腱鞘炎対策・マイクロソフト・エルゴノミクスマウス購入してみた。
今回はキーボードで腱鞘炎を防止する最良のアイテムをご紹介。
近々購入予定です。
キーボードはマウスと違って作りがとても高級になり価格は高めです。
しかし、ニトリではないですが
お値段以上、それ以上の「 あぁ、買って良かった 」を実感できるのが
東プレのリアルフォース(Realforce)シリーズというキーボードでございます。(*^^*)
目次でございます。
腱鞘炎防止対策・キーボード編の目次
東プレってどう?どんな会社?
東プレ(とうぷれ)は、
金融機関の業務用、計算センターでのデータ入力用、流通、交通、医療、放送機器向けなどの各種入力専用機などを生産している会社です。
業務用の信頼性の高い高品質な製品を作っている会社ですね。
資本金は56億1千万円です。
信号機も作る、東プレの歴史と技術。
元は、
東京プレス工業株式会社という会社で
1935年4月に設立。(昭和10年)
↓
1974年2月に東証一部上場。
↓
1983年10月に電子機器業界へ進出
↓
1985年10月に東プレに社名を変更。
という社歴です。
プレスという言葉からピンと来る方もいらっしゃると思いますが、生粋のキーボード屋ではございません。
自動車用プレス機の部品製造や、空調設備並びにコンピュータ用部品の製造を主とする金属製品メーカーです。
特に近年の日本車では自動車のボディに高張力鋼板(ハイテン材)が普通車にも軽自動車にも採用されていますが、
高い強度と軽さを併せ持つ一方で、形成困難なこの素材を加工し製品の量産化を実現しました。
ラジエーターコアサポート
フロントピラー
センターピラー
リアピラー
ドアビーム
ホイールハウス
などなど。
あとは、
プレス加工技術を応用して信号機まで造っていたりします(笑)
東プレのキーボード(リアルフォース)
そんな高レベルなプレス加工技術と金型設計技術を発展・応用させて、
電子機器 → タッチパネル → キーボードの製造を開始しさせました。
タッチパネル技術の一つで、静電容量技術(せいでん・ようりょう・ぎじゅつ)というものがあります。
画面に触れた際に起こる静電気の流れを感知してアクションを起こす仕組みです。
さらに、触れる前に反応する高感度なタイプも存在します。
タッチする直前の静電気の強さを感知して、触れる前に反応する超高感度。
あとでこの効果が出てきますので覚えて置いてください。
物理的にカッチン、カッチンとボタンを押してON/OFF信号を出すスイッチとは次元が違うものです。
安いキーボードの仕組み
安いキーボードはメンブレン・ゴム式です。
文字が入力される仕組みは以下の通り。
キーを底まで押し込む
↓
キーの中のゴムも底に届く
↓
底の基板にゴムが触れる(有接点)
↓
その瞬間、文字が表示される
↓
キーを離すとゴムの力で力強く元に戻る
という流れです。
特に、部品のゴムがなければキーボードとして成立しないポイントなんですが、
このゴムが重い。硬い。ペコペコする。
長時間キーボードをタイピングすると指先がダルく感じるのはこのためです。
見た目のデザインはスタイリッシュなものが多く目を引く魅力がありますが、大切なのは中身です。
余談・メカニカルキーボード
10年ほど前にエレコムサポートセンターで働いていた際に、エレコム製ではなくロアス(LOAS)製のキーボードを一時期使用しておりました(非国民)
メカニカルキーボードでして、押すたびにカチャ!という打音と独特の打感が心地よい一品。
青軸・茶軸・赤軸の茶に相当する音でしたね。
だがしかし、
周りのスタッフから「 メガネちゃん、それウルサイ 」とユーザーからのクレームは日常茶飯事でしたが、まさかの身内からのクレームにより3日でオフィスから撤退させて、受注センターのスタッフにあげました。
メカニカルキー坊はオフィスでは使えません。
高いキーボードの仕組み(東プレ)
静電容量 無接点方式(せいでん・ようりょう・むせってん・ほうしき)
それが価格の高いキーボード、東プレの独自技術。
まずゴムを使っていません。ナマです。
いや、そうじゃなくって(笑)
ゴムが無い代わりに、
押した感じが軽やかなスプリング・バネと、
一つ一つのキーに電子部品が仕込まれています。
その仕組みはこうです。
キーを押し込む
↓
キーの中にある誘電体の位置が下がる
(底に付かなくてもよい=無接点)
↓
下がると静電容量が変化
↓
電気回路がその変化を感知
↓
その瞬間、文字が表示される
↓
キーを離すとバネの力で優しく元に戻る
という流れです。
決定的な違いは役割分担されているということ。
ゴムの場合は、
キーを支えるのはゴム、入力反応スイッチとして使われるのもゴムであり2つの仕事を掛け持ちしてます。
静電容量 無接点の場合は、
・キーを支えるのはバネ、
・入力反応は誘電体
と役割は分かれています。
そのため、
心地よいキー打ち込みを実現するためスプリングを採用してゴムのような突っかかりは無く、静電容量技術のおかげで二重入力が無く確実に文字が表示されますし、ゴムのように劣化して押しづらくなることは構造上絶対にあり得ません。
さらに、人間工学に基づいたキーの配列角度を設計・採用することで、入力時の静かさと滑らかなキータッチを実現。
そのため、長時間も入力作業でも疲れにくいのは当たり前ですが、特に他のキーボードと異なるのはその耐久性。テストでは5000万回の打ち込みまで対応可能です。
また、見逃せない機能があります。高速入力に対応しており、例えばキーをほぼ同時に押してしまった場合でも瞬時に順位を計測して順番通りに全て入力・表示されるというキーパンチャーが泣いて喜ぶ特別仕様。
金融機関などで業務用として高い評価を受けているのは当然と言えるでしょう。
キーボードの特徴と重量
オススメの東プレ・リアルフォースキーボードの紹介の前に、
キーボードのキーの形や重量の仕様について説明します。
英語圏用のキーボード?
写真をご覧ください。
リアルフォースには
英語圏用のキーボードと、
日本用のキーボードがあります。
キーの大きさや配置場所が異なります。
A~Zまでの文字の数と、あ~んまでの文字の数って違いますよね。その違いだと思っていただければOKです。
左側が日本用であり、
ひらがな印刷されていて、Enterキーが大きいのが特徴です。
たまに日本用でもひらがな表記だけされていないタイプもあります。ひらがな打ち(かな入力)をしない人にはそちらも良いでしょう。
対して、右側が英語圏用であり、
キーは英語表記のみで、Enterキーが小さいのが特徴。
今回紹介するのは、
Enterキーが大きく、ひらがな表記の日本用
もしくは、
Enterキーが大きく、英語表記の日本用
です。
英語兼用のリアルフォースについては紹介しておりません。
気になる方がいらっしゃいましたらお手数ですがご自分でネットサーフィンのほどよろしくお願いいたします。
キーボードの重さ?
厳密には、キーを指で押した際の、キーの重さです。
安いメンブレン・ゴム式のキーボードのキーを押し込む時の強さは
50~60グラムと言われています。
対してリアルフォースのキーボードのキーは、
- 全て30グラム
- 全て45グラム
- 30と45と55のミックス
の3パターンが存在します。
一般的には、ミックスが人気です。
ミックスの詳細は、
小指や薬指が担当するキーは30グラムで、
主要なキーは45グラム、
あまり使わないキーは55グラム、
という感じです。
キーボード選びに迷った場合はミックスを!
ただ、
特に握力のないか弱い女性の場合や、
腱鞘炎に悩んでいる方は、全て30グラム
大柄な男性の場合は、全て45グラム
を選んでいただいても構いません。
キーボードの静音タイプ?
キーを叩いた音が静か、それも東プレのリアルフォースの特徴なのですが、
さらに静かさを追求したモデルが静音タイプです。
人間の聴覚感度が高い周波数成分である 2,500 ~ 5,000Hz 領域帯での刺激振幅が下がるよう改良を行い、聴覚への刺激を極限まで(30%減)下げることに成功しています。
テンキーレスタイプには1種類、
テンキー有りタイプにも1種類ございます。
静かな環境でバシバシ打ち込みたい人にピッタリのキーボードです。
オススメのリアルフォース(テンキーレス)
では、2016年だけでなく2017年も2018年もラインナップはあまり変更しないと思う
東プレのリアルフォースシリーズおすすめ品を紹介していきます。
先ずは、家庭用向きのテンキーレス。
テンキー部分を排除したモデルを3種類ご紹介です。
(テンキーレス)Realforce91U NG0100
¥17,145
色はホワイトとグレーのツートン仕様です。
お部屋が明るめのインテリアであればこちらをオススメします。
重さは30と45と55のミックスです。
かな表示があります。
(テンキーレス)Realforce91UBK NG01B0
¥15,210
色はブラック。
重さは30と45と55のミックスです。
かな表示はありません。
ブラックはキートップが梨地で出来ているため少しザラついています。滑るようなタイピングをしたい場合は避けましょう。
(テンキーレス)Realforce91UBKS NG01BS
¥19,848
上記のモデルを静穏化したタイプです。
オススメのリアルフォース(テンキーあり)
続いて、オフィス向けのテンキー有りモデル。
5種類ご紹介。
Realforce108UH SA0100
¥16,934
色はホワイトとグレーのツートン仕様です。
重さは全て45。
かな表示があります。
Realforce108UBK SJ08B0
¥16,779
色はブラック
重さは30と45と55のミックスです。
かな表示はありません。
ブラックはキートップが梨地で出来ているため少しザラついています。滑るようなタイピングをしたい場合は避けましょう。
Realforce108UHS SA010S
¥20,790
静穏化したタイプです。
色はホワイトとグレーのツートン仕様です。
重さは全て45。
かな表示があります。
Realforce108UDK SJ38C0
¥18,340
色はブラック
重さは全て30
かな表示はありません。
ブラックはキートップが梨地で出来ているため少しザラついています。滑るようなタイピングをしたい場合は避けましょう。
Realforce108US SJ38D0
¥17,871
色はホワイト一色です。
重さは全て30
かな表示はありません。
私なら、
仕事用に、テンキーありタイプの一番最初
Realforce108UH SA0100
ホワイトとグレーのツートン仕様でしょうか。
もしくはその静穏モデル。
理由は仕事で使うとキーボードはすぐに汚れますよね?
ただ、黒だとその汚れ具合がわからず
掃除のタイミングがわかりません。
かな表示のあるなしは特に気にしないかなぁ・・・。
家庭用では、テンキーなしタイプの静穏モデル
Realforce91UBKS NG01BS
でしょうか。
本当は白が好きなんですけどね。
10畳以下の部屋だとマウスのクリック音もそうですが
キーボードのタイピング音も響くんですよ。意外と。
だから静かな静穏モデルを選びました。
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