昨年、ポールスミスの財布を買いました。
ポール・スミスのワニ革の長財布
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ポール・スミスの革財布
新調した理由は、その前にに使っていた財布がボロボロになってしまったから。
購入時(2008年)
使用後(2022年)
ワニ柄の財布はとても気に入っていたんです。焦げ茶色もすごい良かったのに・・・。
革製品は基本的に、ワックスで保護しなければボロボロになることを学びました。
よって今回こそは革財布を長持ちして長く一緒にいてもらえるように革用のワックスを購入。
それが、
ラナパーのレザートリートメント。
使った感想としては簡単にメンテナンスできて良いな、と。
では、感想レビューを御覧ください。
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1革製品、はワックスしないとダメ。
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2ワックスしないとボロボロになりやすい。
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3誰にでも扱える簡単ワックス
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4ドイツ製
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5ラナパーレザートリートメント
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6天然成分で出来ています
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7ミツバチの「蜜ろう」
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8特殊植物から「ホホバ油」
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9革に浸透、柔軟になります。
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10スポンジ付きだからすぐに使えます。
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11ワックス自体は5年経過しても使える高品質。
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12革ライダースジャケット・野球グローブ・車のレザーシートにも使えます。
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13お値段、840円。安い!
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14革製品をプレゼントするなら、一緒にラナパーもどうぞ。
ラナパーは革のワックスです
一粒万倍日の日に使い始めたこの財布。
2022年3月26日から現在2023/3/5
約一年で、ちょっと背中の二つ折り部分がカサカサしてきました。
で、ラナパーレザートリートメント・プチセット5mlの登場です。
※昨年末にはネットで取り寄せていたのですが、仕事が忙しくて塗るのを忘れていました。
日本と同じ職人魂の国、ドイツ製です。
トリートメントとは「水分や栄養分を内部に浸透させる」という意味です。美容室のヘア・トリートメントとは「髪の内部に水分・栄養分を浸透させる」ことですね。
この商品はレザートリートメントですので、「革の内部に水分・栄養分を浸透させる」製品になります。
ちなみにラナパーワックスの成分は天然成分です。(蜜ろう・ホホバオイル・ワセリン・ラノリン)
蜜ろうって何?
「みつろう」の「ろう」は「ろうそく」の「ろう」と同じで、冷えると固形、熱を加えると液状化する物体のことを指します(別名:ワックス)。そして「みつろう」の「みつ」とは「ミツバチ」の「ミツ」であり漢字だと「はちみつ」の「蜜」です。ミツバチは体内から「みつろう」というワックスを分泌します。それを綺麗に精製して利用しています。
ホホバオイルって何?
植物のホホバから取れるオイルです。ごま油・紅花油など植物オイルは15,000種もありますが、人間の皮膚の油の形状に似ていて浸透しやすい特徴を持っているためエステで良く使われます。またオイルは液体なのですが植物油の中で唯一「ろう性質(ワックス性質)」を持っています。
ワセリンとは?
石油は天然物です。掘り起こされて精製されて様々な分野で利用されます。その石油の精製を「高純度」に行うことで肌に悪影響のある不純物は一切取り払われ、安全で高性能な「保湿成分」が残ります。それがワセリン。デリケートな赤ちゃんに使っても問題ありません。
ラノリンとは?
毛に覆われた羊などの皮脂腺から分泌される「ろう」です。化粧品やヘルスケア製品に利用されたり、工業では潤滑油などにも利用されます。
ラナパーのセット内容
ラナパーのセット内容を見てみましょう。
まずは説明書が1枚。表面のみ。
続いて、
ワックスとスポンジが1個づつ。
ワックスはこのような感じです。
ワックスをスポンジですくって革に塗りつけますが、ワックスは透明なためスポンジのどちらの面が塗りつけ面だったかわからなくなります(笑)
よって「上」と油性マッキーで目印を記入しました。
ラナパーの利用方法
さっそくラナパーを使っていきましょう。
説明書では、スポンジに0.4グラムを付けて塗り込みましょうとあります。
ただ、以下のようにうっすらと付ければOK。それを塗り込み、伸ばします。
スポンジですくった跡。この程度の量を削るくらいでOK。
塗り込んでいる途中で「足りないな」と感じたらワックスの追加をしましょう。一気にドバっと使うのはNGです。
財布から、硬貨・お札・カード・その他をすべて取り出します。
財布の背中の下に台座を置くと作業がしやすくなります。
私は円を描くように塗り込みました。
どうでしょうか?ツヤが復活しました。
カサカサは少し薄らいだ感じですね。(あら、筋ができちゃってる。もう少し早く塗っておけばよかったなぁ~)
革靴は1週間~10日に1回の割合でメンテナンス。歩くと指の付け根の曲げの度に、革靴も変形します。ダメージが蓄積されるから短いサイクルで水分補給・油分補給が必要になるんですね。(歩く歩数が多い場合はサイクルはもっと短くても良いかと)
革のライダースジャケットであれば2ヶ月に1回ほど。ただヒジを良く曲げる人はヒジ部分だけサイクルを短くしても良いかと。
で、
長財布の場合、背中の二つ折り部分は360度開閉です。靴の付け根の曲げ程度のレベルを超えています。よって最低でも4日に1度は塗り込みをしたほうがいいのかなぁと個人的に思いました。
塗った部分、塗っていない部分の比較
折り目部分だけではなく、平面部分にもワックスを試してみました。
まずは、ワックスを塗っていない状態だとこちら。
すみません、ちょっとボケてますね。実際はちょっとくすんだ感じです。
ワックスを塗った面がこちら。光沢が復活しています。
さらに内側も。
内側は流石に劣化という劣化は見受けられません。
が、一度ラナパーワックスを塗り込めば光沢の恩恵を受けることができます。
感想といたしましては、
もっと早く使えば良かった!!
という後悔ですね(笑)
ラナパーの説明書にも、
革製品はなめされてから製品に加工され、流通経路を経て、消費者の手に届くまで相当の時間が経過しており新しく購入されたものでも乾燥しております。ラナパーは革製品に潤いを与えますので、革製品を購入されたら新しいうちからラナパーでお手入れされることをお勧めいたします。
と、あります。
使い終わったラナパーは袋にでも入れて保管しましょう。高温はダメ。涼しい場所に保管してください。
ラナパーのまとめ
¥ 840
革製品に水分補給・油分補給を行うトリートメント・ワックスです。
革靴・革財布・革バッグ・革ライダースジャケット・レザーシート・野球グローブにも使えます。
革製品は流通過程で乾燥しているため、新品の使い始めから使用するのが1番良いです。