2018年辺りに、
PCXの電動EV、ハイブリッドの2つが発売されるみたいですね。
友人が日産リーフに乗っているからEVには個人的に興味があるのですが・・・。
PCXクラスのバイクをEV/ハイブリッド化する意味ってあるのだろうか?Σ( ̄□ ̄;)!?
2017東京モーターショーのホンダ・パンフレットを見る
札幌大学時代にバイクに乗って、現在はフォルクスワーゲン・ゴルフⅤ_GTI乗りの友人が、
2017年東京モーターショーに行ってきたとのことで、
パンフレットのお土産をくれました。
で、こちらがホンダのパンフレットです。
Honda Magazine SPECIAL EDITION
MOTOR SHOW 2017
YouTubeで見てスゴイびっくりしたのが、自律するバイク。
Honda Ridig Assist-e ( ホンダ ライディングアシストE )
人を検知して、バイク単体が自分で、倒れず人について走って回る。
ナイトライダーのナイト2000がもう実現できるレベル(笑)
イスに車輪が付いていて半立ちの状態で乗って移動走行が可能な、チェアモビ・コンセプト。
医療関係にホンダが食い込んでくるなんて予想してなかった。素晴らしい技術を素晴らしいことに応用している。素敵。
で、
ここで初めて知ったのが、
PCXのハイブリッドモデル。
そして、
PCXのEVモデル。
PCXにEV/ハイブリッド。小型バイクに必要なのか?
例えば、先ほどハナシに出てきた日産・リーフ
その初代モデルを友人は乗っています。
・高級車並みに静か
・ガソリン代が1/3に激減
この恩恵をものすごく感じる。
で、思うわけです。
「 小型バイクにEVやハイブリッドは必要なのか? 」と。
エンジンを積んでいる普通のPCX。
レンタルしたときのツーリング燃費は50kmを超えました。
恐らく街中でも45kmは走ると思います。
通勤・通学で1ヶ月1,000km走行するとして、
1,000÷45×130円=2,800円
たったの3,000円です。
しかも、
シート下のメットインスペースにはMサイズのフルフェイスまでなら収納可能。トップボックスを取り付けたらテント持参のツーリングだって可能な積載量になります。
そう、ツーリングだってガソリンスタンドで給油すれば直ぐに走り出すことだって可能。
では、
ハイブリッド車はどうか?
クルマのハイブリッド車は乗ったことがあります。2代目プリウス・3代目プリウス・アクア・初代フィットハイブリッド・3thフィットハイブリッド・フリードハイブリッド・ヴェゼルハイブリッド。
私の中のハイブリッドとは、燃費の良さではありません。静かさです。静粛性が非常に高い。
ノーマルフィットとハイブリッドフィットでは乗り心地はそんなに甲乙の差がありませんが、静けさだけはクルマに疎い女性の方にも分かるくらいの差があります。
それだけエンジンの回転騒音はうるさいということ。 ( ハイブリッドモデルにはノーマルモデルよりも遮音材がふんだんに使われているという理由を考慮しても静か )
これがバイクのハイブリッドだとどうだろう?ハイブリッドモーターががんばってくれるため、エンジンは低回転をキープすることによってエンジン騒音はカットされるのは間違いありませんが、
ヘルメットやボディ、全身に当たる風の騒音は無くなりません。クルマの車内の静けさほど感動はしないのではないのかな、と。
さらに、他記事で見ましたがシートしたのスペースはフルフェイスの入り込む余地はありません。
燃費だけは未知数ですね。実燃費50kmのPCXがハイブリッド化することにより、何キロ走れるようになるのか?
倍は有り得ないので、ガソリン燃費の140%UPで70km走行可能となると考えても、ロングツーリングではハイブリッドはその燃費の良さを生かすことができない。
ハイブリッドは信号の多いストップアンドゴーの環境で威力を発揮するので。
と、いろいろ検証しましたが、私自身の意見だとバイクのハイブリッド化による静粛性能は期待できないのでPCXハイブリッドは正直興味がありません。というか意味が無いは言い過ぎですが、メリットが薄い。
また、長く乗る場合のインバーターの故障・バッテリーの消耗交換コストを考えると怖い。
さらに、メットインスペースが潰されるのはかなりのマイナス査定です。
PCXは元々燃費が良いです。低燃費じゃないとバイクに乗れない!月3,000円のガソリン代が払えないというのであれば私は潔くバイクに乗るのを止めて出費を抑えます。
では、
EVのPCXはどうでしょうか?
一切ツーリングはしない。通勤・通学・プチツーリングのみで利用するならハイブリッドと違って、エンジンそのものが付いていないのでエンジンの振動も騒音も一切フリーというのはバイクでも魅力的ではあります。
中距離ツーリングの充電切れが心配ならば、都度レンタルバイクを借りれば問題解決ですし。
バッテリーは家の中に持ち運びOKです。クルマ同様、ガソリン代は電気代に取って激減することでしょう。
クルマの場合,15,000円のガソリン代が10,000円浮いて5,000円になるのに対して、
電動Eビーノの1km=0.4円をEV-PCXに当てはめると、1/6に超・激減ということに。
EV-PCX
1km = 0.4円
1,000km = 400円
----------------
PCX
1km = 2.6円
1,000km = 2,600円
ただし、
元のガソリンエンジンのガソリン代が低いので、EV分、販売価格が高くなった差額を回収することは現実的に不可能なんじゃ・・・?
それでも、静かで振動の無いバイクは疲労が溜まりにくいのでアリだと思います。
ただ、
私の場合は、自由なツーリングが組めなくなる、シート下のスペースが一切無くなるため、EV-PCXも購入することはないだろうなぁ。
ガソリンPCXのエンジンもウルサイとは思わなかったですしね。
-----------------
ホンダが公式に紹介しているEV-ハイブリッドPCXの動画
-----------------
あ、ゴールドウィングを久しぶりに見ました。
知ってました?スバルやポルシェが水平対抗エンジンという珍しいエンジンを作っているわけですが、
ゴールドウィングのエンジンも水平対抗エンジンです。
最後に、
メジャー?な電動バイクたちとガソリンPCX125の比較表を乗せておきます。
数年前から台湾ではオリジナルの電動スクーターが爆発的ヒットを飛ばしており、
その手先?が沖縄のレンタルバイクなどで電動スクーターを貸し出し中。
イタリアのピアッジオのベスパスクーターにも2018年EVモデルが発売されます。
EV化は避けて通れない波なんですなぁ・・・。
-------------------------
怪しげなサイトトップと、中国人モデルを起用してるサイトから、日本企業は名ばかりで、バイクの生産は全て中国産と思われるEVバイクnotte ( ノッテ )
安心の日本企業、ヤマハ。ゼニス ( ヤマハのバイクパーツ屋号 ) のシステムヘルメットは来年買おう。これはEビーノ
BMWのクルマなら、2シリーズのプラグインハイブリッド4WDが欲しいところですが、こちらは250ccクラスの電動スクーターCエボリューション
で、来年当たりスマートディオを卒業して、ガソリンPCX125に乗り換えたいと思っています。小型免許も取りましたし。
ノッテ | EVビーノ | Cエボ | 普通PCX | |
---|---|---|---|---|
排気量換算 | 50cc | 50cc | 250cc | 125cc |
バッテリー取り出し | 可能 | 可能 | × | ナシ |
バッテリー重量 | 9kg | 約 4.5kg | - | - |
充電時間 | 10時間 | 3時間 | 220V4時間 | - |
走行距離 | 60km | 29km | 160km | 400km |
最大速度 | 40km/h | 50km/h | 129km/h | 110km/h |
メットイン | 半坊 | 半坊もダメ | フルフェイス | Mフルフェイス |
買物フック | 3kgまで | 1kgまで | - | - |
総重量 | 64kg | 68kg | 275kg | 130kg |
1km走行 | 0.5円 | 0.4円 | 不明 | 2.6 |
10km走行 | 5円 | 4円 | 不明 | 26円 |
価格 ( 税込 ) | 160,000 | 240,000 | 1,550,000 | 330,000 |
出力 ps | 0.8 | 1.6 | 48 | 12 |
トルク kgf.m | 0.7 | 0.8 | 7.2 | 1.2 |
メーカー | 日本 ( 中国 ) | 日本 | ドイツ | 日本 |
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
¥4,500
送料無料
続けて読みたい