※これは備忘録です。
大前提として、マインクラフトの知識ゼロの人は以下を読んでもらうとmodが理解できるかと。
- マイクラとは、ゴールの無いゲーム。レゴブロックのような広大すぎる空間世界で同じくレゴブロックのようなプレイヤーキャラを動かして、穴を掘ったり・大地を整えたり・家を作ったり・モノを作ったり・敵を倒したり。ゴールが無いということでは「どうぶつの森」や「シムシティ」と似たようなゲームです。熱が冷めなければ8才から始めて80歳でもできますね。ただその間に作ったものは自己満足。youtubeなどにアップしたらお小遣い稼げる程度。そんな感じのゲーム。シュミレーション&ちょっとしたアクション系。
- プレステ4版・プレステ5版ではなくPC版(=java版)
- PC版(=java版)のみ、ゲーム中に「様々な機能」を追加できるmod(もっど)というプログラムを好きなように追加できる(ゲーム進行が楽になる。ゲーム機版ではこれはできない。ってか今までのゲームは(機能追加)なんてできない。新世代のゲーム構成かしらマイクラは。modがあるから世界中で爆発的に大ヒットしたんでしょうね。)
- mod(もっど)を入れられるようにするには、まずForge(ふぉーじ)というプログラムをインストールしなきゃダメ
- マイクラのゲームプログラム本体にはバージョンがある。(当初は1。それが1.0.1 → 1.0.2 → 1.1 → 1.1.2 → 1.1.3 → 1.2 → 1.2.1 → 1.2.2 → 1.3 とバージョンアップされてきて2023年5月20日現在だと1.19.4(頭の1は変わらないので、わかりやすくイメージするなら「バージョン19の第4」かしら。))
- ふぉーじのプログラムにもバージョンが存在する(最初は1.3.2.1 → 3.0.0.69 → 14.23.0.2486 → 41.0.1 → 45.0.0 → 45.0.64)うーん、マイクラ本体のバージョンとは連動しておらず、なんか読み取りヅライですねぇ・・・。まぁ最新は2023年5月20日現在だと45.0.64。わかりやすく言うならバージョン45かしら。ちなみに新しければ新しいほど良いわけではありません。スペシャルなモッドがあったとしても、そのモッドが現在のマイクラ本体のバージョン、現在のフォージのバージョンに対応しているのは当たり前ですが、本体もフォージも新しくなってバージョンアップされたらどうか?古いモッドは対応外で機能せず、ということがあります。だから古いフォージのバージョンもいつまでーもダウンロードサイトに残っているんです(後ほど紹介しますが)。フォージのバージョンは、マイクラ本体のバージョンによって細かくエリア分けされています。フォージ41.0.1はマイクラver1.19にしか対応しませんし、フォージ45.0.0と45.0.64はマイクラver1.19.4にしか対応しません。厳しいですね。まぁ、頭の片隅に入れておいてください。大切なことです。
- もっどのプログラムにもバージョンが存在する(マイクラ本体のバージョンと同じです。)
- つまり、modとはブログガーが好んで使っている「ワードプレス」で言う所の「プラグイン」のこと。(wordpressを知らない人はこの一文は無視してくださって結構です。すみません。)まぁ、要はパソコンにワードというソフトをインストールすると文章が打てる、パソコンをマイクラ、ソフトをmodと置き換えていただければ。
- で、ふぉーじ・もっど、この両方のプログラムは、マイクラを作った会社が「公式で作ったものではありません」ので、もしmodの中に「悪意あるプログラム(トロイの木馬等)」が仕込まれていたらどうでしょう?現在ではそのような報告は上がってきておりませんが赤い国あたりが「超使えて動作の軽いありがたいmodを開発」してヒットしてダウンロードされまくり、しかしその中には悪意あるプログラムが仕込まれており後の金融崩壊に繋がることを今この段階では知る由もなかった・・・、とならないとは断言できないんです。要は、modを入れてパソコン壊れたとしても、パスワード抜かれたとしても自己責任ですからね、ということ。
続いて、
PC内の java(ジャバ)というプログラムが最新じゃないと「ふぉーじ」がインストールできません。まずはjavaを更新アップデートさせましょう。
ちなみにjavaとはオラクル社が提供しているプログラム言語のこと。
https://www.java.com/ja/ で最新版をダウンロードして、インストールして再起動しましょう。
続きまして、
機能追加(もっどの追加)で重要なのがバージョンです。
- マイクラ本体のバージョン
- ふぉーじのバージョン
- もっどのバージョン
ここで、クイズ。
-------------------------
マイクラのバージョン
1.10.1(バージョン10)
-------------------------
ふぉーじのバージョン
11.14.4.1577(バージョン8のフォージ)
-------------------------
もっどのバージョン
1.12.1(バージョン12のモッド)
-------------------------
この構成で、
ver. 10
ver. 8
ver. 12
もっどが動くと思いますか?
賢明な読者の方はもう理解していただけるかと存じますが、
バージョンがバラバラだと、
動きません!!
「プレイ」ボタンを押してもマイクラがスタートせず「クラッシュしました」と表示されます。(実際にセーブデータが消し飛んだワケではなく、ゲーム起動できないよ!助けて!とPCが訴えているだけです。安心して下さい。)
例えば、ネットで、
「うわ!何このもっどの機能!?めちゃ便利じゃん!!」
と新しいモッドを発見したのは良いのですが、
本体のバージョンも、ふぉーじのバージョンも確認せず、
もっどのバージョンすら確認せず、
単にもっどをダウンロードして規定のフォルダに移動させて、
「プレイ」ボタンを押したら「クラッシュしました」
「なんでだよ!ムキー!!」
だがしかし、
「なんでバージョンを統一しないのさ!バージョンが一致しなかったら動かなくて当然だよん!」
ということに。。。
はい、
モッドで機能を追加させたければ、
それぞれ3つの「バージョン」を合致させましょう。
※少しバージョンが離れている程度の場合は、使うことができる場合もあるらしい。使えればラッキー。
流れ的には、
①まずは、ネットで調べて、インストールしたいモッドを発見する。
②モッドのバージョンを確認する。(モッドによっては、様々なバージョンに対応していて「好きなバージョンの私を選んでダウンロードしてね」というモッドもあれば、「私のモッドはこのバージョンにしか対応していない。他のバージョンで遊びたいだと?無理だ。帰れ。あきらめろ。」という孤高なモッドも存在します。)
③ ②のバージョンと同じふぉーじをダウンロードしてインストールする。
④ ランチャーの起動設定で、ふぉーじのフォルダを指定する。versions→バージョンのフォルダ
⑤ 一回、起動する。そしてすぐゲームを終了。
⑥ versions→バージョンのフォルダ→saves に、セーブデータをコピー。
⑦ 再度起動する。以前のデータで遊べます。
※マイクラ本体のバージョンについては、
ランチャーにて変更できるので置いておきます。
必要なのは、
- ふぉーじのバージョン(自動で本体のバージョンがふぉーじと同じになる)
- もっどのバージョン
ということです。
ちなみに、「今までPC版でモッドを使わず長くプレイしてきたけど、モッドに興味がある。でも、フォージとか本体のバージョンとかをインストールしたら今までのセーブデータ飛んじゃわない?」という疑問があると思います。
マイクラのセーブデータは
Cドライブ → ゆーざーの名前のフォルダ → AppData → Roming → .minecraft フォルダを開くと以下のフォルダが現れますが、
assets
backups
bin
config
crash-reports
defaultconfigs
libraries
logs
mods
resourcepacks
saves
screenshots
versions
webcache2
「saves」フォルダに格納されていますので、
sevesフォルダまるごと、デスクトップ上に「コピー」しておけば安心ですね。もしくはUSBメモリーなどに保存してパソコンと切り離してバックアップとして取っておけば、パソコンが本当の意味でクラッシュしてもやり直しが効きます。
よって、PC版マイクラをやり始めて結構経つけどモッドを入れようと思うという人は、フォージやモッドのインストールの前にまずはsevesフォルダをどこかに「コピー」しておきましょう。
モッドは、世界各地に様々な種類が豊富に有りすぎて
全部など到底紹介できません。無理です。
モッドのバージョンについては、ダウンロードサイトを直接確認して調べてみて下さい。
で、フォージのバージョン。
フォージをダウンロードできるサイトは1個だけ。わかりやすくていい。
公式サイト → https://files.minecraftforge.net/net/minecraftforge/forge/
左側にはマイクラのバージョンがあります。
例えば、使いたいモッドのバージョンが1.19.3に対応しているのであれば、
左側よりマイクラ本体バージョン+1.19をクリックして、その下に表示される1.19.3をクリックします。
で、Recommended(おすすめ)と書いてある方のInstaller(インストーラー)をクリックしてダウンロード、インストール(Install clientを選択してOKをクリック)でOK。インストーラー自体は6メガ程度なので一瞬でDLできます。
これでフォージはOK。簡単です。
※ダウンロードが進まない、ダウンロードにならない場合、画面の右上、右です。右上です。
右上にカウントダウン後に、
絶対「SKIP」という表示(ボタン)が出ているのでクリックしてください。これでダウンロードがスタートします。
上記の1.19.3のフォージをダウンロードした場合、
ダウンロードフォルダ内にダウンロードされたインストーラーは、
forge-1.19.3-44.1.0-installer.jar
とう名称で存在しているはずです。
意味は、
フォージです。マイクラ本体はバージョン19の第3で、それに対応して用意したフォージはバージョン44の第1でございます。ダブルクリックでインストールが開始されます。.jarという拡張子は「java」を意味してます。
という意味です。
インストーラーをダブルクリックするとふぉーじのインストールが始まります。その際に「項目選択」が出てきますので「Install client」を選択してくださいね。
※この際に、よく見てみると「項目選択」の下に「アドレス」が表示されているのがわかります。
Cドライブ → ゆーざーの名前のフォルダ → AppData → Roming → .minecraft
で、このインストーラーでインストールすると、
Cドライブ → ゆーざーの名前のフォルダ → AppData → Roming → .minecraft→ versions の中に、
1.19.3-forge-44.1.0 フォルダ
が作られます。
ふぉーじのダウンロードの際に、左側に様々な本体バージョンがありましたけど、それらをすべてダウンロードしてインストールした場合、
その数分だけ、
Cドライブ → ゆーざーの名前のフォルダ → AppData → Roming → .minecraft→ versions の中に、
新しい対応した名称のフォルダが作られていきます。
先程も説明させていただきましたが、
マイクラ本体のバージョンは新しければ新しいほど良いというわけではなく、
バージョンが古いから面白くない、というわけでもありません。
マイクラ本体が新しいと、古いモッドが使えなくなるという弊害があります。
よって、このフォージのダウンロードページには、古いフォージがいつまでもダウンロードできる状態になっています。
古いバージョンでストレスなく好きなように遊ぶのもマイクラの正しい遊び方です。
さて、ふぉーじがインストールできたら、
マインクラフトをマインクラフトランチャーから立ち上げる。
すると、Forgeのマークが出ているはず。
で、起動構成をクリック。
で、フォージにカーソルを合わせて右端に出る「・・・」をクリック。
編集をクリック。
フォルダーのURLを、
Cドライブ → ゆーざーの名前のフォルダ → AppData → Roming → .minecraft→ versions→1.19.2のフォージを選択。
で、一度ゲームを立ち上げる。問題なく動くのを確認してゲームを閉じる。
Cドライブ → ゆーざーの名前のフォルダ → AppData → Roming → .minecraft→ versions→1.19.2のフォージ を開く。
saves セーブフォルダ
があるので、今までのセーブデータをここにコピー。
mods フォルダもあるので、
ここにダウンロードした1.19.2に対応するmodファイルをコピーする。
で、ゲームを立ち上げる。
するとmodの一覧に追加したmodが表示される。
modの導入完了。あとはプレイするだけ。
modの使い方については、そのモッドの名前+使い方で検索して調べましょう。
ポケモンmodなどは低スペックだと起動がめちゃくちゃ時間かかります。
マイクラ本体のバージョンは、1から最新の19まであるわけですが、
とあるサイトのまとめでは、
1番人気の本体バージョンは、1.12 です。つまり12です。
モッドが一番豊富に使えるんですって。
さらにモッドは英語が当たり前ですが、日本語の和製モッドも豊富だとか。
2023年現在で、新しくPC版を始めるなら、
1.16.5が良いらしい。つまり16。
12からの移行もかなり進んでいるとか。
ただ、和製モッドは減っているらしい。
影モッドってなんだ?
モッドはマイクラ本体に機能を追加するプログラムです。
影モッドとは「影を操るプログラム?」と思われるでしょうが、
正確には「グラフィックの表示プログラム」になります。
導入すると、
- グラフィックがキレイ
- 設定項目で、描写力を下げて表示速度を上げる
などができます。
動きがカクカクということは、パソコンの処理能力が追いついていないから。
描写力を下げて鮮明さ綺麗さを落とす代わりに、表示速度が速くなりなめらかにプレーすることが可能になるらしい。
導入方法は今までのmodとは少し異なる。
マイクラ本体のバージョンの縛りがあるのは同じ。
まず、OptiFineという前段階のプログラムをDLしてインストールしなきゃだめ。
OptiFineもマイクラのバージョンの数だけバージョンがあります。
で、大前提に影modのバージョンが一番の基準。
影モッドのバージョンが、1.19.2であるなら、
OptiFineのバージョンも、1.19.2のヤツをダウンロードしてインストールする。
https://optifine.net/downloads
+Moreをクリックすれば古いOptiFineが現れるので1.19.2を見つけてダウンロード。
ダウンロードしたらファイルをダブルクリックでインストール。
インストールしたらそのファイルを、
Cドライブ → ゆーざーの名前のフォルダ → AppData → Roming → .minecraft→ versions→1.19.2のフォージ→mods に入れる。
続いて、入れたい影モッドをダウンロード。
当然、1.19.2に対応したヤツ。
ダウンロードファイルはzip状態だと思う。
影モッドは基本zip状態。解凍はしないでもよい。
(ただ、外箱という意味でzipになっており、解凍すると複数zipという場合は外箱だけ解凍する必要がある。)
Cドライブ → ゆーざーの名前のフォルダ → AppData → Roming → .minecraft→ versions→1.19.2のフォージ→ ここに、
「shaderpacks」というフォルダを作る。
Cドライブ → ゆーざーの名前のフォルダ → AppData → Roming → .minecraft→ versions→1.19.2のフォージ→shaderpacksの中に、
zip状態のファイルをそのまんま入れる。
ゲームを立ち上げる。
Optifineの警告が出るが、「続ける」をクリック
「Mods」をクリック。普通、modを追加したらこの一覧に登場するが、影モッドは登場しない。閉じる。
「設定」をクリック→「ビデオ設定」をクリック→「シェーダーの詳細設定」をクリック
すると、入れた影モッドが表示されている。
例)
なし
(内部シェーダー)
Chocapic13_V9.1_Extreme_beta_5.zip
○○○○○○○○○○○.zip を選択し、「完了」をクリック。
ゲームをプレイして、表示・表現・グラフィックが変化していることを確認してみよう。
ちなみに、
windowsのCPUが
core-i5 3000 で、外部グラフィックボードが搭載されていないパソコンで影モッドを導入すると動作が激重のカックカクで遊べたものではありません。
古いノートパソコンしか持っていない場合は、
買い替えたほうが良さそうです・・・。
(重いmodや、影モッドを入れなければ、上記のスペックでも問題なし。)