ノートパソコンで仕事していますが、
音楽はもっぱらITunseでBOSEのデスクトップスピーカーで鳴らしています。
もう少し良い音があるらしい、それがUSB-DACのアンプ。
日本メーカーのTEACが出しているAI-301DA-SPというアンプが無料で貸し出し可能とのことで早速レンタルしてみました。
結果としては音の輪郭がハッキリする感じです。
さらにイヤフォンで聴くとそれが良くわかります。
目次でございます。
パソコンで音楽を聴くならUSB-DAC機
今から25年ほど昔にケンウッドのミニコンポを使っておりましたが、
MDが発売されたり、MP3が登場したり、パソコンが普及したりで、
今じゃすっかりパソコンがミニコンポ替わりです。
使っているスピーカーはBOSEのアクティブスピーカー。
コンパニオン2シリーズ3というタイプ。
1万円で購入できるスピーカーの最高峰です。というか1万円以下のスピーカーで「ちゃんと鳴る」のはこれしかありませんでした。
BOSEのスピーカーは良い音でした ← 記事です
スピーカーは、電源(アンプ)を内蔵したアクティブスピーカーと、内蔵していないパッシブスピーカーに分けられます。
大昔は電源内蔵のスピーカーなんて、みたいな感じだったんですけどデスクトップスピーカーにはアクティブこそがちょうどよい。コンポや別途プリメインアンプがあるならパッシブ。
で、仕事用のパソコンを
HPの安物から、マウスコンピューターのダイブ 5N-KKに買い換えました。
i7-10870H・32GB・GeForce RTX2060 と 動画編集のエンコードをサクっと終わらせてくれるパワーのある良いノートPC。
で、ノートPCのイヤフォンジャックに、
エレコムの3.5mmステレオミニプラグ オス-メス コードを接続して、
BOSEの付属3.5mm オス-オス に接続して聴いています。
( 上が電源・中が左スピーカーとの連結・下がAUX )
で、まぁ元が1万円のスピーカーですから
それを「良い音」にすること自体おこがましいワケですが、
ヘッドフォンポータブルアンプでスマホの音が良い音に生まれ変わるというウワサを聴いて早数年。
PCに噛ませても有効らしい。
で、USB-DAC機とも言うらしい?( 良くわかっていない )
ということでFostexのHP-A4に興味があったのですが、
TEACでは無料レンタルで貸し出し中とのこと。
よって何かしら購入してしまう前に、USB-DACなアンプを試してみようという流れでございます。
TEAC AI-301DA-SPステレオプリメインアンプ
TEACの公式ホームページでサクっと手続きして、5日後に到着しました。
段ボールが疲れています(笑)
で、SPじゃありません。
AI-301DAとは・・・。ただ調べてみたらバナナプラグに対応するかしないかの違いだけで、
中身の基盤とかコンデンサーとかはまったく一緒とのこと。音に違いはありません。
さっそく開封。
試したあとは「レビューしてね。公式ページに」との案内が。
あと、返送用の着払い伝票が入っておりました。
はい、こちらがAI-301DA-SPの梱包物です。
あっさりとしたリモコン
オリジナルバナナプラグ。
で、ステレオプリメインアンプ。ステッカーにはSPとあります(笑)
ソースの最初がUSBというのがいかにも「USB-DAC機です!」と主張しているみたいで微笑ましい。ブルートゥースでも聴けるみたい。
ありゃ、ヘッドフォンジャックがミニプラグじゃないのか。6.3mm変換アダプター買ってこないとダメだ・・・。
ビクターのコンポの球体ボリュームって苦手なんですよね。このような昔ながらのつまみボリュームが使いやすくて好き。
横幅は21.5cmくらいで、とてもスリム。
奥行は、突起を含むと26cmくらい。含まなければ21cmくらい。
高さは6cm。とてもコンパクト。
裏面のジャックコネクタ類。
パソコンとの接続にはプリンターケーブルが使えますね。USBタイプB
裏側にひっくり返してみます。
インシュレーター。
最低限のケーブルを用意してみました。
BOSEの付属ケーブルや、エレコムの細いケーブルはさすがにダメかと思い、
ヨドバシカメラでケーブルを購入してきました。
オーディオテクニカの3.5mmステレオミニプラグ。AT544Aの3メートル。
金メッキとチタンとOFC、そしてアルミ箔とシールド線の2重シールドケーブル。
さすがに線が太くなっています。エレコムの安物とはエライ違いだ。
金メッキ。
で、プリメインアンプのヘッドフォンジャックが6.3mmでした。よって3.5mmから変換しなければなりません。
その変換プラグアダプターです。
こちらも金メッキ。
銀色メタルに金プラグが守られています。
3.5mmに6.3mmアダプターを装着。
プラグを抜き差ししていると、いかに金メッキだろうと剥げてきてしまいます。
よってプラグをかませて使いたい。今回は邪魔になりにくいL字型アダプタをチョイス。
富士パーツ製です。そしてやはり金メッキ。
3.5mmに3.5mmLプラグアダプターを装着
パソコンのイヤフォンジャックに装着。そしてUSBケーブルも装着。
AI-301DA-SPの裏側にもUSBケーブルを接続。
そしてヘッドフォンジャックにも接続。これで接続作業は完了。
視聴。音の輪郭・明瞭がハッキリします。
さて、電源を入れてソースをUSBにします。
iTunesで曲を再生。
すべての曲で輪郭がハッキリする感じがわかりました。
特にわかりやすい曲としては、音の構成がシンプルな曲でしょうか。
例えば、今時のロックバンドの曲は「作った音」が重なっています。そういうのではなく、
純粋な、ボーカル+単純な打ち込みBGM
純粋な、ボーカル+ギター+ベース+ドラム
アコースティックライブ音源だと本当に空間の粒がきめ細かく再生できて「おぉ」とちょっと感動します。
福山雅治の音源を聴くとまぁなんとなまめかしいことか(笑)
ジャズやオケなどの生の音も良いかと。
ただ、曲を選ぶというか元の音質を選ぶというか。
私はもともとハイレゾ音源は何一つありません。全部MP3とかです。
それでも良い音にはなるのですが、元があまり良くない音源はなんか聴きづらくなるような。
そうそう、ラジオ。
私は個人的にあっぱれやってまーす水曜日のケンドーコバヤシ&アンガールズ&AKB柏木の番組が好きで録音して聴いているのですが、人の声が聞こえやすくなってGoodでした。
今までイヤフォンで聴くときはBOSEのスピーカーのイヤフォンジャックを使っていましたが、
試しに、イヤフォンSONY MDR-NC300DをAI-301DAに接続して聴いてみたところ、
全然違う!!
モソモソしてました。それがスパーンと明瞭くっきりに。
うーむ、もうBOSEのイヤフォンジャックに接続するのはやめよう。
で、感じたのがiPhone6Sの音。
アプリにオンキョーのプレーヤーを入れて聴いているのですが、
イヤフォン+301DAが10の評価なら、
イヤフォン+iPhone+オンキョープレーヤーは8くらい。
昔、友人にiPhoneは音が悪いよと言われたのでそれ以降iphoneは音が悪いものかと思っていたのですが、なんだ。良い音じゃないの。
¥ 33,000
色は、ブラックとシルバー
お手軽な日本のオーディオメーカーTEACのステレオプリメインアンプです。
¥ 33,000
色は、ブラックのみ。
こちらは301DAの半分以下のサイズで非常にコンパクト。電源もパソコンUSBからのバス仕様。
で、「ヘッドフォンアンプUSB-DAC機」業界で「5万円以下で迷ったらコレを買っておけばまぁ後悔はしない」と評価がべらぼうに高いアンプです。
日本メーカーですよ。
¥ 11,000
色は、ブラックのみ
言わずと知れたボーズのデスクトップスピーカー。ノートパソコンで手軽に高音質が楽しめます。
1万円クラスのスピーカーの最高峰です。
¥ 1,000
金メッキ+チタン+OFC+アルミ箔&シールド線の2重シールド。3.5mmステレオミニプラグのオーディオケーブル3Mです。
¥ 600
3.5mmから6.3mm(ヘッドフォンプラグ)に変換するアダプターです。
¥ 500
3.5mmのL字アダプターになります。
¥ 700
色は、ブラック
USB-DAC (タイプB)とパソコン(タイプA)を接続するケーブルです。
なんのことはない、よくあるプリンターケーブル。