力でも快適に打ち込みが可能。

人間工学のエルゴノミクスなステップスカルプチャー

フルNキーロールオーバー

全てのキーの同時入力を正確に実行します。

フルNキーロールオーバーによるキー同時押し

圧倒的に高い耐久性

5,000万回のキー入力耐久試験をクリアしています。

日本製の特徴、5000万回の高い耐久性

信頼の日本製

品質管理が徹底された日本の工場で、設計開発から生産まで一貫して対応しています。メイドインジャパンです。

安心と信頼の日本製

シールが剥がれている?

システム要件、win10、8.1、8、7にて動作確認が取れています。また1年の製品保証が付いています。

制作は東プレ㈱ですが、その電子機器部が作っています。本社は神奈川県相模原市。

Topre Corporation 東プレ株式会社電子機器部

で、発見しました。

片方はシールで止まっているのですが、

片方はシールで止まっている

逆サイドは、シールが剥がれているんです・・・。もちろん私が剥がしたのではありません。

詳細は以下のリンクで。

ヨドバシで購入したリアルフォースが、開封されていた件について

もう片方には剥がした跡が

製品仕様

側面には製品仕様が記載されています。

項目 仕様
ブラック
キー配列 日本語配列 108キー+4キー
キートップ印刷 昇華印刷・かな無し
押下特性 30g ソフトタクタイルフィーリング
特殊機能 APC・静音仕様
内容物 キーボード本体・保証書・キートップ・キートッププラー・キースペーサー

仕様について

ヨドバシリアルフォースには特別に、W・A・S・Dの青色キーキャップと、キーキャップを外す工具「キートッププラー」が同梱されています。

私はネットゲームをやらない派なのですがこれはネットゲームで遊びやすくするための処置なのでしょうか。(ナゾです)

WASD交換キーキャップセット

リアルフォースを開封、同梱物のチェック

開封します。ヨドバシ専用パーツ

では、早速開封しましょう。

シールを剥がします。

箱の中から、箱。

箱の中に箱

シッカリした箱でした。

キーボード収納用の箱

ビニールに梱包されたリアルフォース・R2SA-JP3-BK

フタを開けるとキーボード

とりあえず全て袋から出して並べてみました。

リアルフォースR2SA-JP3-BKの梱包物

製品保証書

ご購入より1年間有効です。信頼と実績の日本製なのでまず1年で壊れるようなことはないでしょう。(リアルフォースの初期不良っていうハナシも聞いたことが無いので)

製品保証書。リアルフォースは1年保証。

製品仕様

項目 詳細
スイッチ方式 静電容量方式
ストローク 4.0mm
インターフェース USB
電源 DC5V ±0.25V 100mA(MAX)
ケーブル長 約 1.6M
外径寸法 幅45.5cm×奥行14.2cm×高さ3cm
重量 約 1.4kg

リアルフォースの製品仕様

ソフトウェアについて

基本的にUSB接続したら、windows標準ドライバが当たるのですぐに使うことが可能です。

また、キー右上に設置されているAPC切り替えボタンにより入力の深さを3段階+任意1パターンで切り替えることが可能です。

ただし、個別のキーに対して深さを設定したい場合キーロック機能を設定したい場合「専用ソフトウェア」を東プレのサイトからダウンロード・インストールする必要があります。

APC機能を詳細に使う場合は、専用ソフトのダウンロードが必要です。

リアルフォースのお手入れ方法

キートップの汚れは乾いた柔らかい布で取り除く、それでも取れない場合はOAクリーナーなどを布に染み込ませて吹き上げてください。

水・ジュース等の液体が本体にかけるのは厳禁ですが、クリーナースプレーなども直接かけるのはダメです。

リアルフォースの掃除のやり方、お手入れ方法

リアルフォースのショートカットキーについて

ノートパソコンではお馴染みの「Fn(ファンクション)」キーですが、リアルフォースにも装備されています。

以下はファンクションキーとの組み合わせによるショートカットキー一覧です。

私はバックグラウンドでiTunesを再生しているので、Fn + F7 の曲送りを良く使っています。大変便利です。

キー操作 ショートカット内容
Fn + F1 ブラウザの起動
Fn + F2 メールソフトの起動
Fn + F3 計算機の起動
Fn + F4 メディアプレーヤーの起動
Fn + F5 戻り・曲戻り
Fn + F6 再生・一時停止
Fn + F7 送り・曲送り
Fn + F8 停止
Fn + F9 APC設定の保存
Fn + F10 -
Fn + F11 Ctrl/CapsLock入れ替え
Fn + F12 キーロックの有効/無効
Fn + Insert LEDの色を変更
Fn + Delete LEDの輝度を3段階で変更

リアルフォースのショートカットキー操作一覧

ヨドバシ専用、WASDキートップ

先に案内した通り、ヨドバシで入荷されるリアルフォースキーボードには特典があり、それがこの青い4つのキートップです。

キャプスロックキーとコントロールキーは元から同梱されているらしい。

ヨドバシ専用リアルフォースの交換用キートップ

キートップを引っこ抜くための工具「キートッププラー」もヨドバシ特典です。

キートップ交換用工具(キートッププラー)

キースペーサーについて

キースペーサーは2mm3mmの計2つです。素材はゴムとスポンジを足して2で割ったような感じ。

キートップを全て剥がしてキースペーサーを敷いてからキートップを戻します。(あぁ、面倒くさい。)

効能としては、キーを押し込む最大深さが2mm・3mm浅くなることにより、キーの戻りが速くなりより早打ちができる、ということ。

二次的効果としては、キースペーサーが防音材・吸音材みたいな役割をしてくれるため、打鍵音が1/2に激減します。ただしこれはキースペーサーの本来の役割ではございません。

キースペーサー。高さ2mmと3mm

これは3mmですね。

3mmのキースペーサー

ただ困ったことにこのスペーサー、テンキー部分が無いのです(笑)

キースペーサーはテンキー部分がありません。

リアルフォース、キーチェックと動画

リアルフォースキーボードのチェック

まず動画を見てみてください。

リアルフォース R2SA-JP3-BKの動画

 

キー自体のチェックです。

キートップの文字が消えない昇華印刷方式プリント

R2SA-JP3-BKを出して気になったこと、それは微妙な汚れ

開封直後の写真ですが、スペースキーの横がうっすら汚れているのが確認できます。

新品ですがキートップ側面の汚れがあります。

F5/F6/F7キーの側面も同様に汚れというかシミが。残念ながらアルコールでは落ちませんでした。どうやら成形中にできるもののようです。

ファンクションキーの汚れ

スクロールロックキーの側面にもシミが。

キートップの文字と側面の文字の濃さが異なります

APC機能については下部で説明しますが、APC機能付きリアルフォースでは、テンキー上部に4つのキーが配備されています。

APC機能のキーボードにはテンキー上に専用キーが。

各種ロックのLED。

ナムロック、キャプスロック、スクロールロック、キーロックLEDランプ

LEDの輝度Fn + Delete により3段階で調整できます。

ファンクションとデリートボタンでLEDの明るさ調節が可能

キーを押し込んだ感じについて。30グラムは本当に軽いです。ゴムカップがへっこんだり戻ったりする仕組みが大元なのはメンブレン式と変わりませんが「突っかかり」が無いのが最大の特徴です。本当にソフトなんです。サクサクです。

こればっかりは実際に触って打ってもらわないと感じられません。ヨドバシカメラ・ビックカメラ・ツクモ電気では実物が展示されているので是非触っていただきたいですね。

仕事でキーボードを叩く人で「腱鞘炎」になってしまう人は少なからずいます。新社会人の人でキーボードを叩く仕事をすることになった人は会社用に一つ導入することをオススメします。腱鞘炎防止になりますので。

また今現在、入力作業が多い人もリアルフォースに買い替えることをオススメします。

あと、東プレのキーボードは昔から「銀行」で採用されている実績があります。お金を扱うので「打ち間違えが少ない」キーボードが必要、膨大な数字打ち込みがあるので「入力疲れが少ない」キーボードが必要。それらを考慮したところ行き着いた先が「静電容量無接点方式」でした。この業務用キーボードとほぼ同じなのが市販バージョンのリアルフォースです。

30グラムの打ち心地はサクサク

横幅、45.5cm

フルキーボードリアルフォース、長さ45.5cm

奥行き:14.5cm

奥行き、14.5cm

横からみたリアルフォースR2SA-JP3-BK。

段差のあるステップスカルプチャー構造。人間工学デザイン。

横から見たリアルフォースキーボード

一番高いキーは、4cm

キートップの最大高4cm

一番低いキーは、2.5cm

キートップの最小高2.5cm

裏面には、型番とシリアルナンバー。

リアルフォースのシリアルナンバー

配線コードは、3方向から出すことができます。

キーボードコードは3方向に出すことが可能

左側から出すとこのような感じになります。

左側からスムーズにUSBコード線を出せる

厚さ1.5mm程度のゴム滑り止めが4か所に貼られています。

4か所に滑り止めのゴム版

1.5cmほど上昇可能です。折りたたみステップ。

高さ調節のステップ

1.5cmほど高さ調節が可能

配線コードのレール溝。シッカリ作られています。

コード線のレール溝

マイクロソフトキーボードとリアルフォースを比較。

リアルフォースキーボードとマイクロソフトキーボードを比較

マイクロソフトキーボードの押し込み具合は、ベッコン。メンブレン式。

メンブレン式なのでベッコンと引っかかり

リアルフォースR2SA-JP3-BKは、静電容量無接点式。スコスコ。

同じゴムカップだが突っかかりが無くスムーズに打鍵できる。

 

APC機能の使い方・専用ソフトのインストール

APC機能って?3段階プラス1パターン

メンブレン式は、ゴムと基盤が接地するまでキーを毎回下まで押し込む必要があります。

静電容量無接点式は、

バネが2.2mm沈んだとセンサーが感じ取った瞬間に入力されます。バネが肝になるわけです。

静電容量無接点式キーボードの仕組みと説明

で、APC機能とは、

バネ縮みセンサーのパターンを、1.5mm・2.2mm・3.0mmの3パターンに設定できる機能のことを指します。

 

前項でご案内いたしましたが、健常な人APC機能ナシで構いません。困るようなことは無いでしょう。

APC機能が必要な人は、

「腱鞘炎」の人です。

センサー反応を最も浅い1.5mmに設定することで指の押し込み動作がとても楽になります。( 無論、30グラム設定のタイプを選んでください。45g・55gは腱鞘炎対策の面からして効果的とは呼べません )

 

APC機能付きのリアルフォースには、テンキー上部に4つのキーが付いています。その最右にあるのが「APC切り替えボタン」です。

LEDが青い場合は、すべてのキーが1.5mmになります。( 私はずっとこの状態にしております。)

青:1.5mm打鍵で入力

の場合は、APC機能無しリアルフォースと同じ2.2mmになります。

緑:2.2mm打鍵で入力

そして赤いLEDの場合は、最も深い3.0mmとなります。

赤:3.0mm打鍵で入力

ホワイトLEDは、ユーザー任意モード。専用ソフトによりキー個別に1.5mm・2.2mm・3.0mmを好きなように割り振ることが可能でその状態を呼び出せます。

白:打鍵の深さを3パターンから任意で登録可能

専用ソフトのインストールと使い方

私は1.5mmで使っているので専用ソフトは使いません。

ただ、これから購入しようとしている人のためにちょっとインストールしてみました。

 

まず東プレの公式サイトにアクセスして、サポートをクリックします。

すると、リアルフォースソフトウェアのリンクがあるのでクリックすると以下のダウンロードページが現れます。必要事項を入力するとダウンロードできます。

リアルフォースソフトウェアインストールの方法と手順

ダウンロードしたファイルを一応、ウィルス対策ソフトでスキャンしてから実行しましょう。日本語を選択して次へ。

ソフトウェアの言語を選択

使用許諾契約書に同意しますにチェックしてインストールをクリック。

ソフトウェア使用許諾契約書に同意

インストール中です。

ソフトウェアのインストール中

インストールが完了しました。完了をクリックしましょう。

インストール完了

windowsのスタートメニューを開くと、REALFORCE Softwareが表示されます。( 写真はwindows10 )

windowsのスタートメニューに追加されます。

クリックすると、以下のウィンドウが表示されます。これがソフトウェアのトップ画面です。

APCソフトウェア画面

左のメニューのAPCをクリックします。で、一括設定をクリックしてみます。

APC操作で一括設定を選択

をクリックすると1.5mmに、

青は打鍵深さ1.5mmで反応

をクリックすると緑色に変わりました。2.2mmになりました。

緑は打鍵深さ2.2mmで反応

をクリックすると、3.0mmになりました。

赤は打鍵深さ3.0mmで反応

とりあえず、をクリックし直してから右上のキーボードマークをクリックします。

画面右上のキーボードマークを押す

「キーボードへ現在の設定を保存しますか?」と聞かれるのではいを選択してください。これで現在のキーボードは1.5mmとなりました。( 単にキーボードのAPCボタン青色LEDにすればよいだけですけどね )

設定が保存される

また、深さ以外にも様々な設定が可能です。メニューから設定をクリックすると展開します。

ついでに、キーロック機能メニューもあります。

キャプスロックとコントロールキーの入れ替えも可能。

設定メニューでは各種設定が可能。

APCの個別設定モードの手順

で、真骨頂は個別設定モードです。( 私は使っておりませんが )

  1. APCをクリックして、個別設定をクリックしてください。
  2. 1・2・3の任意の深さをクリックしてから、
  3. その深さを与えたいキーをクリックする
  4. 最後に、設定を保存する。
  5. キーボードで白色LEDにすると保存した設定が有効に

APC個別設定ではキーそれぞれに3パターンの打鍵深さを設定可能。

リアルフォースのデメリット。パームレストが欲しい。

リアルフォースにはパームレストが必須

で、

黒いフルキーボードのリアルフォースを買ったワケですが、

作業机と黒いリアルフォース・R2SA-JP3-BK キー入力・打鍵感について

入力時、意外と段差が気になるります。

部品が多い静電容量無接点式のデメリット。キー自体が高く設置されているんです。

パームレストが無くてもリアルフォースは打てる

手の甲を上側に傾ける(手首を傾ける)角度が大きい。これではちょっと疲れちゃう。

リアルフォースにはパームレストが必須だと思います。

ただし、少しつらい。

厚さ1.3mmの雑誌でもだいぶ改善されますが、

1.3mmのパームレストとリアルフォース

厚さ 約 2.1mmの高さが最もべストで打ちやすい高さでした。パームレストを購入するのであれば1.8mm~2.2mmくらいの高さの商品をオススメします。

2.1mmのパームレストとリアルフォース

キースペーサー・キートップの外し方

キースペーサーとキートップの外し方。

それでは最後に付属品のキースペーサーを試してみましょう。

それぞれ2mm・3mmの厚みがあり、セットするとその厚みの分キーストロークが減ってキーの戻りが速くなるというアイテムです。

キートップは入力の深さを浅くする

材質はスポンジとゴムを足して2で割ったような感じ。柔らかいです。

比較的柔らかい素材のキースペーサー

厚みは異なります。

2mmと3mm

キースペーサーの取り付けには、全てのキートップを外す作業が必要になります。キートップ外しには付属品のキートッププラー使いましょう。

キートッププラーでキートップを外す

キートッププラーの使い方は簡単です。

キートップの外し方1

まずキートップのにプラーを押し込みます。すると二股に分かれます。

キートップの外し方2

そのまま押し込んで滑らせましょう。

キートップの外し方3

下までハマったところで、45度捻りましょう。

キートップの外し方4

あとは真上に引き上げるだけで、

キートップの外し方5

ポン、と外れてこのとおり。

キートップの外し方6

メンブレン式ならキートップを外すとゴムカップが見えるワケですが、リアルフォースの静電容量無接点式だと紫の部品に阻まれて内部のゴムカップは見えません。

静電容量無接点方式のキー

サクサクとキートップを外していきます。

ちなみに黒い取っ手を持って引き上げると高確率で外れた瞬間にキートップが吹っ飛びますので、銀色の付け根を持って引き上げるのが良いでしょう。

キートップを全て剥がしていきます。

スペースキーの外し方

スペースキーだけはプラーでは外せません。

リアルフォースのスペースキーの外し方

キートッププラーの取っ手部分、もしくは平べったいアイスキャンディーの棒などを隅っこにグイっと押し込んでテコの原理で跳ね上げます。逆サイドも同じく跳ね上げましょう。

キートッププラーの持ち手を差し込み、テコの原理で

するとパカっと取れちゃいます。

ちなみにスペースキーにだけ、スプリングがセットされていますので無くさないようにしてください。

スペースキーには外バネがあります。

3mmのキースペーサーをセットしてみます。

3mmのキースペーサーをセット キースペーサーのセット完了

キーの押し込み具合がどう変化したのかを確認してみます。

3mm下がらなくなったBack Spaceキーと、標準のInsertキーを比較してみましょう。

キースペーサー3mmの打鍵の深さを確認

押さない状態です。

テンキーと深さを比較します。

コチラが押した状態。Back Spaceキーが3mm下がっていないのがお分かりいただけるかと。

これだけ深さが減りました。

では、外したキートップを装着していきます。グイっと押し込むだけでペコンとハマってくれます。

キートップをはめていきます1 キートップをはめていきます2 キートップをはめていきます3 キートップをはめていきます4

ようやく元通り。慣れれば1個3秒でテンポ良く外せます。

4分で外して、4分で付け直す。10分以内で作業は完了です。( ただ面倒くさい )

キーを全て元通りにはめました。

こちらは2mmのスペーサーを噛ました状態です。

キースペーサー2mmと打鍵の深さを比較

で、

スペーサーを挟めると確かに押し込むストロークが減るので戻りが速いのは確かなのですが、底に当たる感触があります。

それがとても不快だったので私はスペーサーを使っていません。( 慣れだと思うのですが )

 

ただ、3mmよりも2mmの方が違和感はありませんでした。早打ちを極めたい人は2mmから始めたら良いでしょう。l

 

そして、スペーサーの二次的効果として、タイピング時の音が減少します。半分くらいに。(つまり静音)

R2SA-JP3-BKは元から静音タイプなので静かなのですが、スペーサーを間に挟むことによって音が響かなくなります。これは嬉しい誤算でした。( 結局スペーサーは使っていませんが )

 

 

 

リアルフォースR2SA-JP3-BKレビューのまとめ

R2SA-JP3-BKまとめ

最高の入力が可能、それがリアルフォースのキーボード

メガネちゃん
リアルフォースR2SA-JP3-BKのレビューをお送りました。
姉さん
評価はどうかしから?
文句無しの100点満点です。
個人的には気になる部分は確かにあります。
パームレストが必要なところや、
30グラムよりもがあっても良いかな、というところ。
ただ、無接点だと部品パーツが多いから厚くなっちゃうのは仕方ないですし、
30グラム以下にした場合、恐らく指を軽く乗っけているだけでも過敏に反応してしまい不便になる可能性がある。ギリギリのラインが30gなのかもしれません。
実際に使ってみての感想は?
30グラムという軽さで負担が少ないですし、
メンブレン式のように下まで押し込む必要が無く、ゴムカップのベッコンという指への引っかかりが無いため負担が本当に少ないです。
さらに、APC機能1.5mmに設定することにより押し込むチカラを解除するタイミングが早くなるのでやっぱり負担が減少します。
もうメンブレン式のキーボードには戻れませんね。
30gと45gと55gの違いについてはどうですか?
私は腱鞘炎のため最高に軽いことが条件でした。よって30グラムしか検討していません。
ただし、30gの欠点はその軽さゆえに指を置いているだけで反応してしまう!ということ。実際にその手のレビューが30gには多いです。
しかし実際に使ってみて、指を置いているだけで反応してしまうということは確かにありましたが、パームレストで手を高く指を高くすることでまったく問題にならなくなりました。
よってこれから30グラムを買おうとしている人にとっての不安材料にはなりません。
また、ヨドバシにて45gと55gと3種ミックスを試しましたが、
健康な人は45gで十分ですね。
一般的なメンブレン式は50~60グラムと言われていますが、それは恐らくメンブレン式ゴムカップの耐久性などを考慮した最適値であり、人間の打ち込み作業の疲れにくさを考慮した最適値ではないと思います。
最適なのは45gかと。55gについては高級感を感じるほど良い重さで「良いな」と思ったのですが、何千文字も入力するブロガーやキーパンチャーの人には向きません。メンブレン式と同等とまでは言いませんが55gでは恐らく長文打つと疲れるかと。
たぬき
※ ただし55gは英語キーボードのみです。よって普通の日本人は使えないです。
30・45・55gのミックスについては、個人的にフィーリングの違和感が大きかったのでオススメはしません。
人差し指と中指/薬指/小指で、それぞれ 30g/45g/55gにゴムカップの重さが分かれています。
よって、初めてパソコンのキーボードを叩くといったタイピング経験ゼロの人なら良いでしょう。
逆に、タイピングの経験がある人は違和感に慣れるのに時間が掛かるかと。
そもそも小指エリアが30gが良いのであれば、オール30gで良いかと思いますし。
つまり?
腱鞘炎の人はAPCアリの30gで、
健康な人はAPCナシの30gか45gということです。

 

30グラム・フルキーボード

¥ 27,980

色は、ブラック

30g/テンキー/APC/静音フル装備です。今回私が購入したのがコチラです。腱鞘炎の人にオススメです。

 

¥ 27,980

色は、アイボリー

上記のアイボリーカラーバージョンになります。

 

30グラム・テンキーレス

¥ 24,980

色は、ブラック

こちらはテンキーレス。

30g/APC/静音 。腱鞘炎の人にオススメです。

 

¥ 24,980

色は、アイボリー

上記のアイボリーバージョンになります。

 

45グラム・フルキーボード

¥ 22,000

色は、ブラック

45g/テンキー。「APC」「静音」は非搭載。

 

¥ 25,000

色は、ブラック

45g/テンキー/静音。 「APC」が非搭載。

 

45グラム・テンキーレス

¥ 19,980

色は、ブラック

こちらはテンキーレス。

45g 。 「APC」「静音」が非搭載。

 

¥ 26,980

色は、ブラック

こちらはテンキーレス。

45g / 静音 「APC」が非搭載。

アドセンス 8個 mix

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