先日のブログで、
祖父祖母の二十三回忌に貰ったお花・お金のお返しに、
商品券・クオカードを郵送した話を書きました。
思いのほか反響がありました。
中でも、現金の呼び方と、香典袋の結び目での検索が多かったので抜粋してご案内いたします。(*^^*)
目次でございます。
現金の呼び方
葬式・法事で、差し出す現金は呼び名が3種類。香典袋に書く名前 ( 表書き ) です。下には自分の姓名を。
お通夜・葬儀 ( 告別式含む ) に持参
御香典 (ごこうでん)
宗派に問わない呼び方で一番無難。
御霊前 (ごれいぜん)
でも構いません。
お葬式が終了してから持参( 四十九日内 )
御霊前 (ごれいぜん)
四十九日を過ぎてから持参
御仏前 (ごぶつぜん)
仏教では四十九日目に、仏となりこの世から来世に旅立つとされるため、文字が霊から仏に変化する。
宗派による違い
宗派により、御霊前を使わないなど制約があるので、
少なくとも通夜・葬儀の場合は、以下のように「 御香典 」と書いてあれば間違いありません。
香典袋の結び目
ご祝儀袋・香典袋のイラストのヒモ。
ヒモの正式名称は、水引 ( みずひき ) と言います。
色
水引の色。
慶事には、紅白。
弔事には、白黒。
貰うにしろ、送るにしろ、
四十九日や一周忌を過ぎたら白黄でも構わないところもあれば、
御香典の時点から白黄でも構わない。主に関西方面。
地域によるが、私の場合は札幌で、二十三回忌の坊さんへの粗品を北海道イオンで購入した際、掛紙の水引は白黄でした。
お住まいの風習に合わせるのが良いと思いますが、悲しまず生きて欲しい、生きていきますという気持ちに表して送るにしても受け取るにしても、一周忌を過ぎたら白黄に一票。
ヒモの結び目は3パターン
- 蝶結び
- 結び切り
- あわじ結び
蝶結び
何度も結べることから、祝い事の中でも何度あっても嬉しいことに使います。
結び切り
1回しか結べないことから、2度あることが好ましくないことに使います。
・慶事 : 結婚式、退院祝い
・弔事 : 全般
あわじ結び
慶事・弔事のどちらでも利用可能。
内容は、結び切りと同じ。