( 2017.4.18現在、私はiPhone5Sユーザーですが、4S~7ユーザーまで対応する記事です。)
ジョギング用にイヤフォンコードが邪魔にならない無線のブルートゥース・イヤフォンが欲しいと考えましたがバージョンがよく分からないので、何を買えば良いのかが分かりません。
調べた結果、
- バージョンはどれでも構わない。
- プロファイル・A2DPに対応していること。
- コーデック・ACCに対応していること。
上記に該当するブルートゥース・イヤフォンであれば、iPhoenで高音質で音楽を聴くことができますよ♪
っていうか、本当にBluetoothの規格ってややこしくなったなぁ・・・。(^_^;)
目次でございます。
iPhoenユーザーおすすめブルートゥース・イヤフォンの目次
良い音は無線ではなく、有線が基本。
スピーカーケーブル
昔はオーディオ関連は全て有線ケーブルで繋がっていました。今は無線で飛ばしたりしてますが。
どこが繋がっていたかと言いますと、代表的なのはコンポのアンプ部分とスピーカーです。
このように裏側でスピーカーコードで繋がります。
アンプから電気信号が出る
↓
ケーブルに信号が流れる
↓
スピーカーから音が出る
良い音を聴くにはケーブルが大切
そもそも、電気信号はアンプで作られます。
高級なアンプはより良い電気信号を作り出すことが可能で、音が良くなります。
ただし、良い信号を、正しく正確にスピーカーに伝えるのはケーブルの仕事。
ケーブルの品質も高ければ高いほど良い音で音楽を聴くことが可能なんです。
無線の種類とは?
「 無線 」とはケーブルが無くても通信することが可能な規格のことです。
もっとも身近な無線機器はテレビのリモコンですね。
リモコンの先端に水晶体みたいな透明な部分があればそのリモコンは「 赤外線 」タイプの無線であり、
水晶体がなければ「 電波 」タイプの無線になります。
「 赤外線タイプ 」
「 赤外線タイプ 」の無線は、邪魔なモノがテレビとリモコンの間にあると、リモコンボタンを押しても送信が遮られ番組チャンネルの変更などができません。
ためしに水晶体に手をかぶせてからボタンを押してみてください。赤外線が遮られるのでテレビは動かないはずです。
赤外線の無線ヘッドフォンRP-WH100
昔うちのアニキが赤外線の無線ヘッドフォン ( パナソニックRP-WH100 ) を購入していました。今から20年は昔の出来事。
試しに聞かせてもらいました。「 おぉー、線が無いのに音が聞こえる。」結構感動でしたね(笑)
ただし、音質に関しては高音質とは呼べず、明らかにイヤフォンや有線のヘッドフォンで聴いたほうが綺麗に聴こえました。赤外線はオーディオには向かない。
そしてやっぱり送信部とヘッドフォンの受信部の間に人が通ったりすると音楽は一時的に途切れますし。
この記憶があるので、無線のイヤフォンってなにかこう音悪いんじゃないの?という固定観念のようなものが私にあったのです。
赤外線でも「 デジタル 」だと音が劇的に良かったATH-DCL3000
で、時は流れDVDの5.1chが流行りました。5.1chの迫力を余すことなく聴くにはオーディオやシアターセットよりもヘッドフォンのほうが実用的だからという考え方があったのか、各社からワイヤレスヘッドフォンがリリースされてました。
当時、ソニー、ケンウッド、ビクター、パイオニアからリリースされているものをヨドバシカメラで試したのですがどれも音質がパッとしない。
そんな中、オンキョーのATH-DCL3000は頭3つは抜け出ておりクリアで良い音だったのを覚えています。デジタル赤外線無線方式でした。
「 こんなに良い音が出るのか!? 」とめちゃくちゃ驚きました。デジタルは音が良いらしい。
「 電波 」タイプ
「 電波タイプ 」の無線だとテレビとリモコンの間に何があろうと電波はすり抜けてリモコンの信号がテレビまで届きます。電波は遮へい物に強いです。
スマホでお馴染みになったWi-Fiも「 電波タイプ 」の無線になります。
タクシーの無線通話・トランシーバーも「 電波タイプ 」です。
電波を使ったブルートゥース
ブルートゥースは「 電波タイプ 」です。2.4GHz帯を使っています。( 電子レンジに弱い )
とはいえ、電波自体は弱いです。
が、2017年はかなり品質が良いらしい。
リスニングに対応できるブルートゥース・イヤフォンが誕生してきました。
iphoneユーザーの、ブルートゥース・イヤフォンの選び方
ブルートゥース・イヤフォンの選び方について説明します。
ポイントは以下の3点です。
- バージョンはどれでも構わない。
- プロファイル・A2DPに対応していること。
- コーデック・ACCに対応していること。
1.バージョンはどれでも構わない。
ブルートゥース製品にはバージョンがあります。(スマホ自体も製品ですね)
大きく分けて、2つ。
・旧型の1.1~3.0のBluetooth
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・普通電力のBluetooth4.0
・低電力の4.0~5.0 のBluetooth Smart(スマート)( 周辺機器 )
・低電力の4.0~5.0 のBluetooth Smart Ready(スマート・レディ)( スマホや親機 )
iPhoen は Smart Ready
iPhoen4Sから Smart Ready に対応しています。
iPhoen4S~5S は、Smart Readyに対応している4.0ですので、
旧型である1.1/2.0/3.0のブルートゥースイヤフォンに互換性があるため使えますし、
普通電力のBluetooth4.0のイヤフォンも使えますし、
低電力の4.0_Smart Readyに対応している4.0のブルートゥースイヤフォンも使えます。
上位の4.1や、4.2のブルートゥースイヤフォンも使えます。
Smartのみに対応している4.0/4.1/4.2のブルートゥースイヤフォンも使えます。
まぁ、オールマイティなのがSmart Readyですね。
ちなみに、
iPhoen6~7 は、Smart Readyに対応している4.2になりました。
- 旧型OK
- Smart Ready 4.0/4.1/4.2 OK
- Smart 4.0/4.1/4.2 OK
オールマイティ は変わらずです。
どのバージョンを買えばいい?
あえて昔のバージョンの1.1/2.0/3.0を選んで購入する人はいないと思いますが(笑)、iPhoen4S~7ユーザーであればどれを購入しても使えます。
でも買うなら、3.0から。出来れば、4.0/4.1/4.2に対応しているものを買いましょう。
ちなみに、4.2だから4.0よりも性能が音質が良いっ!というわけではないです。デザインと価格で選んでOKですよ。
2.プロファイル・A2DPに対応していること。
ブルートゥースには用途によって、様々なプログラム( =プロファイル )で設計されています。
音楽を聴く用のプロファイルは、「 A2DP 」という名前です。
つまり、イヤフォンが「 A2DP 」プロファイルに対応していなければなりません。
2017年現在、大抵のブルートゥースイヤホンは対応しているはずで、確認の必要すらありませんが、それでも一応確認しておきましょう。
方耳のヘッドセットは?
運転中のドライバーや、忙しいビジネスマンが良く片方の耳にだけ付けているヘッドセット。
大抵はモノラル用の「 HSP / HFP 」のいずれかですがA2DPが使われているものもあります。
3.コーデック・ACCに対応していること。
プログラム( =プロファイル )を、正常に動かすためにはソフト必要。それが「 コーデック 」( と言えば理解しやすいでしょうか。)
音楽用のプロファイル「 A2DP 」には、漏れなく皆さまについてくる標準コーデックがあります。それは「 SBC 」という標準コーデック。
標準というだけあって、残念ながら
高音質ではない
です。
買うなら、AACコーデックと書かれたイヤフォンを。
iPhoen用の高音質コーデックの名前は、「 AAC 」です。
※ イヤフォンのパッケージに、ACCの記載が無く、「 iphone対応! 」とある場合は、十中八九、音が悪い標準コーデックの「 SBC 」です。注意しましょう。
iPhoen4S~7ユーザーが買うべきブルートゥース・イヤフォンは以下の通りです。
- バージョンは4.0以降で、
- A2DPというプログラムに対応しており、
- AACというコーデックに対応している。
オススメのブルートゥース・イヤフォン
以下、iPhoenユーザーにオススメのブルートゥース・イヤフォンになります。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
¥39,800
オーディオ通なら誰でも知っている高音質のアメリカのオーディオメーカー・BOSE(ボーズ)
私は20年前の中学3年生のときにその存在を知る。
今流行っている「ノイズキャンセリング」の生みの親がBOSE(ボーズ)だったりします。
- 高音質「AAC」に対応。
- 通話も可能。
- アプリでヘッドフォン機能を最大限に操作可能。
- ノイズキャンセリング機能付き。
- バッテリーが切れてワイヤレス接続できなくなったら有線接続で利用可能。
- ワイヤレスで20時間利用可能。
側圧が程よく圧迫感を感じさせず、頭が動いてもずれない安定感を実現しています。
音質は長時間のリスニングを考慮して音量を落としても奥行きや広がりが感じられるチューニングです。
無理に解像度を追求していないので耳に優しい音質です。
私は有線タイプを持っていますが、本当に良い音を出してくれます。イヤフォンの性能が低くて今まで聞こえなかった音が聞こえてきます。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
¥19,800
BOSE(ボーズ)が作るブルートゥース・イヤフォン。
ジムでのトレーニングに最適。汗や雨にも強い設計です。
家のベッドで寝ながらのリスニングやアプリゲームにも向いています。
- 高音質「AAC」に対応。
- ノイズキャンセリング機能はありませんが外音遮断性は良いです。
- アプリでヘッドフォン機能を最大限に操作可能。
- とにかく、ワイヤレスで高音質を求めるなら、BOSEです。
- フル充電で6時間利用可能。
- 色はブラック、シルバー、アクアブルー
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
¥9,800
ビクター(JCV)のスポーツ用イヤフォン。
回転構造によりさまざまな耳のかたちや大きさに応じてフィットさせることができる独自のピボットモーションサポートを採用。汗をかいても外れにくい素材です。
- 通常コーデックのSBC
- 9時間利用可能
- 20Hz ~ 20,000Hz
- ランニング・ジョギングに最適。
- 色はブラック、パープル、レッド、イエロー
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¥5,980
スピーカーメーカーで有名なJBL。JBLの高品位サウンドをワイヤレスで手軽にお楽しみいただける低価格モデルでブルートゥースイヤフォンの初心者に最適。
- ネッククリップで襟元にコードを固定可能
- 最大約8時間のワイヤレス再生が可能。
- マイク付き3ボタンリモコンを搭載していますので、通話可能です
- 20Hz ~ 20kHz
- 色はブラック、ホワイト、レッド、ブルー