先日、スマートディオにふと目をやると、
ステッカーの存在に気付く。
空気圧に関する記述が書いてました。(*^^*)
空気圧は前輪よりも後輪が高い
そのステッカーは、両足のステップボードの中央に。
コンビニフックの足もとです。
項目 | 前輪 | 後輪 |
---|---|---|
空気圧 | 125kPa ( 1.25kgf/cm2 ) | 200kPa ( 2.00kgf/cm2 ) |
サイズ | 90/90/10 50J | 90/90/10 50J |
指定メーカー | IRC | KENDA |
前輪タイヤ型式 | MB65 | K-412 |
後輪タイヤ型式 | MB65 | K-412 |
↑ なぜフロントとリアのタイヤのメーカーが異なるのかはナゾです。
↑ チューブレスタイヤを採用しています。
kPa = キロパスカル
kgf/cm2 = キログラム重(じゅう)毎(まい)平方(へいほう)センチメートル
通常はkPaを使うみたいですけど、タイヤの空気をスタンドで頼む際は、kgf/cm2の単位抜きで、 「 2.0でお願いします 」とかになりますね。
↓ こちらは、軽自動車・ソニカのタイヤ空気圧情報です。
クルマには4つのタイヤがついていますが、全て同じ空気圧です。
ただし、
クルマの場合はタイヤのローテーションを3,000km毎に行わないといけません。
FF車なら、
駆動しているフロントタイヤをリアへそのままスライド、リアタイヤは左右交差してフロントへ。
FRと4WD ( AWD ) 車なら、
逆で、リアタイヤをそのままフロントへスライド、フロントタイヤは左右交差してリアへ。
で、
スクーターはというと、
フロントと、リアで、空気圧が異なります。知りませんでした(笑)
スマートディオAF56で言うと、
フロントタイヤが、1.25で、
リアタイヤが、2.0です。
大雑把にリアは、フロントの2倍の空気圧です。
理由としては、ベルト駆動のスクーターではどうしてもリアタイヤ側にエンジンを配置せざるを得ません。
当然、リアタイヤ側に加重がかかります。さらにライダーが搭乗するシートもリアタイヤ側にセッティングされてますのでさらに重たくなります。
その重みに潰れないよう反発させるために空気圧は高くせざるを得ない。
ただ、
自動車のタイヤの空気圧でも同じことが言えるのですが、空気圧を上げると燃費向上に繋がりますが、乗り心地は硬くなるし、タイヤが早く減ります。
さらに、
バイクのリアタイヤにいたっては、駆動も兼ねているですので減りの早さはクルマに比べると尋常じゃないほど早い。
ジレンマというか、仕方の無いこと。
で、
スクーターもフロント・リアをローテーションしなければならないのか?という問題ですが、
やってる人ってほぼいない。
理由としては、前後でタイヤサイズが異なるバイクが多いから。
50ccスクータークラスだと同じものが多いのですが、リアタイヤの脱着がクルマに比べて物凄く面倒という理由も。
でも最大の理由は、クルマのタイヤは四つ角に配置されているため、ハンドルを切るフロントタイヤが片減りしやすいのでそれを均すためのローテーションですが、
スクーターの場合はタイヤは車体の中央に配置されているためタイヤの片減りというのはありえません。フロントとリアでは減る速度は異なりますが、片減りしないのでスクーターにローテーションは必要ありません。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
¥2,200
IRC井上ゴムの90/90-10 50J チューブレスタイヤ
フロントタイヤに装着しましたところ、ハンドルのバイブレーションが消えて快適になりました。
また、路面のデコボコのショックも柔らかく拾うため乗り心地も満足です。買って良かった。
実際に 購入して走ってみた 記事はこちら