ランドローバー・ディスカバリー3を乗っている友人が、
レンジローバー・イヴォークに乗り換えた。
スタイリッシュデザインのイヴォークに乗って、
小樽までお団子を食べに行きました。
目次でございます。
レンジローバー・イヴォークに乗り換えた
私には、
ランドローバー・ディスカバリー3に乗っている友人がいます。
ディスカバリー3に試乗した ← 記事です。
彼は、免許を取って最初のクルマはジムニー。
そのことから想像は容易く、
根っからのオフローダーです。
ディスカバリー3はオフローダー憧れのクルマだったとのこと。
しかし、購入後10年オーバー。
車検代が、40万円・・・。
買い替えを余儀なくされ、ディーラーがオススメしたのがイヴォークでした。
ラフな格好で、彼はやってきた。
レンジローバー・イヴォーク
HSE DYNAMIC
7,090,000 円
ストⅡ世代なら、「 天 」の文字を入れたくなる(笑)
ディスカバリー3の場合、188cmとかなり大きかった。
イヴォークはコンパクトSUVなので、
ランドローバーで現行発売している車種の中では1番低い。
ただし、それでも163cmもある。立体駐車場は停められない。
ディスカバリー3の運転席アイポイントは、
一般的なセダンの屋根よりも高いので、見晴らしは良い。
対して、イヴォークは乗用車ライクな視点です。
SUVでもスピード感を感じたい人であれば、イヴォークは丁度良いかと。
リアから見ると、ディスカバリー3はさすがに巨大。
イヴォークのリアビュー。
RANGE ROVER のロゴが、いやらしくなくて好き。
高級感も感じられる。
グレードは、上級グレードのHSE DYNAMIC。
グレード | 価格 |
---|---|
SE | 5,020,000 円 |
SE PLUS | 6,080,000 円 |
HSE | 6,650,000 円 |
HSE DYNAMIC | 7,090,000 円 |
AUTO BIO GRAPHY | 8,350,000 円 |
イヴォークのエクステリアデザイン
近くの駐車場に移動して、イヴォークのデザインを確認。
アールの多いエクステリア・デザインが多い現代において、
イヴォークの直線的デザインは斬新だし貴重だと思う。
フロントバンパーのヘッドライト下の細長いLEDライトは
HSEからの標準装備。
HIDのプロジェクターヘッドライト。
BMWのようにリングの回りは光りませんが、
RANGE ROVERの記載があります。
前方から後席にかけて下がっていく屋根も斬新。
ボンネット。
エンジンルームの熱を逃がすエアインテーク的な通気口。
ダイナミックから上だと、この穴が開いてます。
ただ、プラスチックのエンジンカバーを外すほうがよっぽど効果的という意見もチラホラ。
どうなんだろう?
ダンパー付きのボンネット。
遮音材が貼られています。
エンジンルームと、エンジンカバー。
ちなみにガソリンはレギュラーではなく、ハイオクです。
バッテリーは厳重に包まれてます。ネジを外してフタを取らなければ見れません。
コーションプレート。
車体番号やボディカラー番号の記載が。
ランドローバーの親会社、ジャガーランドローバーの記載がありますね。
何かしらの注意書き?
フロントガラスの先っちょの隅っこにも
車体番号の記載があります。
イヴォークの側面デザイン。
屋根の傾斜がわかります。日産で言えばジューク的な。
フロントタイヤ。
リアタイヤ。
標準タイヤのメーカーは、中国に買収されたイタリアのピレリ。
銘柄はスコーピーオン。さそりマーク。
ホイールサイズは、245/45R20です。
20インチ。扁平率45は薄いですねぇ・・・。
BMWならこれでも乗り心地は問題ないですが、イヴォークはどうかしら?
リアアンダーカバーと、2口のマフラー。
テールライト。
マフラーカッター。
リアサスペンションは、フロント同様のストラット式の独立懸架。
インテリア・内装デザイン
まず荷室。
ラゲッジルームは必要十分なサイズ。
バックドアのグリップ。
スペアタイヤは、ドイツのコンチネンタル製。
運転席とインパネ。
ダッシュボードはソフトパッド仕様でコストが掛かっています。
前席を別のアングルから。安っぽさは微塵もありません。
握りやすいステアリング。3スポーク。
インパネからセンターコンソール。
センターコンソールには、ポルシェカイエンでも見かけた空洞が。
カイエンで高速道路ドライブ ← 記事です。
アクセルペダル、ブレーキペダル。
運転席・助手席ともに皮。
実際に座ると、わき・お腹横のホールド感というより、サポート感の具合がよろしい。
表面にはパンチング加工。
電動パワーシートです。
スピーカーについて。
フロントはツイーター、ミッド、ウーファー、
リアはミッド、ウーファーの組み合わせ。
イギリスの老舗音響メーカー、
MERIDIAN AUDIO メリディアン・オーディオ製。
ラジオだけでしたが、音が良いのが分かります。
ドアノブと、パワーシートのメモリースイッチ。
バックドアのロック解除ボタンと、メーターの光度調節ダイヤル。
サンルーフ装着車。
ガラスルーフ自体は開きません。
日光を取り入れるためのサンルーフ。
サンシェード開閉スイッチはこちら。
閉じた状態から、
開閉状態に。
カーナビ・カメラ映像・その他セッティング用の液晶モニター。
ディスクオーディオと、エアコンディショナー。シートヒーター付き。
ヒルホールドスイッチと、アイドリングストップ停止ボタン、並びに横滑り制御OFFボタン。
電子パーキングブレーキ。
ランドローバーの特徴と言うべき、ロータリー型のシフトレバー。カッコ良い。
4WDドライブモードのインジゲーター。
センターコンソールを開けると、
ドリンクホルダーや、シガーソケットなどなど。
USB3.0のポートもあります。
リアシート。
もちろん皮。
センター席にはアームレスト&ドリンクホルダー。
後席の空間は、やはり狭いです。
メリディアン製のスピーカー。
リア用のエアコンディショナー。
温度調節は出来ず、風の強弱・停止のみ。
アームレスト。
後席の真ん中、床にはドライブシャフトが通るので出っ張りが。
よって、大人だけで乗る場合は実質4人乗りと考えたほうがよろしいかと。
ちなみに172cmの私がドライバーシートに座ってポジショニングした後、
後に座ってみた感じ。膝前はコブシ1つ分のスペース。
足元はこのような感じ。狭さは仕方ありません。
意外だったのが天井のヘッドクリアランス。
プリウスのような、悪路で100%頭をぶつける失敗デザインかしら?と思ったら、
あら不思議。こんなに余裕があるんです。
外から見ると、後席の天井がやたら低く見えるのですが、乗ってみると天井は高い。
試乗、乗り心地は硬い。
撮影も終わったので、試乗ドライブへ。
札幌から丁度良い距離である小樽の花園団子を目指します。
メーターひだり横にある、エンジンスターターをON!!
途中、マツダのCX-5が。
ディーゼルと言えば、デミオの1.5Lディーゼルしか乗ったことがありませんが、
1.5だと走り出しが甘いのですが、一旦走り出してしまえばクルマのサイズに合わないトルクフルなエンジンのおかげで快適に長距離ドライブが出来ました。
※ 現在リコールでヒドイ状況ですが・・・。
デミオ・ディーゼルで温泉に行ってきた ← 記事です。
クルーズコントロールで走る。
このイヴォークには自動停止ブレーキシステムがありません。
よって、レーダークルーズコントロール(ACC)もありませんが、
通常のクルーズコントロールは装備されております。
裏側にはキャンセルスイッチ。
ついでにステアリングコマンドボタン。
アイドリング状態のイヴォーク。
走行時のメーター。
クルーズ設定時はこうなります。
インフォメーションディスプレイに、
緑色でクルーズしてますよ表示が点灯します。
ちなみに60km/h時の
エンジン回転数は、1,450rpmくらいでした。
まぁ、それはそれは静かです。コンパクトSUVといってもさすが高級車。
ただ、コンフォートタイヤ・レグノを履かせたらもっと静かになるかと。
乗り心地について
で、肝心な乗り心地について。
これはですね、
硬いです。
BMWであれば、扁平率の低いタイヤでも良く動くサスペンションのため
不快な衝撃をいなして、快適なドライブとスポーツ走行を両立させてくれているのですが、
このイヴォークに関して言えば、
コンフォートという言葉は残念ながら合いません。
私はBMWのMスポーツというグレードにはまだ乗ったことが無いのですが、
コンフォート性能も期待してMスポーツを購入したが、Mスポーツ特有の足回りの硬さに幻滅するユーザーさんをたまにネットで見かけますが、
恐らく、こんな気持ちなんだろうなと。
BMW_X1の乗り心地にビックリ! ← 記事です。
オーナーである友人も、この硬さに驚いてました。
友人の場合、前のクルマがエア・サスペンションのディスカバリー3です。
私もエアサスの快適さは知っています。それこそディスカバリー3だったり、カイエンだったり、レクサスLS600なんかを試乗した経験がありますから。
エアサス経験者からしてみれば、
硬い!と感じるのも当然です。
だけど!
エアサスじゃないけど、BMWみたいな出来の良いサスペンションを想像しちゃうじゃないですか。
だって、
高級車なんですもの。
ノーマルサスペンションのダンパーをソフトにできる魔法、
ネオチューン。
北海道にはまだ施工できる工場はありませんが、東北にまでは来ているので私なら迷わず施工してもらうかも。
安全カメラ。アラウンドビューの種類
で、ここからはイヴォークを褒めてあげたくなる超・良い部分について。
それは
バックカメラ機能。
まず、今は亡きカルロス・ゴーンの日産でおなじみ、
頭上視点のアラウンドビュー。
続きまして、頭上視点と前方カメラの組み合わせ。
前方カメラって意味が無いように思えたのですが、ランドローバーはもともとオフローダーのためのクルマ作りを心がけています。
足元の岩場の状況などを確認するための前方ちょい下カメラだと思う。
続きまして、
前方の側面視点。
同じく足場確認用だと思います。
頭上&側面の組み合わせも可能です。
これはバックカメラ&頭上視点。
オフロード走行で重宝する組み合わせ。
駆動ドライブ情報に、側面・前方の組み合わせ。
イチイチ、窓から顔を出して足場の確認などをしなくても良い。
で、
これを紹介したかった!
特に、
北海道や、雪国のユーザー!
雪国あるあるですが、
夏のT字路は問題ないのですが、
冬だと、路肩に積み上げられた雪山が邪魔をして、
遠くが確認できません。
そんな悩みを解決するのが、
フロントカメラ
T字路モード。
ステキ過ぎます。意識高過ぎ、高杉くん。
で、最後に、
バックカメラの
広角モード。
イヴォークを試乗した感想のまとめ
おまけ、読売巨人軍
友人が購入したイヴォークは新車ではなく、中古車です。
まぁ、中古と言っても8,000kmしか走っていないイヴォークでしたが。
で、
前のユーザー
の、情報がメンテナンスノートに記載されております。
読売巨人軍!?
ジャイアンツ!!
住所はモロ、読売新聞の本丸。
ついでに、おまけ。
サイドミラーの足元ライト。
ん?
札幌らしく、
雪にイヴォークの絵を書きました(笑)
¥19,800
前後2個セット
フロントカメラだけではなく煽り運転を監視できるリアカメラの2台セット。16GBのmicroSDHCカードが付属しているので届いたらすぐに利用できます。
ハイビジョン画質だと約30フレームでテレビと同じ滑らかさ。より大きく撮影するフルハイビジョン画質だと約20フレームになります。
さらに以下のオプションコードを装着すると、走行中だけではなく無人の停車中も録画を続けてくれて安心です。( 車庫に駐車していない人はもちろん、普段のお買い物で駐車しておくことが多い人にオススメ。)
¥2,200
電源を確保するためのケーブル
コムテック用の、24時間駐車監視の機能を有効にするための配線ユニットです。
コードをバッテリー直付けで電力を確保するために使います。ただ、実際はバッテリーではなく車内の助手席ダッシュボード下にあるヒューズボックスから電源を取るのが簡単でオススメです。個人でもできますよ。