10年以上前のIEEE802.gモデルのバッファロー無線ルーターが勝手に通信が切れてしまう不具合が発生。Σ( ̄□ ̄;)!?
よって、NEC製のブランド「 Aterm(エーターム)」のWi-Fiルーターに買い換えました。
結果、速度が約2倍に上昇しました。(*^^*)
現在モデル末期のWG1200HP、5,520円。
目次でございます。
WG1200HPで十分の目次
WG2600HP2で速度改善
バッファローの無線ルーター
こちらが最近休みがちになってきた無線LANルーターWHR-G54S。
NTTの終端装置から直で2階までLANケーブルを引っ張ってノートパソコンに接続していましたが、配線がスッキリするだけでも快適。無線LAN環境へ構築する意味を知りました。
元々は、会社からの貰い物で手に入れたもの。大変お疲れ様、Thank You!!
WG2600HP2が良いらしい
で、代わりに購入しなければならないWi-Fiルーターを選ぶにあたり以前より候補がありました。それがNECのAtermブランドです。
友人の家が鉄筋コンクリートの2階建ての一軒家なのですが、1階にワイファイ・ルーターを設置しても2階の友人の部屋では微妙に繋がる程度でした。(※バッファローのアンテナたくさん付いてる某n対応ルーター)
その後、1台増設して親機-子機中継してもなんだかなぁという速度だったため、試しにNECのWG2600HP2を2台まとめて購入して利用したところ通信速度は劇的に改善されたという事実を聞いたから。
※彼がNECを選んだ理由は、その昔スーパーファミコンではなくPCエンジンユーザー(NECアベニュー)だったからに他なりません(笑)
WG1200HPを購入した理由
買うならNEC製。で、WGシリーズのどれにするのか。(そもそもWH・WFシリーズ、末尾HSシリーズは性能が下がるため除外しました。)
ただし、2017年4月13日にはバンドステアリング機能が追加された新型のWG1200HP2が発売されることは分かっていましたし、1本増えた3ストリームのWG1900HPも同時にリリースされるのも知ってました。
wi-fi環境
友人はコンクリ住宅だから迷うことなく一番電波が強いであろう最上級モデルWG2600HP2を買いましたが購入理由はそれだけではありません。
彼の場合、本人・奥さん・お母さん・お父さんのスマホ・プレステ4・PSP・ipad4MacBook×2台・iPad Airという劣悪なWi-Fi電波環境だったから。妹が彼氏を連れて帰ってきたらスマフォ+2だ。身体への影響が心配である(笑)
WG1900HPと新型WG1200HP2は買わない
で、新型を見送って中間モデルのWG1200HPを選びました。
私の家の無線環境は、ノートパソコン(802.11g/11n対応)、iphone5S、母のスマートフォンのみというたった3台というシンプルさ。それを10年昔の802.11gで共有してきたんですから、2600のハイスペックモデルは必要ないのです。(しかも1台16,800円は高すぎる)
ビームフォーミング対応
それでも、中間モデルもいくつかあるのですがiphone5Sよりスペックの良いスマホはビームフォーミング対応となっています。
電波は同心円状に広く広がりますが、電波の指向性を高め集中狙い撃ちによりスピード・安定性が向上するこの技術はぜひとも用意しておきたいのです。
要は、通信速度は電波が無駄に飛び散っている無線LANのPCよりも、収束されているLANケーブルを繋いだPCのほうがネットの速度は速いですよね。ビームフォーミングはそうゆうことです。現在私が利用しているiphone5Sは非対応ですが今後スマホは必ず買い替えますから。
バンドステアリングは不要
もう一つ代表的な技術としてバンドステアリング機能。
2.4GHz帯と5GHz帯を通信中に最適な周波帯へ切り替えてくれる技術ですが、田舎の住宅地で邪魔な電波といえば電子レンジくらいなものなので特に無くて困るケースも少ないと判断しました。
MU-MIMOも不要
Wi-Fi機器があればあるほど、且つ同時に利用している環境には絶対にあったほうが良い802.11nのスループット技術である「 MU-MIMO 」
スループットとはデータの処理能力です。技術の向上で飛躍的に向上しています。
読み方はムミモ?ムマイモ?か分かりませんが、私のたった3台のWi-Fi環境では必要のない機能です。よって省きました。2ストリームで十分なので3ストリーム(WG1900HP)も見送りました。
スペック表に載っていない性能
あとは、箱の裏側を見なければ分からないNECの最先端技術が採用されているところも選択の分かれ道。
マイクロSRアンテナとマイクロEBG構造という2つの性能です。HPシリーズに搭載。
マイクロSRアンテナ
放射効率を高めた高性能な超小型アンテナ採用でコンパクトボディでも全方向へしっかり電波が届く。
マイクロEBG構造
本体のプリント基板内に発生する電磁波ノイズをしっかり遮断。アンテナの受信感度が向上します。
性能・スペック
この頃のお買い物はもっぱらアマゾンかヨドバシカメラになりました。
末期モデルということで、大変お買い得。価格が下落して購入しやすかったのも理由です。
5,520円でした。
ダンボールを開封して緩衝剤を取り出します。
じゃん。11ac対応製品はまだ一つもありません(笑)
パッケージの裏側には公式webサイトのスペック表にも掲載されていない機能が書いてるワケです。マイクロSRアンテナとマイクロEBG構造ですね。
こればっかりはお店に箱のウラを見に行かないと見比べようがありません。
対応OS
windows_OS
- windows10
- windows8.1/8
- windows7
- windowsVista
MAC_OS
- V10.11
- V10.10
- V10.9
- V10.8
- V10.7
- V10.6
製品スペック表
Wi-Fi対応
- ac / 6.93 ギガbps / 5GHz帯
- n / 0.3 ギガbps / 2.4&5GHz帯
- a / 0.054ギガbps / 5GHz帯
- g / 0.054ギガbps / 2.4GHz帯
- b / 0.011ギガbps / 2.4GHz帯
周波数帯の特徴
5GHz帯は、壁に弱いが電子レンジに強い
2.4GHz帯は、その逆。Bluetoothにも弱い。
また、次世代としてac / 6.7ギガbps / 60GHz帯が普及予定ですが個人的にacで十分な気がしますね・・・。
周波数の中のチャンネル数
- 2.4GHz ( 2.4 ~ 2.484 ) 1~13ch
- 5.2GHz ( 5.15 ~ 5.25 ) 36,40,44,48ch
- 5.3GHz ( 5.25 ~ 5.35 ) 52,56,60,64ch
- 5.6GHz ( 5.47 ~ 5.725 ) 100,104,108,112,116,120,124,128,132,136,140ch
最大通信スピード
- ac / 867メガbps
- n / 300メガbps
- a / 54メガbps
- g / 54メガbps
- b / 11メガbps
アンテナ数
2.4GHz帯
- 送信用2本
- 受信用2本
5GHz帯
- 送信用2本
- 受信用2本
セキュリティ
- SSID
- MACアドレスフィルタリング
- ネットワーク分離機能
- WEP ( 128bit )
- WPA2-PSK ( AES )
- WPA/WPA2-PSK ( AES )
- WPA/WPA2-PSK ( TKIP/AES )
WAN/LANインターフェース
- 1000BASE-T
動作環境
- 耐熱 0~40℃
- 耐湿 10~90%(結露しないこと)
ボディ各部について
内容物はこれで全てです。
- 本体
- 土台
- LANケーブル
- 説明書×2
- Wi-Fi設定シート
- ACアダプタ
各種LEDランプが点灯します。
ボディの裏。アダプタ接続口、WANポート×1、LANポート3個
子機(=中継機)として使わないなら、モードスイッチはRTにセット。子機モードで使うならCNV、高機能ルーターを介する場合はブリッジモードのBR。
らくらくスタートボタンについてはPCのWindowsの10/8.1/8でしか使えません。マックPCとwin7やビスタは手入力です。
裏側には、MACアドレスやSSIDの記載があります。
ミドリ色のプライマリSSIDと、赤色の暗号キー(AES)は後ほど使うことになります。私のPCはwin7ですので。
大きさは意外と小さくて驚きました。だいたい、年金手帳と同じサイズです。
パスポートよりも少し大きい。
食パンくらい。
奥行き、9.7cm
高さ、14.6cm
横幅、3.3cm
重さ、201グラム
ちなみに腱鞘炎予防で購入したマイクロソフト・エルゴノミクスマウスL6V-00008よりは多少重いです。
Wi-Fi接続設定
ではさっそくWi-Fi接続設定を行います。
まずは今まで繋いでいたバッファロー無線LANを外して、WG1200HPをコンセントと終端装置に接続しました。
ノートパソコンで設定(win7)
無線アイコンをクリック。
ボディ裏のミドリ色のプライマリSSIDと同じものをクリック。
パソコンによって対応するwi-fi規格が違います。このパソコンはnにも対応しているため、種類のところがnになってます。
「 接続 」をクリック。
赤色の暗号キー(AES)を入力して、「 OK 」をクリック。
※ん?ルーターのボタンを押すことによっても接続できますって書いてますね。もしかしてwin7でらくらくボタン使えるのかな?説明書には7が使えるとは書いてなかったはずなんですが・・・。
これで設定は終了です。Wi-Fi接続できました。
ちなみに、全開バリバリは初めて見ました。これは期待できそうです。
iPhone5Sで設定
APPストアにアクセスして、「 らくらくQR 」と検索して以下をインストール
インストールが終わると、ブラウザが開いて歯車アイコンが出るのでそれもインストールしましょう。
「 らくらくQR 」アイコンをタップして、wi-fi設定シートのQRコードを読み取ります。これで設定が終了。Wi-Fi接続できました。
※アイコンは削除しても構いません。
スピードテスト
では実際にどれほど速度が向上したのかをテストしてみます。
PCの通信速度はこちらの2サイトを使ってみました。
USENで測定すると、10メガほど速度が向上しておりました。
BNRスピードテストでは、ダウンロード速度が20メガ、アップロードが10メガほど向上していました。
iPhone5Sでは、「 SPEEDTEST 」アプリをインストールして測ってみます。
すると、ダウンロードでは約2倍。アップロードでは約2.5倍の通信速度になってました。
大成功です。
とはいっても、g → n に通信規格がアップしたからというのが速度向上の理由のような気がします。
現在、木造建築の家でb,g,aのWi-Fiルーターを利用されている人がいましたら買い替えをおすすめ致します。絶対後悔しません。
しかもWG1200HP、今なら5,000円程度で購入できてしまいます。ちょっと前までは7,000円だったときもありますから。
ちなみに、頭がWFだったり、末尾がHSの性能を落としたタイプがあるので型番の読み間違えには十分気をつけてください。
WG1200HPが売り切れていたら
WG1200HPは末期モデルなので真夏を迎える頃には在庫が無くなると思います。
家族が多くてwi-fi機器も多い場合の木造建築なら、WG1900HPを。
家族が少なくてwi-fi機器も少ない場合の木造建築なら、WG1200HP2を購入すれば良いでしょう。
WG1200HPのまとめ
- ac/n/a/g/bに対応。
- acなら最大867Mbpsの速度。
- n なら最大300Mbpsの速度。
- nの実測は、下りが30メガオーバー。
- 2ストリーム
- ビームフォーミング対応
- オートチャンネルセレクト対応
- デュアルコアCPU搭載
- マイクロSRアンテナ搭載
- マイクロEBG基盤搭載
- MU-MIMOは非対応
- バンドステアリングは非対応
新型WG1200HP2
上記にプラスして
- MU-MIMOに対応
- バンドステアリングに対応
- スループットデータ処理向上
新型WG1900HP
上記にプラスして
- 3ストリーム
- スループットがWG1200HPの2倍速い。
WG2600HP2
上記にプラスして
- 4ストリーム
- スループットがWG1200HPの大げさに3倍近い。
- USBメモリやHDDを接続してホームサーバーにもできる。
とにかく電波と電波到達力は凄まじいとのこと。
お金に糸目をつけない方であれば、もう買ってしまっても良いと思います。
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¥7,000
私が購入したWG1200HPの後継機種WG1200HP3
nの機器があるのに、gのルーターを使っている人であれば確実に通信速度が向上しますよ。おすすめです。
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¥16,800
最上級モデルのWG2600HP2
処理能力が私が購入したものと比べて約3倍。通信環境をどうにかしたいと思ったら迷わずこれを2~3台購入してください。