何時のころから、走行中にドン・ドン・ドン・・・と連続で音が鳴るようになりました。
;゚ロ゚)
スピードを上げるとその間隔も早くなります。原因としてはタイヤ・ハブベアリングと思っていたのですが実はローター?
Σ( ̄□ ̄;)!?
あと、ブレーキペダルを踏むと、シューーーという音も聞こえるのですが・・・。
目次でございます。
走行中のドンドン・シューーーーという異音の目次
私の症状
- 時速 20 km/h ですでに分かるくらい、フロントの下回りあたりから 「 ドン・ドン・ドン・・・・ 」と連続する異音。
- 加速するとその間隔が 「 ドドドド・・・ 」 と早くなる。異音はスピードに比例する模様。
- ブレーキペダルを踏むと、「 シューシュー 」という音が割りと大きく気になる。キーキーではない。
- 左リアタイヤのホイールリムに近いゴムが膨らんでいた。たわみ?
で、症状の原因部位を探ってみた。
タイヤのたわみが原因ではなかった
最初に原因の切り分けを行ったのが左リアタイヤのたわみ。コレです。分かります?
スピードに比例して異音の間隔も早くなるのであれば足回りの異常は明らかです。で、タイヤから疑ってみました。
異音の検証方法
検証方法としては、左リアタイヤをホイールごと外してスペアタイヤを装着して近所をテスト走行という方法をとりました。
結論からして、異音は無くなりませんでした。タイヤのたわみが原因ではありませんでした。
ハブベアリングを疑ってみた
ハブっていうのはタイヤとシャーシを繋げる部品。車軸の部品とでも思っていただければOK。自転車で言えばこの部品。
で、ベアリングとはこんなの。丸い球がいっぱい。
分かりやすい効用としては、ピラミッドの石を運んでいる人達が、石の下に丸太を入れて摩擦を低くして石を転がすようにスイスイ運んでいくというアレです。
ハブベアリングがあるからこそタイヤは音もせず静かにスムーズに回転することが可能です。燃費にも影響してます。というか、クルマどころか工業製品の至るところにベアリング技術が使われています。
ベアリングが壊れるとは?
ベアリングは消耗品。いつか必ず壊れます。
ちなみに、ハブベアリングの異常を放っておくとどうなる?調べた限りの最終形態だと、走行中に軸がいきなり回転せずロック→タイヤの回転も強制的にロック→良くてスピン。悪くて軸が固定した瞬間にホイールの中心部が捻じ切られてホイール脱輪とのことって、本当かなぁ??
で、壊れる原因は2通り。
- 丸い球をサンドイッチして触れてる金属面が磨耗・削れたり変形する
- 丸い球自体が割れたり欠けたりする
壊れてしまうとベアリングは正常にクルクルとスムーズには回りません。それどころか異音を発生させるというワケです。
以下は私のソニカの右リアタイヤ・ホイールを外してハブベアリングを回してみた映像です。ガッコン、ガッコンと鳴っています・・・。
Σ( ̄□ ̄;)!?
ただし、ジャッキアップしてる状態で回すと音が鳴っているのですが、降ろしてギアをニュートラルに入れて車体を押して転がすと擦れる音が聞こえません・・・。
なんなんだ・・・???変だ。
だって、異音はリアではなくフロント下まわりから
リアのベアリングは確かに交換の必要がある状態ですが、なにか変だ。
だって、ドン・ドン・ドドドっていう異音は、リアではなくフロント下のまわりから聞こえるのだから。
ってゆうことは、フロントのハブベアリングの異常ということ?部品が高いんだな。フロントは・・・。あぅ~・・・。
アニキが言う。それローターとパッドからじゃね?
スペアタイヤ交換を行って検証をしていると、トラック野郎でフォルクスワーゲンのトゥアレグ乗りの長兄・ラオウが実家にやってきました。
彼は高校生の時からバイクをいじり、四輪免許を取ったころよりクルマをいじり倒しているツワモノです。今は結婚して実家を離れています。
で、症状を伝えると 「 それブレーキローターとパッドだろ 」 と。
;゚ロ゚) !?
ブレーキローターを疑う。
ブレーキパッドが減っている
実際の右前タイヤのブレーキローターとパッド。ローター面はレコード状態で、ローターの内側と外側のフチはサビでモッコリ。極めて悪い状態・・・。
パッドを確認。
ピストンから遠い外側パッドは台座部分と同等で5mmくらいは残っており交換の必要が無いですが・・・、
ピストンに直接押されるので減りが早い内側パッドは2mmといったところでしょうか。よってパッド交換が必要。
パッドが減ると、減った分ピストンがパッドを押す=押した分だけフルードが使われるため、ブレーキリザーバータンク内のブレーキフルードの水嵩がどんどん下がる仕組みです。実際に見てみるとやはり下がってますね。
ローターの歪みが原因
で、ここからですが、急ブレーキを掛けたり、パッドがサビで正常にローターを挟み込むことが出来ない状態でブレーキを掛け続けていたりするとローター面が歪むらしい。歪むことがあるらしい。
で、パッドとローターのすき間はほとんど無いのが正常。普段は軽く引っ掛けながら走行しているようなもの、というのがディスクのブレーキの宿命なんですがローターが歪んでしまうと、歪んだ部分にパッドが毎回当たってしまい、一定間隔でスピードに比例してドン・ドン・ドドド・・・と鳴る筋書き。
今回の異音の原因はコレか!?
確かに、ブレーキを軽く当てながら走行してみたところ、ドン・ドン・ドドド・・・というリズムにブレーキのシューシュー音がリンクしているように聞こえる。
ローターの厚みの規定、知ってました?
というか・・・、ローターは削れて細くなる消耗部品です。ソニカサイズのローターの厚みは15mm以下になってしまったら危険なので要交換しなければならないのですが・・・、
サビもっこり部分を軽く削ってから厚みを測ってみたところ15mm以下でした・・・。
結局、異音がどうのこうのは関係なくローター交換をしなければならない状態だったみたいです。私のソニカは。3年くらい前に交換したこのローターは無名の安物でした。
ローターとパッドは同時交換
ちなみにローター交換の際はパッドも一緒に交換してしまったほうが良いらしい。
理由は簡単で、交換前のローターが歪んでいたらパッド面も変な削られ方をしているはず。変な削られ方をしたパッドで新品ローターを挟むとローターはどうなるか?ということです。よって、ローターを交換するのであればパッドも一緒に交換してしまいましょう。
確実な確かめ方
あとは、確実な確かめ方として工場やスタンドなどで20cmほどリフトアップした状態でエンジンをかけてクリープ走行をしてみる。さらにアクセルをちょいとだけ踏んでタイヤを回してみる。
その際、なんらかの擦れる音が聞こえるはずです。試してみてください。私は近日中にやってみます。
シューシュー音はなんだ?
で、ブレーキペダルを踏んだときに 「 シューーーー 」という音が聞こえる現象。
ペダル踏む
↓
ブレーキブースター ( マスターバック ) で踏み込み倍増
↓
マスターシリンダでフルードを送る
↓
フルードに押されてブレーキが掛かる
簡単な点検方法では、エンジンを止めた状態でブレーキペダルを2、3回踏むと固くなり踏み抜けなくなりますか?踏めなくなるなら正常らしい。で試したところ正常な反応。
なんなんだろう?ソニカはフルードの水嵩が下がると ( パッドが減ると ) シューシューとマスターバックから音がなる製品仕様なのかしら???ナゾです。
今後の異音対策について
よって、
- ブレーキローター&パッドを新品に交換して異音が消えるのか?
- 消えない場合は、リアのハブベアリングを交換して様子を見る。
- それでも消えない場合、フロントのハブベアリング。
- ブレーキのシューー音が止まないなら、マスターバックとシリンダー交換。
うーん、お金が無いので1・2で解決して欲しいと強く願う・・・。対策を施したらまたこのブログでお伝えしていきます。
¥7,500~
サビ止めブレーキローター
サビに強い防錆加工のディスクローターです。
ソニカ以外もたくさんあります。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
お乗りのクルマに合うディスクローターは、上記のアマゾン・楽天ボタンを押して、
「 ディクセル + ローター + 車名 」で再検索すると表示されますよ。