先日、モスバーガーでジェフグルメカードを使った際に、お釣りが出てきて驚きました。
商品券ってお釣りが出ないものだと思ってましたから。
でも、なんで?Σ( ̄□ ̄;)!?
ジェフグルメカードでお釣りが出た
モスで以下のお買物。支払いは商品券のジェフグルメカード。
チーズバーガー 250円
ホットドッグ 320円
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合計 570円
お勘定として、
ジェフグルメカード × 2 = 1,000円
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お釣り 430円
え、お釣り出るの!?
商品券で、お釣りが出る理由
ビール券やお米券など物々交換の商品券以外で、ギフトカードの額面キッチリ使うという面倒なことはまずやらない。
1,000円の商品券で買い物する場合は、買い物カゴを1,100円分入れて、商品券1,000円とその他現金で支払うのが普通。
たとえ、980円だとしても小額20円が余るのはもったいない。
で、
現金支払いなら当然お釣りが貰えますが、商品券やプリカの場合は、金融庁の決まりごとで基本的に払戻し換金 ( お釣り ) が認められていません。
商品券やプリカなどは、
先に額面代金を支払っておき、後で券を使ってキャッシュレスで購入できる購入前払式に属するのですが、
お釣りを出すということは、現金に換金 → 払い戻し換金 となるため、お釣りは基本的にはもらうことができません。
でも、
ジャフグルメカードはお釣りが出てきました。
で、
基本があれば、例外アリでして、
お釣りが出る理由なんですけど、
利用者保護の観点から、以下どちらかに該当する場合は例外として払戻しが認められていますので、お釣りがもらえます。
- 払戻金額が少額である場合
- 発行者の業務に支障をきたす恐れがない場合
※ 小額とは、例えば 10,000円の商品券で、10円のあめちゃんを購入して、お釣り 9,990円。
これは小額ではない。
500円の商品券で、10円のうまい棒を購入して、お釣り 490円。
これは小額、ということ。
ジェフグルメカードは、額面が500円の商品券しかありません。だからお釣りが出るのです。
仮に、ジェフに 10,000円の商品券が登場した場合は、おそらく表面・裏面のどちらかに 「 小額でもお釣りはでません 」 と注意書きが表示されることでしょう。
また、ジェフ以外にもお釣りが出る商品券が存在します。
商品券はどんな会社でも発行できますから。全国展開のメジャーな会社だけではなく、地元のその都道府県にしか流通していないお釣りが出る商品券があるはずです。
発行者が倒産・廃止したら、額面金額は保証されるの?
商品券を発行している会社の商品券を持っているが、
その会社が破産または商品券を廃止してしまった場合は、
一定の期間内に申し出るとお金は払い戻されます。ただし、全額が戻るとは限らないとのこと。
商品券を発行している会社は、法務局に 「 発行保証金 」 というお金を預ける決まりになっています。
発行保証金とは、会社が倒産したのにまだ使っていない商品券を持っている人たちを救済するための蓄えです。
よって、発行者が破産した場合、
発行保証金を元に利用者へお金を戻すという手続きが受けられます。( 発行保証金の還付 )
還付の手続きにしたがって利用者は一定の期間内に申出をすることによりお金を戻してもらうことができます。
が、
必ずしも未使用分全額が戻ってこない場合もあります。
そして、
発行保証金の保全が義務づけられていない発行者が破産した場合は、
通常の破産手続に基づいて処理されることになるため、換金の有無については法務局・金融庁に相談してみましょう。
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