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イヤフォン・ヘッドフォン

ネックバンド型WI-1000Xと、8年前のノイズキャンセリングイヤフォンを比較。正当進化。

2017年12月12日

WI-1000Xと8年前のノイズキャンセリングイヤフォンを比較。正当進化。

26歳の頃、会社の上司に聴かされたBOSEのクワイアット・コンフォートヘッドホン。

そのノイズキャンセリング効果に驚きました。

で、時を越えて2017年。

ワイヤレスのノイズキャンセリング

SONY WI-1000X出来の良さにびっくり。(゚∀゚)ノ

私のノイズキャンセリング暦

思い起こせば、1998年に友人が購入していました。

SONYのMDR-NC10というノイズキャンセリングイヤフォン。

ホルンのようなクルンと回ったイヤフォンがなんとも特徴的。

10 - 22,000Hz

ただ、当時の私はなんの興味も関心も無かった(笑)

1998年 sony MDR-NC10

続いて、2003年

エレコムのサポートセンターで働いていた祭、

上司のK課長がBOSEのエグゼグティブ会員でした。

が、仕事の都合でボーズのパーティーに行けなくなったから代わりに行ってみる?と渋谷のセルリアンタワーホテルまで行く際に貸してもらったBOSEのクワイエットコンフォート ( QuietComfort ) ヘッドホン。

Quiet :静か
Comfort:楽ちん・快適

という意味です。

当時はMP3プレーヤについていた付属の安物イヤフォンを毎日使っていたんですが、

聴こえなかった音が聞こえてくる音の良さというか再生能力に、正直びっくりしたものです。

さらに、札幌の地下鉄乗車中の騒音、バスのエンジン音などが消えて静粛となるノイズキャンセリングの効果に脱帽。

「 だから友人Wは、スゴイスゴイと言っていたのか・・・ 」 と5年後にようやく理解(笑)

ちなみに、アメリカ政府からジェット機パイロットの難聴問題を解決して欲しいという依頼からノイズキャンセルが誕生。最初に研究したのはアメリカのBOSE社です。SONYは後発。

2004年 BOSE クワイエットコンフォート

余談:現在のPC&iphoenに接続しているスピーカーは、ボーズコンパニオン2です。

で、

ノイズキャンセリングに興味を持ち始めて購入したのが

ソニーのMP3プレーヤー、NW-S718F

標準イヤホンが、ノイズキャンセリングイヤフォンお得なのです。

  • DSEE機能で、MP3の高音域ロスを補完して再生
  • クリアステレオで、音の混在を抑制し本来のステレオ感
  • クリアベースで、豊かな低音が響く

良い音でした。FMラジオも聞けちゃいますし。

しかし、イトコの旦那さんに貸した際に紛失されて終了(笑)

2006年 sony NW-S718F

時価総額を弁償(笑)していただき、代わりに購入したのが

sonyのNW-A829

同じく付属がノイズキャンセリングイヤフォン。

今思うと、あのサイズ感脅威の軽さは良かったなぁ~と思います。

ただ、ipod-touchタッチスクリーンの快適さ・操作性の良さを味わってしまったので卒業

2007年 sony NW-A829

その後、ipodに移行した際に 「 ノイズキャンセルしたい 」 と思い購入したのが、

2017年現在も使用しているMDR-NC300Dでした。

2009年 SONY MDR-NC300D

音が鳴る部品、ドライバーユニット

イヤフォンはが鳴ります。

イヤフォンを分解すると、音が鳴っている部品があります。

そのことを、ドライバーユニットと呼びます。

2種類あって、

  • 昔からの、ダイナミック型
  • 2000年後半から登場した、アーマチュア型

ワイヤレスだろうが、有線だろうがイヤフォンはこの2種に分類される。

ダイナミック型

音は3種類に分類できますが、

  • 低音
  • 中音
  • 高音

ダイナミック型の部品構成は、低音~中音を担当するウーファー、高音を担当するツイーターで、2つが重なって構成されてます。

で、3つの音域のつなぎ目をあまり気にせず聴けるフルレンジタイプ。

低音から高音まで、まとまった音万人に聴き易いイヤフォン。

出すのが苦手な音は無いオールマイティ。

ずっと聴いていられる。耳が疲れにくい

ドライバーユニット:ダイナミック型

ちなみにスピーカー ( ドライバーユニット ) の直径の大きさは、最大30mm

一般的な大きさは9mm。私の持っているMDR-NC300Dは16mm

クルマのスピーカーと一緒で、物理的には直径が大きければ大きいほど正しく再生されます。 ( 綺麗に聴こえます。 )

が、ソニーでは技術で克服、現在では以前の16mmより最新の9mmの方が豊かな低音を実現。

アーマチュア型

対して、アーマチュア型

元は補聴器メーカーが作っていた技術。ソニーは独自でダイナミック型に代わるドライバーユニットとしてイチから開発した。

その際に、

アーマチュアの部品と部品との距離・磁力の強さバランスに神経を使ったので、SONYではあえてアーマチュアと呼ばずバランスド・アーマチュア型 ( 略してBA ) と呼んでいます。

フルレンジのBAだと、得意なのはボーカルの中音域高音。だけど低音も鳴らすことはできる。

特徴としては、メリハリのある音。

ロック等、高い音がとめどなく演奏されている曲を長時間聴くと疲れます。

繊細なさらに高い高音域、特に弱い低音を克服するため、高音専用のツイーターBA、低音専用のウーファーBA、を開発。

さらに、

もっと低い低音のスーパーウーファーBAを開発。

SONYのBAは、合計4タイプ存在することに。

ドライバーユニット:アーマチュア型

ハイブリッド

で、

ダイナミック型と、BA型が1つのイヤフォンに混在しているものを、ハイブリッドとSONYは呼んでいます。

下の方で紹介しているお目当ての、WI-1000X ワイヤレスは、

  1. ダイナミック型9mm
  2. 高音専用BA型

を組み合わせたハイブリッド ( 2ウェイハイブリッド ) なイヤフォンです。

ダイナミック型+アーマチュア型=ハイブリッド

wi-1000xのドライバーユニットはハイブリッド2WAY

ネックバンド・WI-1000Xを視聴

2009年製・MDR-NC300D

2009年製のSONYノイズキャンセイリング

こちらが私が2017年現在も使っている2009年製MDR-NC300D

小売価格は、29,500 円

MDR-NC300D 希望小売価格29,500円

ドライバーユニットは、ダイナミック型で大きい16mm

再生周波数帯域は、6 ~ 24,000 Hz

※ ↑ この数字が低ければ低音が豊か、高ければ高音が鳴る。主に高音が 40,000 Hz以上をハイレゾ対応と呼ぶ。

16mmダイナミック型 再生周波数帯域 6-24,000Hz

ノーマル・BASSモード・シネマモードの3つのサウンドを選べる。

ノイズキャンセルの強さも設定可能。

さらにリスニング環境を自働で識別して、最適なノイズキャンセルをオートセレクト。

サラウンド、BASSモード付き

単三電池 ( 黒エネループ ) で10時間以上は使えます。

それを持って、いざヤマダ電機視聴・聞き比べです。

ヤマダ電機の視聴コーナー

やって来ました。ヤマダ電機屯田店。

今日も働き過ぎで、顔が真っ青Qちゃんがお出迎えしてくれます( 皮肉 )

ヤマダデンキのイメージキャラクター青い高橋尚子

ヤマダ電機は 「 タブレット製品が軒並みwi-fi → OFF 」 などやる気の無い商品陳列で有名ですが、

せっかく充実してきたヘッドフォンコーナーも、

防犯ワイヤーが短く頭を低くして屈まないとダメとか、

カナル型イヤフォンを拭くウェットティッシュが無いので耳垢が白くカピカピの汚いイヤフォンが放置とか、

とにかく詰めが甘い

( 屯田店だけなのかもしれません。まぁ、給料低いなら定時でさっさと帰宅したい気持ちもわからんではないですが・・・。 )

ヘッドフォン・イヤフォン視聴コーナー

現在SONYのノイズキャンセリング・モデルはこの3種

すべてワイヤレスモデル

左から、

  • ヘッドフォン  WH-1000XM2
  • 完全ワイヤレス WF-1000X
  • ネックバンド  WI-1000X

ソニーのノイズキャンセリングシリーズは3種

ヘッドフォン  WH-1000XM2

ドライバーユニットは大きいほうが良い音が鳴るということで、本当に良い音を聴きたいならイヤフォンよりも、ヘッドホン

なんですが、で聴いてみたところWH-1000XM2は、ちょっと物足りなかった

WH-1000XM2 はイコライザーで良く鳴る

ただし、

専用アプリ SONY Headphones Connect ( ソニー・ヘッドフォン・コネクト ) で、イコライザーなどを調節したらたぶん良いと思います。音域のカスタム設定も可能です。

視聴する予定のある方は、スマホにインストールしておきましょう。無料です。アンドロイドもiphoen版もあります。

あとは、

装着した感じがちょっとキツメでハードかなぁ。これだとボーズのクワイエットコンフォート35の方が良いフィット感かも・・・。

デザインはシンプルで好きなんですけど。

WH-1000XM2を視聴

完全ワイヤレス WF-1000X

大本命マメ型コードが一切無い

しかも、ノイズキャンセル付き

周波数は、20 ~ 20,000 Hz と、結構物足りないんですけど。大本命。

だったんですが、ノイキャンONで3時間しか使用できないなんて・・・。

WF-1000Xは最強のワイヤレスノイズキャンセリングイヤフォン

家で仕事をしているんですけど、割と騒音がありまして。

有線のMDR-NC300Dだとトイレに移動する際にイチイチ外さなければなりませんし、カナル型の欠点としてコードに服が擦れるとその音をダイレクトに拾ってしまう不快感。

確かに再生音域は今よりさらに低くなりますけど、完全ワイヤレスを実現できるならゼッタイ買う!!

と思っていたのに、いざリリースされると、 「 3時間しか使用できません 」 うーむ・・・。

せめて5時間くらいは持ちませぬか。来年夏辺りのモデルチェンジに期待。

WF-1000Xの充電後、バッテリー3時間の使用制限

↑ ケース兼充電器。

ネックバンド式 WI-1000X

私は別にハイレゾ音源には興味はありません。

確かに、スタジオで録音した音そのまんまを記録した、本来の音であるハイレゾデータは綺麗に聴こえて素晴らしいと思いますが、

曲の値段が高いんですもの

また、本来の音よりも劣化したCDの音。そのCDの音を圧縮してさらに劣化したMP3データでも、良い補完機能、良いアンプ、良いスピーカー&イヤフォン・ヘッドフォンで聴くと、まずまず綺麗に聴こえるのを知っていますから。

だから、

WI-1000Xを良いなと思った理由は、長時間再生に対応したワイヤレスだからです。

2017年製のSONYノイズキャンセイリング

で、

再生周波数帯域は、3 ~ 40,000 Hz と、まずまずのスペック。

ちなみに、

付属コードで有線接続すると、192 KHz/24 bit のハイレゾ音源をそのまま劣化せず聴くことが可能でして、

ワイヤレス接続で、エクスペリアZ4以上などに搭載しているLDACというコーデックに対応してる機種・機材であれば、192 KHz/24 bitをダウンコンバートして96 KHz/24 bitの準ハイレゾ音質で聴く事ができます。

ちなみにCD音源は、48 KHz/12 bitですから、96 KHz/24 bitでも十分CDよりも音が綺麗に聴く事が可能ということです。

まぁ、ハイレゾ音源買わないので、ハイレゾ関係の機能は私にとって無意味。

NCオンで10時間再生、WI-1000Xネックバンド型

ちなみにパート2

WI-1000Xには、CD音源や、MP3音源など劣化してしまった音、特に失われてしまった高音域を補完して再生してくれる機能、DSEEのパワーアップ版、DSEE HDが搭載。

ソニー機器で再生すると音が良いと昔から一部で言われているのは、このようなニクイ機能開発をしているからに他ならない。

再生周波数帯域 3~40,000Hz CD音源・MP3音源を超える

wi-1000xのイヤフォン構造

ダイナミック型+アーマチュア型=ハイブリッド

wi-1000xのドライバーユニットはハイブリッド2WAY

また、スマホで使う場合、ネック部分にマイクが仕込まれているのでワイヤレス通話も出来ます。

WF-1000XとMDR-NC300Dの視聴・聴き比べ

wi-1000xとMDR-NC300Dを聴き比べ。

項目 MDR-NC300D WI-1000X
再生周波数帯域 6 - 24,000 Hz 3 - 40,000 Hz
ドライバーユニット1 ダイナミック型16mm ダイナミック型9mm
ドライバーユニット2 - アーマチュア型 高音専用
外耳道オプティマイザー調整 アプリで○ *
外音コントロール × アプリで○ *
環境ノイキャン自働最適化 電車/飛行機/その他 乗り物/歩行/走る/停止
サウンドモード ( EQ ) ノーマル/BASS/シネマ 11種 アプリで○ * 
サラウンドモード × 5種 アプリで○ * 
サウンド方向コントロール × アプリで○ *
フルデジタルアンプS-Master S-Master HX
イヤーピースサイズ 7種 3種
感度 103dB/mW 101dB/mW
インピーダンス 16Ω 22 Ω
総重量 ( 電池含む ) 61g 71g
再生時間 20時間 10時間
充電時間 × 3.5時間 / 15分だと70分可
価格 29,500円 34,880円

* アプリは、ブルートゥース接続時しか使えません。

よって、有線ケーブルで接続した場合は、音の設定が一切できません

ヘッドホンの時にも話しましたが、アプリを使っていませんでした。

素のイヤフォン設定そのまんまで視聴したことになります。それを踏まえて視聴結果としましては、

39歳の私が聴きやすいと感じたのは、MDR-NC300Dの方です。

フルレンジのダイナミックドライバーの良さ、まとまった音がとても聴きやすい。

ちなみに聴いた曲は、ハイレゾ音源は1つも無く、iTunesで購入した曲や、CDをMP3に落とした曲など。

嵐・ルナシー・チャゲアス・空想委員会・ワンオク・GLAY・宇多田ひかる・福山・乃木坂などなど。

特に 「 お? 」 っと感じたのはライブ音源。空間を表現できているのはやはりMDR-NC300D。

対して、

WI-1000Xの方は、ソニーは今の9mmは、昔の16mmよりも低音が出ます!と言っていた割りに、実際には出ていない。( アプリのEQカスタムで低音を上げる必要アリ )

ライブの空気感がちょっとイマイチ。伝え方が難しいのですが、低音と中音のすき間があまり感じられないと言いますか・・・。(やはりアプリのEQカスタムで好みの音を作る作業が必要だと思う。)

だたし、

高音専用のBAを内蔵しているのかボーカルが前に来ていることがすごい分かります。恐らく80年代のシティーポップのように上手な歌手+控えめなサウンドの曲にはドンピシャにハマルと思う。

回りの曲はどうでもいい!ボーカルの声が聞きたいのよ私は!!という人には超・打ってつけのイヤフォンです。

それに、音の鳴り方がハッキリしているのが分かります。これぞメリハリだよなって思いました。クリアーに聴こえました。

で、

肝心のノイズキャンセリング効果ですが、

これはWI-1000Xの方が低音の騒音のカット具合が一枚どころか、二枚は上手です。バスや地下鉄で試せないのは惜しいのですが、お店の騒音で比べてみた限りでは効果が高いのはWI-1000Xです。

確実に8年の進化を感じられました。大満足。

兎にも角にも、

素の状態のWI-1000X は、低音やつなぎの音が弱くて、高音がちょっと元気すぎるためアプリでイコライザー設定しないとちょっと疲れます

逆に、

アプリでブルートゥース接続を前提で使うのであれば、言うことはありません。イコライザーの他にサラウンドモード ( 俗に言うDSP ) も付いてますし。電話の通話も可能ですし、何にもましてワイヤレスですし。

そして忘れてはいけないのが、1000Xはワイヤレスだということ。

25年前のビクターの赤外線ワイヤレスヘッドフォンから始まって、オーディオテクニカの5.1ch対応デジタルワイヤレス、クルマのFMトランスミッターなどを経験している私メガネちゃんですが、素での視聴でしたが、1000Xの音がワイヤレスだとは正直耳を疑った。

そのくらい良い音に感じました。普通の有線ケーブルのイヤフォンと遜色がない。むしろ綺麗に聴こえてくる。

特にコダワリが無い人で、ネックバンド部分が気にならないという人は、WI-1000Xを購入すれば幸せになれると思う。

2017年秋号sonyヘッドホン総合カタログ

ただ、今回の視聴で感じたことは、

買うなら、

私の使用環境では、

マメ型のWF-1000Xが5時間再生を実現するのを待ちます(笑)

やっぱり、完全ワイヤレスが良いです・・・。

本命は、完全ワイヤレスのWF-1000xですね

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 

¥33,980

ワイヤレス・ノイズキャンセル

送料無料

10時間使用可能な、ネックバンド型のワイヤレスノイズキャンセルイヤフォン。

ハイレゾ対応3 ~ 40,000Hz再生モデル。

専用アプリで音を調節して、好みの音を作れる良いイヤフォンです。

有線ケーブルも付属していますので、ブルートゥース非対応の機器にも接続可能です。

色は、ブラックとシャンパンゴールド

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 

¥24,500

完全ワイヤレス&ノイズキャンセル

送料無料

20-20,000 Hzと再生能力はオーディオイヤフォンとしては弱いのですが、

完全なワイヤレスフリーを実現しています。さらにノイズキャンセリング機能も付いています。

再生時間は、3時間とちょっと短いのですが、通勤・通学で使うのであれば十分期待に応えられるイヤフォンです。

色は、同じくブラックとシャンパンゴールド

アドセンス 8個 mix

-イヤフォン・ヘッドフォン
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