個人的な備忘録になりますが、個人事業主に成りたての方にはタメになる情報です。
先ほど2022年度分(令和4年度分)の確定申告を終わらせました。
e-TAXのネット通信だとサクっと終わるのが良いですね。
しかもネット申告であれば、青色申告特別控除として65万円の控除が受けられますから。
以下の備忘録は「65万円控除」付きの場合であることを予めご了承ください。
※ 青色申告の場合、純損失の繰越し控除という方法も使える特典があります。
例えば2020年に、
売上700万-経費900万=赤字200万
を出したとしても、
2021年に黒字50万円(200万から相殺し、利益ゼロ=税金ゼロ)
2022年に黒字50万円(150万から相殺し、利益ゼロ=税金ゼロ)
2023年に黒字150万円(100万から相殺し、150-100=50万に課税)※売上が270万円以下なら結局、税金ほぼ0円
参考資料
支払うべき所得税を計算する際の必須知識「所得控除15種」と、その中の「基礎控除(48万円の所得税)(43万円の住民税)」については
こちら
全体をザックリ説明については、
こちら
青色申告のいろいろは、
参考資料を読むのであれば、まずは「全体をザックリ」から見るのをオススメします。
個人事業主の税金の種類
個人事業主に発生する税金は、6つ
- 所得税
- 住民税
- 消費税
- 個人事業主
- 国民健康保険料(税ではないですけど)
- 国民年金(税ではないですけど)
ザックリ言うと
事業所得が480,000円以下であれば、
- 所得税 0円
- 住民税 5,000円(0円かと)
- 消費税 売上1,000万以下なら0円 ※(インボイスに注意!!)
- 個人事業主 0円
- 国民健康保険料 月々1,000~3,000円くらい
- 国民年金 国民一律 月々16,590円
です。
①所得税の計算
1/1になったらすぐに締めて総決算と行きたいところですが、
相手側から請求書が送られてこなければ、支払うべき金額が不明なため締めることができません。
私の場合の決算整理仕訳は、
翌月払いのスマホ代や自動車の保険料やソフト使用料を未払費用とするくらいなもの。
固定資産台帳に記載される資産の減価償却費の計上は自動仕訳で手間いらず。
ただ、1/1でも試算表を見ればだいたいのことが分かります。
freeeの場合は、
レポート → 試算表 を開きます。
2022年度のデータが必要なので「表示年度」を「2022年度(当年度)」を選択、
「表示期間」を「全期間」を指定、
そしたら「絞り込む」を押しましょう。
タブで「損益計算書」が選択されていると、
- 売上
- 経費
を知ることができます。
実際に私は
売上 :2,694,055円
経費(売上原価含む):1,697,526円
でした。
所得税の計算はここから始まります。
まず以下の計算式でA.事業所得を求めます。
事業収入(売上)-経費-青色65万=A.事業所得
2,694,055 - 1,697,526 - 65万 = A346,529円
続いて以下の計算式でB.課税所得を求めます。
A.事業所得-所得控除15種の合計=B.課税所得
所得控除は15種類ありますが、一部は省略します。詳細は冒頭の「参考資料」をご覧ください。
- 基礎控除:誰でも48万円控除
- 社会保険料控除:支払った国民健康保険料や国民年金など。全額控除
- 生命保険料控除:支払ったがん保険など。最大5万円まで控除
- 配偶者控除:妻または夫の収入額の条件あり。48万円控除
- 扶養控除:16歳以上の子供1人毎に38万~、同居・非同居・年齢など条件あり
- 医療費控除:治療代・入院代など。最高200万円控除
- etc...
A.事業所得-所得控除15種の合計=B.課税所得
A346,529 - 550,000 = B.0円
B.課税所得が出たら所得税額がようやく判明します。
以下の表を使いましょう。
税率と「最終の控除」が決まっています。
(額が大きい人は冒頭の全体ザックリをご覧ください。)
B課税所得の額 | 税率 | 最終の控除 |
---|---|---|
1,000円 ~ 1,949,000円 | 5% | 0円 |
1,950,000円 ~ 3,299,000円 | 10% | 97,500円 |
私の場合、 B.0円ですので税率はありません。ゼロです。(0円に何掛けても0円ですし)
つまり、私の場合であれば
所得税:0円
仮に、Bが1,000,000円なら
1,000,000 ✕ 0.05 - 0 = 50,000円
仮に、Bが3,000,000円なら
3,000,000 ✕ 0.1 - 97,500 = 202,500円
②住民税の計算
住民税はお住まいの市区町村によって異なります。
2つの計算式の合計が住民税となります。
私の住んでいる地域では、
- 所得割 B.課税所得0円×9%-特殊な控除や調整=0円
- 均等割 5,000円
所得割 → 0円、均等割 5,000円と支払うことに。
住民税:5,000円
※ただ、B所得0円となるので減免処置でおそらく0円になるのでは?
③消費税の計算
消費税は、売上1,000万円以上の場合に収める必要が出てきます。
私の場合だと、
売上 :2,694,055円 300万円にも届いてません(苦笑)
のため、非課税。
消費税:0円
ただし!!
2022年に最悪な制度が世に認識されました。
インボイス制度です。
今までは売上1,000万円以下の人は関係ありませんでしたが、そうはいかなくなってしまいます!!
この制度は、
民間同士で消費税を押し付け合う制度。
売上1,000万円以下の
フリーランスや個人事業主から国が
消費税をむしり取るクソみたいな制度です。
売上-経費=年収となりますが、
年収100万円だとしても容赦なく取り立てられます。
日本人ではないことを隠して国会の議員になっているki-ka議員が多い、
ヤツらは日本人のために税金を使わない。
日本人から税金をむしり取る。
で、集めた税金を祖国(コリ○ン・チャ○ナ)のために使う。
(ki-ka議員についてはググってみてください。国会の議員、地方の議員は全員が純血な日本人ではないんです。)
ふざけんな!!
税金を正しく使ってからやれ!!
増税じゃなく国債を発行してから言え!!
今、ki-ka議員、中韓にお金で頬を叩かれて媚びる議員のせいで日本はメチャクチャになっています。
知っていますか?
純血な日本人の年収1,000万円以下のフリーランスや個人事業主とその家族がどれだけ日本に住んでいるのかを。
「日本の世直し」の第一歩として、署名していただけると幸いです。
ストップ・インボイス!!というサイトで、
現在署名活動が行われております。
https://stopinvoice.org/ にアクセスして、
「声を上げるツール」をクリック、
「STOP! インボイス」キャンペーンに署名する で署名してください。
④個人事業税の計算
売上-経費-事業主控除290万✕税率
2,694,055 - 1,697,526 - 290万 = 0円
非課税です。
個人事業税:0円
⑤国民健康保険料の計算
税金ではありませんが、収入によって国民健康保険料は異なりますので。
(っていうか、私の住んでいる地域では国民健康保険税なんですね。とは言っても結局納めることには違いはありません。)
国民健康保険料は、
- 所得割
- 均等割
- 平等割
の3つの合計となります。
----------------------------
所得割
まず「所得割」の計算対象となる「所得」ですが、
サラリーマンなら「給与所得」
年金生活者なら「年金所得」
個人事業主なら「事業所得」がここで言う「所得」です。
先程、出てきましたね。
事業収入(売上)-経費-青色65万=A.事業所得
2,694,055 - 1,697,526 - 65万 = A346,529円
ここから所得税の場合は、「所得控除15種」を引くワケですが、
国民健康保険料の場合は、「国保の基礎控除」のみを引きます。
その額もまちまちですけど、私の地域では「43万円」でした。
A.346,529-国保の基礎控除43万=B.0円
最後に、市区町村で設定されている指数を掛けると計算できます。
私の地域では9%ですので、
0円 ✕ 9% = 0円。
所得割は、0円
----------------
均等割
加入者ごとに応じて計算されます。
一人暮らしなら ✕ 1 ですね。
私の地域では、25,000円の設定でした。
で、均等割は、25,000円
と書きたいところですが違うんです。
先程、「所得(事業所得)」が、A346,529円 でしたが、
私は一人暮らしなので世帯の所得の合計が、346,529円となります。
細かいところはいろいろ省きますが、一人暮らしの場合
53万円以下なら7割削減されます。
(他に5割・2割がある)
よって、
25,000 -(25,000 ✕ 0.7 )= 7,500円
均等割は、7,500円
----------------
平等割
1世帯にいくら、と設定されており
私の地域では 35,000円でした。
平等割にも
53万円以下なら7割削減が適用されますので、
35,000 -(35,000 ✕ 0.7 )= 10,500円
平等割は、10,500円
--------------------
所得割は、0円
均等割は、7,500円
平等割は、10,500円
よって、
国民健康保険料:18,000円
1ヶ月=1,500円
⑥国民年金の計算
国民年金保険料については、月額16,590円です。(一律です)
国民年金:199,080円
1ヶ月=16,590円
個人事業主の税金のまとめ
¥ 2,100
大変口当たりが柔らかい味が特徴のカレーせんべい。
子供やお年寄りにも食べやすくて喜ばれています。
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