2シーズン目のコロナ石油ファンヒーター。
給油後、しばらく運転させていたら急に臭いニオイの温風が出るトラブルが発生。
新品灯油を試したら、ニオイが薄くなったような気が・・・。
一応、コロナストーブの修理スタッフに来てチェックしてもらいました。
原因は結露の水のような気がする。;゚ロ゚)
目次でございます。
原因の切り分けとして、新しい灯油を試す
火力セレクトという便利な機能が付いているコロナのポータブル石油ストーブ 「 FH-VX3615BY 」 をアマゾンで購入したのは、
2016年の1月、
で、
2018年の1月に、故障トラブル発生。
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ことの発端は、なんのことはない。
給油タンクが空になったので、玄関に置いていた18Lポリタンクから灯油を給油。
で、ストーブにセットしてから暫く使っていたら、目がシパシパする。しかも、なんか臭い。
温風のニオイを確認したら原因はストーブでした。
症状としては、ストーブを消火したときのニオイを薄くしたような感じがずっと出ている状態。
2シーズン目にして早くも壊れた・・・?ハズレ引いたのかしら・・・?
で、説明書を取り出して、「 故障と思ったら確認 」 を読む。
疑ったのは灯油でしたが、
タテ: 使用中、室内が臭う
↓
ヨコ: 不良灯油を使用している
不良灯油は、変質灯油や不純灯油のことらしい。
やはり、灯油が怪しいと思った。
で、高校生の頃にバイトしていた石黒ホーマ ( 現:ホーマック ) へ。
・10ℓポリタンク ( 753円 )
・手動ポンプ ( 105円 )
を、購入。
さらに、ストーブを買い直さなくてはいけない最悪の事態を想定して、スグに買えるストーブもチェック。
丁度、型落ち2016年モデルが安くなっていたので買うならコレで良いか。火力セレクトも付いてるし。
FH-VD4616BY
ホーマックを出て、軽自動車ソニカの給油でお世話になっているセルフスタンド出光へ。
灯油を10ℓ 購入して自宅へ戻る。
現在、ストーブのタンク、
・給油タンク
・固定タンク
には、怪しい灯油が入っているため、
タンクより抜き取る作業を行います。
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まずは、固定タンクから抜いてしまいましょう。
約 600ml ほど入ってます。
購入してきた手動ポンプと、北海道黒松内のおいしい水の空になったペットボトルを用意します。
タンクの底まで吸い取れるように、ポンプの先っちょをハサミでカットします。
ペットボトルに、ポンプの出口を入れて、口を養生テープで留めておきます。間違って抜けて灯油が飛び散らないように。
で、
固定タンクから、灯油をシュコシュコ抜いていきます。( ポンプの赤い部分の上部、白ツマミは完全に閉めてから )
ポンプでは、約 500ml ほど抜くことに成功しました。
しかし、
固定タンクには、まだ100ccほど灯油が残留しています。すべて抜き取りましょう。
用意するもの
・紙コップ2個 ( 20個入り:150円 )
・ティッシュ6枚ほど
100cc抜き取り手順
ビニール袋を2枚重ねる
↓
コップを2個重ねて、ビニールへ入れる
↓
ティッシュ3枚を纏めて小さくする
↓
利き手にビニール1枚を被せる
↓
ティッシュを掴んで、固定タンクに。灯油をしみ込ませる
↓
しみ込みティッシュは紙コップへ捨てる
↓
ティッシュ3枚を纏めて小さくする
↓
ティッシュを掴んで、固定タンクに。灯油をしみ込ませる
↓
抜き取り完了
↓
袋を縛って、燃えるゴミへ。 ( シーズンオフでストーブをしまう前に行う作業と一緒です。 )
抜き取りが完了しました。
続いて、給油タンクに入っている灯油を空にします。
手動ポンプを使って、元にあった18リットルのポリタンクに戻します。
少量の灯油であれば、燃えるゴミに出すことが可能です。( 自治体や消防署のwebサイトで確認済み )
500mlを超えるくらいなら、ガソリンスタンドで処分してもらいましょう。
※ 灯油が、自然に発火する温度は200℃以上なので、自然発火を気にすることは無いと思いますが、引火する温度は40℃。ゴミ袋に入れてゴミの日に出すまでの間、直射日光が当たったり、暖かい熱機器の近くには絶対置いておかないこと。
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で、
新鮮な灯油を入れて、ストーブを運転させたのですが、
ニオイが変わりませんでした・・・。
灯油は関係ない???
ただ、
しばらくすると、刺激臭が弱まった感じがする・・・?
で、
新鮮な灯油を抜いて、
容疑の掛かっている灯油を再度入れてみました。
そのまま、最大火力で30分運転させました。
すると、無臭になった気が・・・?
異臭が出た原因は、結露?
で、
強運転で様子を見ていたときに、
コロナのサービススタッフが到着しました。
コロナ札幌地区サービスセンター:011-879-2121 ( コロナセントルラルサービス㈱ )
スタッフに、ことの顛末を説明。
↓
灯油の購入時期は2ヶ月前
↓
怪しい灯油と新しい灯油を紙コップに入れてニオイを確かめたが双方同じニオイだった。
↓
透明なコップに入れて色を確かめたが双方無色透明だった
↓
ただ、現在は無臭に近い。
事情を聞いたスタッフさんは、ストーブをメンテナンス・モードに突入させて、数値の上下を確認し出しました。
電圧確認や燃焼状態などがストーブ単体のメンテナンスモードで調べることができるとのこと。
で、結局数値上の異常は無く、目視での点火状態の異常も無く、ニオイも異常は無いとのことで、とりあえずこのまま様子を見て使っていくことに。
ちなみにメンテナンスモードは、電源コンセントを抜いた状態から、とあるボタンを押しっぱなしにして入れると突入します。
雑談で、札幌地区だけではなく、岩見沢方面まで走ることがあるとのこと。お疲れ様です。
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で、モバイルプリンタで印刷された修理作業案内報告書にハンコを押して終了。
保証期間内ですので、出張料などももちろん無料。有償パーツの交換なども無かったので点検費用は0円です。
これは ↓ 控えになります。
----- 個人的な考察について -----
ストーブの点火系にはトラブルは無い、と思う。
トラブルの元は灯油だと思う。
ポリタンク内の空間には、灯油が満たされていない空間が存在する。
その空間の温度と、外気温の温度差によって結露が発生していた。
ポリタンクをガレージから玄関に移動する際に、内部の灯油が揺れて、結露 ( 水 )を取り込んでしまった
結露の水は、底に溜まる
長いホースの電動ポンプを、底につけた状態で、給油タンクに給油した。底の水は吸い上げられて、給油タンクの中に入った
ストーブに給油タンクをセット
給油タンクから、固定タンクに水が移動する
点火バーナーに水と灯油が噴射される
燃焼不良のため、火は点いているが、ニオイが発生。
一旦、固定タンクを強制的に空にしたため、不純灯油を排除。
点火バーナーの管に残っていた不純灯油が燃えて無くなったため、無臭に戻る
ただし、
今回のような状態になったのは、30年ポータブル灯油ストーブを使ってきて初めてなんですよね。うーむ。
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ちなみに、ストーブはアマゾンで購入していました。
アマゾンでは、購入履歴から領収書を発行することが可能です。
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¥17,000
北海道人がイチオシするストーブ
送料無料
延長や電源OFFが可能なリモコン付き!
火力を、弱・中・強の 連続運転が可能な、火力セレクト付き!!
実際に私の母が北海道で、2015年モデル ( リモコン無し ) を6畳の部屋で使っていますが、必要十分です。オススメします。
ストーブを片付けるなら、固定タンクの灯油を抜きましょう!!
灯油の処分方法と、ストーブのしまい方 ← 記事です。