10年以上昔に購入したレインスーツ。
写真を引っ張り出してみるとRSタイチのドライマスターでした。
で、2018年。RSR045のLサイズを購入したんですけど、Mサイズで良かったな・・・。
目次でございます。
2004年に、RSタイチのドライマスターを買っていた
まず、私の身体のサイズを紹介します。
身長:172cm
体重:56kg
細身・手首は女性並に細い( G-SHOCKではなくて、Baby-Gを使ってます )
で、2004年頃に札幌で働いていた際、
オートランド西札幌で女性店員に薦められ、とある合羽( レインスーツ )を購入しました。
写真を引っ張り出して確認したところ、ドライマスターとのロゴ表示が。
RSタイチ製でした。( 夜の視認性を向上させるためイエローを薦められた。 )
防風効果が高かったため、雨用ではなくて晴れてる日も普段の通勤用に5月から10月まで毎年着用。
上着だけでなく、パンツもゴワゴワ生地で多少の硬さがあったため地肌に直接触れることは少なくて、防寒としても役立つスグレモノでした。
ただし、ウラ側の生地がポロポロ剥がれ落ちる現象が発生したため、泣く泣く処分しました。
8年くらいは使用してました。
※ 晴れている日も使うということは、排ガスやオイルの粒子がスーツに付着・蓄積するということ。
よって、撥水機能は1ヶ月くらいからどんどん弱っていくのを感じました。ただし水はスーツの中には滲みてきません。
その後はスコッチガードなどの防水スプレーを吹きかけたりして延命処置。8年経過して裏側の生地が剥がれだすと、水が滲んできました。
こうなると防水機能はゼロ。ただし防風としてはまだまだ使えたのですが、生地のポロポロが服に付いてしまうのが嫌で結局捨ててしまいました。
まぁ、正しい使い方ではなかったので仕方ないです。
で、125cc小型AT限定免許を取得してからは、
PCXなどをレンタルして友人とツーリングに出掛けたりしています。
北海道・PCX支笏湖ツーリング! ← 記事です。
8月15日を過ぎると北海道の真夏は終了します。昼間は暑いですが、朝夕は寒い。
朝夕にバイクを半袖で乗ると苦痛以外の何者でもありません。メッシュジャケットなんてもってのほか。
かと言って、3シーズンジャケットだとちょっと大げさで暑かったり。微妙な時期。
よって、雨のためではない、防風&防風による防寒を狙ってレインスーツを買おうと考えました。
昔、着ていたレインスーツはRSタイチ製。
店員の姉さんに、バイクの合羽なら「 RSタイチは性能が良いのでオススメですよ 」と薦められて購入しました。
実際、雨の日の撥水は驚きました。コロコロ弾く弾く。さらにビニールの合羽だと直ぐに蒸れるのに、ドライマスターだと蒸れずに快適そのもの。
まぁ、雨の日以外も着ていたので撥水機能は直ぐに失せましたが( 苦笑 )
そして、8月を過ぎて気温が低下してきても、防風効果が高いため快適に通勤できてました。パンツもセットだから下半身も快適でした。
よし、タイチをまた買おう!
RSタイチの、レインスーツの種類
2018年の、レインスーツのラインナップは4種類。
性能の違いは以下の通り。
型番 | RSR042 | RSR043 | RSR045 | RSR046 |
---|---|---|---|---|
品名 | ドライマスターX2.5 | ドライマスターX | ドライマスター | レインバスター |
定価 | 19,800 円 | 18,800 円 | 12,800 円 | 8,900 円 |
対水圧 | 20,000 mm | 20,000 mm | 10,000 mm | 防水 |
透湿度 | 10,000 g/㎡ 24h | 10,000 g/㎡ 24h | 10,000 g/㎡ 24h | 蒸れる |
背中ベンチレーション | × | ○ | ○ | × |
内側ポケット | × | ○ | ○ | × |
着脱フード | × | ○ | × | × |
収納袋 | ○ | ○ | ○ | ○ |
女性用サイズ | なし | なし | 有り | なし |
フラッグシップは、RSR042。
次に良いのは、RSR043。
続いて、RSR045。
1番安いのは、RSR046。
とりあえず、背中のベンチレーションが蒸れ対策には重要なので、この時点で選択肢は、043と045。
対水圧 ( たいすいあつ ) の性能が
045 が、10,000mmに対して、
043 は、20,000mm。
透湿度 ( とうしつど ) の性能は双方10,000g/㎡で同じ。
対水圧ってなに?
対水圧とは、簡単に説明すると雨を撥水したり、水の滲みを防ぐ能力を現したもの。
雨の高速道路などを走行するのであれば、15,000mm以上は欲しい。
60km/h以下で走行するのであれば、10,000mmほどあれば十分。
私がその昔に購入したタイチのスーツは、10,000mmでした。
よって、過去の経験より10,000mmあれば十分なので、この時点で045を購入することに。
買うのはRSR045となりました。
透湿度ってなに?
人は何もしていなくても、1時間で50gほど発汗しています。
以下は私が使っている化粧水ミニボトル。24mlです。この2倍が1時間で発汗。結構な量ですねぇ。
通気性の無い空気を全く通さないビニール製の合羽を着た場合、発汗した水分が空気中に放出されず、服の中は直ぐに蒸れてしまいます。
透湿度とは、24時間着た場合に何グラムほど水分が生地を通り抜けて空気中に放出されるのかを示した値です。
RSR043・RSR045 共に、
10,000 g/㎡ ( つまり10kg )。
1時間あたり、416g 処理できる機能があります。
RSR046・レインバスターは蒸れる
RSR042・043・045は、蒸れ知らずのドライマスターが使われていますが、
RSR046は、ドライマスターという生地は使われていません。レインバスターはバイク用の合羽ではあるものの、透湿性が無いので蒸れます。
近所周辺の移動には使えますが、長距離ツーリングには不適切。
RSR045、購入サイズと色・価格。
毎度おなじみアマゾンで12,000円で購入。
で、届きました。
袋から取り出したRSR045。TAICHの赤いロゴが目立ちます。
ポップに書かれている説明書き。
ドライマスター
防水と透湿のバランスに優れた人気モデル。通勤からツーリングまでオールマイティーに対応。
ワイドサイズのBM・BL設定でさらに多くのライダーにフィット。
ついでに、女性用サイズもございます。
色は、ブラック生地にレッドが挿し色程度にちょこっと入るBLACK/REDを選ぶ。
定価が12,800円に税込みで、13,824円。
近くのバイク屋では定価で売っていたので、やっぱりアマゾンがお得です。
ただし、元から迷彩色のヤツは1,000円ほど定価が高く設定されてます。ご注意。
私は172cmの56kg。サイズ表からLサイズを選択しました。
※ 結論 → プロテクタジャケットを使わない人が045を購入するなら、172cmならMサイズを!!
理由は、続きを読んでいただければ分かります・・・。
ちなみに女性用のWM・WLがあります。
値札のタグ。RSR045BK02L
- 上着
- パンツ
- 収納ケース
の、3点セット。
RSR045の、Lサイズは大きい。失敗しないで!
で、アマゾンのレビューなどを見てみるとサイズが大きいという意見がチラホラと。
私も正直、Mサイズにしようか、Lサイズにしようか迷いました。
で、Lサイズを購入したわけですが・・・。
ちょっと失敗。
以下、メジャーで寸法を測りました。みなさんはジャストフィットな045をご購入してください。
腕を広げた状態では、172cmでした。
ちなみに、比較としてユニクロのウルトラライトダウンジャケットを。
Mサイズです。手首にピッタリ。ジャストフィット。
それを、SRS045に重ねてみるとこの通り。
どれだけ045のLサイズが大きいか、お分かりになるはず・・・。
ではパンツも見てみましょう。
股下サイズは、85cm。
こちらは家の中で履いている、ユニクロのルームパンツ。
Mサイズがジャストフィットなんですが、
RSR045のパンツの上に重ねて比較するとこの通り・・・。
うーむ、大きい・・・。
RSR045の、アジャスター調節機能
大きいLサイズ。もう買ってしまったのでとりあえず着てみます。
アジャスターで調整さえすれば着れないことはありません。
袖・袖口の調整アジャスター
こちらが腕の袖口( 手首 )のアジャスターになります。
マジックテープです。
裏側までテープで止められます。
こちらが袖アジャスター。
袖口と同じように裏側まであります。
で、着てみるとブカブカ。指の根元まで袖口が伸びます・・・。
それがアジャスターで調整すれば、この通り。
バタつきを抑えて運転に支障はなくなります。まぁ、問題なし。
手首のアジャスト。女性の細腕並の腕でも問題なし。
腕のアジャストで締めるとこんな感じ。
首元のアジャスター
こちらは首周りのアジャスターです。
開いてみるとこんな感じ。
首が細い人でもアジャストで調節可能。風をシャットアウト。
裾のアジャスター
こちらはジャケットの裾です。
左右に裾を絞れるアジャスターがあります。
お腹周りの調整は裾アジャスターで。
胴回りのアジャスター
ジャケットを裏返しにすると、わき腹横に胴回り用のアジャスターが左右に付いています。
手首や袖のような長いマジックテープではありませんね。
ファスナーの、防風フラップ
防風仕様のジャケットにはフラップが存在します。
走行風がファスナーをすり抜けて身体が冷えてしまうのを防ぐのがフラップ。
通常のジャケットは、以下のようにフラップが付いていないので風がファスナーを通り抜けてしまうのですが、
RSR045の場合は、この状態ではファスナーが見えません。隠している部分が第1フラップ。
第1フラップをめくってもファスナーが見えません。
第2フラップをめくることでようやくファスナーが見えます。
RSタイチのレインスーツは2段フラップでファスナーからの走行風をシャットアウトしています。
もちろん雨もシャットアウト。
外側・内側のポケット
045には、2つのポケットがあります。
外側、正面のポケット
SRS045には、正面にポケットがあります。
マジックテープのフタ付き。
ちなみに雨が入り込んでも困らないよう、右下に排水用の穴が開いています。
内側のポケット
045には、内側ポケットが存在します。こちらには雨が入る心配はないので排水用の穴はありません。
ポケットの開口部は 約 15cm
奥行きは10cm。
iphone6・7・8はもちろん、インチの大きいPlusも入ります。
ちなみに全てのファスナーはYKK製です。
裏地は、メッシュ生地
こちらが上着の裏側、メッシュ生地になります。
袖口付近までメッシュです。
Tシャツの上に着たとしても、メッシュ生地のおかげで腕にペタリと生地が張り付いてしまうことはありません。サラサラで快適です。
メッシュ生地は引っ張れます。
ただし、メッシュはマジックテープに張り付いてしまいます。
張り付いたら剥がせますがメッシュがちょっと痛みます。
脱着の際はご注意を。
背中の、ベンチレーション
045の背中には、蒸れ防止のベンチレーション穴が存在します。
生地に段差があるので雨の進入はありません。
安いレインコートだと穴が開いていないのがほとんどです。快適さを考えたらベンチレーションがあったほうが良いです。
ついでに、腕の裏側には反射リフレクターがあります。
RSR045の、パンツ
で、こちらが045のパンツになります。
中は上着と同じくメッシュ生地でサラサラですし、もちろん透湿性のあるドライマスターを使用しています。
安いレインスーツだと、上着は透湿性があるけど、ズボンには透湿性がありませんというのが存在しますのでご注意。
メッシュ生地は、裾下までは入ってませんね。
で、その裾のアジャスターがこちらのマジックテープ。
リフレクター付き。
開口部は約 55cm。これだけ広げられれば十分でしょう。
タイトなパンツだと、履いたり脱いだりがし辛かったりするので。
足首のアジャスターで調節すると、この通り。
お腹のアジャスターもあります。
RSR045の、収納方法
最後に、収納ケースへ入れる際の畳み方について。
裏返しにします。
わき腹横のアジャスターを目印に、
畳みます。
畳みました。
腕の袖を中途な長さで折る。
そして折り返す。
右側も同様に折りたたみます。
三つ折にします。
まず袖から折る。
で、もう一度折りたたむ。上着は終了。
続いてパンツ。
まずは対称線で折る。
裾をウエストまで持ってくる。
ここからは三つ折。
パンツの折り畳みが終了。
あとは収納ケースに入れるだけ。
収納ケースのファスナーはここまで開きます。
入れるとパンパンです。
ちなみに、重量は 約 742グラム。
RSR045レビューのまとめ
機能的には申し分の無いレインスーツがRSR045。
問題はサイズ。
172cmの中肉中背の人が購入を検討している場合、Lサイズは確実に大き過ぎです。
プロテクター入りジャケットを下に着ないのであれば、Mサイズでジャストフィットでしょう。
プロテクター入りのジャケットの上から羽織る場合、太っていなければMサイズで問題ないと思います。
サイズは余裕を持って作られているみたいです。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
¥12,000
RSタイチの快適レインスーツRSR045
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バイク用品メーカーであるRSタイチ。そのタイチが作るレインスーツがRSR045です。
ドライマスターという生地は対水圧10,000mm、透湿度10,000g/㎡ 24hで必要十分なスペック。さらに背中のベンチレーションでさらに快適。
170cmの中肉中背であれば、Mサイズがピッタリですよ~。
色は、レッド・オレンジ・ブラック/レッド・迷彩1・迷彩2の5色。