20代の頃はちょこちょこ利用していた番屋の湯。
豊平区に引っ越してからはなかなか行けなかったのですが自宅に戻った際には利用しています。
ただ、冬に露天風呂を封鎖するなどのおかしな運営をしていましたが、現在の運営会社の方針はいかに?(^_^;)
番屋の湯、住所・温泉スペック
番屋の湯 ( ばんやのゆ ) は、札幌の上、石狩市にある天然温泉です。
住所や施設、泉質スペックは以下の通り。
項目 | 内容 |
---|---|
温泉施設名 | 番屋の湯 |
所在地 | 石狩市 |
住所 | 北海道石狩市弁天町51-2 |
営業時間 | 10:00 ~ 24:00 |
日帰り | 650 円 |
宿泊 | 6部屋 |
2人宿泊 | ~ 10,500 円 |
泉質 | ナトリウム塩化物強塩泉 |
湧出量 | 毎分 160 リットル |
泉温 | 27.6 度 ( 要加温 ) |
循環・掛け流し | 源泉100%・循環 |
色 | 茶色・褐色 |
pH 酸/アルカリ | 8.2 で海水と同じ弱アルカリ |
石けん | ボディ・リンスインシャンプー |
綿棒 | ナシ |
ドライヤー | 3個 無料 |
家の浴槽に溜まるお湯の量は、約 180 ~ 200リットルが一般的。
溜まるまでの時間は、およそ15分くらいでしょうか。
で、番屋の湯ですが、
源泉から湧き出る湯量が、毎分 160 リットル。
ドバドバと掛け流しとするにはちょっと足りない湯量。よって循環式。
さらに海が近いから?なのか源泉の温度が27度。
洗顔するには丁度良いですが、入浴する場合はちょっとぬるま湯過ぎ。 ( 36~38度がぬるま湯 )
よって、加温する必要があり、燃料代 ( 電気代 ) が掛かります。
もし源泉の温度が丁度良い42℃だったら、余計な燃料代は掛からず入浴料はもっと安くなるはず。まぁ、お客さんの数によりますけど・・・。
ただし、豊平峡温泉みたいに源泉100%掛け流しで連日満員で、1,000円 という強気な入浴料もある。うーむ・・・。
番屋の湯、建物・施設内
こちらが、番屋の湯の温泉施設。
道路を挟んで右横には、番屋の宿という旅館がありますが、
1995年に石狩市の前進の石狩町のバカな町長&議員が、民間と手を組んで第三セクターにて番屋の湯と番屋の宿を税金を使って建設→運用→2店とも失敗の名残。
旅館はそのまま閉鎖。
温泉の番屋の湯は、民間会社に売りに出され、えりの湯と名前を変えたり、番屋の湯に戻ったり、売却に次ぐ売却で、現在に至ります。
武家屋敷のようなたたずまい。
屋根を瓦にしたらもっと雰囲気出そう。千両箱を担いだネズミ小僧を設置しても面白い ( タッキーではない )
玄関ドアは自動ドアになっています。奥にカウンターが見えますね。
ゲタ箱・靴箱のカギは全てコインレス。良いポイントです。
ほのかでは、靴のカギはフロントに預けますが、番屋の湯ではちゃんと自分で管理しましょう。
受付と、券売機。
券を購入したら、受付のおじさんに渡しましょう。ポイントカードがあります。
入浴料金は、650円
小学生以下は、350円
で、
大人1人 ( 保護者 ) に付き、小学生以下1名分無料になります。
タオルレンタルは300円。
石狩農家の新鮮野菜が販売されています。
ロビーにはソファーとテレビ。
奥に階段が見えますね。女湯も。
で、階段。
写真奥が男湯。2階の階段は休憩所に続いています。
右側の赤い暖簾が女湯です。
この階段の向かい側を振り返ると、
ランチバイキングのはまなす亭が。
ディナーもやってます。
ランチ 11:30 ~ 14:30
ディナー17:00 ~ 20:00
番屋の湯、温泉に入ってみる
脱衣所のロッカーもコインレスになります。便利で良いです。
浴場の入口。
洗い場は左側奥にあります。露天風呂は右側奥です。
中央には泡がブクブクのジャグジー。
で、温度の違う大浴場が2つ、寝そべり湯が2人分。お湯は茶褐色とはよく言ったもので手ぬぐいがうっすら茶色に変色します ( 洗濯で落ちます )
サウナあり。
打たせ湯はありません。
備え付けは、ボディーシャンプーにリンスインシャンプー。洗顔石けんはありません。
ちなみに、
シャワーは出しっぱなしが可能です。
番屋の湯、露天風呂の問題
露天風呂の残念な部分について。
A.時計がない。もし設置するなら秒も読めるデジタル時計が良い。
B.窓が汚い。いつ行っても汚れている。
C.木の板を石の形に合わせてカットしているが、それが雑すぎる。カット線も付いたまま。
D.湯の入口が、
E.この位置に変更されている。流れる音はもう少し静かにならないだろうか?
F.湯の排水溝1。音がうるさくて本当に嫌だ。
G.湯の排水溝2。音がうるさくて本当に嫌だ。パイプ配管ではなく溝を掘って、ちょっと離れたところでパイプ配管を使って落とすべき。本当に気分を害される。
H.深すぎる。172cmで座るとアゴまで水面に浸る。10cm底上げするべきだ。当然、子供連れにまったくやさしくない。そして湯の温度が熱過ぎる。2度くらい下げるべき。
IJK.風景がまったくツマラない。テレビも無い。だったら店内で売っている野菜の産地や値段、石狩市の旬な情報を表示したりするのはどうか。湯の泉質とか。
露天風呂に入って、
「 また来たいな 」 と思えないのは致命的だと思う。
( 今回は手稲ほのかの早朝風呂に行けなかったので、仕方なく入りに来ました。 )
一人用の寝そべり型・露天風呂があったら幸せなのに。
番屋の湯、アメニティ・休憩所
洗面台にはドライヤーが3機。パナソニック製のイオン発生機能付き。ただ、風量は小さい。
そして、綿棒が備え付いていない。実に残念だ。
で、2Fの休憩スペースがこちら。
ソファーの横にはタタミスペースも。昼だと展望室も兼ねています。
TV付き・一人掛け電動ソファー。横に操作ボタンあり。
フカフカで良い感じ。足を乗せるオットマンも電動でせり上がってきます。
ただ、TVの操作を書いたシールが剥げてたりボロボロだったり。細かいところが番屋の湯の弱点なのかなぁ?
で、ゴミ箱も。
意識が行き通っているとは、お世辞にも言い難い。
少なくても良いのでマンガがあれば尚Good。