2017年、スマホ全盛期ですが、
1996年、PHS全盛期でした。(*^^*)
昔の写真が出てきたので、
10代、20代の人にPHSという携帯電話の1種を紹介します。
30代 ~ の皆様も、お茶でも飲みながらご覧ください。(。・ω・)ノ
目次でございます。
ポケットベルの次に、PHSと携帯電話
私が高校生だった1995年。
今でこそ小学生でも持っているスマホですが、当時の高校生で携帯電話なんて持っている人はいませんでした。
では何を持っていたかと言えば、ポケットベルです。
Xperiaを1/4のサイズにしたような大きさで、10~30文字表示できる液晶が付いた通信端末。
公衆電話や会社・自宅の電話から、ボタンの組み合わせで文字を送ることができるだけの機能。
あと、ラジオには、見えるラジオっていう機能があって、現在オンエア中の番組名や流れているアーティストの曲の題名などが見えるというもの。
ポケベルに見えるラジオが合わさったヤツ、欲しかったなぁ~。
で、ポケベルで出てきた会社がNTTの、ドコモ。それ以前で聞いたこともなかった。
結局、高校2~3年はポケベルで、
専門学校1年の際には、時代はPHSに完全移行しました。
当時も携帯電話(ガラケー)はあったんですが、今みたいな通話定額制なんてものも無かったので学生には契約なんてできなかった。月々の使用料と通話料が簡単に1万円超えするし。
そんな高いガラケーの代わりに爆発的に普及したのがPHS ( ピーエイチエス ) 。
歴代PHSは以下の通り
PHSとは、携帯電話の一種。
デジタル電波を使った持ち運び可能な電話機のことです。喋るだけならガラケー・スマホと全く同じ。
ただし、携帯電話と違うところは電波が弱いという部分。
スマホ・ガラケーの場合、電柱などのアンテナ間の距離は5kmほど届くらしいのですが、ピッチ ( PHSの略語 ) の場合は、100 ~ 500メートルほどしか届きません。
電波の出力が弱いのです。よって、当時はPHSのアンテナが乱立しまくっていたのを覚えております。
電波出力が弱いので部品が安かったのか、ピッチが大流行するのを見込んでいたのかは分かりませんが、ケータイ電話料金・通話料金設定を比較すると、明らかにピッチのほうが安かった。
女子高生や大学生に爆発的にヒット。ネコもシャクシもピッチを持つことがステータスな時代でしたねぇ。
私は大原簿記専門学校に通いながら、マクドナルドすすきの店でアルバイトしてピッチ代を稼いでおりました。
で、現在スマホ・ケータイキャリアは、ドコモ・au・ソフトバンクの3社ですが、当時のPHSのキャリアも3社存在しておりました。
1位:DDIポケット
2位:ドコモ
3位:アステル
まぁ、アステルは吹けば飛ぶような会社でしたね。ドコモはバツグンに使いやすかったクルクルピッピのジョグダイヤルモデルに感動したものです ( 友人の母親が持っていた )
PHSの機能
通話については、地下鉄までアンテナが張り巡らされていたおかげで札幌市内で困ることはありません。ただ、ビルの中心部とか、山・峠では弱かったですし、そもそも北海道全域はカバーできていなかったような。
Eメールについては、windows95が発売されてPC業界が活気付いてきた頃なので存在は知っていましたがピッチは非対応。
Pメールという1回20円だったか10円だったかで送れる文字送信メールがありました。ピッチとピッチでPメールというCMが良く流れていたのを覚えています。
半角の英数字・カタカナ・絵文字を20文字まで送信可能。
また、ガラケーと違ってトランシーバーモードなんて機能がありました。
登山やアウトドアで活躍するアマチュア的な無線機、トランシーバー。
2つの機器でトークするのはスマホと同じですが、アンテナ中継がありません。直接無線機器同士で発信・受信します。
ピッチはトランシーバーのように扱うことができるんですよね。スキー場で試したことがあるのですが楽しかったです。何より通話料無料というのがステキ。
でも、業務用のトランシーバーほどの電波の強さは無く、遮蔽物や距離に弱かったような。
まぁ、現在ならアンテナ通信カバー率がほぼ100%に近いから、LINEの無料通話で十分ですけど(笑)
歴代のPHS・ミュージアム
専門学校1年から、社会人になり携帯電話 ( au:GLAY-PHONE ) を持つまでの間、PHSを毎年買い換えておりました。
今のような2年縛りという汚い販売方法はまだ無かったのも普及した1つの要因なのかも知れません。
歴代PHSは以下の通り。
購入日 | メーカー | 型番・型式 | 通称 |
---|---|---|---|
1996年 | ケンウッド | ISD-P27 | ザイト |
1997年 | ケンウッド | ISD-P37 | ザイト |
1998年 | サンヨー | PHS-J70 | パスカル |
1999年 | パナソニック | KX-PH33S | ルモテ |
1999年 | パナソニック | KX-FE830 | ポケットE |
2000年 | サンヨー | PHS-J90 | レジェ |
ケンウッド・ザイトISD-P27
生まれて初めての携帯電話(ピッチですが)。
価格については既に忘却していますが、デザインとカラーリングが気に入って購入したのを覚えています。友達と050から始まる電話番号の交換が楽しかったですが、電話帳登録は面倒でしたね。
ポップなフォントと、アクアシルバーみたいな色が好き。
重量が驚きの96グラム。リチウムイオン電池で、満充電4時間、連続通話6時間、連続待ち受け600時間。
ケンウッド・ザイトISD-P37
上記ザイト P27の後継機モデル。
文字表示が2行になってPメールが断然読みやすくなりました。色はシャンパンゴールド。文字フォントはそのままで、ボディのデザインがスタイリッシュでカッコよくなった。黄色と青のボタンカラーがお気に入り。
さらに、Pメールのショートカットボタンが装備されているので、スグにメールを打てるスグレモノでした。
サンヨー・パスカルPHS-J70
文字が3行に、漢字ひらがなに表示に対応。
Pメールのパワーアップ版、PメールDXに対応。1000文字まで送れるように。
個人的には青・水色の液晶バックライトが綺麗で好きでした。バックライトは腕時計のGショックと同じELバックライト方式で目に優しい明るさでした。あと、アンテナが伸縮式。
パナソニック・ルモテKX-PH33S
液晶がオレンジ色。ドットを小さくすることでさらに画面表示文字数が増えて見やすくなった。
ノートパソコンを小さくしたようなポケットE ( KX-FE830 ) も購入。初めてのカメラ機能 ( 白黒 )
ピッチを接続して、ネット通信・Eメール送受信・画像の送受信も可能に。キーボードでのメールは打ちやすくて感動。だけどモニターは白黒画面。
サンヨー・レジェPHS-J90
液晶がついにフルカラーに!!着信メロディも綺麗になったというか普通の曲が掛かるように。
PHSは当初より、ノートパソコンと接続・ネット通信が可能なのがウリだったわけですが、その行為ができるタイプをエッジと呼ぶように。まぁ、PHSのことです。
で、カラー液晶モデルのことなのか、通信速度をアップさせたタイプのことを挿すのかイマイチ不明ですが、そのことをフィール・エッジと呼ぶように。
よって、このレジェはフィール・エッジとなります。
ちなみに、パソコンと接続する定額通信機器カードのことをエアーエッジと呼んでました。
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